めぐみんをパーティに迎えた翌日。
僕達は残りのパーティメンバー、盗賊と騎士の面接を行うためにギルドの酒場で候補を待っていた。
めぐみん「それにしても、何故盗賊なんて募集するのです?ダンジョンに潜るのであれば、レイ自身が習得すれば良いではないですか」
定食をモリモリ食べながらめぐみんが聞いてくる。食べすぎだと思う。というか、めぐみんにはミュウツーのことを話しておいた方がいいか。コイツは知力が高いし、理解してくれるはず。
レイ「そういや話してなかったな、目的。僕は別世界からこの世界に来た遺伝子ポケモン、ミュウツーを探しに来たんだ。だから敵感知とかの精度がよい本職が欲しいんだよ」
めぐみん「そうだったんですか。あれ?」
レイ「どうした?」
めぐみん「もし、そのミュウツーを見つけたら元の世界に帰ってしまうのですか?」
レイ「あー、特に決めてないな。まぁ元の世界には帰る気はないが、他の世界に行くかもな」
めぐみん「そうですか。大変ですね」
そんな話をしていると・・・
???「ねぇ、ちょっといいかな?この紙って、君達のだよね?」
レイ「そーですが」
背後からの声に振り返るとどことなく見覚えのある銀髪青目の少女がこちらに笑いかけていた。僕の顔を見た瞬間ちょっと驚いたような素振りを見せたのは気のせいだろうか?
そしてその子の後ろには、いかにも堅物な感じの金髪碧眼の女騎士がいた。
めぐみん「我々のパーティに加わりたいというのですか?ならばそれ相応の力を見せてもらいましょう」
レイ「コイツのいう事は気にしないでくれ。僕はレイ。冒険者だ」
銀髪少女「あはは・・・あたしはクリス。見ての通り盗賊だよ。敵感知と潜伏は使えるよ。でこっちがダクネス。クルセイダーだね」
それに応えるように、めぐみんが立ち上がりー!
めぐみん「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操る者!」
・・・2人がポカーンとする中、僕はジッとクリスを見ていた。この子の頬に、彼女と同じような傷がある。ついでに髪色とか目の色も同じだ。そして僕を知っているみたいな感じ。名前も、彼女とよく似ている・・・まぁこれは後か。今は面接だ。
クリス「このダガーは特注品で攻撃力も高いから戦闘もできなくは無いよ」
レイ「よし、クリスの事は分かった。ダクネスだっけ?あんたも喋ってくれ」
ダクネス「あ、ああ・・・私はダクネス。クルセイダーだが、戦力としては期待しないでくれ。何せ、不器用すぎて攻撃が当たらんからな」
レイ&めぐみん「「え?」」
クリス「まったくダクネスは・・・せめて両手剣スキルを取ろうよ」
ダクネス「いや、私は筋力と体力には自信がある。攻撃が当たれば無傷でモンスターを倒せるようになってしまう。全力で挑み、力及ばず圧倒されてしまうのが気持ちいい」
レイ&めぐみん「「はい?」」
ダクネス「だが、耐久力には自信がある。氷にもだ。どうだ?」
どうしよう、こんな奴が来るとは思わなかった。
頬を赤らめながら言うダクネスに僕とめぐみんが引いていると・・・
『緊急クエストです!町にいる冒険者各員は、至急冒険者ギルドに集合してください!』
レイ「なんだ?緊急クエスト?」
クリス「多分キャベツの収穫だね。儲かるよ?」
ダクネス「沢山のキャベツにボコボコにされるのは・・・んんっ、想像しただけで武者震いがっ!」
見ると、他の冒険者達は雄叫びを上げながら外に飛び出ていく。ギルドがまさにカオスなんだが。
そんな中、ドラミドロ達が来た。ドダイトスは外だろう。
ドラミドロ「緊急クエストと聞いたが・・・なんだこの有様は?」
マルヤクデ「お、仲間が見つかったのか」
めぐみん「さぁ、行きますよ!キャベツに群がるモンスターを一網打尽です!・・・どうしました2人とも?」
クリスとダクネスはドラミドロとマルヤクデを見て固まっていた。
レイ「置いてくぞ?」
クリス「あっごめん!すぐ行くよ!」
・・・
レイ「ちょっと何が起こってるかわからない」
キャベツが飛んでいる。うん、何コレ?
