めぐみん「ポケモンといえばバトルなのでしょう!相手して下さいよ!」
レイ「審判ならいいけど、対戦相手としてはお断りだ」
ダクネス「いいぞ。モルガナから聞いたところ、ココガラは進化したら鋼の翼を持つのだろう?」
レイ「そうだよ。分かった、庭でやろうぜ」
と、いう事でバトルする事に。
レイ「これよりめぐみんとダクネスのポケモンバトルを執り行う!使用ポケモンはそれぞれ一体ずつ、どちらかのポケモンが戦闘不能となった時点で試合終了とする!では、バトル開始!」
めぐみん「イーブイ、電光石火です!」
イーブイ「イッブーイ!」
ダクネス「ココガラ、飛んで躱せ!」
ココガラ「ピー!」
ダクネス「突く!」
突くは飛行タイプの技なので、イーブイには等倍でいいダメージが入る。
イーブイ「イブ⁈」
めぐみん「まだまだ!スピードスター!」
イーブイ「ブイ!イーブッ!」
尻尾から星形の弾が大量に放たれる。
ココガラ「ピィッ・・・」
ダクネス「大丈夫か?行けるなら突くだ!」
ココガラ「ピヨッ!」
めぐみん「イーブイ!」
イーブイ「イブ・・・」
レイ「イーブイ戦闘不能!ココガラの勝ち!これ以上イーブイを戦わせるな、無理は禁物だ」
めぐみん「はい。ダクネス、今回は負けましたが次は負けませんよ!」
ダクネス「こっちのセリフだ!連勝記録をのばしてくれる!」
レイ「・・・ノリノリだな」
その後、しばらくめぐみん達のバトルを見守る日が続いたある日。
ココガラ「カァー!」
ダクネス「おい、今ココガラが聞いたことない鳴き声をあげたのは気のせいだろうか」
モルガナ「進化するみたいだな。レイ、進化形の解説を」
レイ「僕はポケモン図鑑じゃない。アオガラス、カラスポケモン、飛行タイプ。足で小石を掴んで投げたりロープを敵に巻きつけるなど道具をあうかう知恵を持つ」
クリス「サッチムシも進化しそうだよ!・・・殻の中に籠ったんだけど」
レイ「レドームシ、レドームポケモン、虫、エスパーの複合タイプ。殻の中で成長中。サイコパワーで外の様子を伺い進化に備えている」
レドームシ「レドー」
めぐみん「イーブイは何時ごろ進化するのでしょうか」
レイ「イーブイは進化石や仲良くなる事で進化する。つぶらな瞳覚えているし、そろそろ進化するんじゃないか?」
めぐみん「ならレイのポケモンと戦いたいです」
レイ「えっ?」
めぐみん「レイのポケモンと戦えば絆が深まる気がします」
レイ「分かった。ちょうどアルセウス様から昨日支給された僕が保護したポケモンがいるし、そいつと戦わせてみるか」
めぐみん「お願いします!」
レイ「よし、行け!アブソル!」
アブソル「了解だ!」
因みにドダイトスが帰った。ラプラスと一緒に居たくないんだと。ドダイトスがつけていた翻訳機をつけている。
めぐみん「イーブイ、行きましょう!」
イーブイ「オッケー!」
レイ「あ、昨日渡した翻訳機つけたのか」
ダクネス「付け方がわからない」
ドラミドロ「教えてやる。来い」
レイ「アブソル、剣の舞!」
アブソル「いざ、参る!」
めぐみん「イーブイ、ハイパーボイス!」
イーブイ「そりゃ!」
アブソル「痛た。どうする?」
レイ「アイアンテールだ。やれ!」
アブソル「よし!」
イーブイ「うわあっ⁈」
めぐみん「大丈夫ですか⁈」
イーブイ「まだだ・・・まだいけるよ!」
めぐみん「よろよろじゃないですか!無理しないで・・・⁈」
イーブイの体が輝き、姿が変化する。
ニンフィア「さあ、続きよ!」
アブソル「終わったかもしれないね」
レイ「い、一応最後までやろう。燕返し!」
めぐみん「ハイパーボイス!」
