冥次元ゲイムネプテューヌ   作:ロザミア

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ネプテューヌの時間だオラァ!(投稿)

それはそうと、ネプテューヌの世界ってネタとかで分かりづらいけど結構ハードですよね。

技の指摘がありましたので二話を修正しました。
✕テラ・ド・ダイブ
◯メガ・ド・ダイブ

反省のためにVⅡを2周してきます。



初の戦闘、つまりチュートリアルだよ!

やっほー!主人公オブ主人公ことネプテューヌだよ。

 

自分と一誠の周りには蝙蝠のような羽を生やしたリアスちゃん達の姿が。

何てこったい。オカ研のメンバーは存在がオカルトだったのか。

 

「オカルトを研究する部活がオカルトになっちゃってるとはこれいかに!?」

 

「このオカ研は私達が学園で集まりやすくするための場よ。

それで、貴女達にはこれから説明するけど…大丈夫?」

 

「私はいつでもいいよ。カモンベイベー!」

 

「自分も大丈夫です。」

 

「そう、それじゃ、分かりやすく説明するわね。」

 

そこからリアスちゃんが話したのはこの場にいる人以外が聞けば荒唐無稽な話だった。

何でも、悪魔以外にも夕麻のような堕天使、天使…ドラゴンや果ては神なんかも居るそうで。

悪魔と堕天使と天使は三勢力と周りから言われてるそうな。

 

それで、リアスちゃんはグレモリーという悪魔貴族の御令嬢なんだそうな。

社会勉強なども兼ねてこの駒王に来たらしい。

何故かついでに管理も任されたようだ。

 

「あの堕天使が貴方を殺しに来た理由は貴方に宿っている神器(セイクリッドギア)よ。」

 

神器(セイクリッドギア)?」

 

「聖書の神が創り出した人間にしか宿らない特別な力を宿した物。何が宿るかは人それぞれらしいけど。」

 

「つまり、俺は良く分からない神様の要らないお節介でこうなったのか…でも、神器(セイクリッドギア)なんて出せないですよ?」

 

「そうね…祐人、教えてあげてくれる?」

 

「はい、部長。一誠君、自分の内側を意識して、力を解放するようなイメージをするんだよ。」

 

「内側って言っても…」

 

「はいはいはーい!力を解き放つなら、技名を叫ぶといいんじゃないかな!」

 

「なるほど、それもありですね。一度やってみてくれるかな?」

 

「いや恥ずかしいだろ!この面子で俺が技名叫ぶの!?

…まあ、いいけどさぁ。」

 

いいんだ。

実はちょっと楽しみなのかな。

男の子だなぁ。

 

一誠は好きな漫画の1つ…えっと、ドラグソボールだっけ?

それに主人公の技のポーズを取る。

 

「ドラゴン波!」

 

瞬間、一誠の右手が光り出す。

 

光が収まったと思えば…何だか物々しい赤い籠手が右手に装備されていた。

翠色の宝石が目立つね。

 

「何 か 出 た。」

 

「これは…龍の手(トゥワイスクリティカル)…かしら?」

 

「冷静に分析してもらってるところ悪いんですけどこれ外れます?」

 

「消えろって念じてみよう。」

 

「お、おう。消えろ消えろ消えろ…」

 

別に喋らなくてもいいのでは?ねぷは訝しんだ。

 

あ、消えた。

なるほど、どういうのかは知らないけど、一誠も戦えるようになったのかな。不本意かもだけどね。

 

うん、でも待ってほしい。

 

「一誠。」

 

「どうした?」

 

「一誠だけズルくない?私にだってそのセイクリッドなんちゃらが宿っててもいいじゃん!というか、主人公だよ?ネプテューヌなんだよ!?普通私にも宿ってるもんじゃないの!?」

 

「あらあら…噂と違わぬはしゃぎっぷりですわね。」

 

「ねぷ姉ちゃんは宿ってなくても強いじゃん!昨日だって鉄パイプで互角って言うか若干上だったじゃん!」

 

「でもでもー、私としては更なる力の覚醒!みたいな感じで欲しかったりしちゃうわけで~」

 

「無いものは無い!諦メロン!」

 

「そんな~」

 

「話を続けていいかしら?」

 

「あ、すみません姉が。」

 

「いいのよ、仲が良いのね。」

 

「ふふん、駒王町の最強コンビとは私達のことだからね!」

 

「あー…続き、どうぞ。」

 

むむ、何だか反応が悪いね。

やっぱりまだ気にしてる?

