此れで今年の投稿は終わりです。
来年もよろしくお願いします。
其れではどうぞ
ナディアは尚文に目掛けて銛を振りかざした。
防御では四聖唯一高いので
[ゴッ]
ナディアの銛は砕けた
『銛が…!』
『おおっと、ナディア武器があっ砕けたあっ』
ナディアは砕けた銛を見ながら
『あらあら…
ロックちゃんって結構固いのね』
と言った後に砕けた銛を捨てると
会場外から砕けた銛と同じ銛が飛んで来てナディアは其れを拾う
今のは支援者の支援と分かる
尚文達は構え直す
『…諦めないのね』
『…お前の方こそ
この期に及んでもまだ、俺達と戦いたくなさそうだな?
そっちこそ降参したらどうだ?』
『言うわねぇ』
ナディアは視線だけある場所を見つめてから尚文達を見つめ直す
『…でも、そうねぇ
考えても上げて良いわよ』
するとナディアの周りにエネルギー風が出て来て
『お姉さんのスポンサーと交渉してくれるなら…ね!』
何かをするのが分かる。
『おお~っとまさかまさかぁ?
来るのかあ~!?』
「ふぇっ」
観客席が盛り上がる
『ナディア選手の獣人化ぁだぁぁ』
『獣人化!?』
確か獣人は獣に近い存在を獣人種、人に近い存在を亜人種と区別して居た
『なんだ!?
獣人化って!』
私は尚文の声を盗み聞ぎする
『獣の度合いが強い状態になる事です。
任意に変身できる亜人種が居るんです。
そして変身すると――』
ナディアの姿がみるみると変って行き、鯱の獣人に変わった
『能力が跳ね上が――』
ラフタリアが途中で喋るのを辞めて動きが止まった。
ナディアは棒立ちして居るラフタリア目掛けて突撃した
『シガラキ!!』
尚文が咄嗟にシールドを張ってナディアの突撃を防ぐ。
「リファナちゃんアレって」
「キール君もそう思うよね」
リファナとキールは何か思い当たる事があるのかナディアを見つめながら
『ぼうっとしてるくらいなら降参しなさい。
死んじゃうわよ』
ナディアはそう言うがラフタリア、私達の所に居るキール、リファナはほぼ同時に
『「「サディナ…姉さん?」」』
其れを聞いた私は
「サディナ姉さん?」
とオウム返ししてしまう
更にラフタリアは甲冑のバイザーを上げて
『私です
サディナ姉さん』
『…ラフタリアちゃん…?』
観客は静まり返って
「キール、リファナ知り合い?」
「はい、私達の村で一二を争う位強い人で」
「俺達に泳ぎなどを教えてくれた」
「知り合い……か?」
尚文もナディア、改めてサディナは聞こうとするが、サディナは銛を尚文目掛けてフルスイングして尚文は盾で防ぐ
『サディナ姉さん!?』
『スポンサーが見ている』
其れを聞いて尚文は直ぐに対応して
『詳しく聞かせて欲しいわ、ロックちゃん』
サディナは銛で尚文を押して
『ラフタリアちゃんを戦わせたわね』
『…ああ』
『村の子達は皆そう、のどかで慎ましやかな漁村の子達よ戦う事なんて…』
『避難は受け付けるが…
お前が同郷の者なら今まで何をして居た?
今のルロロナ村が如何なって居るのか知って居るのか?
波の時は何をして居た』
『そうよ
私が漁になんか出ていないで直ぐに村に戻って居たら今頃…
だから買い戻すの一人残らず汚れたお金でも借金をしてでも…』
銛から雷を出して尚文とフィーロ飛ばして、其の隙にラフタリアが奇襲して
『サディナ姉さん
ロック…ナオフミ様は私を救ってくれた恩人なの。
コロシアムにだって村の皆を救うために来たんだよ。
本当だよ』
私は其の隙に
「〔マッハキャリバー〕透明のサディナの元にサーチャー出して」
『
〔マッハキャリバー〕から透明のサーチャー出てサディナの元に辿り着いて
『えっと聞こえますか?
