蒼青の勇者は盾の勇者を影から応援をする   作:ジェットプテラ

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第二話スタートです。(^O^)/ではどうぞ


転生先の世界の説明をして貰いました。

私は扉を潜って光に視界を奪われ、光がなくなるとトランクを持って魔法陣の前に立っていた。

ここが盾の勇者の成り上がりの世界ですか。

 

「ここは?」

 

どうなっているかのか気になったのか剣を持った少年がローブを着た男に尋ねる。

 

「おお、勇者様方ッッ!この世界をお救い下さいッッ!!!」

 

「「「「は?」」」」

 

状況の分からない4人は声を揃えてそう答えるしかなかった。

私は少し分かっていたが詳しく分からないから

 

「すみません、多分此処にいる皆んないきなり過ぎてわからないので説明をお願いします。」

 

私は説明する様に頼んだ

 

「色々と込み合った事情があります故、ご理解していただく言い方ですと、勇者様達を太古の儀式で召還させていただきました」

 

「召還…」

 

弓を持った少年が尋ねた事にローブの男が答えた。

 

「この世界は今、存亡の危機に陥っているのです。勇者様方、どうかお力をお貸しください」

 

ローブを着た男達は深々と私達に頭を下げた。

 

「そうだな、まずは話を‥‥」

 

「嫌だな。」

 

「そうですね。」

 

「俺たちは元の世界に帰れるんだよな?話はそれからだ。」

 

「説明次第ではその仕事を受けよう」

 

盾を持った男が話を聞こうとし喋る最中、他の四人が遮るように言った。

 

「あの‥ええと‥」

 

予想外の言葉にローブを着た男達がタジタジになるが、構わず、言葉は続く。

 

「人の同意なしに、いきなり呼び出した事に対する罪悪感をお前らは持ってんのか?」

 

「仮に、世界が平和になったら、用済みとばかりにポイっと元の世界に戻されてはタダ働き同然ですしね。」

 

「それで?こっちの意思をどれだけ汲み取ってくれるんだ? 話によっちゃ俺達が世界の敵に回るかもしれないから覚悟しておけよ?」

 

3人ともが自身の武器を突きつけてローブを着た男を威嚇している。

説明位聞かないのかこの三人は少し葉っぱをかけますか

 

「三人共少しは説明を聞かないか?今は右も左もわからない状態でこの世界で過ごせるか?」

 

「そ、そうです。まずは王様と謁見して頂きたい。報酬の相談や、その他諸々の重大な話はその場でお願いします。」

 

「なんで、そいつの肩を持つ。」

 

「そうですね。」

 

「お前そいつとグルじゃねえよな?」

 

「生憎、私も太古の儀式とかで召喚された人間だ、後、小説で例えるなら異世界召喚とみた」

 

「ふん。」

 

「まあ、嫌いではないですけど‥」

 

「確かに俺も好きなジャンルだが、まだ認めた訳じゃねえからな?」

 

少し治ったか此れで話が進むかな?

 

「ま、まずは王様と謁見して頂きたい。報酬の相談はその場でお願いします」

 

ローブの男の中の代表のような男が大きな扉を開けさせて道を示した。

 

「…仕方がないな」

 

「ですね」

 

「ま、どいつが相手でも話は変わらねえけどな」

 

それに着いて行き、暗い部屋を抜けて石造りの廊下を歩く。

しかし、窓から見えた風景に5人は息を飲んだ。

どこまでも空は高く、中世ヨーロッパの様な街並みが広がっていた。

ホゥ此れが異世界転生かやっぱり人生はわからない事だらけだ。

歩いて行くうちに謁見の間に彼らは辿りついた。

 

「ほう、こやつ等が古の勇者か。にしても一人多くないか?まあよいワシがこの国の王、オルトクレイ=メルロマルク32世だ。勇者達よ、顔を上げい」

 

と言っても部下しか下げていないが

 

「さて、まずは事情を説明せねばなるまい。この国、更にはこの世界は滅びへと向かいつつある。」

 

「終末の予言に、次元の亀裂.......」

 

