この混沌の世界に反逆せし幻獣を!   作:ドラミドロの使者

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レイVSアイリス!技と力の戦い!

翌日、アイリスの軍事の授業。

レイン「えええっ⁈アイリス様とレイ殿が戦う・・・⁈」

鎧を着たアイリスが、レインに頼み込んでいた。

モルガナ「とんでもない事になったな」

アイリス「お願いします!レインにとってもお兄様の実力が知れていい機会ではないですか!」

レイン「それは、そうですが・・・!ってお兄様⁈」

レイ「もしかして、アイリスが傷付くのが嫌なのか?」

レイン「それもそうですが、どっちかが死んでしまいそうで・・・」

レイ「それなら平気だ。この闘技場に特殊な時空加工をした。何をしても死ぬ事はない」

そういいながら、ナイフを自分の心臓に突き刺す。血はでるが、意識もハッキリとしていた。

レイ「ほら、生命力がアイリスより低い僕でも死なないんだ」

めぐみん「いやいきなりナイフを自分の心臓に刺さないで下さい!私の心臓が止まるかと思いましたよ!」

クリス「もしかして、生命の神ゼルネアスのしずくを使ったね?」

レイ「そうだよ。取り敢えず回復魔法かけてくれ、死なないとは言え痛い」

エリス「はいはい・・・『ヒール』!」

アイリス「エ、エリス様⁈」

エリス「今まで通りクリスとして接して下さいお願いします!」

アイリス「は、はい・・・」

レイン「レイ殿凄いですね・・・女神様と同じパーティーなんて」

レイ「言ってませんでしたが、僕は一応創造神の使いとしてこの世界に送られてきましたからね?人間ですが」

アイリス「ええっ⁈」

レイ「態度変えないで下さい」

アイリス「まったく・・・今日は驚きの連続です。それでは、始めましょうか?」

ダクネス「私たちは移動するか。流石にアイリス様のスキルに巻き込まれたらヤバいのは分かってる」

モルガナ「解説はワガハイが務めよう」

レイン「審判は私が。あと解説もへったくれもないと思うのですが」

 

 

ゼロ「怪盗服になったな。始めるか」

モルガナに携帯ビーコンを起動してもらう。

アイリス「よろしくお願いします!『エクステリオン』!」

アイリスが挨拶と同時に放った斬撃。

ゼロ「いや速いな⁈危なかった。『狙撃』!」

ローラースケートの機動力でなんとか躱し、返しのガスブラを撃つ。が、やはりアイリスには軽々と避けられてしまう。

アイリス「『セイクリッド・ライトニングブレア』ー!」

ライトニング⁈

レイ「ペルソナチェンジ!グラードン!」

アイリス「あれ⁈直撃したのに!」

レイ「地面には電気は無効だ!『ヒートライザ』!」

自分を全体強化魔法で強化して接近戦に持ち込む。

アイリス「私だって剣の腕には自信があります!たあっ!」

レイ「甘い!『断崖の剣城』!」

アイリス「キャッ⁈」

バックステップで剣を躱し、地面から岩を飛び出させて反撃。流石のアイリスでも対応しきれず、衝撃で吹っ飛ばされた。

レイ「逃さん!ペルソナチェンジ、カイオーガ!『根源の波動』!」

アイリス「『エクステリオン』!」

根源の波動は、アイリスの斬撃と相殺し、雨となって降り注ぐ。

レイ「『ダイヤモンドダスト』!」

アイリス「『トルネード』!」

互いに魔法を使ったので身動きが取れず、互いに魔法に直撃した。と言っても、トルネードで吹き上げられた僕の方が不利なのだが。でも空中なら・・・

アイリス「『セイクリッド・ライトニングブレア』!」

レイ「ペルソナチェンジ、レックウザ!」

レックウザを呼び出し、乱気流を乗りこなす。

レイ「『チャージ』」

力を溜め、次で決める!

