蒼青の勇者は盾の勇者を影から応援をする   作:ジェットプテラ

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第百十五話が完成しました。
其れではどうぞ(^O^)/

PS、2024年の最新作の準備に入りましたので是非参加して下さいね。
下にリンクを張って置きますので
https://syosetu.org/novel/310344/


ルロロナ村の仕事と食事事情

さて今私達はコンクリートレンガの作成作業している。

一応工業学校の学校間交流学習を行った時にコンクリートレンガを作ったことがあるが大分昔の事なのでうろ覚え状態だが取り敢えず行う

瓦礫や土に砂を運んで来た亜人の子供達に

 

「其れじゃあこれからコンクリートレンガの作成に入ります」

 

「「「「「「は、はい」」」」」」

 

先ずは色んな所から来た材料を吊るし式測りで測る

そして図り終わった砂、土、岩石系の瓦礫を砕いた石、木材系の瓦礫や貝、動物の骨から作った石灰を大きい木の桶に入れてよく混ぜる

タイミングを見て私が水魔法で水を加えて又混ぜる。

其れを繰り返すとセメントになる。

セメントをバケツに移し替える。

次に鉄板の上に木枠に古い油を塗ってから乗せて動かない様に固定する。

其れを鉄板を全体に二十個乗せる。

其処に

 

「セメントを流して」

 

「あ、はい」

 

亜人の子供がセメントを木枠に流して

 

「はい、ストップ」

 

「はい」

 

止めて木槌で叩いて空気を抜いてそれから木枠からはみ出したセメントを鏝を使って他の木枠に流す。

 

「次」

 

「はい」

 

其れを繰り返してセメントを流す。

セメントが無くなると

 

「はい、其れじゃあ皆で作ってみましょう」

 

「「「「「「はい」」」」」」

 

亜人の子供達はコンクリートレンガの作成作業を始める

私は混ぜ方が甘かった場合は手伝い、水魔法で水を出すなど亜人の子供達の成長の為殆どの事は亜人の子供達だけで作業させている。

ある程度時間が経つと作業を中断して尚文の所に行く。

尚文の本来の目的の為のレベルアップ作業に入る。

 

「班分けは任せる。

大人数だと経験値の入りが悪いんだっけか?」

 

尚文がリーシアに質問すると

 

「そうですね。

基本は公平に入るのですが…

六人を超えると減って行ってしまいます」

 

その真実を初めて知った私は

 

「私、ライク、ルナ、ソキャート、キール、リファナ、紫彩、ジャベリン」

 

パーティーメンバーを数えて

 

「はぁ~、カルミラ島で経験値が入りにくなったのはこういう理由なのね」

 

「別に氷水にはあんまり関係ないだろ?」

 

「そうだけど」

 

他愛無い会話して居ると

 

「では私とフィーロ、リーシアさん、リファナちゃん、キール君の班分けましょう」

 

「おう任せておけ」

 

「うん」

 

「ふぇぇ…頑張ります…」

 

「ちゃんと戦ってレベルを稼いで来い。

でないと胸の奴隷紋がお前達を苦しめるぞ。

…まぁ褒美の飯は用意しといてやる

フィーロついでに肉になりそうな魔物でも持って帰ってこい」

 

「そうね。

今フィーロが引いている馬車が収まりきらない位持って帰ってきてね。

そうでもしないと食糧庫が今日の晩飯で消えるから」

 

「あーそうだなフィーロ兎に角いっぱい狩って来い」

 

「うんわかった――行ってきまーす」

 

ラフタリア達は亜人の子供達レベル上げの為に出掛ける

 

「其れにしても尚文」

 

「何だ?」

 

「鞭と飴の振り方上手いね」

 

「伊達にラフタリアとフィーロの育てにはなれているんだ」

 

「そうね。

其れじゃあ私達の作業に入りましょ」

 

「だな」

 

其の後ミレリア女王が用意した兵士と資材が来て尚文は復興計画を説明して私は瓦礫の撤去の仕方やセメントレンガの作り方の説明などを行った。

夕方になると魔物を山ほどに積まれたフィーロの馬車を支えながらラフタリア達が帰って来た。

私と尚文は魔物の解体して阿吽の呼吸で慣れた手つきで料理を作り

 

「召し上がれ」

 

亜人の子供達は食事をする。

皆、奴隷生活が長すぎて思わず手掴みで食事している子が多いけど気にしない

其れで私と尚文はお代わりする子達の為に追加で料理を作っている。

食事の後は其々の時間になり、私、尚文、錬はポーションの作成している。

 

「なあ、氷水、尚文」

 

「うん?」

 

「何だ?」

 

「今まで俺、ポーションなどの薬は聖武器の自動作成機能で作っていたんだが手作りの方が効果が大きいな」

 

