蒼青の勇者は盾の勇者を影から応援をする   作:ジェットプテラ

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第三十七話が出来ました。
今回は重大発表があります。
重大発表はこの小説の一番下にあります。
では第三十七話スタートです。


フィトリアとフィーロ

昨日、フィトリアの話を聞いてその後就寝して今日もいつも通りに起きて鍛錬している。

昨日のフィトリアの『世界の為に四聖を殺す』を聞いて刀を振る気分ではないから〔マッハキャヤリバー〕の〔バリアジャケット〕を纏って腰には〔ゲーマドライバー〕を巻いて〔キメワザスロットホルダー〕のステージセレクト機能を使って草原のステージにしてバグスターウイルスの戦闘員を出して其れをただ殴る、蹴る、魔力弾を撃つを繰り返している。

そして

 

「せいやあぁぁぁ」

 

百体目のバグスターウイルス戦闘員を殴ってすぐさまステージを解除して休んだ。

流石にステージを解除せずに休めばバグスターウイルスの戦闘員に袋叩きさせる。

一呼吸を置いて〔バリアジャケット〕も解除した。

流石に百体殴って蹴るもすれば汗をかく

ので茂みに隠れて

 

Imyuteus amenohabakiri tron

 

起動詠唱を歌い〔天羽々斬〕を纏った。

其れも水着型ギアである。

流石に誰かに生まれた姿を見せるのは駄目だと思って〔天羽々斬、水着型ギア〕を纏った。

其れは置いといて、〔ショドウフォン〕を手にして筆モードにして(小雨)を書いた。

すると小さな雨雲出ていて私の上に来て雨が降って来た。

更に(石鹼)と()も書いて具現化させて雨雲から少し離れて体を洗い。

洗い終えたら雨雲に行き石鹼を洗い落とした。

()を二つ書いて雨雲と石鹼を消した。

残った濡れた布は(乾燥)を書いて乾かして体に残った水分を吹いて布も消して〔天羽々斬〕を解除してこの布も〔ショドウフォン〕で()を書き布も消した。

するといい匂いして来た。

尚文が調理していると判断して移動したらフィトリアと出くわした。

 

「フィトリア、ちょっと良いかしら?」

 

「何?」

 

と移動しながら会話をした。

 

「昨日の言葉、本気で実行するの?」

 

「出来ればしたく無いけど世界の為なら殺す」

 

「そう、其れで私達を如何するの?」

 

「一応、新しい四聖勇者が呼べたら貴方達が先導者になって欲しい」

 

「もし新しい四聖勇者が呼んでも来なかったら?」

 

「その時は貴方も殺す」

 

「紫彩は?」

 

「紫魔の勇者は眷属の勇者だから殺さない」

 

「そう、そう言えば眷属の勇者は何なの?」

 

「此れも凄く昔の事で記憶も朧げだけど確か代行者」

 

「代行者?」

 

「そう、世界を守る勇者が出来ない事を代わりにやる存在」

 

「具体的には?」

 

「忘れた」

 

私は少しこけた。

 

「忘れたって」

 

「此れも昔の事だから」

 

「そう」

 

と会話していると尚文達が先に食事していた。

 

「氷水、遅いぞ」

 

「コオスイ様、先に食べています」

 

「構わないわよ。

フィトリアと話していたの」

 

「話?」

 

「そう」

 

と言いながら私の分、テーブルに置いていた朝食の皿を手に取った。

そしてフィトリアがメルティ王女の隣に立ち

 

「フィトリア?」

 

「どうしたのです?」

 

「リベレイション ウィンドプリズン」

 

 フィトリアはメルティを風のようなもので閉じ込めてしまった。

 

「メルティ!」

 

「メルちゃん!」

 

「何これ?」

 

メルティ王女は混乱して風の檻を触れようとしたら鎌鼬が起きて指を少し切った。

 

「メルちゃんに何するの!?」

 

「メルたん、貴女には人質になってもらう」

 

「人質?どういう事だ?」

 

「盾の勇者と蒼青の勇者、約束して。他の勇者達と仲良くするって」

 

「メルちゃんをそこから出して!」

 

「じゃないとメルティをどうにかするって事か?それは出来ないと言った筈だ!」

 

「私はやるけど?」

 

「其れではダメ。

だからフィトリアはお願いする」

 

「何故そこまで勇者の和解にこだわる?」

 