アイリス「何をする気かはわかりませんが、こちらも考えがあります!」

そう言ってアイリスはその場で目を閉じて瞑想のようなことを始める。

レイ「終わりだ!『画竜点睛』ーっ!」

アイリス「それはこちらのセリフです!『セイクリッド・エクスプロード』ーッ!」

2つの大技がぶつかる瞬間、闘技場全体が光に包まれた!

 

 

結果としては、引き分け。

あの後2人とも気絶した状態で倒れていたらしい。

それをエリスが介抱してくれて、今は起き上がって話ができるまで回復した。

クレア「私は途中からしか見ていなかったのだが・・・その力があれば、魔王軍を滅ぼせるのではないか?」

レイ「僕が魔王軍と戦っている理由は、今魔王軍に所属している、ミュウツーというポケモンを捕獲して元の世界に帰すためです。魔王を倒すのは他の人がやればいいと思います」

クレア「えっ」

アイリス「それにしても見たことも聞いたこともない技ばかり・・・後ろにいたあの背後霊のような生き物達はなんですか?」

レイ「背後霊言うな。あれはペルソナと言って、主の反逆の心が具現化した存在。僕のは、大陸神グラードン、海洋神カイオーガ、天空神レックウザ。本物ではなく僕の心が生み出したレプリカみたいな物だけどな」

アイリス「反逆の心・・・国家転覆?」

レイ「違ぁう!運命に抗う意志の事!そんな犯罪者と一緒にしないでくれ!」

めぐみん「私にもペルソナの力がありますよ。破壊神ですよ破壊神!」

アイリス「は、はい・・・」

めぐみん「というかなんですかセイクリッド・エクスプロードって!エクスプロージョンのパクリじゃないですか!」

アイリス「剣の名前がモチーフなので爆裂魔法は関係ありません!というか威力はめぐみんさんの爆裂魔法より低いですから!」

モルガナ「そういやめぐみんのペルソナ、進化できるぞ」

めぐみん「ええっ⁈あとどれくらいでですか?」

レイ「それは僕も初耳なんだけど」

モルガナ「まだかかるが」

ダクネス「それにしても最後の一撃、最前列にいた私が吹き飛びそうな威力だった!」

クリス「後ろの方にいたあたしの所まで衝撃が来たからね。とんでもない破壊力だよ。これにめぐみんの爆裂魔法を合わせれば・・・」

レイン「その時は世界が終わるでしょうね」

アイリス「レイン、それは言い過ぎじゃない?」

レイ「終わりはしないと思うけど、周囲が壊滅するのは間違い無いな」

めぐみん「今すぐやりませんか?」

モルガナ「頭が悪いのかお前は」

 

その日はクタクタのため、自分の部屋に戻ってずっと寝ていた。

 