「まぁな、あの時の俺はほとんど聖武器の事を知らなかったから手作り一択だったなんだが、今比較して結構な差があるな」

 

「そうね。

確かに其れに面白いでしょ」

 

「あぁ」

 

「でも結構つらいな」

 

尚文は作業して居た手を止めて体の力を抜いた

 

「そうだな」

 

錬も手を止めて体の力を抜いた

私は止めずに作業していると

 

コンコン

 

ノック音が聞こえて私達は後ろを向くと

 

「ラフタリア?」

 

ラフタリアが何か困っているような顔をして居た。

 

「どうした?」

 

「その…ナオフミ様とコオスイ様にお願いが…」

 

錬を置いてラフタリアに付いて行くと

 

[ぐるるるる]

 

亜人の子供達全員が盛大にお腹の音が鳴り響いていた。

 

「皆お腹が空き過ぎて…眠れないみたいで…

急にレベルが上がったからだと思うのですが…」

 

「そうね。

そう見ていいわね」

 

「やっぱりですか。

其れで夜食をお願い出来ませんか?」

 

ラフタリアがそうお願いするが

 

「…ラフタリアちゃんでいいのに」

 

ルロロナ村産まれの亜人の子供達の一人が言うと

 

「ラフタリアちゃん料理上手だったでしょ?」

 

「え?」

 

「うん、そうだよ。

ラフタリアちゃんがいいよ」

 

「私達より料理が上手いから」

 

「わざわざ勇者様達に頼まなくても……」

 

「…そうなのか?」

 

「いえっできなくは無いんですがナオフミ様達程では…」

 

「いいな。

俺もお前の料理を食べてみたい。

作ってくれ」

 

「そうね。

ルロロナ村のご当地料理が良いわね」

 

「え”っ」

 

ラフタリアが驚愕な顔をして居た。

 

「…なんだその顔」

 

「あ…いえ…

ナオフミ様達が食べたら問題点を色々指摘されそうで…」

 

「お前

俺達を何だと思ってるんだ?」

 

「まぁ普段から美味しい料理を作って居るからね」

 

「はい、其れに本当にナオフミ様やコオスイ様みたいにその場に有る食材を美味しく料理するなんてとっても…

霊亀の肉のレシピなんて知りませんし…」

 

「そんなもんか…」

 

「そうね殆どアドリブだらけだからね」

 

「そうだな…」

 

尚文は亜人の子供達を見て少し口元を緩めて

 

「…まぁいいラフタリア手伝いくらいしろ」

 

「はっはい」

 

「特にキール、ソキャートは積極的に手伝いなさい」

 

「分かった」

 

「はぁ、俺?」

 

「そう、私達と別れてラルク達にたっぷりお世話になったでしょ。

万が一私達と逸れて料理が出来ないとそこら辺あるキノコを食べて腹壊すわ」

 

「うぐ…分かった」

 

私と尚文の指導の下でラフタリア達が料理して出来た料理は美味しかった

 

~次の日~

 

朝ご飯

 

「一番から五番の串が焼き上がったから錬、持って行って

尚文、手が止まっているよ」

 

昼ご飯

「はい、チャーハン出来上がり更に盛りつけたから錬、持って行って

後其処手づかみで食べないスプーンを使いなさい」

 

晩御飯

 

「じゃんじゃん盛りつけて、あの子達の食力は大人顔負けだから」

 

私がテキパキ料理を作っていると尚文と錬が

 

「「ちょっと待てい‼」」

 

私に怒鳴り気味で待ったを掛ける

 

「何で俺達があいつ等の料理を沢山料理を作らないといけないんだ」

 

「そうだそうだ。

俺なんか出来た料理をテーブルに運んで開いた皿を下げる事を永遠に行っているぞ」

 

「しょうがないでしょ。

亜人はレベルが上がるにつれてお腹を空かせやすい体質なんだから」

 

「だとしても……」

 

尚文が言いかけて途中で

 

「ゆーしゃさまーおかわりー」

 

亜人の子供達が空いた皿を持って来た。

尚文は睨みが

 

「キャーコワーイ」

 

あんまり効果が無い

 

「はいはい、お代わりね」

 

「ラフタリア!

食材を持って来てくれ」

 

「あ…あのそれが…」

 

ラフタリアが気まずそうにして居る

私達は最悪の予測が出て来た。

 

「もう底をついてしまって…

狩りの獲物全部もです」

 

「なぁ、尚文、氷水もう休んでいいか?」

 

「そうね。

一旦休憩にしましょう」

 

「だな。

ラフタリア、この鍋の奴を配っておけ」

 

「あ、はい」

 

ラフタリアは尚文が手を掛けていた鍋を皆の方に持って行った。

 

「なぁ氷水」

 

「なに?