見れば、クリスやダクネスはキャベツをすでに追いかけていて、めぐみんは姿がもう見えない。
ドラミドロ「よし、俺は流星群で撃ち落とすからドダイトスは回収頼む」
マルヤクデ「レイ、ボーッとしてないではたき落とすで落とすからマントで捕まえてくれ」
ドダイトス「自然の恵みに感謝!」
レイ「お前ら何順応してんだよ!もういいやってやるよ!」
半分ヤケで僕達もキャベツに襲い掛かった!
3時間後・・・
レイ「なぜこんなにキャベツ炒めが旨いのか理解出来ない」
めぐみん「報酬は山分けでお願いします。あまり捕まえられませんでした」
ダクネス「ああ・・・あのキャベツに体当たりされたあの感覚は堪らなかったなぁ・・・」
クリス「いやー、これは儲かるよ!私はかなり捕まえたからね!」
マルヤクデ「ドラミドロ、お前今日やけに命中精度良かったな。流星群がキャベツ以外に当たっていなかったぞ」
ドダイトス「オレはキャベツじゃない」
ドラミドロ「ははは、悪かったって。でもお前の収穫量多分この町で一位だぞ?」
ドダイトス「嬉しくない・・・」
キャベツ狩りを終え、ギルドではキャベツ料理が振る舞われていた。クリス曰く、生命力が強いから飛ぶらしいが未だよく分からん。
よし、さっきはスルーしたあの話をしよう。
レイ「クリス、お前ってエリス様によく似てるよな」
その一言に固まるクリス。間違い無いなコレ。
レイ「傷の位置も同じだよね」
めぐみん「ど、どうしたのです?急に半笑いで」
めぐみんは無視して続ける。
レイ「僕の顔を初めて見たとき、びっくりしてたよな?」
クリスがビクッと震える。
レイ「髪色とか目の色も同じだよね」
ダクネス「な、何が言いたいのだ?意思が汲み取れないのだが」
ダクネスも無視してトドメの一言を。
レイ「前にエリス様の部屋に行った時、そのダガーがあったけど、それって特注品なんだよね?」
それを聞いた瞬間クリスはこちらに頭を下げる。
クリス「その話は後でお願いします!」
その後、2人を自宅へ案内し、居間に集合した。ポケモン達はやっぱり寝てしまった。
めぐみん「つまり、クリスとエリス様は同一人物という事ですか⁈」
クリス「う、うん・・・」
クリスが赤い顔でうなずく。そして僕に顔を向けると。
クリス「いやぁ、流石だね。まさかあのとき見つけていたと思わなかったよ」
レイ「アルセウス様の話長いからな。部屋を観察してたんだ。あのダガー、綺麗だから覚えていたんだよ。」
ダクネス「エリス様と友達・・・私はなんと恐れ多いことを・・・!」
変態な上体もいやらしいクルセイダーがパニック陥っている。
クリス「ダクネス、大丈夫だから!別にこれ以上広まらなければ問題ないから!」
因みにポケモン達はもう寝た。疲れたらしい。
めぐみん「分かりました。これ以上は広めませんよ、女神様」
ものすごくニヤニヤしながらそんなことを言うめぐみん。このロリっ子はいじめっ子気質があるのかもしれない。
ダクネス「む?レイ、冒険者カードを持って何をしているのだ?」
レイ「キャベツ狩りで知り合った冒険者達にスキルをいくつか教えて貰ったんだよ。それを習得してる所」
めぐみん「ちょっと見せて下さい」
レイ「あ、おい!」
そう言ってカードをひったくるめぐみん。
めぐみん「ほぅ、『片手剣』、『狙撃』、『初級魔法』ですか。スキルポイント余ってますよ?」
クリス「よし、だったら『潜伏』と『敵感知』教えてあげるよ!」
レイ「お、助かる」
ミュウツー捜索のためにも、ぜひとも習得したいスキルだ。
ダクネス「ふわぁぁ・・・私はそろそろ寝るとするか。あまり夜更かしするなよ?」
めぐみん「私も寝ます。おやすみなさい」
レイ&クリス「おやすみー」
翌日・・・
めぐみん「おはようございます・・・って何があったのですか?」
めぐみんがそういうのも無理はない。
クリス「ごめんなさいごめんなさい!許して下さい!ほんの出来心だったんです!(´;ω;`)」
レイ「へーそうか。詳しく(# ゚д゚)」
