どうも、自身の深層領域に辿り着いたら色々あってわたしと戦う……っと言う名のアソビを始める事になったヌエです。今のワタシの姿だけヒトっぽい感じですが。
さて、改めて対峙するは自身でありもう一人?もう一神?なワタシのアラガミ体事ヌエ……の小型版が相手ですが、どう崩していくか悩みが尽きません。
(ワタシが終わりたくてもわたしが終わりたくないって言ったら終わらせられなさそうだし。かと言って圧勝も勝利も敗北も大敗も全部ダメっぽくて……で落し所を探してそこに入れないとどっちかがもしかしたら両方とも消滅する危険性が高いの本当にクソゲー。部位破壊全部したら折れてくれないかな?わたしは……いや、ワタシなら死ぬまで、消える直前まで抗うだろうな。)
色々と本当に色々とあるがどうあれこの遊びと言う名の喰い合いが始まる。ワタシが知っている動きを何処までするかもあるが、ワタシが思いつかなかった動きをわたしがするのが問題だ。下手に突っ込んでもカウンターで終わる可能性も十分考えられるし無いとは思うが別の奴を具現化して同時に襲ってくるとかもとか無いといいなとワタシは思う。
そんなこんなで思考と言う名の逃避を続けていたがわたしが突っ込んで来た。とにもかくにもワタシはわたしを殺す気は無いし喰う気もない。スタミナの概念がないであろうこの領域での戦闘が始ます。
とりあえず、ワタシは左に飛びながらカウンター気味に薙ぎ払いを一閃入れて再度距離を取る。わたしはダメージを気にせずに再度こちらに突っ込んで来るが……
〈ソォレ!〉
途中で飛び跳ねてワタシも良くやるハンマーを振りかぶってきたが、身体が動いたと言うべきかバックフリップで髪の毛の毛先っぽい部分を掠らせながら神機モドキに力を籠める……イメージ出来るなら応用とも言えるか分からないがやってみる。基本的な動きに変わりはないのだから出来たらいいな程度の気持ちで。
「そぉれ!」
〈ワァ!〉
空中から地上目掛けて一気に突っ込む。動きとしてはGE3でのスターダストレインの様な動きでミニヌエにカウンターの要領で突っ込む、パイプを傷つけながら背後にまで移動することに成功した。力加減が分からなかったのか着地地点で止まるこの技が最初の立ち合いの位置程の距離まで移動してしまった。
〈スゴイ!スゴイ!ソレモ、シラナイ!〉
「でっしょうねっ!」
試せて出来たこの今のワタシだから使えるであろう
意気込みだけは威勢よくして実際のワタシの立ち回りは慎重そのものだ。攻撃を避けてからその隙を突いてチマチマとせめて避けれない攻撃にはジャストガードでダメージを最小限に抑えてから再度位置取りをして次に備えるっと、非常に地味な戦い方だ。
〈ウーン、ジャ!わたしハコレヲツカウネ!〉
幾度目かのカウンターを決めた後にわたしはそういい、両手のキャノンを手首同士を合わせる様にして内部の砲身をこちらに向けてきた。コレって事はパワー型や貫通型だろうか?いや、まさか……
<イッチャエ!>
「っと!それってシユウの!」
放たれたのは球状の炎と雷の様な弾を連射してきた。見た目は完全にシユウの放つ連続弾の様なのだが、ごちゃごちゃに混ぜられて撃てるのは知らなかった。しかも炎は被弾地点が燃え広がって延焼して、雷は一瞬膨張して放たれたサイズより大きくなってそれぞれ着弾している。
(そしてシユウの連続弾ならこの後に……)
バックフリップとステップで余波を喰らいながらだが、この後に迫る予想に対してワタシは目を光らせる。流石にアレを喰らったら後が辛くなるしどんな追加効果があるか分かったもんじゃない。シユウ単体ならまだしも相手はアレだけ色々喰って来たワタシでもあるのだから……
〈ォリアー!〉
放たれたのはよりによってサリエル神族のレーザーであった、しかもカーブしながら太いホーミングレーザーを二本放ってきたのだ。