尚文はフィトリアが他の勇者との和解にここまでこだわるのか疑問に思った。

 

「フィトリアを育ててくれた勇者との大切な約束だから。そして波から世界を救う為に勇者同士の協力は絶対に必要だからお願い」

 

「何度頼まれようと俺はあいつらと和解する気はない」

 

「なら、新たな勇者を召喚する為に、フィトリアが今の勇者を全員殺す」

 

 フィトリアの発言に全員が目を見開く。

 

「昨夜言っていた事はそうゆうことか」

 

 尚文は昨夜のフィトリアとの会話を思い出し、合点がつく。

 

「その方が世界の為になる。どうか他の勇者と和解して」

 

「それでも、それでも無理だ。わざわざメルティを人質にする必要ない。俺を殺したければ殺せばいい。だが」

 

 尚文は盾を構える。

 

「ただでやられるつもりは元々ないけどな」

 

尚文が憤怒の盾を出そうとするが、

 

「ダメ」

 

 フィトリアが妨害した。

 

「なっ!?」

 

「盾の勇者の気持ちは分かった」

 

「何?」

 

「それならば盾の勇者とその従者達だけでも波と戦えるくらい強いって、フィトリアに証明して」

 

「証明って?」

 

「どうすればいいんだ?ここでお前と戦うのか?」

 

「盾の勇者の強さは大体理解している

其れと蒼青の勇者と紫魔の勇者も」

 

 そう言うとフィトリアはフィーロを見て指差す。

 

「フィーロと一騎打ちしたい」

 

「フィーロ!?」

 

フィトリアの突然の指名に驚くフィーロ。

 

「フィトリアが実力を認めたらメルたんを解放する。

それから勇者達を殺すのもしばらくやめる。

執行猶予」

 

「よく分かんないけど、フィーロが勝てばご主人様は殺されないし、メルちゃんも自由になるんだね?」

 

「いや、ちょっと待てフィーロ」

 

「だったらフィーロやるよ」

 

尚文が止めようとするもフィーロはフィトリアの挑戦を受ける。

 

「フィトリアはこの姿で戦う。だからフィーロも人の姿で戦って」

 

「分かった」

 

フィーロはエルトハルトから貰った手袋をして構えた。

 

「だから待てって!」

 

「尚文」

 

私は尚文の肩に手を置いて呼びかけた。 

 

「氷水」

 

尚文は尚もフィーロを止めようとするが、私は尚文を止めた。

 

「ここはフィーロに任せよう」

 

「いいのかよ!?」

 

「彼女は貴方やメルちゃんの為にやろうとしているのよ!あの子にやらせてあげて」

 

「氷水」

 

 尚文は周りのみんなを見ると皆頷いた。

 

「分かった」

 

 尚文は言う通りにする事にした。

 

「こっちへ」

 

 フィトリアはフィーロを案内し、結界を張った。

 

「じゃあ行くよ」

 

「いつでも」

 

フィーロが飛び立つと勢いよくフィトリアに向かって蹴る。

 

「遅い」

 

しかしフィトリアはそれを紙一重で避け、フィーロを掴むと上へ投げた。

投げられたフィーロはすぐに態勢を直し、下を見るがフィトリアはいなかった。

 

「あれ?」

 

「フィーロ上!」

 

ラフタリアがフィーロに伝えるもフィトリアのチョップを受け、地面に叩きつけられた。

 

「フィーロちゃん!」

 

私は尚文の顔を見たら何でフィトリアがフィーロを対戦相手に選び、人型で戦うのか疑問に思っていた。

 

「クソ!フィーロ!闇雲に突っ込むだけじゃダメだ!もっと頭を使え!」

 

「相手の動きをよく見てください!」

 

尚文とルナはフィーロにそう伝えた。

 

「ご主人様、ルナお姉ちゃん」

 

「隙を見て服も再生させろ!魔力を込めて少しでも防御力を上げるんだ!」

 

「分かった!力の根源たるフィーロが命ずる……理を読み解き彼の者を激しき真空の竜巻で吹き飛ばせ、ツヴァイト・トルネード!」

 

 フィーロは魔法を発動し、竜巻を放つ。

 

「真空の竜巻を無効化せよ、アンチ・ツヴァイト・トルネード!」

 

 しかしフィトリアも魔法で防いで粉塵が起きて。

 

「隙だらけ」

 

 フィトリアの攻撃でフィーロは吹っ飛んだ。

 

