因みにこれは私がもう一つり扱っている小説「蒼青の勇者と剣の勇者の姉妹とその友達達は異世界でも最強」の同時投稿です。
此方も宜しくお願い致します。
https://syosetu.org/novel/246192/
其れと最後にアンケートをやります
其れでは第五十話スタートです。(^O^)/
「坊主たちは何氏へ此処へ来たんだ」
「何しにって」
「ラルク、活発化しているカルミラ島に来たら答えは一つでしょ」
「まぁそうだよなぁ!
なぁせっかくだから一緒にレベル上げしないか?」
「はぁ?」
「私は賛成よ」
「決まりだな」
「ちょっなに勝手に決めているんだ」
「良いじゃん。
船で一緒になったのも何かの縁だろ!
其れにテリスとシーフ―と三人だけってのも面白くねぇからよ。
たまには大人数でやるのも楽しいんじゃないかってな!」
「分かったけど私と尚文別々にやった方が効率が良いから日にちをずらしてほしい」
「そうだな俺達もそうしてくれ」
「よし!決まりだな。
島の勝手がわからないからある程度分かってから一緒にやろうぜ!」
「あぁ」[ぱんっ]
「了解」[ぱんっ]
とラルクとハイタッチして
「じゃあまたな!」
「感じのいい方達ですね」
「そうかぁ?結局俺の事盾の勇者だって信じなかったぞ」
「しょうがないでしょ今の尚文と噂の盾の勇者は性格が真逆なんだから」
「其れもそうだが⋯なんだ、なににやにやしているんだっよ」
ラルクが尚文の事を良い人て言ったから嬉しいみたいで
「フィーロレベル上げがんばるー!」
「私もやる気が出てきました!」
「?
まぁ良いか」
まぁ朴念仁人の尚文は分かって居ないみたいだ
「勇者御一行様!お待ちしておりました!」
と考え事をしているとバスガイドさんのような旗を持ったメルロマルクの軍服を着た初老の男性が迎えにきてくれた。
「ワシの名はハーベンブルグ。
爵位は伯爵です。」
「あ、ああ。」
「よろしくお願いしまね。」
私と尚文は挨拶を返す。
「えー⋯此方が五聖勇者様御一行様で間違いございませんか?」
と私、尚文、ハーベンブルグは気まずい感じで錬、樹、元康の方を見る。
其処には[ぐでぇー⋯]の感じで船酔いで潰れている錬、樹、元康と仲間たちが居た。
「あぁ⋯」
「三人とも情けないよ『ラケル、万能ポーションを人数分出して』『分かったケル』
ポーションを人数分出すから回して其れを飲んでおきなさい」
と魔法陣が展開されて其処から人数分の万能ポーションが出て来た
「氷水、助かる」
「氷水さん、ありがとうございます」
「うぷっ、気持ち悪い」
と万能ポーションを回して其々飲んだ。
「この島にいらしたことですし、せっかくですから勇者様方にはこのカルミラ諸島の始まりから知っていただく事からはじめましょうか。」
とハーベンブルグの案内で中央市場に移動した。
「まず古くは伝承の四聖勇者がここで身体を鍛えたというのが始まりでして――」
当たり前だけど私は含まれていない。
ハーベンブルグの説明を聞いていると変なオブジェを見つけた。
「ご覧下さい。
あれはこの島を開拓した先住民の像です」
サンタが被っている、いわゆるサンタ帽と呼ばれるやつを被ったペンギンと、ウサギと、リスと‥恐らく犬がトーテムポールみたいに四匹折り重なっている銅像が飾られている。
横で尚文も同じように眺めている。
「先住民?人間というよりもまるで⋯「獣ね」あぁそうだな」
「お?盾と蒼青の勇者様はお目が高い。あれはこの島を開拓した伝説の四種類の魔物であるペックル、ウサウニー、リスーカ、イヌルトです。」
「この島に、あんなのがいるのか?」
「いえ、開拓を終え。新たな地へ旅立ったそうです。
その後、姿を見たものはいません。
ちなみに名前の由来はかつて此処で体を鍛えた四聖勇者様の世界基準で一番近い動物の名前を聞いて自ら名づけたそうです」
「あ⋯成程いいセンスだことで
うん?なんだ、これ。」
尚文が何かに気づく。
私もそれを見ると石碑に何か文字が刻まれていた。
「ああ、それは四聖勇者が遺した碑文ですね。新たな勇者が現れた時に備えて記すという伝承がありますね。」
「どれどれ」
私と尚文は覗く。
日本語でもなければこの世界の文字でもない
でも私は理解した。
私は横に移動する。
すると
「おいコレ偽物だぞ」
「あ本当ですね」
「どうゆう事だ?」
「勇者に伝えるのなら読める文字で書かれている筈です。
こんな文字読める訳が在りません」
「ブ~~~二人とも不正解の不合格だよ」
とちょっと子供ぽく言ってみた
「は?」
「どうゆう事ですか」
「この石板は先代の四聖勇者が残した抜き打ちテストだよ。
尚文正解を」
「あぁお前ら魔法使えるか?」
「使えるぜ?