何故って、縛られて床に転がされたクリスが僕に許しを請っているのだから。
ドラミドロ「めぐみん、来い。何があったか教えてやる」
[一時的にめぐみん視点]
どうやら、潜伏と敵感知を教えた後、クリスが夕べの復讐としてレイにバインドを使おうとしたらしい。しかし、レベルが上がり敏捷性が他に比べ大きく上がり、なおかつ反射神経が良いレイはアッサリと躱し、その場でバインドを習得してバインド返ししたそうだ。
ドラミドロは水を飲みに深夜3時に起きたら目撃したらしい。
昨日は深夜2時まで話していたので、潜伏と敵感知に1時間かけたとは思えない。恐らく話でもしてたのだろう。
そしてレイのバインドで捕われたクリスは居間に運ばれ、言い訳を聞いていたら2人とも寝落ちしていたと。
レイはクリスより早く起きて、尋問の続きをしようとバインドを掛け直し、クリスを問い詰めていた、と。
私は呆れて、ため息を吐いた。
[視点はレイに戻る]
クリスを散々虐めて満足した僕は、未だ落ち込むクリス、さっきからため息ばかりのめぐみん、クリスに何があったか聞いて以降ずっとハァハァしているキャベツによって鎧が傷み、修理に出しているダクネスを連れ、ギルドに行った。
そして今日もカエルを倒した僕達は、とあるミツルギと名乗るイケメンに絡まれていた。
ミツルギ「君、面白い生き物を連れているね」
レイ「何が言いたい」
なんかこいつはいけ好かない。
ミツルギ「それに、連れている仲間も強そうだ。君は最弱職なのに」
レイ「文句あるのか?」
ミツルギ「僕は魔王討伐を目指している。君はどうだい?」
レイ「魔王討伐は僕の目的とは違うな」
ミツルギ「だったらその優秀な人たちは必要なのか?」
レイ「必要だ。もういいから退け。ギルドに報告したいんだよ」
ミツルギは動かない。もう嫌なんだが。
チラッと後ろを見るとクリスとめぐみんが殺気だっている。ダクネスが止めているが、それも時間の問題である。ポケモン達は、暴走しないようにすぐにボールに戻した。
ミツルギ「僕は魔王を倒すためにも、強い人を味方につける必要がある。女神様もね。こうしよう。僕と君で一対一だ。僕が勝てば条件を飲んでもらう」
コイツ、昨日のギルドでの話盗み聞きしてたのか。クリスが固まってるし。
めぐみん「それは卑怯ですよ⁈あなたレベル37のソードマスターでしょう!彼はレベルまだ9の冒険者ですよ⁈」
レイ「やめろめぐみん。コイツは一回痛い目見ないと分からん奴だ」
ミツルギの取り巻き達「あんた何言ってるの?キョウヤに勝てるわけないじゃない!キョウヤの剣は魔剣なのよ!」
レイ「お前らは少し黙っとけ」
取り巻き「ヒッ⁈」
クリス「・・・レイ、怖いよ?」
おっと、殺意があらわになっていたようだ。
ミツルギ「なら、先制はあげるよ。かかってこい。受け止めてみs」
レイ「『狙撃』」
ミツルギ「⁈」
僕が先制でハンドガンで狙撃するが、剣で防がれる。
ミツルギ「そうか。次は僕の番だ!」
斬りかかってくるが、すぐに地面を撃って凹みを作った為、ミツルギは盛大にコケた。
レイ「ちょっと何やってるかわからない(笑)」
ミツルギ「こ、この・・・」
僕の煽りに怒ったミツルギが再度斬りかかってくるが、その威力を利用させて貰おう。
レイ「『テトラカーン』!」
ミツルギ「グハッ⁈」
僕が発動したカウンタースキルに、ミツルギはなすすべなくふっとんだ。
変な格好で倒れるミツルギに一言。
レイ「僕の勝ち」
そう言い放ち、意気揚々とギルドに入っていった。
その夜・・・
ダクネス「そう言えばあの『テトラカーン』というのはなんだったのだ?」
めぐみん「私も聞いたことありませんね。レイがあのナルシストを一撃と言うのは厳しいと思うのですが」
ナルシストは言い過ぎではないか。
レイ「アレは一時的に周りにバリアをはり、受けた物理攻撃を威力を上げてお返しするスキルだ。ミツルギのパワーは高かったからな、反射の威力もかなり高かった。僕が元から使える、『ペルソナ』の力の内の1つだよ」