ニンフィア「『ムーンフォース』!」
アブソル&ニンフィア「「(X_X)」」
めぐみん「・・・何故ニンフィアはハイパーボイスしなかったのでしょう?」
レイ「新しくムーンフォースを覚えたんだよ」
クリス「やっとつけ終わったよ」
ダクネス「すまない、随分と手間取ってしまった」
レドームシ「ジカンカカッタ」
アオガラス「ぶっちゃけ超疲れたらしい」
レイ「そういやモルガナどこ行った?今朝はいたが」
モルガナ「ワガハイならここだ。今帰ったぞ」
めぐみん「どこに行っていたのですか?ってかドラミドロとデンリュウも一緒にいるではないですか」
ドラミドロ「ギルドから呼び出しの手紙受けたの忘れたのか?」
レイ「そんなのあったか?」
デンリュウ「気づかなかったのか。アタシたちが代わりにギルドへ行って、シルビアの討伐報酬、三億エリス貰ってきたよ」
マルヤクデ「悪いな、わざわざ行ってもらって」
モルガナ「構わんぞ。それより気になる情報を入手したんだが」
ギルガルド「ジョウホウトハ?」
モルガナ「クーロンズヒュドラという湖に棲む八つ首竜が目覚めたらしい。懸賞金は10億だってよ」
ニンフィア「行ってみようよ!ドラゴンなんてイチコロよ!」
めぐみん「もう起きましたか。なぜそんなに自信があるのですか?私は反対しませんが」
レイ「ニンフィア、結びつきポケモン、フェアリータイプ。1匹のニンフィアが凶暴なドラゴンポケモンに立ち向かう童話が存在する」
ドラミドロ「ニンフィアは種族上ドラゴンに強いからな」
アオガラス「いいな。だがどうやって起こすんだ?湖の中で眠ってるんだろ?」
レイ「任せろ。海洋神カイオーガの力なら叩き起こせるだろ」
ラプラス「私も協力するわ。出会い頭にフリーズドライ撃ち込んでやろうかしら」
レドームシ「リフレクターデサポートデキル」
ダクネス「クーロンズヒュドラは強敵だ。だがその一撃も、ダスティネス家の誇りにかけて耐え抜いて見せよう!」
クリス「ハアハアしてたらかっこよくないよ?」
デンリュウ「決まりだね!行こうか!」
モルガナ「ギルドにみんなで討伐しようぜと依頼も出しといた。今頃ギルドに勇敢な奴が集まってるはずさ」
マルヤクデ「まだアブソル寝てるがどうする?」
アブソル「起きてるよ」
ギルドにて。
ダスト「おいお前ら、クーロンズヒュドラ討伐すんだって⁈俺たちも参加するからよ、報酬上乗せしてくんね?」
レイ「いや元の報酬が10億だぞ?上乗せする必要ないだろ」
ダスト「そこを何とか!」
レイ「・・・仕方ない、ギルドで一番高い酒奢るからよ」
ダスト「よっしゃサンキュー!張り切っていくぜ!」
素行の悪いこのチンピラだが、腕は立つと聞いた。他にも盗賊職や、ゆんゆんなど多数の魔法使い、挙げ句の果てにはミツルギとアクアまで来てくれた。
ミツルギ「本来ヒュドラを鎮めにかかる騎士団は今は砦の修復に出向いている。だから僕達が止めるしかない」
アクア「いやあああーっ!いやああああーっ!」
レイ「なるほど。つーかアクアがいるんなら、湖浄化して起こせばいいな」
ミツルギ「そうだけど、やってくれるかなあ・・・」
レイ「この有様だしなあ」
アクア「ヒュドラなんていやああああああ!」
ピーピー騒ぐアクアを見て二人同時にため息をつく。
ダクネス「よし、クーロンズヒュドラ討伐に協力してくれる冒険者達は集まってくれ!今から湖へ向かう!」
数えた結果、集まったのは僕達も含め50人。
ダクネス「それではこれより作戦を発表する!・・・レイ頼む!」
レイ「僕任せかよ!急に振られても分かんないって!」
ダクネス「そ、それは持ち前の知力で・・・なあ?」
