INFINITE STRATOS :BAREFOOT GEN 作:SHARKNADO
登場人物
通称「ゲン」。中岡家の第四子・三男。お調子者だが、根は真面目な性格。次男の昭から「段々頑固な父ちゃんに似てきた」と評される。原爆で父の大吉・母の君江・姉の英子・弟の進次・妹の友子を亡くしながらもたくましく生きていく。特技は絵画と浪曲と読経で浪曲を朗々と詠み上げたり、英語の歌や、お経を短期間で習得しており、記憶力にも優れている。
ケンカにも強く、相手の股間への頭突きや手足への噛み付きを得意とし、ケンカでは同年代相手や集団相手にも、ほぼ負け知らずで時にはヤクザや元軍人にも立ち向かい、自ら「鍛え方が違う」と相手に度々言うほどの修羅場をくぐってきた。戦争を憎んでいるために、戦争を美化したり差別意識を持つ者に対しては厳しく、大人に対しても鉄拳制裁を加える事も多い。
中学生の頃から画家を目指すようになり、天野 星雅に諭され画家になるべく東京に旅立とうとしたところでIS世界へ飛ばされる
ゲンの義理の弟・中岡進次と瓜二つの戦争孤児。
プロ野球チーム「広島カープ」の熱狂的なファンで、好きな選手は白石勝巳。巨人や阪神などの大都市球団に強い対抗心を抱く。愛唱歌は東京ブギウギ。「人のものはワシのもの、ワシのものはワシのもの」という自己中心的なセリフをスリ窃盗をやった後などに発する。
窃盗、万引き、靴磨き、骸骨売りなどから、夏江と勝子の仕立てた洋服をムスビと路上で売ることで商売の術を逞しく身に付けており、裏社会での生活の影響で孤児狩りや警察の腐敗などゲンが知らないことも知っている。
麻薬漬けにされて苦しまされたムスビの復讐のため、単独でバー「マドンナ」のマスターとヤクザ2人を射殺して自首を決意したが勝子とゲンに止められて共に運送トラックの荷台に乗って東京へ逃避行しようとするが...
隆太と共にいた原爆孤児の少女で隆太とは恋仲。
性格は勤勉かつ器用で独創性もあり、養父・松吉から積極的に読み書きを教わり、後に合流した夏江と共に洋裁店を開く夢を切っ掛けに、裁縫技術だけではなくデザインセンスまでも独学で習得していった。
麻薬中毒にされたムスビの仇討ちのために3人のヤクザを殺した隆太の自首を止めさせ、隆太と共に東京へ逃避行しようとする。
本作では顔の火傷はほぼ治癒してきている。
ムスビ
本名は
女給にうかつに釣られて入店したバー「マドンナ」のマスターに麻薬中毒にされ、隆太たちと洋裁店開店のために貯めてきた郵便貯金60万円を搾り取られ、暴行を受けて川辺に投げ捨てられてしまう。虫の息になりながらも隆太達のところに帰り着き、貯金のことなどを打ち明けて謝罪するが、「金はまた貯めればいい」と自分を許してくれた皆に感激する。本作では重症を負いながらも何とか一命を取り止める事ができ、隆太と勝子と共に東京へ向かうが...
アマチュア画家で県美展で何度も入賞実績があり、かつて家族に将来を嘱望されていた。戦争が終わったらパリへ行って絵の勉強をするはずだったが、学徒動員の勤労奉仕で広島市に出たばかりに原爆によって全身に大火傷を負い、そのせいで家族はもとより町の人からも「オバケ」と罵られ、「ピカの毒がうつる」として介護も受けられず放置されていた。
本作ではゲンと隆太の叱咤を受けて回復の兆しをみせ、吉田家族と決別し終戦後は中岡家、隆太グループと共に暮らしていった。尚、火傷のあとはだいぶ回復しているが、過去のトラウマやちょっとしたショックで支離滅裂な言動やキチガイ異常行動を起こす事もたびたびある。
画家を目指すべく元と同行し、東京へ向かうが...
元新聞記者で、原爆投下前は広島市の十日市に住んでいたが、原爆で一家7人全員を失い、親戚や職場からも嫌われて行く当てもなく呆然としていた所をゲン達と出会い、以降はゲン達と行動を共にし、孤児の施設への強制収容から守るため親を失った隆太達の父親代わりになる。本作では原爆症の悪化はせず生き延びており、隆太たちを見守り続けた。
東京へ逃避行した隆太達に会う為、ゲン・政二と共に東京へ向かうが...
ゲンが似島へ米を貰いにいった際に出会った少女。もともと日本舞踊の踊り子だったが原爆で母を失い、自身も顔に火傷を負ってしまう。ゲンの姉・中岡英子に瓜二つで、ゲンらの姉貴分として慕われている。顔全体の火傷を苦にして何度も自殺を図るが、原爆孤児の隆太・勝子・ムスビの仲間に入り共同生活するようになり明るさを取り戻し、勝子らと洋裁店を開く決意をする。はだしのゲン本編では、まもなく原爆症の悪化で死去するが、本作では生き延びており、ゲンや隆太達に励まされながら病院で闘病し、回復へむかっている。
ゲンが東京へ旅立つ際には、中尾 重蔵、天野星雅・達郎と共に見送った。