蒼青の勇者は盾の勇者を影から応援をする   作:ジェットプテラ

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第百二話が完成しました。
其れではどうぞ(^O^)/


説教

そして私達はシクールに戻って波に参加した

 

「と言う事なの」

 

『だからと言って何でそっちの波に参加しているんだ!』

 

私は〔天羽々斬〕を纏いながら左手に〔アームドギア〕、右手に〔ショドウフォン〕を持って錬に電話している

私の右側から来た魔物を切り捨てる。

 

「其れは勿論キョウを倒す為だから」

 

『だからと言っても、

てk⋯おっと、ちょっと待て』

 

私は目の前から襲って来た魔物を縦に切って更に左手で〔アームドギア〕を器用に回して逆手持ちにし〔アームドギア〕を持って居る左腕を挙げて勢いよく私の左の横脇腹当たらないように擦れ擦れで刀を振り下ろして私の後ろから襲って来た魔物の脳天を一刺しで倒した。

 

「構わらないけど」

 

『すまん

皆俺を守れ。

今俺は氷水と会話して居る

 

『『『『了解』』』』

 

『『『分かりました』』と言うか別世界に居るコオスイ様と繋がって居るんですが?』

 

『ああ、俺にも原因は分からないが何故か繋がって居るんだ』

 

「其れは波が世界と世界を繋げる道になっているから一時的に繋がっているの」

 

『氷水!聞こえていたのか』

 

「まぁね。

其れよりも皆に守れながら私の会話して居るのね」

 

『其れはそうだろう電話しながら魔物と戦うのはきついぞ』

 

「確かにね」

 

と会話しながら私に襲って来る魔物を片っ端から切り捨てる。

 

「私は今電話しながら魔物を斬って居るんだけど」

 

『マジか』

 

「ええ本当よ。

あ!」

 

『あ、て何だ!?』

 

「尚文とこっちの世界の五聖勇者が波のボスを倒したみたいだから波が終わる」

 

『そうか』

 

「取り敢えず電話切るよ」

 

『ああ、分かった』

 

私は電話を切って

 

「さてと残党を倒しましょ」

 

アームドギアの腹を撫でながらそう言って構えを取って

 

「いざ推して参る!」

 

私は走りながら片っ端から切り捨てる。

 

~討伐中~

 

そして討伐が終わって私達はシクールの城に戻って現在、絆の権限でグラスを正座させて

 

「オレが何で怒ってるか…わかる?」

 

「ま、まぁまぁキズナの嬢ちゃん…」

 

「そ、そうよ

波から戻って来たばかりなのだし…」

 

「其れに少し食事してからも…」

 

「私もきつく言えないけど少し落ち着いてからの方が…」

 

「「姉御の言う通り…」」

 

皆が絆を落ち着かせろうと言葉を並べようとするが絆は一睨みでラルク、テリス、シーフ―、黄歯菜、カッタナー、リッキーも正座させた。

絆は其のまま

 

「オレは今日初めての波だったわけだけど…亀裂からは誰も出てこなかった。

出て来たのは無差別に暴れる魔物だけ。

誰もオレを殺しに来なかったよ?

伝承の通り五聖の殺し合いが波の戦いなら誰も来ないのは可笑しいよね?」

 

「っそれは――」

 

「やられる前にやるのです。

憶測ですが、あちらの世界は波への知識が乏しい

誰もこの現象を理解できていない」

 

「…何も知らない相手を騙し討ちするつもりだったの?

キョウのやった事と何が違うっていうの?」

 

「騙し討ちではありません!

正々堂々と勝負を挑んで――」

 

「正々堂々?

氷水は兎も角尚文は戦えない五聖だよ?

それを――」

 

「だからっ

それはキズナも同じでしょう…?」

 

グラスの一言と普段のグラスでは考えられない顔をしていた為周りが静まった。

其の静音を破ったのが

 

「ふっはははっ」

 

尚文で

 

お前もそんな顔するんだな」

 

「ナオフミ様……」

 

「言わせろ、ラフタリア」

 

尚文は一歩前に出て

 

「俺達は例えどんな理由であれ殺されてやるつもりは無いが…」

 

「えぇ」

 

「だが、その顔を見たら世界の為に死ぬと言われるよりは腑に落ちる」

 

「…言われているよラルク、シーフ―」

 

「「……」」

 

「…いっぱいあるんだよ。

守りたいものが」

 

「つまるところ…この話は平行線だ」

 

少しお通夜ムードになって

 

「…キズナ、私はやはり譲れません」

 

グラスは扇の眷属器を取り出し構えて

 

「キズナの為なら私は――…!」

 

私も〔日輪刀〕を取り出して居合切りの構えを取ったが

 

「だ―かぁ―らぁーっ」

 

キズナがグラスの頬っぺたを引っ張って

 

「オレはそう言う短絡的な所を怒ってんの!!