ナディア改めてサディナ』
『コオスイ様!?』
『その声、ウェーブちゃん!?
何処から…』
『サーチャーを使った念話です。
其れでラフタリアは今の状態を維持』
『あ、はい!』
『サディナ、取引しませんか?』
『取引ねぇ』
『内容は私達が後ろ盾になる事です。
私の本当の名は鞘波氷水、蒼青の勇者
其れからブレイドは天木錬、剣の勇者
そしてロックは岩谷尚文、亜人達が好きな勇者の盾の勇者』
『あぁ、成程ね。
道理であんなに硬い理由は分かったわ』
『其れからシルトヴェルトじゃないけどメルロマルクも後ろ盾になってくれる。
サディナはルロロナ村の子供達を全て回収したらその後は如何するつもりだったんですか?』
『耳が痛いわね。
ルロロナ村の子供達を買い戻す事しか考えて居なかったわ
そうね四聖勇者と国が後ろ盾になってくれるなら喜んで乗ってあげるわよ』
『有り難うございます。
其れでスポンサーを裏切る事になりますけど
もしサディナが裏切りもしくは失敗した時の処置は?』
『そうね。
私が負けたら私の後ろに待機して居るマーダーピエロちゃんが登場してそのまま戦闘に入るわよ』
『分かりました。
其れから、多分ですがサディナが裏切った時の往復処置としてルロロナ村の子供達を売り飛ばす事を考えられます。
今ルロロナ村の子供達を何処に居ますか』
『そうね。
○○地区の××の建物に居るわよ』
『分かりました。
仲間に伝えます』
私は念話を切って
「紫彩、錬、リファナ、キール」
「氷水?」
「なんだ!?」
「どうかしましたか」
「今すぐ○○地区の××の建物に行って。
其処にナディアが今まで集めたルロロナ村の子供達が居る。
この後、ナディアはスポンサーを裏切るから往復処置で売り飛ばされる可能性が有るから」
「マジか
リファナちゃん今すぐ行くぞ」
「うん」
「了解だ」
「えぇ」
紫彩、錬、リファナ、キール直ぐに会場を離れる前に
「錬、紫彩、券を」
「あぁそうだった」
「お願いね」
紫彩と錬は尚文の券を受け取ってコロシアムを後にする
「…降参よ」
サディナは降参宣言して
「やたぁ~…」
リーシアが万歳するが
「辞めなさい」
私は直ぐにリーシアを取り押さえる
「どうしてですか?」
そんなやり取りをしている間に
『こっ…降参と言う事は…
チームロックバレー一行勝利ぃいいい!!』
実況者から勝利宣言した
私は急いでリーシアを抱えて逃げる様に観客席から離れながら
「〔マッハキャリバー〕尚文に念話を入れて」
『
そうしている間にも私達は死角になる場所に移動して
「何降参してんだてめぇ~!」
「大事な試合分かってんのか!?」
「ロックバレー、なにしてくれんだ!?」
「金返せぇっ」
観客席から罵倒の嵐が聞こえて
『「勝ちだ勝ちだ!!」』
尚文の念話と叫び声が聞こえて来る
『「俺達の勝ち!
文句有る奴は下りて来い!!」』
と尚文がそう言うと
[ドオッ]
より一層と罵倒が激しくなった。
『あら~火に油ねぇ』
『お前も当事者だろ!!
何を吞気に…!』
『今更慌ててもねぇ
だって既に周りは…敵だらけ…だもの…』
『皆様っ、ご静粛にぃぃっ』
実況者の声が響いて観客達は一斉に黙った。
『…誰だ?』
『この大会を主催して居る武器商人よ。
お姉さんのスポンサー』
『正確に言えば(元)でしょ』
『氷水!』
『シードを使って盗み聞きして居たから』
『なら助けろ』
『そうしたいのは山々なんだけど…』
と私が言いかけている最中に
『会場の皆様!
ご声援を有り難うございます!
皆様の熱気にお応えしまして特別に!!