「我ながらめんどくさいなぁ!」
大型球弾を予想していたのだが、いつかどこかで来るだろうと思っていたレーザーだったのでそれの一本をジャストガードでなんとか相殺して、もう一本はバックフリップで虚空へ誘導させなんとかやり過ごすことが出来た。
〈サスガダネ。コレモキカナインダネ。スゴイ、スゴイ!〉
「……あんまり余裕なかったんだけどね。こっちとしてもそこまでわたしが使えるとは知らなかったわ。」
ワタシを手を叩きながら誉めるわたしと、いつかはとは思っていた喰って来たアラガミの能力がここまで複合出来た使えるとは……流石ワタシの本能でアラガミの濃い部分だけあってかあんな事を出来たのであろう。ワタシも多分出来るといいな。
<ヨ―シ、ツギハモットモットイクヨ!>
「勘弁して欲しいんだけなー!」
わたしは一度立ち上がり威嚇行動してパイプから空気弾型のミサイルを三発放ってきた。……クアドリガのミサイルポッドって結構いい歯応えで美味しかったなーとか思いつつワタシも神機をスナイパーに一度切り替えて迎撃を選択した。
「それそれそれ!」
しっかりと発射されてスナイプ弾三発はミサイルに当たり空中で爆散したのだが、爆散した拍子にその下に小型弾が降り注いだ。トマホーク型だったとはこれはまた……
若干であるが緩んだワタシの隙を見逃さずにわたしがこちらに縦回転しながら突っ込んで来るが……両手を外に伸ばし手の平からランスを出しながらだが。
「えーい!今度はそれか!」
一応、本当に一応だが縦での回転アタックの改良で範囲を拡大させる方法として頭の片隅に置いていたアイディアだったが、アラガミ相手には使い道がいまいち見えなかったので思想のみで使用を止めた技だったのをヒトで対峙するとこんな感じなのか。そしてサイズが縮んでいてこれなら……
突っ込んで来るわたしを一度斜めにジャンプして伸びきった右腕に一刺し入れてワタシは着地した。反対側で一度止まったわたしは顔をしかめながらもう一度同じ回転アタックを仕掛けて来た。
無論、同じ様にジャンプしてから一刺し入れて対処した。そう、これは脳内でシュミレーションしてみたのだがどうやっても伸ばした部分を叩かれると思ったのでこの案は一応の破棄して隅っこに保存にしておいたのだ。実際ワタシ程度で対処出来てしまったのならリンドウさんやユウ君にソーマ辺りに腕ごとぶった切られそうだ。下手したらスナイプもされる可能性まである。
<ムー、コレヤッパリダメ?>
「ダメでしょ?ワタシで対処出来るなら初見でギリギリ当たるかどうかで、次回からはもう対処されるのが目に見えるわ。」
イイトオモッタンダケドナっとしょんぼりするわたしに、ワタシはワタシであれにハガンコンゴウ様な属性を纏えれば話は変わって来るんだけど。今それをやられるとサイズが縮んでいるとはいえガードも厳しいので胸に秘めておく事にした。今度彼らと対峙した時にちょっと試してみよう。
「それじゃ、(一応だけど)ワタシからも行くよ!」
多少とは言えこっちからも攻める意志を見せておかないとどうなるか分からなくなってきたのと、思った以上に落ち込んでいるわたしの為にワタシは神機を握った片手に活性化させたオラクル細胞を流し込みながら駆けだした。
わたしも為にもワタシの為にもこれから嫌ってなるほど戦う動きのほんの一部でもいいので体感して経験して後の糧に代える為に、突っ込んで来るGEの対処をこんなバグじみた事じゃないとこの先が絶対辛くなる。実は気にしているこの世界が初代のGEなのかリメイクのGERなのかすらワタシは知らないのだから。一番の変化点であるディアウス・ピターに会うのが分かりやすいのだがワタシは結局後ろ姿すら見れなかったのだから本当に知りようがないのだ。シオちゃんとの初遭遇の時に見れてたら良かったんだけどなー!