「圧倒的ね」

 

「これじゃ服を再生させる暇なんて」

 

紫彩とラフタリアがフィトリアの圧倒的な戦いにそう述べた。

尚文はメルティの方を見て歩き出そうとした。

 

「尚文、辞めた方が良いわよ」

 

「氷水」

 

「メルティ王女を助けようとするんでしょ

フィトリアにバレて攻撃されるわ」

 

「でも」

 

「そうよ氷水の言う通りよ。

バレて攻撃されるのがオチよ」

 

「紫彩、まで」

 

紫彩も私の意見に賛成した。

 

「そういう事よ。大人しく見た方が良い」

 

私にそう言われ、尚文はメルティの方へ行くのを諦め、戦いを見る。

 

「フィーロは何の為に戦っているの?」

 

「そんなの決まってる、ご主人様の為!」

 

 フィーロはフィトリアにパンチをかまそうとしたが、フィトリアは躱す。

 

「昨日のドラゴンにも、フィトリアにも勝てないくせに盾の勇者の力になれる訳がない」

 

「フィーロ負けないもん!ご主人様の為に強くもん!」

 

「そんな気持ちだけでは無理!」

 

フィーロがフィトリアに駆け出すもチョップをし、更に魔法で攻撃した。

 

「もうご主人様に怪我をさせない。フィーロが……フィーロがもっともっと強くなるから!」

 

「フィーロ」

 

「フィーロちゃん」

 

「そう」

 

フィトリアが魔法の発動に入った。

 

「あれは?」

 

「空気中から魔力を集めてるの?そんな事が出来るなんて」

 

 フィトリアは空気中から魔力を集めていた。

 

「フィーロ!」

 

「ご主人様」

 

「落ち着いて相手の攻撃をよく見るんだ!お前なら出来る!」

 

フィーロに向かって尚文は叫んだ。

そしてフィーロは魔法の発動に入った。

 

「遅い」

 

「でも、負けない!」

 

 フィーロは勢いよく跳び、手に魔力を込め、フィトリアに向かった。

着けていた手袋が破れ、爪のようなものになった。

 

「スパイラル・ストライク!」

 

フィトリアに攻撃するも彼女も障壁を張り、フィーロの攻撃を防ぐ。

それでもフィーロは攻撃した。

そして

 

パリィィィン!

 

障壁が粉々になり、フィーロの攻撃がフィトリアの頬に掠った。フィーロはその勢いで地面に突っ込んでしまった。

 

「ナオフミ様、コオスイ様!フィーロが魔法であんな攻撃を!」

 

「あぁ」

 

「そうね」

 

「フィーロちゃん」

 

 これにはみんな驚いていた。

 

「フィーロは……はぁ、はぁ」

 

 フィーロはなんとか立ち上がり、歩き出すが、もう限界のようだ。

 

「負けない……ご主人様、フィーロもっと強くなるから。ご主人様も、メルちゃんも、ラフタリアお姉ちゃんも、それにコオスイお姉ちゃん、みんなも守れるくらい強くなるから」

 

「うん」

 

フィーロはとうとう膝をつく。

 

「だから絶対に負けない」

 

「もういいよフィーロ。貴女の勝ち」

 

フィーロが勝った。

 

「えっ?」

 

「メルたんも解放する。よく頑張った」

 

 結界は解除され、メルティも解放された。

 

「フィーロちゃん!」

 

メルティは泣きながらフィーロに抱きついた。

 

「メルちゃん」

 

そこに尚文達も来た。

 

「あっ、ご主人様……フィーロ勝ったよ」

 

「あぁ、凄いぞフィーロ」

 

尚文はフィーロを褒め称えた。他のみんなも彼女褒め称えた。

 

「フィーロ」

 

「コオスイお姉ちゃん」

 

私はフィーロに近くと彼女を撫でた。

 

「よく頑張ったわ。偉いよ」

 

「えへへ」

 




最後までお読みいただきありがとうございます。
アンケートは明日の八時に締切させてもらいます。
のでバンバン参加して下さい
其れと感想及び誤字脱字の指摘も受け付けています。
其れとこの下が重大発表に続く道です↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=243474&uid=292492
其れでは次回もお楽しみにしてください

氷水の新しい力

  • 安藤 創世のメックヴァラヌス
  • 詩音千里の能力
  • グランシャリオ
  • キュアビューティ
  • テイルブルー
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