翌日。

クリス「アイリス様が付けてるそのペンダント、神器ですね」

レイ「ちょっと何言ってるか分からない」

クリス「裏にキーワードが書かれているはずだよ。見せて下さい」

アイリス「いいですが・・・読めるのですか?城の学者でも読めなくって」

クリス「・・・レイ、モルガナ、お願い」

レイ&モルガナ「「おい」」

レイ「・・・分からん」

モルガナ「日本語だな」

アイリス「読めるのですか⁈」

クリス「読み上げないでよ⁈なんて書いてあるこの紙に書いて!」

モルガナはクリスが差し出した紙に、『お前の物は俺の物。俺の物はお前の物。お前になーれ!』と書いた。

レイ「馬鹿にしてんのか」

クリス「先輩・・・何このキーワード・・・」

クレア「でも、確証はないわけでしょう?これはジャティス王子からアイリス様に贈られた物で・・・」

クリス「そうだね、入れ替われる時間は有限だし、一回ならいいかな。じゃあ、対象は誰にする?」

・・・

レイ「何故そこで僕を見る」

全員の視線はなぜか僕に集まっていた。

レイ「嫌だからな?ダクネスとクレアが入れ替わればいいじゃないか、2人とも大物貴族の長女なんだし」

アイリス「それもありかもしれませんね」

めぐみん「賛成です。ダクネスなら、すぐに判別できそうですし」

ダクネス「いや私は反対だからな⁈絶対にしないぞ⁈」

クレア「同意見だ!アイリス様ならともかく、何故ダスティネス卿と!」

モルガナ「おいちょっと待て今凄いこと言ったな?」

レイン「確かに。アイリス様と入れ替わってみたい的な事が聞こえました」

クリス「もうダクネスとクレアでいいじゃん、早く終わらせよう」

ダクネス「何故私がこんな目に・・・でも考えようによってはこれも悪くないかもしれない・・・!」

クレア「ええ・・・」

ダクネスはアイリスから神器を受け取り、クレアに向かってキーワードを唱え・・・何も起きない。

レイ「えっと、取り敢えず2人とも話してくれ」

ダクネス?「ア、アイリス様がつけていたネックレス・・・」

レイ「この同性愛みたいな雰囲気、クレアか」

クレア?「もし万が一の事があってこのまま戻れなかったらどうなるのだろうか・・・」

レイ「・・・ダクネスだな」

モルガナ「ダメだこのスケベ令嬢は」

クリス「と、取り敢えず、これが神器である確信は持てたからね!よかったよかった!」

アイリス「よくないですよ!あの2人がカオスと化してきましたよ⁈」

めぐみん「叩けば治りますかね」

レイン「クレア様には効果はあるでしょうが、ダスティネス卿には効果はなさそうですね」

レイ「むしろ逆効果説」

 

そんなこんなで1時間が経過。

ダクネス「あ、戻ったな」

クレア「待った何故私の体がこんなに熱く⁈」

レイ「ダクネスがトイレでなんかしたんだろうな。コイツ夜部屋の前を通ると中からちょっとアイリスには早い声と音が」

ダクネス「なああああああああああっ!」

アイリス「どんな音ですか?」

モルガナ「アイリスにはまだ早い。まだ純粋でいてくれ」

クレア「そうですよ!アイリス様は純粋なのが良さなのですから!」

レイン「流石にこれは聞いてはいけませんよアイリス様!」

クリス「って事で、この神器は封印して誰も見つけられないところに隠しますので」

 

翌日。

レイ「そろそろ帰るかー。アルダープの調査しないと」

モルガナ「それもそうだな。もう要はない」

アイリス「もう帰ってしまわれるのですか?」

レイ「そうは言っても、話せることももうないし、仕事も残ってるからね。ずっとここにはいられない。でも、機会があればまた会いにくるよ」

アイリス「そうですか・・・ならせめて、お別れの晩餐会を開いてもいいですか?」

 

その夜。パーティー会場にて。

レイ「凄い人の数。アイツらどこだ?」

モルガナ「あ、クリスがいた。めぐみんと一緒に何か食べてるな」

レイ「ダクネスは・・・あそこで貴族に囲まれてるな」

モルガナ「クレアとレインは・・・クレアは大してダクネスと変わらんな。レインはなんかぐったりしてるな」

レイ「本当だ。名前が似ているやつとしてほっとけないし、何があったか聞いてみるか」

モルガナと共に1人で疲れた様子のレインに近寄る。

レイン「あ、レイ様。モルガナさんも・・・どうされました?」

レイ「様はやめてくれ。どうしたもこうしたもないよ。なんでそんなぐったりしてんだ」

モルガナ「というか、クマが凄いぞ。目を拭け」

レイン「はい・・・それが、昨晩神器の報告書をまとめるために徹夜して・・・晩餐会の準備とかで寝ようにも眠れず・・・」

レイ「すみません」

レイン「いえ、レイさんは悪くないですから」

モルガナ「無理して笑みを浮かべるな、取り敢えず部屋で休んでこいよ」

レイン「そ、そうさせてもらいます・・・」

そういってフラフラと立ち去っていくレイン。

アイリス「レインには大変な思いをさせてしまったようです。後で謝っておきましょう・・・」

レイ&モルガナ「「⁈」」

いつのまにか背後にいたアイリス。

アイリス「あの、お兄様、お願いがあります」

レイ「う、うん。どうした?」

モルガナ「・・・ワガハイはめぐみん達のところ行ってくる」

空気を読んだモルガナがそそくさと退場する。

レイ「・・・場所を変えようか」

 

