【any%RTA】UNDERTALE『二人の地下世界』モード【自殺チャート】 作:波津木 澄
大変お待たせして申し訳ございませんでした。
一週間仕事で札幌行くってことでPCを置いて行っていたのです。許してください。
ソウルを取り込み、その力を吸収することで本当の『神』となった存在がボクたちの前に立ちふさがる。
絶対的な力の差を感じさせるその姿は、ボクたちに戦いを諦めることを勧めてくる。
「諦めるわけには、行かないんだ……!」
「本当に諦めが悪いなぁ……。そんな意地を張っても無駄だってことがわからないの?」
やれやれと呆れたように目の前の『神』がボクたちを嘲笑う。
けれど、いくら嘲笑われようともボクは……ボクたちは絶対に諦めたりなんてしない。
だって手を伸ばせば届くはずなんだ。届くはずの手を引っ込めるなんて、ボクにはそんなことできやしないんだ。だから、諦めない。
「ええ、こんな困難は乗り越えてしまいましょう、我が子よ」
「なに、心配することはないさ。子供を守るくらいのことはできるからね」
TorielとAsgoreがボクを心配しながらも、背中を押してくれる。
「そうだぞ、ニンゲン! オレサマたちを信じて突き進め!」
「なんせ私たちがあんな奴に負けるはずがないからな!!」
PapyrusとUndyneがボクに勇気をくれる。
「わ、私だってあなたらなら大丈夫って信じてるわよ!」
Alphysが珍しくジッと目を合わせてそう言ってくれる。
「大丈夫、ダーリンならいけるよ!」
Mettatonがボクに自信を分けてくれる。
「ヘヘ……なんだ、オマエさんはこの程度で諦めるような奴だったのか?」
Sansがその水色と黄色に輝く瞳をボクに向ける。
……知っている。忍耐と、正義の色。
それがきっとSans自信を表しているのだろう。
みんながそれぞれ心の中に秘めている
大丈夫、きっとこの場にいる皆がの力が合わされば勝てない相手なんていない。
確かにボクたちには力がないかもしれない。けれど、希望ならばある。
希望があるんだから、ボクたちは諦めないで挑戦し続けることができる。
この希望こそが、『
さぁ、ケツイを抱こう。大丈夫、ボクたちはきっと勝てるから。
「あーあ、なんで理解できないかな……。ボクがいる以上、キミは何もできやしないのに」
「ボクが何もできないかどうかは、キミが決めることじゃない。ボクは、もう決めたんだって何回も言ったじゃないか」
「なら見せてみなよ。キミのその決めたって言う行動を」
手に持っている木の枝をより強く握り込む。
みんなも、それぞれ武器となるものを構える。
きっと、これが最後の戦いだ。ボクの中で根拠のない確信が湧き出てくる。これが、終わりだって。
ボクたちがAsrielに向けて攻撃を始める。
けれど『神』であるAsrielにはどんな攻撃も届いてはくれない。逆に『神』であるAsrielの攻撃は段々と激しくなっていって、ボクたちにイタズラに傷が増えていく。
「う、ぐ……」
この場にいるみんなの中で、一番最初に限界が来たのはボクだった。ボクが誰よりも弱くて、一番最初に倒れてしまった。
そして倒れたボクに向けて『神』であるAsrielの攻撃が向けられる。他の皆が庇おうと走っている姿が見えるけれど、とても間に合う距離じゃない。
Sansだって、もう疲れているのかあの『
Asrielの攻撃が当たって、ボクの中でソウルが壊れていくのを感じる。
どうしようもなく力が抜けて、『ボク』が体から離れていく。
みんなの顔が曇っていく。泣き出してしまいそうな顔をしているのも見えている。
無力なボクは、ただその様子を眺めることしかできなくて――
この程度で死ねるはずがない。
この程度で死んでなんかいられない!!!
みんなを助けるって決めたんだ。絶対にあきらめたりなんかするもんか。
「なっ!? なんでそのじょうたいで生きていられ――」
Asrielが狼狽える。そんなAsrielに向けて、ボクの握っている木の棒が当たる。
けれど、やっぱりダメージはなさそうだ。
「なんで皆諦めないんだよ。これだけ絶対的な力の差があるのになんで!!」
Asrielが思い通りにいかない事にいら立ちを覚えたのか、ボクたちに向けて叫ぶ。
「なんで? そりゃあ決まってるだろうが」
Sansが『神』であるAsrielをバカにする。
「ああ、決まっている!」
Undyneが自信満々に叫ぶ。
「ええ、決まっているわね」
Torielさんは確信を持っているのか、余裕そうに笑う。
「そりゃあ、このニンゲンはそう言う奴だからな!!!」
最後に、Papyrusが自信たっぷりにボクの事をそう言い表す。
そう言う奴。まぁ、結局のところそうなんだろう。ボクは誰かの事を諦めることができなくて、だからこうして諦めることもなく挑戦し続けている。
「うん、ボクはそう言う奴なんだ。だから、救ってみせるよ」
「キミに誰かを救えるはずがない!!」
Asrielがボクを否定する。けれど、もう恐れたりなんかしない。
ボクはAsrielの中にいるVictimに手を伸ばす。きっと、この手が届けばボクは彼らを救えるはずだから。
何度でも、何度でも手を伸ばす。
「――掴んだ」
「は? 一体何を――!?」
Asrielが大きく狼狽える。きっと、今頃取り込んだはずのソウルたちがあばれ始めたことに驚いているんだろう。
かつてボクに力を貸してくれたあの人たちは、決してボクを忘れてなんかいなかった。
あの人たちはまた、ボクに力を貸してくれた。今度は漠然とした力の貸し方じゃない。Victimを救うために。ただ一人の為だけに向けて。
あの人たちがボクの為に開けてくれた道を進む。その先にはVictimがいる。
そして、見つけた。
Victimは黒く、暗い世界のなかで人影が一つ。背中を丸めていた。
許せ
「しんじつのラボ」を飛ばすか否か
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飛ばしてヨシ!
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飛ばすな書け