やる気を出すために皆さんの感想をお待ちしております。
ちょっとした感想でいいので下さい。感想を貰えればやる気が出ますので。
今回のお話しは、輪廻さんの天の呼吸についてと那田蜘蛛山の様子です。
では、どうぞ。ごゆっくり!
いつも通り鬼化しても柱だった頃と変わらず鬼の頸を斬って斬って斬りまくり、藤の家紋の家で休憩させて貰ったり宿を取ったりしながら鬼殺隊士としての任務を勧めているといつの間にか階級が『
昔の知人風に言えば、すぴーど出世(?)ってやつだろう。
出世速度にも驚いたが縁壱さんと話しながら、それよりもずっと重要な事に気づいた。
「天の呼吸の基本の拾の型って
『まぁ、教えなかったからな…』
そう。私が
言われて見れば結構似てる。
『天の呼吸 壱の型 天輪』は、『水面斬り』の斬撃に『碧羅の天』の威力を上乗せした感じだ。
『弐の型 神隠し』の足捌きは、『流々舞い』の足捌きにそっくりだ。さらに言えば『幻日虹』のように回避に使えるし『飛輪陽炎』みたいに相手の目算を狂わせる効果もある。
『参の型 伊邪那美』を『生成流転』のように連続して使えば劣化版『日暈の龍 頭舞い』に変化する。
さらに言えば『肆の型 伊邪那岐』は、『雷の呼吸』に似てる。
『伍の型 八尾比丘尼』は、『岩の呼吸』のしっかりとした構えに防御特化に変化させた『灼骨炎陽』を付け加えた感じだし、『漆の型 毘沙門天』に至っては完全に『陽華突』と『煉獄』の合わせ技だ。
『陸の型 志那都比古』は、『風の呼吸』に『岩の呼吸』構えと『炎の呼吸』の圧倒的威力を足した超高威力の飛ぶ斬撃だ。
『捌の型 武御雷』は、力任せの技だが割りと『滝壺』に似ていたりもする。
『玖の型 月読』は、『月の呼吸』なるものに『風の呼吸』と『雷の呼吸』を合わせたらしいが、そもそも『月の呼吸』の使い手を誰一人として知らないので何とも言えない。
『拾の型 天照』に関しては、『円舞』と『碧羅の天』の合わせ技としか言いようが無い。
『拾壱の型』は…完全に『干天の慈雨』と『飛輪陽炎』を参考に作ったみたいだ。
因みに『零の型 黄泉』と『終の型 高天原』は、流石にどの呼吸法も参考にしていないようだ。
そりゃそうだ。あんな「一生分の殺意を込めました!」って感じの殺意マシマシの型と「これが失敗したらお前の勝ちだ!」って感じの諸刃の剣の型を持ってる呼吸法なんて私は知らない。
「それで?私に『日の呼吸』を教えるって話は如何なりましたか?」
『お前が望むのであれば教えるが…どうする?』
「……………」
縁壱さんの言葉に少しの間、考え込む。
確かに縁壱さんの提案は魅力的だ。1年以上前に一度断ったとは言え、もう一度提案してくるのは今後必要になってるくると言う事であろう。
しかし…歴代の柱達や天の呼吸の継承者達が誰一人として再現出来なかった始まりの呼吸にして最強の呼吸法とされている『日の呼吸』を私なんかが再現できるのであろうか?それとなく聞いてみたら『不可能では無い。お前にもそれなりの才能と適正があるから完全とは行かずともある程度…4割位ならば再現出来るだろう』とか言ってた。本人が憑りつけば全盛期の8割方再現出来るらしいが代わりに私が身体を鬼化させないと身体の方が先に壊れるらしい。どんだけなんだよ日の呼吸。
しかし使えれば有利になる。使えなくとも縁壱さん指導の下、基本五つの呼吸を極める事が出来たから問題はないが…
(上弦の壱が問題なんだよねぇ…)
そう。問題はそこだ。
上弦の弐である私より位が上の十二鬼月最強の鬼。
『上弦の壱 黒死牟』
私がまだ鬼殺隊の柱だった頃に当時の水柱と風柱に鳴柱を加えた三人の柱を同時に相手にして返り討ちにした正真正銘の化け物だ。
柱を三人同時に相手にして勝利を収めるなんて鬼化した私でも出来ない。縁壱さんが憑りついて代わりに戦ってくれるなら話は変わるが個人の力で倒す事は多分無理だ。
しかもあの鬼は、私のご先祖様の18代目と25代目天の呼吸の継承者を殺したらしい。
私も大概だが天の呼吸の歴代継承者は皆、異常な強さを持っていた。
そんな天の呼吸の使い手を二人も倒した鬼となれば確かに今よりもずっと強くならなければならない。
縁壱さんの話によれば最後に戦った当時ですら私より強かったらしい。若干の思い出補正が入ってる可能性もあるが
刀を地面に叩き付ければ地割れが起こり、刀を振り上げれば天が割れ、刀を振れば軌道上に存在する全てを斬り裂き大気が悲鳴を上げたり、無数の剣を生み出し全方向から斬り掛かって来たり、六つの目から光線を発射し口から火を吹く鬼になんて、とてもじゃないが勝てる気がしない。
刀を振って無数の斬撃を生み出すだけなら普通に『八尾比丘尼』で対処出来るが、縁壱さんが言う黒死牟って鬼に勝てる自信は無い。精々、10秒持つかどうかって所だ。