レイ「チッ・・・分かったよ・・・。よし、ひとつ思いついた。ありきたりだが、前衛職はダクネスを先頭に前に並んでくれ。特に騎士やクルセイダーは前だ。そして魔法使い職は後ろで最大火力の準備。まずは僕とアクアがヒュドラを叩き起こす。盗賊とアーチャーでヒュドラの首を束ねてロープを繋ぎ、そのロープはミツルギとダクネスを除いた全ての前衛職で引っ張って脱走を阻止する。そしたら手の空いてる奴全員で攻撃だ。ダクネスは囮。首を絞めるのはリスクが高すぎるからやらないからな、質問は?」
アクア「私はヒュドラ起こしたら帰っていいですか?」
レイ「支援魔法もかけろバカ。後お前魔法の力は強いし、誰かが傷ついたらヒールかけてあげてくれ」
ゆんゆん「あの、クーロンズヒュドラは首を魔力で再生するって聞いたんだけど・・・」
レイ「持久戦にもつれ込んだらこっちが不利だ。無理だと判断したら日を改めよう。他には?」
めぐみん「ポケモン達はどうするのですか?」
レイ「マルヤクデとアブソル、アオガラスは前衛職と同じだ。ギルガルド、お前はダクネスと同じく囮を頼む。デンリュウとニンフィア、ドラミドロは魔法使いより積極的に攻撃してくれ。ドラミドロ、流星群は撃つなよ?ラプラスはヒュドラが上がってきたら水面に移動してフリーズドライや絶対零度で背後から攻撃しろ。レドームシはリフレクターでサポートな。いいか?」
誰も手を挙げない。
ダクネス「よし、なら行こうか!」
湖にて。
レイ「よし、今からヒュドラを起こすからな。準備はいいか?」
モルガナ「問題ない!支援魔法もかけ終わったぞ!」
ダクネス「なら、作戦開始!」
レイ「来い、カイオーガ!」
カイオーガを呼び出し、ボートを漕ぎ出す。因みにアクアは既に湖の中心へ行き、バシャバシャと水遊びしている・・・本当にあれ浄化作業か?
レイ「どうだアクア。反応はあるか?」
アクア「今のところは弱い反応しかないわね」
レイ「分かった。『根源の波動』!」
アクア「うわーっ!範囲広すぎるんですけどー!」
アクアを巻き込んだ根源の波動は、湖の底へ。
ダスト「おい!影がお前らの下に!逃げろ!」
チンピラの助言が無ければ僕達2人とも喰われていただろう。アクアを引っ張って慌てて岸に引き返した僕達は、その巨体を目の当たりにした。
クリス「えっちょっと待って⁈聞いてた話の数倍デカいよこれ!」
レイ「と、取り敢えずやる事は変わらないってこっちに来るなあああ!ダクネース!レドームシー!早くしてくれええええ!」
アクア「いやああーっ!」
ダクネス「わ、分かった!『デコイ』!」
ギルガルド「『キングシールド』」
レドームシ「『リフレクター』」
効果はてきめん。まっすぐこちらに向かっていたヒュドラはすぐにダクネスの方へ全ての首を向け、移動し始めた。
盗賊達『バインド!』
アーチャー達『狙撃!』
ワイヤーが首を中間より少し上あたりで捕らえ、そこに先がフックになった矢が引っかかる。
首を拘束され湖に逃げ込もうとするヒュドラだが、ロープを引っ張る冒険者達に足止めされていたその時。
ラプラス「『フリーズドライ』!」
背後からの奇襲にヒュドラはよろめき、完全に陸地に上げられた。
レイ「突っ込めー!」
ドラミドロ「『ヘドロ爆弾』!」
ニンフィア「『ムーンフォース』!」
デンリュウ「『電磁砲』!」
アブソル「『不意打ち』!」
マルヤクデ「『吸血』!」
アオガラス「『ついばむ』!」
ミツルギやモルガナ、手の空いた前衛職が突っ込み、首が幾つか切り落とされた。が、ゆんゆんの言う通りすぐに再生を開始している。