「よそ見してると!」
〈ウ、ウワァ!〉
神機に回したエネルギーを解放して相手に突撃するチャージグライド、だが基本的にどこまでが限界が分からないそして最大値も分からないので貯め込んだ分を解放したらワタシも知らない程の速度で突っ込んだ。例えるなら捕食行動時のバルムンクの突進が一番近いかも知れない。考え事しながらやるもんじゃなかったわ。
ミニヌエであるわたしもワタシの警告で一応避けれはした。ワタシもこんな速度で突っ込むとは思ってなかったので制御が効かないで避けた所を通りすぎる様にしただけなのだが……これ本物の地面があったらワタシが通り過ぎたの部分が抉れてそうな気がしなくもない。
外した後のブレーキも考えてなかったワタシは咄嗟に神機を足元に刺して強制的にブレーキを掛けて何とか止まれたが……最初の会合時の倍以上距離を離れてしまった。もしかしてだけど加減を考えないと行けないのはワタシもだったらしい。
一応ブレーキ時に力を込めてたのでチャージも完了はしていたので、引き抜いてから再度解放による突撃を再開。今度は離れてるのと先程見たからかわたしはどうやら迎撃を選択したらしくあの構えから察するに張り手からランス串刺し辺りだろうか?ならば、ワタシがする行動は……
わたしの張り手に合わせてこちらも手の平にある発射口目掛けてワタシも神機を向けて勢いのままに吶喊する。
しかし実際は違った。わたしがやってきたのは貼り手からの勢いを加えたプリティヴィ・マータの氷柱飛ばしだった。
「!??!!?」
完全に虚を突かれたがワタシ自身もう止まらないし対処する時間もない。ので仕方なく氷柱を喰らいながら、チャージグライドをそのままわたしの右腕事貫いた。
一旦、戦いの気配が止む。否緩んでいるっと言った方がいいか。今の現状に驚愕しているワタシも恐らく背中を向けてるからちょっと分からないがわたしも多分このダメージに驚いてる……っと思いたい。
(油断したぁー……うげぇ、左腕側抉れちゃってる。出血とかはないみたいだけど今だけは無くなった感覚も凄く感じる。ある意味、これで済んで良かったのかも知れない。)
そこに確かにあったワタシの腕が消えた。喰われたと言ってもいいのか知れないがとりあえずはちょっと動きにくいだけで済んでいる。本来腕が消えたら……微かにしか覚えがないが不味い状況に違いない。向こうでわたしも唸っている事だし。
〈…………〉
「どうするわたし?こっちはまだやれるけど?」
<ウン、コレイジョウハドッチモキエチャウネ。>
そう言って、こちらを振り向いてくれたわたし。そして、ワタシが貫いた腕を再生させながら全身で喜びを表す様に叫んだ。
<デモデモデモ!スゴク、スゴク!タノシカッタ!コレガタノシイッテコトナンダネ!イママデズットワタシヲナガメテイルダケダッタ!ココデイマヨリタリナイママノわたしデ、ワタシヲトオシテミテイタダケデツマラナイダケダッタケド!モウ!モウソウジャナイ!!!わたしハタシカニ!タタカッタ!!!>
色々ワタシはその姿を眺めて、驚いている。ここまで感情を爆発させたのもあるが……腕が再生した事も驚きだ。そう言えばイメージで具現化出来ると言っていたから……あ、出来た。腕が元の様に戻った。……相変わらず何処かぼやけて薄っすらしていてるが確かにヒトの腕だ。
感覚を確かめる様に握っては開いてを繰り返していたら、わたしが何処か難しいそうな顔をしながら。
