この素晴らしい機竜使いに祝福を!   作:ナカタカナ

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 誤字とかあったら教えてください。

 できるだけないようにしていますが、私だって人間です。誤字の一つや二つあっても不思議じゃないよね。


デュラハン襲来

 アクセルの街が暗雲に包まれ轟雷の降り注ぐこの日。アクセルの街にはとある来客?があった。

 

 「俺はつい先日、この近くの城に越してきた魔王軍の幹部のモノだが」

 

 首のない騎士。デュラハンはストレスの溜まったOLの様に叫んだ。

 

 「毎日毎日毎日毎日、かかさず爆裂魔法を撃ちこんでくる頭のおかしい奴は誰だッ」

 

 このアクセルの街に爆裂魔法を使える魔法使いとなればあいつしかいない。

 

 俺は右隣に立っているめぐみんを見る。

 

 プイッとなんとめぐみんは自分の隣にいた赤毛の少女を見た。

 

 「わ、私、爆裂魔法なんか使えないわよッ」

 

 信じられるか?こいつ、人になすりつけやがった。

 

 そのまま人の所為にするのかと思いきや、深呼吸をし、覚悟を決めためぐみんは一人デュラハンの元へと歩いた。そして、デュラハンの前に立ち止まる。

 

 「お前かッ、毎日毎日人の城に爆裂魔法を撃ちこんでくる頭のおかしい馬鹿はッ」

 

 デュラハンのお怒りはごもっともである。俺だってこんなことされたら怒る。

 

 「我が名はめぐみんッ紅魔族随一の魔法の使い手にして爆裂魔法を操る者ッ」

 

 「めぐみんってなんだ?馬鹿にしてんのかッ」

 

 ブフッ、デュラハンの返しに思わず吹き出してしまう。

 

 「ちがうわい、我は紅魔族の者にして、この街随一の魔法使い。我が爆裂魔法を使い続けていたのはあなたをこの街に呼び出すための作戦。こうして、まんまとやって来たのが運の尽き」

 

 周りの冒険者がおぉ~と声をあげる。

 

 「まぁいい、俺は雑魚を相手にはしない。いいから、これからは爆裂魔法を放つのを止めろッ」

 

 「無理です。紅魔族の者は日に一度、爆裂魔法を放たないと死ぬのです」

 

 「聞いたことがないぞッ」

 

 そして、めぐみんはアークプリーストであるアクアを呼び出す。

 

 「こんな街にいるアークプリーストにはやれらない。ここはひとつ・・・汝に死の宣告を」

 

 そういったデュラハンは指先をめぐみんへと向け黒い塊を放った。

 

 めぐみんにデュラハンの死の宣告が当たる直前に金髪を靡かせた女騎士が間に入る。ダクネスだ。

 

 誰もがダクネスに当たるかと思われた直後・・・

 

 「悪いな、こういうのはクルセイダーとはいえ、女に当てさせるわけにはいかないんでね」

 

 俺が更にダクネスの前に立ち死の宣告を浴びた。

 

 「バ、バサラッ」

 

 「おいッ、大丈夫か」

 

 めぐみんとカズマそして、何故か残念そうなダクネスが寄ってくる。まぁ、なんで残念なのかはなんとなく分かる。大方、何故私をかばった。あのまま私はデュラハンにやられるはずだったのにとかだろう。

 

 「なんともねぇな」

 

 「仲間同士の結束が固い貴様ら冒険者はこっちの方が堪えるだろう。貴様は一週間後に死ぬ。そう、魔法使い、貴様の所為でだ。そこの男を助けたければ一週間以内に俺の城に来い」

 

 めぐみんはハッとなる。

 

 「自らの行いを悔いるがいい」

 

 そう言い残し、デュラハンは去ろうとする。

 

 「まぁ、待てよ。首無し騎士さんや。別にわざわざ一週間なんて待たなくてもいいだろう」

 

 俺は機攻殻剣を抜き、デュラハンの前に立つ。

 

 「誰が死の恐怖に怯えるだって?誰のせいで俺が死ぬだって?勝手に人様を殺してんじゃねぇよ」

 

 「バ、バサラ、やめろって。ここはしっかりと準備を整えて・・・」

 

 カズマが俺を止めようとする。

 

 「大丈夫だって・・・とはいえねぇが、アクアだっているんだ。何とかなるだろ。頼りにしてんぜ」

 

 「えぇ、任せなさいッ」

 

 遥か後方に見える青い髪を持つ女神、アクアが元気よく返事をする。

 

 「ということで、ここは一対一の戦いを要求する」

 

 「いいだろう、貴様のその眼、気に入った」

 

 デュラハンは嬉しそうな声を出すと大剣を構える。

 

 「「・・・」」

 

 お互いに隙を伺う。

 

 にしても、相当強いな。流石魔王軍幹部。魔法を主体としてくるアガレスとは違い、ビリビリとやべぇオーラが漂ってくる。

 

 「はぁッ」

 

 先に動いたのは俺だ。ワイバーンの機攻殻剣を振りぬきデュラハンの持つ大剣に叩きつける。

 

 「動きはなかなかいいな。だがしかし、筋力が足りぬな。この程度、虫刺されにしか感じないぞ」

 

 「はんッ、虫だって、てめぇの腐った肉体なんか刺したくないって思ってるだろうぜ」

 

 「減らず口を叩けるその根性。面白い」

 

 それからはデュラハンの攻撃が来る。大振りの癖に恐ろしく早い斬撃の数々が俺を襲う。

 

 俺はなんとか受け流すだけで精いっぱいだ。

 

 「守ってばかりでは勝負にならないな」

 

 「・・・」

 

 「受け流すだけで精いっぱいか・・・フッ」

 

 なんとか攻撃を受け流していた俺だが、デュラハンは突然攻撃を止め、アイツの全力の斬撃が俺の剣に叩きつけられる。

 

 「グハッ」

 

 機攻殻剣は吹き飛ばされ、腕も痺れている。

 

 「だ、大丈夫か?にしてもあのデュラハンなかなかのやり手だな。ジワジワと相手を痛めつける鬼畜の所業だ」

 

 「ほんと、お前は生粋のドMだな」

 

 「今日はこの変にしておいてやる。再戦を待っているぞ」

 

 「だから待てって。まだ俺は本気を出していない」

 

 「ほう、だが貴様は満身創痍ではないか?」

 

 俺は立ち上がり、空間魔法?アイテムボックス?なのか良く分からない空間から細い細剣のような機攻殻剣を取り出す。

 

 鞘から引き抜きトリガーを引きながら詠唱符(パスコード)を唱える。

 

 「降臨せよ、為政者の血を継し王族の竜。百雷を纏いて天を舞え《リンドヴルム》」

 

 俺は光に包まれる。

 

 周囲は一体何が起きているんだ?というざわめきと、カズマ達、パーティメンバーの不安気な声が漏れる。

 

 光が晴れた俺の姿を見てデュラハンは驚く。

 

 「どうだデュラハン?これが俺の本気だ」

 

 白と黄色が目立つ聖騎士のような神装機竜。

 

 「さぁ、第二ラウンドの始まりだ」

 

 

 





 読んで下さりありがとうございました。

 感想くれると嬉しいっす。
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