尚文」

 

「此れヤバくないか

マジで破産するぞ」

 

「そうね。

何か手を打たないと破産するわね。

なんか打開策ないかしら?」

 

「一応あるが、ラフタリアに確認を取らないとな」

 

私達はラフタリアの元に行き

 

「ラフタリア話がある」

 

「あとキール、リファナも」

 

「…はい」

 

「うん?」

 

「どうかしましたか」

 

後ろから

 

「ごしゅじんさまー

フィーロおかわり~」

 

と言うが

 

「ない」

 

「もう在庫切れよ」

 

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ええ~!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

「もう食材が空だからな」

 

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ええ~!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

俺達ちゃんと借りして来ただろ⁉」

 

「其れも全部今消えた」

 

今食べて居る物や空いた皿を見て

 

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「え”ぇ”え”~!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

私達は無視して

 

「其れでだラフタリア、キール、リファナ

こいつを使いたいんだが、いい場所はあるか?」

 

尚文はラフタリアある物を差し出す

 

「――これは…!」

 

元康が起こした問題の奇跡の実だった

 

「これ奇跡の実ですね」

 

「げぇ、俺達の村を植物塗れにするつもりか?」

 

「其処ん処は大丈夫だ。

ちゃんと品種改良はしてあるから」

 

「其れは大丈夫ですね。

ならいい場所が有ります」

 

ラフタリア達の案内である場所に行く。

 

「止めないんだな」

 

「複雑な所ですが、今は背に腹は代えられません

この辺りは荒野ですから多少は大丈夫と思います」

 

「だな村から離れているし」

 

「盾の勇者様が品種改良を施しているから大丈夫だよ」

 

尚文は奇跡の実を投げて地面に着弾すると同時に一気に芽が出て直ぐに成長して立派な大樹になった。

私達は皆を読んで

 

「なに…コレ…」

 

「昔南西の村で問題を起こした植物だ。

勿論改良はしてある。

決まった食事で足りない時はこの実を食べろ

一日中いつでもいくらでも食べて良い」

 

「勇者様達がいつでもこの実で料理造ってくれんの?」

 

亜人の子供がそう言うと

 

「違う‼

奴隷の飯を一日中作る主人があるか」

 

「其れに私達が留守の時は料理を作れないから」

 

「だからこれからは少しずつお前達にも仕事任せて行くからな。

たとえばこの植物の管理、調合や細工それと料理…」

 

のタイミングで

 

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ええ~!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

の驚きの声が出た。

 

「勇者様のご飯が良い~」

 

「すっごく美味しいのにぃ~~」

 

凄い反響だった。

 

「覚えればお前達でもうまい飯は作れる!

其々好みの味付けなんかもあるだろう?

例えば…親の作った料理とか…」

 

「尚文」

 

私は肘でぐいぐい押すと

 

「あ」

 

尚文も亜人の子供達の地雷を踏んだと思ったが

 

「だったら」

 

キールが

 

「魚が食べたいっ」

 

そう言って来た

 

「肉と野菜ばっかりでも

盾の勇者様達の料理なら我慢出来たけど」

 

「…そうだね」

 

「うちのお母さんの得意料理、魚の煮物だった!」

 

「うちは焼き魚!!!」

 

「確かにレベル上げのついでに狩りばかりでしたから…」

 

「…そうか

近いもんな海」

 

私達は海岸に移動する。

 

「昔は猟師も沢山いたんですよ」

 

「漁村の思い出の味…か

ラフタリアの家も魚が多かったのか?」

 

「…まぁそうですね」

 

会話して居ると

 

「いっぱい捕れたら勇者様、料理作ってくれよな――‼」

 

「だから!

お前達が作るんだろ⁉

思い出の味‼」

 

「俺達魚捌いた事無いもん」

 

「――ったく。

素潜りは出来るのに捌き方は分からないのか」

 

「漁の仕方は凄腕の漁師さんに教えてもらったりしてたんですよ」

 

「それってもしかして水棲系の亜人の…」

 

「そうです!

コオスイ様の様に海の中を自由自在で皆の憧れで…!

 

「子供は真似したくなりますもんね…!」

 

「皆見た目に反して思う以上に幼いです。

村がこんなにならなければ…きっと教えてもらえてました」

 

「…まぁそうだな。

お前達だって」

 

「わっ私は違います!

もう立派な大人です」

 

「え?

私たちの年齢はあの子達とほぼ同じだよ」

 

「現にこの体はレベルを上げて無理矢理成長しているだけだし」

 

「そういう所だよ」

 

この後取ってきた魚の捌き方などを教えた




最後までお読みいただき有り難う御座います。
次回もお楽しみに
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