うーん…もう少しこっちも気にしてあげるべきかな。

 

「貴方に宿っている龍の手(トゥワイスクリティカル)は能力を二倍にする力があるわ。」

 

「おー…なるほど。」

 

「まあ、それについては置いておきましょう。

ここからが重要な話よ。」

 

「重要?」

 

「ええ、貴女達の今後のね。」

 

真剣な表情のリアスちゃんに一誠は背筋を正す。

自分?自分は何者にもとらわれぬ主人公だからね。

今更だけど紅茶美味しいや。

 

「貴女達を守ることは変わらないわ。

オカルト研究部には入ってもらう必要があるけど…三つほど選択肢がある。

一つは記憶を消して、前のような生活に戻る。

二つ目は記憶を持った状態で自衛できる程度の強さを身に付ける。三つ目…私達と同じ悪魔になる。」

 

「あ、悪魔に?」

 

「ええ。この悪魔の駒(イーヴィルピース)を使って悪魔に転生できるわ。私の眷属になってね。」

 

「あ、二つ目で!」

 

「…それでいいのね?」

 

「うん!種族変更するのはねぷ子さんらしくないしね!

一誠には三つ目のデメリットとメリットをしっかり教えてあげてね!」

 

自分は別に構わない。

記憶があった方が一誠を守れるってだけで。

 

悪魔には何となくなりたくないからいいや。

 

「そうね…悪魔になると、基本長寿よ。長い時を生きることになる。それがいいか悪いかは任せるけど。最初は眷属でも名を上げれば眷属でなくなり、自分だけの眷属を持つことも許されるわ。勿論、横暴は駄目だけど。デメリット…聖なる力に弱いとか、朝が妙に気だるくなるとか。」

 

「デメリットがざっくりしてるけど、平気?」

 

「生まれつき悪魔だから人に対して何がデメリットになり得るのかちょっとね…」

 

「なら仕方ないね!一誠はどうしたいの?…一誠?」

 

「自分だけの眷属…自分だけの…ハーレム…!」

 

「あっ…」

 

「自分、悪魔になります!」

 

「え、ええ…いいのね?」

 

「はい!ハーレム王に俺はなる!」

 

拳を天に掲げる一誠はいっそ清々しさすら感じる程決意に満ちていた。

ハーレムを目指す弟に少し心配になるねぷ子さんだけど…

うーん、まあ…個人の自由、だよね?

お父さんとお母さんもきっと分かってくれるよー。

 

何か、一部からの冷めた目が姉として心苦しいけど。

 

「分かったわ。なら、この兵士(ポーン)の駒を使って転生させる。心の準備はいい?」

 

「はい、バッチコイです!」

 

へ~悪魔の駒っていうけど、チェスと同じ感じなんだ。

リアスちゃんは一誠に兵士の駒を4つ使う…

 

…あれ?

 

「あら…もしかして、足りない?」

 

「駒が?」

 

「ええ。本当に龍の手なら4つ程だと思ってたけど。試しに7個いってみましょう。」 

 

もしかして、リアスちゃんって思いきりがいい方?

嫌いじゃないけどね。

全額投資するのは楽しいよね!

 

7個を使う。

 

…あれれ?

 

「故障?」

 

「そんな筈ないわ。…もしかして…」

 

8個にして、再度試みる。

 

すると、駒が一誠の中へと入っていく!

一誠は少し驚くけど…どっか変わった?

 

「ど、どう?」

 

「すげぇ、力が溢れるぜねぷ姉ちゃん!もう何も怖くない!」

 

「死亡フラグ建てないでよ!」

 

「まさか、兵士全てを使ってようやく眷属化なんてね…」

 

「全部!?もしかして、一誠は凄いのかもよ!?まあ、流石は主人公の弟!姉として鼻が高いよ!」

 

「俺は今、究極のパワーを手にいれたのだ!」

 

姉弟漫才もそこまでにして、改めてリアスちゃんの方を向く。

 

「じゃあ、これからは一誠共々よろしくね、皆!」

 

「よろしくお願いします、リアス部長!」

 

「ええ、よろしくお願いね。」

 

「あらあら、マスコット的存在が増えましたわね。」

 

「よろしく、一誠君。ネプテューヌ先輩も。」

 

「…よろしくお願いします。」

 

その後は自己紹介をして、皆の名前を把握した。

羊羮食べてた子は塔城小猫ちゃんっていうらしい。

なるほど、猫っぽいもんね。

 

「一誠、ネプテューヌ。二人にはこれから戦いがどんなものかを把握してもらうわ、いい?」

 

「オッケー!あ…なら、家に寄らないと。」

 

「あら、何か持ってこないといけないものが?」

 

「ほら、私ったら超絶可憐な女の子だから武器がないと。」

 

「え?」

 

「え?」

 

「いや、ねぷ姉ちゃんは可憐じゃないだろ。騒がしいし。」

 

「酷い!私だってヒロインチックにやれって言われたらやるよ!