今回の激闘を見せてくれた闘士達に更なるエキシビションマッチに挑戦していただきましょう!!』
『はぁあ!?』
尚文は色んな意味で驚いている中
実況者は
『内容は』
説明をする
『ロックバレー一行とナディアの共闘!!
昨日の敵は今日の友!?
手を取り合って強敵を倒せるのかぁぁあ!?』
観客席にプラカードを持って居る美女が入って来て
『特例で先の試合での掛け金の返還もOKだ!!
さぁ皆様、奮ってご参加――』
実況者の声を遮る様に
『ふざけるなっ』
尚文の念話が頭に響く
其れを同時に
「リーシア、もう一回尚文に賭けるよ」
「あ、はい」
私達は投票場に移動する
その間にも
『これまでも妨害を受けて来たが…
此れじゃあ実質試合向こうじゃないか!?
そんなに俺達に勝たれたら困るのか!?』
『そうよ
全ては運営の手の内
…戦うしかないわ
下手にゴネても不戦敗になるだけよ』
『…くそ何が一攫千金だ。
本当に真っ黒だなコロシアムは!!
『しょうがないよ。
金貨が億体で動くから』
『そうよう
お姉さんの苦労少しは分かってくれたかしら?
気を付けて次の試合も真っ黒よ』
私達は投票に辿り着いて
『次の試合も真っ黒よ』
『さぁっ
気になる相手は~?
マーダーピエロだぁ』
サディナの後ろで待機して居たマーダーピエロが出て来てその間にも私はサディナVS尚文で得たお金を課金して再度、尚文&サディナVSマーダーピエロの試合に尚文達のベッドする
『あら~』
『強いのか?』
『期待の大型新人ってトコかしら
運営は本気よ
私の負けた損失もだけど…ロックちゃん…ナオフミちゃんどんだけ大穴だったの』
『ちょっと待てなんでお前が俺の名前を知って居るんだ?』
『まぁ、ラフタリアちゃんとコオスイちゃんがが教えてくれたんだよ』
『何教えているんだ!』
私は尚文の愚痴を念話で聞きながら
「次に行くよ」
「あ、はい」
私は次の場所に移動しながら
『御免!
交渉の材料に使ったから
其れからナディアVS尚文のオッズは〇:×で尚文&サディナVSマーダーピエロのオッズは□:△です』
『成程ね其れはスポンサー達は怒って躍起になるわね』
『…』
念話でやり取りしながら尚文達が見えるコロシアムの人気が無い場所に辿り着く
『あの二体は操り人形…!
敵は一人か!
舐めやがって…!』
『言ったでしょう?
真っ黒だって
既に会場のあちこちに居る魔法使い達がに寄って強化の魔法が施されている筈よ』
『強化!?
そんなコトまでやるのかよ』
サディナの言葉を聞いて直ぐに〔三ツ星極制服 探の装〕と〔ブルー・ティアーズ〕を纏って〔三ツ星極制服 探の装〕の体表面のキーボードをタイピングしながら〔ブルー・ティアーズ〕のハイパーセンサー機能を使ってコロシアムの全体を調べると確かにサディナの言う通りに強化魔法に弱体化魔法が発動して居る
『確かに強化に弱体化の魔法が発動して居ます』
『そうでしょ
其れにさっきの試合でもそうよ?
お姉さん強かったでしょう?
因みにコオスイちゃん言ったように今はナオフミちゃん達と同じ弱体化の魔法が掛かってるみたいけど…』
『は…?
え!?』
『だから言ったのよ
関わらないでって』
『何言ってるんですか!』
ラフタリアが一瞬でマーダーピエロの操り人形が持って居る武器を細切れにする
『そうやって全部ひとりで抱えるつもりだったんですか?
私だって戦えるんです』
「リーシア此処から尚文に補助魔法を!」
「え、ですが他の妨害魔法で意味がないと思いますが」
「私が叩く」
私は〔ブルー・ティアーズ〕の〔スターライトmkIII〕を構える
「あ、はい」
「さっさと終わらせて後悔させましょう
私達を敵に回したことを…!!」
私達の戦いが始まった。
最後まで呼んで下さってありがとうございます
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