レイ「めぐみん!爆裂の詠唱は終わってるんだろ⁈ワンショットキルを再生中の所に撃ち込んでくれ!」
めぐみん「了解です!セトの力、思い知れ!『ワンショットキル』!」
撃ち込まれた銃弾は再生中の首に当たって、再生が止まった。
モルガナ「再生中に攻撃されると再生不可になるのか!ワガハイ達が首を切り落とすから、魔法使い達はそこに魔法撃ってくれ!『剣の舞』!」
ポケモンの剣の舞の攻撃を2段階上昇させる効果とは違い、ペルソナシリーズにおける剣の舞は強力な物理攻撃。
ミツルギ「新発見だな!ふんぬっ!」
レイ「『断崖の剣城』!」
そんなこんなで、すべての首を再生不可にした。
めぐみん「トドメです!『エクスプロージョン』ッッッッ‼︎‼︎」
めぐみんが体に爆裂魔法を撃ち込み、ヒュドラは爆発四散した。
翌日の冒険者ギルド。
モルガナ「みんな、昨日は協力感謝だ!今日は飲もうぜ!」
冒険者達『うおおおおお!』
賞金を山分けし、宴会することになった。
クリス「ほら、ダクネス飲んで!めぐみんも!」
ダクネス「こら、めぐみんに酒を注ぐな!というか、あそこにいるアクアもそうだが、女神というのは宴会が好きなのか?」
めぐみん「あ、ダクネス返してください!今日ぐらいは飲んでもいいじゃないですか!私はもう14歳、結婚だってできますよ!」
ダクネスに取られた酒をめぐみんが取り返そうと格闘している横で。
アクア「今日はとっておきの芸を披露しちゃおうかしら!はい、『花鳥風月』!」
ミツルギ「素晴らしい!素晴らしいですよ女神様!」
モルガナ「ど、どういう仕組みだ?頭に乗せた水入りコップに種入れただけで発芽したぞ?」
・・・あの芸の仕組みは考えたら負けだと思う。
そして僕の隣には。
ダスト「ップハー!うめえー!他人の金で飲む酒は最高だぜ!」
レイ「清々しくなるレベルのクズっぷりだな」
約束通り、ギルドにあった最高級の酒を飲んで喜ぶダストがいた。
レイ「そういや、お前のパーティーメンバーはどうした?てっきり連れてきて、僕に奢らせるつもりだと思ったが」
ダスト「んなことしねーよ、お前の中でどれだけクズなんだよ俺は。リーンはゆんゆんと飲んでて、テイラーとキースはアクアの姉ちゃんの芸についての考察をお前んとこの猫もどきと一緒にやってるよ。俺は考えるの嫌いだからパスだけどな」
レイ「そうか。にしても、これから大仕事かぁ・・・だるいなあ」
ダスト「大仕事?2000万エリス貰ったし、何するってんだ?」
レイ「なんでもない。あ、お姉さん、秋刀魚の蒲焼き定食一つ頼む」
アルダープのパレスに乗り込むなんて言えず、近くにいた職員に注文して誤魔化す。因みにこの世界のサンマより、カマスジョーの方が圧倒的にうまい。
ダスト「・・・何か俺に手伝えることがあったら言えよ?」
意外と鋭いなコイツ。
レイ「頭の片隅に留めておくよ」
ダスト「やるとは言ってないが」
レイ「お前、そういうとこだぞ」
その夜のギルド。
まだみんな騒いでいるが、僕達は引き上げるために集合した。
めぐみん「zzz・・・」
レイ「またこいつ酔いつぶれて寝てるよ。ダクネスに止められ・・・これじゃ無理か」
ダクネス「ダスティネス家は屈しない・・・どんな責めでも耐え切って見せ・・・」
クリス「終わらない・・・先輩に押し付けられた仕事が終わらないよぉ・・・」
同じく酔い潰れて寝てしまった2人の目を盗んで飲んでたのか。
モルガナ「丁度いい、めぐみん起こして帰ってレイの部屋に行こうぜ。アルダープのパレスについて話すことがある」
《続く》
突然ですが、このシリーズは一時的に更新をお休みさせていただきます。
誠に申し訳ございません。