そんな相手がいないだけなんだからね!」

 

「つまり可憐じゃないんだな。」

 

「ん~そうとも言う!」

 

それはそうと、自分は超絶美少女なのは間違いない。

 

でも、家にありそうなのは木刀くらいしかないや。

んー…まあ、大丈夫でしょ!

 

「武器ね…それなら仕方ないわ。念のため、私が一緒についていくわね。」

 

「うん、何だかごめんね!」

 

「いいのよ。学校にわざわざ持ってくる方が危険だもの。」

 

「優しいリアスちゃんに私は感動だよ~!」

 

抱き付こうとするが、寸でのところでかわされた。

代わりにソファに顔面から突っ込む。

痛い。

 

「ねぷぅ!?何で避けるの!?」

 

「ごめんなさい、勢いが強かったから反射的に…」

 

「ナイス反射神経だね…勝ったと思わないでよね!」

 

「もう勝負ついてるぞねぷ姉ちゃん。」

 

一誠にツッコミいれられる。

ちくせう、自分は負けてしまった…けれど、第二第三のねぷ子さんがリアスちゃんを抱きつきにいくんだからね…!

 

「それじゃ、そろそろ行きましょうか。」

 

「では部長、また後で。」

 

「失礼します。」

 

「ふふ、ネプテューヌちゃんと一誠君もまた後で。」

 

「うん!気を付けてね!」

 

「部長、俺は…」

 

「貴方も私とネプテューヌと一緒よ。少し急いで行きましょう。

朱乃達が向かったとはいえ時間がかかるでしょうし…」

 

リアスちゃんと一緒に自分達は家に向かう。 

急ぎ足で向かう途中で、気になったから聞いてみる。

 

「そんなに強いの?」

 

「強い訳じゃないわ…人に紛れるのが上手いのよ。」

 

「擬態とかが得意ってこと?」

 

「似たような感じね。」

 

「そもそも、何と戦うんですか?」

 

「はぐれ悪魔よ。」

 

「はぐれ…?」

 

「主を失った、または殺害した…それらが要因で暴走した転生悪魔の事よ。中には無理矢理眷属にした主を殺してはぐれと認定された転生悪魔もいるわね。」

 

「それって、悪魔の中にも酷い人がいるってこと!?同意の上ならともかく、無理矢理だなんて酷すぎるよ!」

 

「ええ…同じ悪魔として悲しいものね。」

 

理不尽な事だ。

無理矢理悪魔にされて、そこから逃げれば指名手配犯だなんて。

自分がその場にいたらぶん殴ってるね。

 

それに、周りの親しい人がそういうことに巻き込まれたら怒りに呑まれない自信はないし。

 

「あ、ついた!急いで取ってくるね!」

 

家に入る。

 

「あら、ねぷちゃん。おかえりなさい…あら、一誠は?」

 

お母さんに見つかった。

そりゃそうだけど、何て言おうか…

うーん、お母さんに全て黙ってるのは心苦しいけど、巻き込まないためだ。致し方無い!

 

「一誠と遊びに行こうと思ったんだけど財布忘れちゃった!」

 

「そうなの?駄目じゃない、財布はしっかり持ち歩かないと…気を付けてね?あまり遅くならないようにするのよ。」

 

「う、うん!」

 

やばい、めっちゃ辛い。

心苦しさがMAX。

ごめんよお母さん。

時が来たら説明するよぉ。

 

急いで二階にあがって、自室にある木刀を手に取る。

 

…これ、木刀持っていくのバレたらヤバイな。

 

窓を開ける。

ちょうど落としてもバレなそう…かな?

 

「とう!」

 

落としたが、地面が土だったお陰で大きな音は無し。

んー、運がいいのも主人公の特権かなって!

 

さっさと下に降りて靴を履く。

 

「行ってきまーす!」

 

扉を開けてすぐに木刀を取りに行く。

 

「えーと…あったあった!」

 

ネプテューヌ は 木刀 を てにいれた!

