元気なネプテューヌが皆好きなんだよ!
やっほー!修行してたネプテューヌだよ!
修行期間?映す価値無し!
なんか、期間中ってゲームだとイベントみたいで嬉しいけど現実だと悲しいけどテスト期間とかの方があって辛いよね。
まあ、そんな事はどうでもいいや。
美猴と黒歌、ヴァーリによる特訓は地獄だった。
そりゃもう、死ぬかと思ったよ。
美猴は如意棒?だっけ?それを持って筋斗雲っていうのに乗って戦うんだけど、それだけならまだ何とかなったんだよ。
でも、仙術ってなに?変化ってなに!?分身って何なのさ!?
スッゴク羨ましい!ボコボコにされた!悔しい!
黒歌も仙術使いだけど、実は妖怪で悪魔らしくて(美猴も妖怪らしい)魔力とか妖術とか使われて搦め手ばかりで負けちゃった。
ヴァーリは言わずもがな。
良いとこは行くけど…
美猴曰く、
「力の応用や咄嗟の思い付きは良いんだが技術が足りないぜぃ。」
とのことで…やっぱり実戦経験のなさが目立ってるっぽい。
黒歌は、
「シェア、だったかにゃん?あれを上手く使えば魔法と同じ現象が出来るんじゃないかにゃん。」
とのこと。
魔法と同じ…つまり、炎とか雷とか出せるってことだよね。
ヴァーリは、
「技術などもそうだが…そうだな、シェアありきの女神としてはシェアを集めなければどうにもならない部分もあるだろうな。」
…だよね。
そんなこんなで、シェアを集めるというのは後にして、皆に技の技術とシェアの応用がどこまで利くのかに付き合って貰った。
出来たらすぐに実戦やるからキツいなんてもんじゃない。
そうして、三日間皆の付きっきりの特訓のお陰で…
「私、パワーアップ!皆のお陰で強くなれたよ!」
「長いようで短かったぜぃ。これもネプ助の才能ってやつか。
スポンジみたいに教えたこと吸収しやがるからついのめり込んじまったぜぃ。」
「何やかんやで乗り気になって付き合っちゃったにゃん。」
「流石は俺の妻だな。」
「グレードアップしてるけど、良くて友達だからね。」
「ネプテューヌさん…あそこまでドリョクするなんて(ノ_・、)」
まあ…せざるを得ないよね。
強くならないと守れないものもあるなら、強くなるしかないじゃん。
自分が目指すのはハッピーエンドなんだから。
「シェアを使った属性魔法をそのまま放ったり、纏わせたり…普通に強化魔法として使ったり!うん、私ファンタジー主人公の道を確立してるね!」
「体術忘れんなよー」
「嫌って程叩き込まれたからね…」
「けど、これで強くなれた筈だぜぃ。」
「うん、それもそうだね。」
皆、嫌な顔一つしないで協力してくれた。
戻ったら敵なのかもしれないのに。
事情を話しても、別に構わないって感じだったし。
美猴とヴァーリは戦闘狂なだけだってことはこの三日間で理解した。
黒歌は事情があってはぐれ悪魔扱いを受けてるだけで、それも不当なものだって事を知った。
白音ちゃんかぁ…何と無く心当たりが無いわけでもないんだよね。
黒歌はどうやら妹のために主人を殺したみたいで、離ればなれになった妹、白音ちゃんを探してるみたい。
自分もリアスちゃん達の側にいたのもあって聞かれたけど白音って名前の子は知らないけど心当たりはあるって言ったら喜んでた。
魔王のサーゼクスさんとか説得できないかな。
「ねぷっち、白音に本当に心当たりがあるのね?」
「この三日間ずっと確認してくるけど、あるよ。外れってことは…多分無いかな。」
「なら、いいの。協力してよかったにゃん。」
大好きなんだなぁ、妹が。
自分を犠牲にしてでも助けたい…そうだよね、自分だってそうする。
一誠は大事な弟、あーちゃんもそう。
二人を助けられるなら喜んで身を差し出すと思う。
だから、助けてあげたい。
幸せであるべきだと思う。
「黒歌、絶対に白音ちゃんに会わせるよ!信じて欲しいな!」
「ねぷっち…もー可愛い!」
「ねぷぅ!?」
感極まったとばかりに抱き締められる。
ほ、豊満なメロンが!
