学戦都市アスタリスクin黒の剣士   作:小説大工の源三

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すまない。
投稿が遅れてすまない。
中間テストに7時間授業で執筆の時間が取れなかったんです……
それと今回は短めです


桐ヶ谷和人とアルルカント

扉から顔を覗かせたのはクローディアだった。

 

クロ「このトレーニングルームは《冒頭の十二人(ページ・ワン)》に貸し出しているだけで、学園の設備ということをお忘れなく」

 

紗夜「……わかっている。これはあくまで不慮の事故だ」

 

クロ「なら結構」

 

クローディアも不慮の事故というのはわかっていたのだろう、いつも通りの笑顔で頷く。

しかしクローディアがトレーニングルーム(ここ)にくるなんて珍しいな。

 

綾斗「ところでクローディアなんでここに?」

 

クロ「実はですね────」

 

???「いやーびっくりしたよねーカミラ。いきなりすごい音がしたら壁におっきなひびが入るなんて」

 

???「エルネスタ!あまりはしゃいで余所様に迷惑をかけるな!まったく……」

 

クローディアの後ろから見慣れない女性二人が入ってきた。

校章を見るとミルネルヴァがモチーフであるアルルカントのようだ。

そこから脳内辞書を開く。後ろの金髪がエルネスタと言ったことから茶髪のポニーテールはエルネスタ・キューネで金髪の方はカミラ・パレートだ。

俺はあまりアルルカントには良い印象はない。オーフェリアの件がある。

二人は別の派閥とはいえあまり言葉にはしないほうがいいだろう。

 

和人「なあクローディア、なんでそこにエルネスタ・キューネとカミラ・パレートがいるんだ?共同開発するなら目的地は違うんじゃないか?」

 

確か生徒会でアルルカントと共同開発の話があったが。

 

レスター「共同……開発……だと……」

 

ユリス「なるほどな」

 

レスター「おいこらユリスに桐ヶ谷どういうことだ」

 

和人「この前の一件あるだろサイラスの。表に告発しないから協力しろってことだろ」

 

クロ「ええ、和人の言った通りです。それでこちらに来た理由は──」

 

エル「はいはーいあたしが見たいって言ったからでーす」

 

クローディアの言葉を遮ってエルネスタがひょこっと飛び出てくる。

 

エル「"あたしの人形ちゃんたち"をぜーんぶぶった切った剣士くん達をこの目で拝んでおきたくてね~」

 

その一言で周りの空気がなんとも言えないものになる。

ユリスとレスターは口を大きく開けて驚き、クローディアは口を手で塞ぎ、カミラは呆れたように頭を抑える。彼女も苦労人なのだな……ちなみに直葉は周りの状況に置いていかれている。

かくいう俺はというと、カミラと同じように呆れている。

 

綾斗「それはエルネスタさんが黒幕ってことでいいんだね?」

 

エル「そうだよ~で、君たちが噂の剣士くん達だね~」

 

するとエルネスタは俺と綾斗に近づきじっくり観察してくる。

 

和人「離れてくれ、これでも彼女がいる身だからな」

 

エル「それは仕方な~ならもう片方の剣士にするにゃ~」

 

やれやれ。

この状況を二人に見られたら不味いなぁ。

 

エル「フムフムなるほどなるほど~これは気に入ったな~で・も次はそう簡単にはいかないよ~」

 

和人「それはどうかな……」

 

エル「それはどういうこと?」

 

和人「さてどういうことでしょう?」

 

エル「う~んなんかからかわれたけどまあいっか剣士くん達だけじゃなくて《華焔の魔女(グリューエンローゼ)》ともお近づきになれたらうれしいな~」

 

ユリス「断る!生憎と私はアルルカントが大嫌いでな」

 

やはりユリスはアルルカントが嫌いか……

 

和人「それじゃあ俺はこの後買うものがあるので、帰らせてもらうぞ」

 

クロ「はい、ではまた」

 

俺はそのままトレーニングルームを出ようとするとカミラに呼び止められた。

 

カミラ「桐ヶ谷だったか……キミも煌式武装を作っていると聞いたが、どんなものを作っているんだ?」

 

和人「生憎とあんたの御目がねにかなうものはないよ。なんせマナダイトがすぐに壊れるもんだからな」

 

俺は肩をすくめて言う。

 

カミラ「そうか……引き留めてすまない」

 

あまり納得はしていないようだ。

俺はそのままスーパーへ向かった。

しかし《彫刻派(ピグマリオン)》と《獅子派(フェロヴィアス)》の代表の二人がサイラスを利用していたとはな……

俺には関係がない訳ではないが。

とりあえず今日は卵と肉が半額なんだよなぁ

 




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