 

これで一応戦えるね。

リアスちゃん達の下に戻る。

少し待たせちゃったかな?

 

「ごめん、お待たせ!」

 

「大丈夫よ。さっき、祐人がはぐれ悪魔を追い込んだって報せが来たからそこに向かうわ。」

 

「はい!」

 

「じゃあ、早く向かおう!」

 

リアスちゃんを先頭に走る。

それにしても最近よく走るなぁ。

疲れちゃうよー。

帰ったらプリン食べよ。

 

悪魔になったからか一誠の足が速くなってる。

やっぱり身体能力も上がるんだ。

魅力的だけどやっぱりいいや。

 

少しして、目的の場所に辿り着く。

廃棄された工場みたいだね。

ここなら騒ぎも見つかりにくい、かな?

 

木場君たちも居て、皆近寄ってくる。

 

「祐人、ここにいるのね?」

 

「はい、結界は副部長が貼りましたので早々出られません。」

 

「よし…じゃあ、二人とも。これから入るわよ。準備はいいわね?」

 

「勿論!私はいつでもいけるよ!」

 

「自分も、大丈夫です!」

 

一誠は龍の手(トゥワイスクリティカル)を出して、自分は木刀をしっかりと握る。

リアスちゃんは頷く。

 

「入るわよ。敵ははぐれ悪魔バイザー、行くわよ。」

 

『はい!』

 

「おー、いいね、号令って感じ?」

 

皆で結界に入っていく。

中には、前に見た堕天使…夕麻とは違った化け物がいた。

 

ケンタウロス…のような姿だけど、胴体部分に隠そうともしない巨大な牙。

その胴体より上に裸の女性がくっついてる。

 

うん、痴女だ。

 

「おお、ナイス…ごめん、かなり気持ち悪い。」

 

「一誠の教育に悪いから早く倒そうよリアスちゃん!」

 

「そうね…」

 

リアスちゃんが自分達より前に出る。

 

「はぐれ悪魔バイザー…抵抗しないならせめて一撃で葬ってあげる。抵抗するようなら苦痛を与え、その後消し飛ばす。

さあ、どうする?」

 

「オマエラも殺しテ喰ってやルぅ!ギャハハハハハ!」

 

「駄目ね、話が通じない。何人喰ったのか…いいわ、お望み通り苦痛をあげる!

一誠、ネプテューヌ!今から悪魔の駒の性質を教えてあげる。」

 

「チュートリアルで性能教えてくれる優しい部長の姿がそこに!

ねぷ子さんの好感度が上がった!」

 

バイザーが巨大な腕でリアスちゃんを押し潰そうとする。

 

「まず、騎士。速度上昇の恩恵があるわ。

王の護衛が主な役割よ…祐人!」

 

「お任せを!」

 

木場君はいつの間にか剣を手に取りリアスちゃんの前に出て、迫る巨大な腕を切り裂く。

うわぁグロテスク。

中々ですよ、これは。

 

中々の速さだ、速度強化ってのは伊達じゃないね。

 

「ギャァァァァ!!」

 

「次に、戦車。戦車の駒は防御と攻撃、それぞれを上昇させるの。小猫、お願い。」

 

「はい、部長。」

 

「小娘ガぁ!」

 

もう片方の腕を叩きつけようとするけど、小猫ちゃんが腕に拳を叩きつけると倍以上はある腕が押し負けて吹き飛んだ。

パワフルだ、しかも痛がる様子もない。

 

「あら、私の番ですわね。」

 

「ええ。女王は僧侶、騎士、戦車、兵士全ての特性を持っているの。つまり、朱乃は私にとって最も信頼できる存在なのよ。」

 

「うふふ、お褒めに預かり光栄です。さ、痺れさせますよ?」

 

朱乃ちゃんが手を翳すとバイザーに雷が降り注ぐ。

あんまりにも突然だったから分かんなかったけど、そういう魔法なのかな?

 

「あら、もっと足掻いてもいいんですよ?」

 

「アガ、ァァァァ!」

 

あ、ドの付くSの方でしたか。

ちょっと隙見せないようにしようかな。

哀れバイザー…

 

「よし…俺も!」

 

「あら…」

 

一誠が痺れて動けないバイザーへ走り出す。

 

すぐに復帰できそうにないし、大丈夫かな?