王の話をまとめると、まずこの世界には終末の予言なるものが存在するらしい。

予言によれば、いずれ波というものが幾重にも繰り広げられ、その波の齎す災害を退けねば世界が滅ぶという。

その予言の年が今年であり、予言の通り、古より存在する龍刻の砂時計という道具の砂が落ち出した。

この龍刻の砂時計は波を予測し1ヶ月前から警告するという機能を持っている。

伝承では1つの波が終わる度に1ヶ月の猶予が生まれ、また襲いくるという。

当初、この国の住民は予言をあまり信じていなかったが、予言通りに厄災が降り注いだ。

次元の亀裂がこの国、メルロマルクに発生し、凶悪な魔物が大量に亀裂から這い出してきたという。

その時は国の騎士と冒険者により辛くも乗り切ることが出来たが次の波は更に強力なものになる。

このままでは対処しきれないと考えた国の上層部は伝承に則り勇者召喚を行ったというのが事のあらましだ。

言葉がきちんと通じるのも、伝説の武器の能力によるものらしい。

 

「話は分かったが、召還された俺達にタダ働きをしろと?」

 

「都合のいい話ですね」

 

「だな。自分勝手としか言いようがない。滅ぶんなら勝手に滅べばいいだろ。俺達にとってはどうでもいい。」

 

「確かに、助ける義理はないよな。タダ働きした挙げ句、平和になれば『さようなら』とかされたらたまったもんじゃないしな。というか帰れる手段があるのか聞きたいし、その辺どうなの?」

 

「私は衣食住の三点とお金を貰えば仕事する」

 

「安心せい、もちろんある。」

 

そう言うと、王はそばに控える大臣に目線を送る。

 

「はい。もちろん、勇者様方には存分な報酬は与える予定です。」

 

私以外の4人は小さくガッツポーズをする。

 

「では勇者達よ、それぞれの名を聞こう。」

 

「俺の名前は、天木錬(あまきれん)、年齢は16歳、高校生だ。」

 

剣の勇者、天木練。体格は165cmと小柄で、線は割と細い。

顔は整っており、茶色がかった黒髪のショートヘアで切れ長な瞳に白い肌、雰囲気は寡黙な印象を受ける。

 

「じゃあ、次は俺だな。俺の名前は北村元康(きたむらもとやす)、年齢は21歳、大学生だ。」

 

槍の勇者、北村元康。体格は175cmくらいで、線は割としっかりしていた。

顔は整っているが天木練と比べると、やや男らしく、金髪の長髪でポニーテールにしており、少し軽薄そうな印象だ。

 

「次は僕ですね。僕の名前は、年齢は17歳川澄樹(かわすみいつき)、高校生です。」

 

弓の勇者、川澄樹。体格は160cmと勇者の中でもっとも小柄で、線も細く華奢といった感じだ。

顔は整っており、天木練よりも中性的で、黄緑がかった金髪が若干天然パーマが入ったウェーブヘアーで、物腰は穏やかながら芯は強そうな印象。

 

「次は俺だな、俺の名前は岩谷尚文(いわたになおふみ)。年齢は20歳、大学生だ」

 

本作の主人公、岩谷尚文、この先色んな困難が待ち構えているからタイムパラドックスを引き起こさないように影から支えますか

 

「最後に私、私の名前は鞘波氷水。年齢は二十歳、元の世界では俳優と言う仕事をしていた」

 

「ふむ。レンにモトヤスにイツキにコオスイか」

 

「王様、俺俺!」

 

「ああすまんな、ナオフミ殿」

 

あれはわざとですね。

それと集中するといつも尚文を蔑んでるような視線して居ますね。

 

「大方、分かった。それでじゃ。ええと、コオスイ殿。そなたは何の勇者か?鞄の勇者か?」

 

「いや、えっと、蒼青の勇者になっています。」

 

そう私が今考えた嘘を言ったら、メルロマルク32世が控えている大臣に視線を送る。

 

大臣が私に小さな光の玉を飛ばし、納得したような顔でうなづくと王に耳打ちをする。

 

「‥何?確かに蒼青の勇者と出る?真か?お主が言うのじゃからそうなんじゃろう。分かった。とりあえず勇者として扱うとしよう。」

 

なんかボソボソ言ってるが

てか今思いついた嘘で通用した。

 

「では皆の者、己がステータスを確認し、自らを客観視して貰いたい」

 

(・・?)ステータス何それ?