それがなんだよ」
「どうせアイテム頼りで真面目に魔法書は読まなかったくちだろ。
コレはこの世界の魔法文字だ。
文字自体はこの世界のものだが魔力が込められて適性が無いと理解が出来ない。
例えば俺は回復と援護、ラフタリアは光と闇の適性がある。
同じ魔導書を呼んだが同じ魔法は覚えられなかった」
「で?
読めるのか?
読めないのか?」
「⋯いけそうだ。
ええと⋯力の根源たる盾の勇者が命ずる⋯伝承を今一度読み解き⋯彼の者の全てを支えよツヴァイト・オーラ‼!」
尚文が唱えるとぼんやりとフィーロが透明な魔法の膜に包まれ始めた。
「わー
何か力がみなぎる~」
とフィーロがハイジャンプした
尚文の場合はバフ系の魔法ね。
「まさか……全能力値上昇の⋯伝説のが使う魔法の碑文だ‼」
「因みに私の場合は力の根源たる蒼青の勇者が命ずる⋯伝承を今一度読み解き全ての傷ついた者を癒せツヴァイト・オールヒールオーラ」
と私の手から光の弾が出て来てある程度の高さになると破裂してドーム状に展開してポカポカして来た
「こっちは広範囲回復の魔法だ」
「すげぇ!俺たちも覚えようぜ!」
他の3人が魔法を覚えようと碑文の前に集まる。
だが‥
「よ、読めない‥」
「勉強不足ね」
「尚文さんと氷水さん‥魔法言語理解の盾もしくはスキルはどこで手に入れたんですか?」
「ねぇよ!!自力だっつってんだろ‼
またそれか‼」
「そうそうさっきも言ったけど、これは先代の四聖勇者が残した抜き打ちテストだよ。
後者の四聖勇者が確りとこの世界の文字を勉強しているか確認する為の奴だから」
「そうだ。
それに俺はオーラで氷水はオールヒールオーラを読み取ったがお前らが同じだとは限らないだろ」
錬、樹、元康お互いの顔みて
「もっといい魔法を覚えるかも‼
アバズレ!
コレ読めないか!?」
「えぇ⁉」
「マルド読めませんか?」
「イツキ様コレは他人が読めても意味あるもので」
「「はぁ~」」
私と尚文はため息をついた
「ハーベンブルグさん次に行きましょう、他に何かありますよね?」
「そうですね。
では宿に行くまでのカルミラ諸島での注意事項についてと移動手段を――」
伯爵の話を掻い摘んで説明する。
カルミラ島の魔物の生息地は今、活発化していて、魔物の生活サイクルが加速しているそうだ。
つまり鼠算式に魔物が増殖を繰り返している為、冒険者や勇者に討伐してもらわなければ非常に困るという状況だ。
で私達はその状況に便乗してLvを上げるのが今回の目的だ。
だから、できれば魔物を見たら全てを倒してくれる方がありがたい。
他の冒険者に道を譲るような謙虚な真似はしなくても良いが、他の冒険者が戦っている所に乱入するといらぬ騒ぎが起こるので控えて欲しいとの事。
つまり横取りは禁止。どれだけレアモンスターが出ても他を当たれと。
移動手段は島内の場合は小型の小船が常にあり、運んでもらえるらしい。
最悪、泳いでも渡れるそうだ。
泳げない事はないが‥他の奴が困るな。
そして女王の用意した宿は今でも最上級クラスの建物だった。
私が今まで寝泊まりした宿や私の家よりも遥かにデカいまるで他校混合交流修学旅行に行ったリゾートホテル並みだ。
多分元は城か何かなのだろうか?
とにかく豪華な作りに清潔な雰囲気。壁は大理石のような石材で作られていて、光沢がある。
何かの石像が噴水の役目を果たしていて、どうにも異世界にいるという感覚を薄ませる。
そして今私達は振り当てられた部屋にいるソキャート、キール、リファナはバルコニーで景色の眺めていて私、紫彩はソファーに座って反対側のソファーにライク、ルナが据わる
「流石に大きいね。氷水」
「さすが国一番の権力者であるミレリア女王が手配してくれただけあるね」
「そうですね」
「結局今日は観光で終わっちゃいましたね」
「そうねルナ、だけど収穫もあった」
「はい」
「明日は狩りになるが今日よりも疲れる筈、特に精神面で」
「確かに」
「そうですね」
「はい」
「錬は良いとして、元康は兎も角、樹がね」
「そうね。
無理でしょうね」
「はい」
「でしょうね。
そうそう紫彩」
「何かしら?
氷水」
「今夜話したいことがあるから」
最後までお読みいただきありがとうございます。m(__)m
急遽アンケートをを広げてみました。
今回のアンケートは蒼青の勇者の眷属勇者、紫魔勇者、八九紫彩の新しい能力です。一番と二番で多い奴を出しますので是非参加して下さい。
次回もお楽しみにして下さい。(^O^)/
紫彩の新しい能力
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リコ・フラメルの能力と魔銃、アテナ
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キョウリュウバイオレット
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LBCSのジェネラル
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サイレント・ゼフィルス
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狐ヶ咲甘色の刀と狐の仮面