その理屈が正しいならオレは生涯迷宮に閉じ込められて居た方が世界の為だった事になる!

そうでしょ?

後氷水は刀取り出しているの締まって締まって」

 

私は刀を仕舞って

 

「其れで話を戻すけど…オレは有ると思ってる。

五聖が強制的に波に転送される本当の意味が」

 

「本当の意味…?」

 

絆の言葉に皆は考え始めて

 

「波の鎮圧に貢献すること?…」

 

皆は尚文の方を見て

 

「でなければ氷水達とは違う俺みたいな戦う事すら出来ない勇者が波に参加する意味がない」

 

「私もその意見に賛成です」

 

大衆の中に居たエスノバルトが発言して皆はエスノバルトに道を開けてエスノバルト其のまま私達の元に来て

 

「今回の波で分かった事が一つあります」

 

私達は会議室から龍刻の砂時計まで行き

 

「キズナが参加する事で次の波への周期が遅くなったことです」

 

「え⁉そんなハッキリ違うの?」

 

「はい、少なくともこの砂時計の地域はそうです。

五聖が正しく波に参加し鎮める事が本当に世界を救う事に繋がるとするなら…

残念ながら五聖を先に殺してしまう事が自世界の勝利に繋がる事も間違いとは言えない事になりますが…」

 

「何が間違いで何が正しいかは誰が決めるの?

オレにはキョウがやってる事もグラス達も大差なく思えるよ」

 

絆はグラスの元に行き

 

「オレが波で殺されてしまうかもしれない事を恐れるなら、オレを殺しに来る奴と戦ってよ!!

どうしてグラス達が殺しに行っちゃうの…?」

そんなのらしくないよ…」

 

今度はエスノバルトの部屋に行くとエスノバルトは本棚から古い書物を四冊取り出して机に置いた。

 

「此れは私の管理する迷宮古代図書館で最近見つかった書物です。

古代の文字で書かれて居てキハナ様の勇者の力の一つである()()()()()()()の力を持ってしてもまだ解読に時間がかかりそうなのですが…」

 

丸い何かと何かがぶつかりそうな絵が有って

 

どうやら波について事が書かれていそうなのです

私達の知っている伝承もほんの一部まだまだ世界には解き明かされて居ない謎が沢山あります」

 

「じゃじゃあ…!

研究を続ければ本当に二つの世界を救う方法が分かるかも何だね?」

 

「かもしれない」

 

「かも…!」

 

絆が希望を見出していると

 

[ドサ…]

 

何か落ちた音がして振り返ると

 

「テリス…!」

 

テリスが腰を抜かしていた。

 

「…ごめんなさい…

なんだか気が抜けてしまって…

…そっか、そうだね…うん

やっぱり嫌だったのね。

ナオフミさんを殺すの

性分に合わない事をするのは良くないんだわ」

 

私はテリスに近づいて手を差し出して

 

「其れに尚文を殺したらあの時、腕輪と同じ輝きに二度とお目に抱えないでしょ?」

 

「あれコオスイさん、私あの子をナオフミさんから貰ったと言った覚えが無いけど」

 

「カルミラ島の波の時、尚文に向けて魔法を撃った時に寸止めで飛散したでしょ。

もしテリスがアクセサリーの宝石に宿る意志から力を引き出しているなら。

其のアクセサリーは尚文に攻撃できないと思うの」

 

「クスッ、コオスイさんは何でもお見通しですね」

 

テリスは私の手を取って立ち上がった。

 

「……

坊主、青の嬢ちゃん、謝罪をさせてくれ」

 

ラルクは右手を差し出したが

 

「必要ない」

 

「ええ、そうね。

必要ないわ」

 

絆とラフタリアは呆れていた

 

「お互いの立場が変わったわけじゃないし、俺がお前だったら同じ事をしていただろう。

其れに俺達が今欲しいのは協力だ」

 

「ええ、そうね。

この世界の法則や地形には分からない事だらけだから教えて欲しいの」

 

「ああ、キョウの居所を探して奪われたものを取り返す。

どうだ?グラス」

 

「いいでしょう。

元より此方もそのつもりだったのです。

あの者だけは放って置けません」

 

「グラス…」

 

「よし決まりだな」

 

「そうね。

ならラルク、その手は謝罪じゃなくて協力の握手だ」

 

「だな」

 

私達は握手した。




最後までお読みいただき有り難う御座います。m(__)m
感想、評価、誤字脱字、アンケートを待って居ます。
次回もお楽しみください(^O^)/
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