 

「えっと、どのようにして見るのでしょうか?」

 

川澄樹が王におずおずと進言した。

 

「何だお前ら、この世界に来てすぐに気付かなかったのか?」

 

天木練は情報に疎い連中だと呆れたように声を出した

 

「何だお前ら、この世界に来て真っ先に気が付かなかったのか?」

 

「視界の端にアイコンが無いか?」

 

天木練に言われるがまま視界の端にあるアイコンに意識を集中する私

すると、軽い電子音がしてパソコンのブラウザの様な画面が大きく視界に映る。

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鞘波氷水

職業蒼青の勇者LV.1

装備

異世界の服

ドレイクゼクター

ゲーマドライバー

ショドウフォン

VSチェンジャー

プリンセスパフューム

キュアラビーズ

美樹さやかのソウルジェム

天羽々斬

喜多川裕介のペルソナの仮面

ただのトランク

スキル

オート回復

受けたダメージは自動回復します。

状態異常無効化

全ての状態異常を無効にします。

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此れが私の今の能力か、てか本当に蒼青の勇者だったんだ。

後オート回復と状態異常無効化は絶対、美樹さやか能力だよね

後でトランクの中身を 見ますか。

 

「Lv1ですか.......これは不安ですね。」

 

「そうだな、これじゃあ戦えるかどうか分からねぇな。」

 

「と、いうよりも、なんなのだコレは?」

 

「勇者殿の世界では存在しないので? これはステータス魔法というこの世界の者なら誰でも使える物ですぞ。」

 

「なるほど。」

 

「それで、俺達はどうすれば良いんだ? この値は不安すぎるぞ。」

 

「勇者様方にはこれから冒険の旅に出て、自らを磨き、伝説の武器を強化していただきたいのです。」

 

「強化? この持ってる武器は最初から強いんじゃないのか?」

 

「いえ!伝承によりますと召喚された勇者様が自らの所持する伝説の武器を育て、強くしていくそうです。」

 

「伝承ね。その武器が武器として役に立つまで別の武器とか使えばいいんじゃね?」

 

北村元康はくるくると槍を回しながら話を進める。

 

「そこは後々、片付けてけば良いだろ。頼まれたならとにかく、俺達は自分磨きをするべきだよな」

 

異世界に勇者として召喚されるというシチュエーション、是が非でもやってみたいという思いが彼らの中で沸々と湧いていく。彼らは未知という魔力に魅せられ、興奮が冷めない状態だった。この場に居る私以外の四人は自らの武器に夢中になっていた。

 

「俺達五人でパーティーを組むのか?」

 

「お待ちください勇者様方」

 

「ん?」

 

これから冒険に出ようとする勇者達を引き留める大臣。

 

「勇者様方は別々に仲間を募り冒険に出る事になります。」

 

「それは何故ですか?分散せずにみんなで戦えば良いのではないのですか?」

 

「はい。伝承によると、伝説の武器はそれぞれ反発する性質を持っておりまして、勇者様達だけで行動すると成長を阻害すると記載されております。」

 

「本当かどうかは分からないが、俺達が一緒に行動すると成長しないのか?」

 

そんな説明を受けていると、皆、伝説武器のマニュアルとヘルプを見つけた。

 

『注意、伝説の武器同士を所持した者同士で共闘する場合。反作用が発生します。』

 

「となると仲間を募集した方が良いのか?」

 

北村元康の呟きに王が反応する。

 

「ワシが仲間を用意しておくとしよう。なにぶん、今日は日も傾いておる。勇者殿、今日はゆっくりと休み、明日旅立つのが良いであろう。明日までに仲間になりそうな逸材を集めておく。別々に旅立つとはいえ、波の時には肩を並べて戦うのじゃ。各々交流をしておくと良いぞ。」

 

五人「「「「「ありがとうございます。」」」」」

  

その日は皆、王の用意した来賓室で休む事になった。

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