〈ワタシ、ソノヤリカタ。アンマリシナイホウガイイヨ。わたしハアラガミのカタチガアルカラデキタケド、ワタシノソレハドコカラキテルノ?〉
「え?えーと……そ、そう!相手にしてたゴッドイーター達の……」
<ソレハチガウ。ワタシノソノウデハワタシダケノモノダカラ、ホカラハ……クエルモノジャナイ。ソレハワタシニアルキオクノノコリダトオモウヨ。>
「記憶、の残り?」
<ウン、ワタシガウスイノハタブンソウナノカモシレナイ。わたしガアノアラガミヲダシタノトタブンオナジダトオモウ。わたしもアレハミテタダケダカラ。キット、タリテナインダトオモウ。ソウイウノガ。>
わたしが言った喰えると言うのは多分、得られる持てるモノの総称だと考えると……ワタシにろくな記憶がないから今ここに居るワタシが曖昧でどんな人物だったのかが分かっていないからこの様に薄っすらとして曖昧なのだろっと言う事らしい。
納得しかない。ワタシ自身ワタシがどんな人間だったかなんてこれっぽちも記憶にないのだから。いや、寧ろヒトの形が残っていたのがある意味奇跡だったのかも知れない。アラガミに精神体を喰われていたりとかワタシ自身が己の見失うとか……不味かった事は幾らでもあったのかもしれない。
<わたしハモウタベタクナイカラ、アトハワタシシダイダヨ。ダカラアンマリ……ソウ、ムチャハダメダヨ。ドコカデキエチャウカラ。>
「……分かったわ。元々それが嫌だからここに来たんだし。ワタシの想いは変わらないわ。」
<ウン。デモワタシガキエタラわたしモキエチャウカラ、コレカラハわたしもイッショニイルヨ。>
ココカラミテルダケダケド、っとわたしが言ってくれてそれを聞いてワタシは何故か脱力してその場で崩れてしまった。
<エ?エ?ワタシ、ドウシタノ?>
「……うん、大丈夫。……ありがとね、わたし。」
思えばこれまでずっと一人だったから初めての味方に、何か大きなショックを受けた。ワタシの中にあるある種の緊張が切れたのかもしれない。心の底から安堵はきっとこちらに来てからは初めてだったから気にしてはいられなかったから無視していた自分の限界がここで堪えたらしい。でも、今感じている感覚が心地よいのだけは確かだ。
「ふふ、何の事か分かんないって感じだけど。ワタシにとってはここに来るって決めてた時以上のモノが手に入ったのよ。」
<ソレッテソンナニヨカッタノ?>
「うん、とてもね……」
さて、目的も果たせてわたしの遊びも終わった。オマケで良いモノまで手に入ったこの喜びを胸にそろそろあちら側に戻らないと。
「そろそろ戻るわ、こっちでやりたい事は全部終わったから。またね、わたし。」
<ウン、ワカッタ。モドルニハソトヲカンガエルトココカラデレルヨ。マタネ、ワタシ。>
ワタシが手を振るとわたしも手を振ってくれた。こんな些細な事なのに心には何とも言えないアラガミを喰っている時とは違い満ちる感覚が広がっていく。
そんな感覚のままにワタシは来た時とは逆に上へ、上へと上がっていく。小さくなっていくわたしはそれでも手を振り続けてくれた。
さぁ、戻ろう。あっち側へ……これからも苦しい事も辛い事が本当に多くあるけれどワタシは前までの一人じゃないのだから。わたしと一緒にこれからを生き抜くんだから。
やっとできました。お待ちした方にはようやくですが文章に出来ました。
いやーモンハン楽しすぎる……そして動きの参考になりそうなのが多くて実は非常に嬉しかったりもします。
それでは、今回もご愛読ありがとうございました。次からはまた原作をなぞる形にやっていきます。