クリス「ペルソナって聞いたことがある。一部の人間は反逆の意思を具現化させることができ、様々な技が使えるって。アルセウス様がレイを部下にしたのはそれが理由かな?」
レイ「多分そうだな。僕のペルソナはゲンナイ。かつてその発想力と知恵で世に貢献したが、最終的には投獄され死んだ男と同名だ」
めぐみん「となるとレイも同じ様に死ぬ、という事になりますね」
レイ「そんなことにはならない事を祈る」
と、さっきから何やら考え事をしていたダクネスが。
ダクネス「では、他にも技があるのか」
レイ「ああ、皆程威力はないけどな」
ドラミドロ「一部除くがな」
マルヤクデ「器用貧乏って感じだ」
ドダイトス「キャベツ許すまじ」
・・・まだ引きずってんのか。
翌日・・・
手頃なクエストもなかったので、今日は自由行動に。
クリスは一度天界に戻るらしい。死者の導きが溜まっているんだと。
ダクネスは実家で筋トレ・・・脳筋かよ。
めぐみんはドダイトスを強制連行して町の外へ。
ドラミドロはマルヤクデと買い出しへ。その後は図書館へ行くらしい。あの2匹はなんだかんだで仲がいい。
で、僕はというと。
レイ「ウィズ、だったか?なんでリッチー兼魔王軍幹部なんて大物がこんな所で店主なんかしてるんだ?」
ギルド内でよく話題になっていた魔道具店に来ていた。まぁ話題になっていたのは店ではなくこの青白い顔の女店主だったが。
ウィズ「す、すみません!」
レイ「何故謝るんだよ(・ω・)」
ウィズ「いえ、私なんかが迷惑かと・・・」
レイ「そんなことで謝るな」
何故彼女がリッチーか分かったかって?
僕が店に入ったのにも気づかず、『アンデッドだから食べなくても死なないとは言え、寂しいですね・・・』なんて言ってたら嫌でも気付くわ。
で、しばらく問い詰めてリッチー兼魔王軍幹部というかなり物騒な役職であるとも分かった。
しかし、人間を攻撃したことはないらしい。敵意も感じられないから中立なのだろう。
ウィズ「私は、リッチーになって夢だった店を開こうとしたら魔王さんに頼まれて結界の維持だけ請け負っているんです。幹部が減るに連れ、結界が弱まって行くんですよ」
レイ「なるほど。つまり幹部1人が維持する結界は簡単に破れると。ならウィズを倒す必要はないな。さて、なんかいい魔道具あるかなぁ」
そう言いながら置いてあったポーションを手に取り・・・
ウィズ「あ、それは衝撃を与えると破裂しますので、気をつけてくださいね」
レイ「いや危ないな。お、この箱は?」
ウィズ「それはいいものですよ!開けて持ち運ぶとモンスターに襲われなくなるらしいんです!」
そう聞いて開けてみって臭っ⁈
レイ「いやこの匂いは人間もダメなヤツ。臭い」
キャタピーの臭角並みに臭いぞこれ。
ウィズ「ええっ⁈これ、オススメされてかなり買ってしまったのですが・・・」
レイ「ガッツリ詐欺に遭ってんじゃねえか」
落ち込むウィズを見て、彼女の商才の無さを理解する。待てよ、だとするとーー
レイ「これ、幾らで買ったんだ?」
ウィズ「え?1つ500エリスでしたが?」
・・・
レイ「なんで400エリスで売ってんだよ」
ウィズ「それは・・・」
この人、商才がゼロ以下だ。えっと、他には・・・
レイ「いやおいおいおい!なんでねがいぼしが売られてるんだ⁈って1,000エリス⁈安すぎだろ!」
ウィズ「それはつい1か月程前、草原に落ちていまして、強い力を感じたので売りに出しましたが、知っているのですか?」
レイ「落ちてた⁈ねがいぼしが⁈」
おかしいおかしい!なんでダイマックスバンドの素材にもなる超レアアイテム、ねがいぼしがポケモンの概念もないこの世界に⁈
そんなことをウィズに説明し、1万エリスで買い取ることを伝えると・・・
ウィズ「えええーっ⁈そんな高額で⁈ありがとうございます!ありがとうございます!」
レイ「いや土下座しなくていい!」
どれだけ貧乏なんだよこの店!