僕が寝泊りしていた部屋で。

アイリス「・・・本当にこの城に残る気はないのですか?」

レイ「そんな顔をしないでくれ。アイリスが嫌だから去ろうとしているわけじゃない。・・・ただ、僕はこの世界での仕事が終わったら、多分他の世界に旅立たなければならないと思う。これ以上一緒にいて情がうつりすぎたら、別れが余計に辛くなってしまう。そんな辛い思いはアイリスにさせたくないんだよ」

アイリス「今の仲間達は?彼女達はいいのですか?」

レイ「アイツらはそれを理解して僕と同じパーティーに入っているんだ。モルガナはそもそも僕と同じ目的。あの3人は・・・冒険者だ。冒険者にとって、出会いと別れはつきもの。アイツらはその覚悟で冒険者をやっているからな」

アイリス「私だって・・・!私だって冒険者になれますし、その覚悟もありますよ!」

涙目で訴えるアイリスにこんなことを言うのが辛い。

レイ「僕がこんなことは言いたくないが、アイリスは王族だ。冒険者になるのは厳しいと思う。後・・・今別れたくないと言われて僕が残ったとしても、結局は別れないといけない。現実から逃げるだけなんだ」

ふと自分の頬に熱いものがつたっていることに気づく。

そうか。僕は泣いていたのか。

レイ「僕はもう、現実から逃げない。そう決意したんだ」

アイリス「そうですか・・・わかりました。じゃあせめて・・・お兄様が目的を果たして旅立つときには宴会を開かせて下さい。後、旅立った後も私に会いにきてくれると約束して下さい」

レイ「当然だ」

それを聞いてアイリスは安心したように微笑むと。

アイリス「私は、いつだってお兄様を応援しますからね」

 

翌日、自宅。

ドダイトス「いやー楽しかった!アイリス様に遊んでいただいた時は最高だったな!」

ドラミドロ「お前ってロリコンの気があるよな」

ドダイトス「別にそう言う意味じゃないのだが」

レイ「というか、お前ら何したんだよ。一緒に遊んでた奴がアイリスやレイン除いて死にかけてたぞ」

ラプラス「え?普通にバトルしてたけど」

レイ「いや人間を巻き込むな!僕達だけならともかく城の人を巻き込まないでくれ!」

ギルガルド「ソレニシテモアノジョウヘイタチ、ホネノナイヤツバカリダナ。モンバントカハスジガヨカッタガ、ソレイガイハフヌケバカリダ」

レイ「お前が強すぎるんだよ、ってか何様だ」

デンリュウ「でもあのクレアって奴、なかなかよかったよね。性癖ヤバいけど」

レイ「なんなんだこの国は。国のツートップの貴族令嬢がどちらも特殊性癖もち?将来が心配だ。後何様だ」

マルヤクデ「俺は木を燃やして木炭作ってくれって頼まれたから木をくるんで寝てた」

レイ「相変わらずの引きこもり体質だな」

めぐみん「レイ、アルダープのパレスには潜入するんですか?行くなら早く行きましょうよ!」

モルガナ「その前に小遣い稼ぎだ。ギルドに行こうぜ、クリスとダクネスも先行ったし」

そんな日常が帰ってきたが、前と後では決定的な違いがある。

ミュウツーを保護する。その任務を絶対に達成しなくては。

ケツイが、強まった。

 

 

 

 

 

[視点⁇⁇⁇]

⁇⁇⁇「行け、セト。破壊するのだ、跡形もなくな」

目の前の破壊神に命じる。

魔王軍準幹部となった私は、その知識を活かし様々な新兵器を作ってきた。

⁇⁇⁇「フフフ・・・キミって最高だよ!ボクたちがやる事は分かってるね?このくだらない世界を・・・」

隣にいる金色の花が囁く。

⁇⁇⁇&金色の花「「全て破壊してしまえばいい」」

《続く》

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