「縁壱さん!日の呼吸を教えて下さい!!」
なので日の呼吸を教わる事にした。
『良いだろう。少し難しいぞ?』
「望む所です!」
私の宣言に縁壱さんは少しだけ微笑みながら腰の日輪刀を抜いた。
『では、始めるぞ?』
「はい!」
その宣言と共に日の呼吸の修行が始まった。
「カァーカァー!サッサトイクゾ!」
「あい…」
その修行は鎹鴉が任務を伝えに来るまで続いた。
「那田蜘蛛山ニ向カエ!隊士達カラノ応援要請ダ!サッサトイクゾ!」
「蜘蛛…?蜘蛛!?ヤダー!!虫は嫌だ!逃げッ…!!?き、筋肉痛!う、動けない………!謀ったな縁壱!?」
『お前は何を言ってるんだ?それよりも任務なのだろう?少し身体を借りるぞ』
「すまなかったな、小次郎殿。それでは早速向かおうか」
「ナンカ変ワッタナ?マァ、別ニイイカ」
『ヤダー!やめろ!は!な!せ!身体の支配権を返せ!ヤメッ、ヤメロー!!』
そしてそのまま那田蜘蛛山へ任務に向かった。
◆
一方その頃、那田蜘蛛山にて
「累…家族を欲するのは…悪い事では無い。しかし…暴力で作られた家族は…本当の家族では…ない」
上弦の壱である黒死牟が下弦の伍である累を叱っていた。
「黒死牟さんも同じ事言うの!?僕たちは家族としての絆で固く結ばれているんだ!どうしてそれを否定するの!?」
「累…否定は…していない。ただ…もう少しだけ…他の者達の意見も…聞いた方が良いと…言ってるだけだ。お前も…無理矢理…やりたくない役割を…与えられたら…嫌であろう?」
累も反論したがド正論を突き付けられ言い淀む。
「そ、それは…そうだけど。でも母さんは、嫌がって無いよ!そうだよね?母さん?」
累の言葉に母蜘蛛鬼は、ひっ!と短い悲鳴を上げる。
「え、えと…それは……」
「母さん?」
おどおどしていると母蜘蛛鬼を見た累が威圧的な声を掛けた。
「ヒッ!い、嫌じゃないです!全然嫌じゃないです!」
「ほらね!嫌がってないよ!」
酷い三文芝居を見せられた気分の黒死牟は、ゆっくりと母蜘蛛鬼に近づく。
「ひ、ヒィッ!!」
下弦の伍であり自分を家族ごっこに付き合わせている累と比べる事も烏滸がましいとすら感じる圧倒的な威圧感を放つ黒死牟を前に母蜘蛛鬼は、腰を抜かし無様に後退るが黒死牟はその歩みを止める事は無い
「落ち着け…何もしない」
「ひゃい!?」
出来る限り優しく声を掛けて母蜘蛛鬼を落ち着かせようとするが圧倒的な威圧感の前ではその言葉も意味を持たない。
「………落ち着け…何も怖くない…落ち着け…」
「えっ………?」
「なっ!?黒死牟さん!?」
「嘘っ…!?」
「ひゅ~!お熱いね~!」
言葉が意味を持たないと理解した黒死牟は、屈んで片膝を着いた状態で母蜘蛛鬼の右手を握りながらそっと抱きしめた。
その行動に一家がそれぞれの反応を見せた。
母蜘蛛鬼は、何が起きているか理解出来ず戸惑い、累と姉蜘蛛鬼は単純に驚き兄蜘蛛鬼は二人を揶揄うように口笛を吹いた。
「安心しろ…私が付いてる…嫌なら嫌と…言えば良い…我慢する必要は…無い」
黒死牟の天然タラシが発動した!
「…は、はひぃ」
母蜘蛛鬼は魅了された!
「か、母さん…!」
累は嫉妬している!
「累…そう言う訳だ」キリッ!
「いや、如何言う訳だよ。人妻寝とっただけじゃねぇか」
「………」
黒死牟の台詞に累の鋭いツッコミが炸裂して黒死牟は押し黙った。
そのままとんとん拍子で話が進み、
「では、これからよろしくお願いしますね?
「…まあ、いいだろう」
黒死牟が累の兄に成った(縁壱さん嫉妬案件)。
そして那田蜘蛛山は、原作よりも遥かに鬼畜仕様になったのである。
今回は少しだけキャラ崩壊が起きました。まぁ、半分ギャグだからと言う事で許して下さい。
次回は、那田蜘蛛山に到着…すると良いなぁ(遠い目)。
出来れば那田蜘蛛山で今の輪廻さんの力が黒死牟殿にどの程度通用するかを見せたいです。
自分的には…「ほぅ…中々の物だな」って感じに力は通用するけど倒せるかと言えば不可能と答えざるを得ない位の勝負をさせたいと考えています。
えっ?縁壱さん?あの人は…炭治郎が居るじゃん?ねぇ?
では、また次回!
輪廻が天柱だった頃の過去編(?)みたいな話を読みたいですか?
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見てみたい
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別にいらない
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どっちでも
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時間があればで良いよ