数日後、仲間達にもウィズを紹介した。クリスもといエリスが襲い掛かろうとしたが僕にフルボッコにされて落ち着いた。
後、クリスの正体に秒で気づかれた。人生経験の差だろう。ウィズが酷く怯えていたが。
そして、キャベツ狩りの報酬が出ると言うことでギルドに来たのだが・・・
レイ「もらってきたぞー」
一応リーダーみたいな僕が報酬を受け取って来た。
めぐみん「お疲れ様です。1人の報酬は?」
レイ「えっと、合計が350万エリスだから、1人あたり50万エリスだな」
ダクネス「ボコボコにされてお金が貰えるとか、最高ではないか・・・!」
コイツは無視。
ドラミドロ「いい金になったな。俺も装備を買うか」
お前に合う装備あるのか?
マルヤクデ「今日程特性が炎の体でなくて良かったと思った日はない」
そういえば貰い火だったな。
ドダイトス「キャベツ背中で育てようか・・・」
レイ「やめろ」
クリス「ワイヤーでも特注しようかな?」
そっか。特注か。
その後はそれぞれ報酬でやりたいことがあるので別行動に。
その夕方・・・
ドラミドロ「どうだレイ。決まってるだろう?」
さっきからポケモン達の装備の感想を言わされている。ドラミドロは黒い軽そうな特注の腕とその間を守る鎧をつけていた。
レイ「カッコイイ」
マルヤクデ「この兜、牙と相まって武士に見えるだろう!」
マルヤクデはジョウト風の耐熱兜。子供用らしい。
レイ「そうだな」
ドダイトス「今なら氷も耐えられる気がする!」
ドダイトスは殻の縁にアダマンタイトという超硬い鉱石を取り付けていた。ツノと頭にも。殻の上につけていないのは光合成したいかららしい。
レイ「無理するなよ」
もう疲れた。
めぐみんは杖を新調し、修理していた鎧に手を加えてもらったダクネスと共に爆裂散歩へ。
クリスは軽いワイヤーを特注し、上機嫌で帰ってきた。
僕はゲンナイの呼び出し方を家で模索していたが、成果はこの前買ったねがいぼしで作ったダイマックスBと持ってきたZリングにつけているドラゴンZが反応してペルソナスキルが強くなったこと。あと1つ何かが足りない様だが、ウィズが拾うかもなのでそれまで待つか。
数日後・・・
僕達冒険者はギルドから緊急の呼び出しを受け、アクセルの門の前に集まっていた。
そこには黒い鎧に身を包み己の首を抱えた首なし騎士、デュラハンの姿が。
デュラハン「俺は、つい先日、この近くの城に越してきた魔王軍の幹部の者だが・・・」
あれ、なんか雰囲気が怒ってないか?
デュラハン「まままま、毎日毎日毎日毎日っっ‼︎おお、俺の城に、毎日欠かさず爆裂魔法撃ち込んでく頭のおかしい大馬鹿は、誰だあああああああー‼︎」
《続く》
はい、ということでパーティメンバー集合です。
ペルソナ『ゲンナイ』は江戸時代の人物、平賀源内をモチーフにしたオリジナルペルソナです。電撃吸収、疾風軽減、火炎弱点の塔属性。
水の女神やネコもどきも登場予定。