良いところ見せたいんだろうね、男の子だから。

というか、自分のいる意味…ある?

ちょっとねぷ子さん泣くよ?

 

一誠は飛び上がって、バイザーの顔面に拳を叩き込む。

 

「オラァ!」

 

「ゲファァ!!」

 

クリーンヒット!ってあれ?

バイザーは吹き飛ばず、本体の普通の腕で一誠を掴む。

 

よし、自分の番来た!

ふふん、姉に任せよ!

 

「うわ!?」

 

「小僧、せめて貴様ダケでも…!」

 

「おおっとそうはさせないのがこのネプテューヌだよ!」

 

バイザーの前にまで走り、地を蹴って更に速度をあげる。

 

「ね、ねぷ姉ちゃ~ん!」

 

「情けない声出したらモテないよ!」

 

木刀でがら空きの胴体に斬りかかる。

かったい、けど…主人公なめんな!

 

「名称そのままだけど、パワーエッジ!」

 

そのまま力を込めた一撃!

バイザーは思わず一誠を手放す。

 

「ぐあっ!」

 

「た、助かったぜねぷ姉ちゃん!」

 

「世話の焼ける弟だなぁ。ほら、決めるよ!」

 

「お、おう!」

 

『Boost!』

 

うわ、急に渋い声!?

もしかして、一誠の龍の手?

倍加のやり方掴んだっぽいね!

 

怯んでるバイザーにキツいの叩き込んでやる。

 

「二人でやるよ、せーの!」

 

「俺達姉弟のコンビネーション!」

 

 

「「ドラゴンズコンビネーション!!」」

 

自分が四方八方に駆け回りながらバイザーの体のあちこちを木刀でぶん殴り、体勢を崩したところを一誠が全力の拳の一撃をバイザー本体に叩きつける!

 

これぞ我ら姉弟の即席コンボ!

 

「ガハァァァァァァ!!?」

 

バイザーは堪らず吹き飛び、地面に倒れ伏す。

 

「うーん決まったねー!」

 

「見たか俺らのコンビネーション!」

 

「大勝利!皆見てくれたよね?」

 

「え、ええ…ネプテューヌ?」

 

「どったの?」

 

「貴女、本当に人間?」

 

「急に化け物認定!?私は歴とした人間だよ!何か成長しないけどそういう悲しい宿命を背負った人間だよぉ!」

 

「そう…でも、良いコンビネーションだったわ。さて…」

 

リアスちゃんは倒れ伏すバイザーに近付く。

自分は大丈夫だと思うけど心配だからついていく。

 

バイザーの前まで来るとリアスちゃんはバイザーへと手を翳して赤い光をまた向ける。

 

「何か、言うことは?」

 

「…殺せ。」

 

「…やっぱり、人を食べたの?」

 

「ああ、そうだ…早く殺せ、貴様も喰うぞ!」

 

「ネプテューヌ、下がってなさい。」

 

「ううん、見届けるよ。」

 

「…そう、強いのね。」

 

自分で倒した敵だ。

その最期も、見届けるのが筋というもの。

 

リアスちゃんは、赤い光を更に強め、バイザーへと放つ。

 

当たったバイザーは文字通り、塵すら残らずに消滅した。

 

「この人も、不当な扱いを受けちゃったのかな?」

 

「それは今後の調べ次第ね。何はともあれ、お疲れ様。」

 

「あ、そういえばさっきのは?」

 

「消滅の魔力。私や私の血縁の人なら殆どが持ってる物よ。」

 

「なるほど~悪魔によって力が違うってことなのかな。」

 

「ええ、そうよ。さ、帰りましょうか。明日から一誠には色々と教えないとね。」

 

「自分は手伝わなくていいの?」

 

「あら、手伝ってくれるの?」

 

「んー…いいよ!」

 

「ありがとう、優しいのね。」

 

「主人公ですから!ドやぁ!」

 

こうして、自分と一誠の初の戦闘は無事に終わった。

 

この後、一誠の兵士の能力はなんだと聞いたら、どんな駒にもなれる逆転の駒、だそうだ。

 

やっぱりチェスをモチーフにしてるんだなぁ。

 

解散して、帰った後、いつも通りの時間を過ごした。

こういう時間を大切にしたいね、これからも。

 

「プリン最高~!」




ネプテューヌがいると、話が書きやすい。
何でかって多少何してもネプテューヌだから出来そうだなってなるからだ。
頼りになるぞ主人公オブ主人公!
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