一誠が死ぬほど羨ましがるだろう体験を自分はしている!
あ、でもリアスちゃんとかにやって貰ってるんだろうなぁ。
「そこまでにしておけ。」
「にゃん!?」
「た、助かった…」
「…ネプテューヌ、お前が強くなることは俺としても好ましい。これからも女神として強くあることだ。」
「ヴァーリ…うん、ありがとう。」
打算があったとしても、協力してくれたのは確かだし、三日間で皆と過ごしたのは嘘じゃない。
テロリストだからとかそういう考えもあったけど、でも…楽しかった。
守護女神の自分が言っちゃ駄目だと思うけど、楽しかったんだよ。
ヴァーリが優しいのは良く分かったし…面倒見もいい。
オーフィスの話し相手になってあげてるし、黒歌達を気遣ったりしてる時もあった。
だから、ちょっと、ほんのちょっとだけど好感度上がったかな!
「皆、ありがとう…でも…」
「どうした?」
「…やっぱり、やだな。もし戻ったら、皆と戦わないといけないんだよね?」
「私としては白音に会わせて貰えるならそれでチャラだからどっちでもいいにゃん。」
「俺は強くなったネプ助と戦えるってならそれはそれでありだぜぃ。」
「それでも!…私は嫌だよ。だって、皆優しいもん!なのに戦う必要なんて…だって、テロリストっていってもまだそんなに活動はしてないでしょ?なら…」
「ネプテューヌ。」
「ヴァーリ…?」
自分の言葉をヴァーリが遮る。
真面目な顔だ。
「そうだとしても、ここにいるのは俺達の意思だ。」
「…テロリストになってまで戦いがしたいの?」
「世界の強者と戦うのに手っ取り早い方法がそれだったからな。俺は強くなりたいんだ。」
「右に同じだぜぃ。」
「私も、白音を探しやすいのは悪魔とかもいるこの禍の団だと思ったからだしね。」
「それなら、私が…」
「私がずっと二人と戦うし白音も見つける、か?それは無理だ。」
「それは俺達の罪を背負うことだぜぃ。ま、出来ないことなんだけどな。」
「ネプテューヌさん…かなしいことですが…ホンライならこうしてつよくなるのにきょうりょくしてもらうのも、ここにつれさられてもなにもされないのもキセキのようなものなんですよ。」
分かってる。
身勝手な発言なのは、分かってるんだ。
でも…それでも皆の優しさに触れた自分は一誠達がヴァーリ達と戦うのが嫌なんだ。
ヴァーリは自分の頭を撫でてくる。
「それでもというのなら…また俺達に挑むことだ。勝者は敗者に命じる事も出来る。」
「…でも、それは…」
「冥界は実力社会だ、もしかすれば…あるかもしれないぞ?天界はどうかは知らんが…やらないで諦めるのがネプテューヌという女だったか?」
「!」
何か、口車に乗せられてる気がするけど…でも、そうだよね。
やらないで終わり、な自分ならここまで来てないよ!
オーフィスの事も、黒歌の事も、ヴァーリの事も…自分にとっては大事なんだから!
やれるだけやって、掴み取らないとね!
勝ち取りたい!
「うん、理屈とかそういうの抜きでやるのが私だよ!
主人公が諦めてたらそれこそ世の終わりだよね!」
「それでこそだ、ネプテューヌ。…まあ、まだ帰すわけにはいかないんだがな。」
「えー!さっきの倒しに来いみたいな発言はなんだったの!?
今のは絶対に私を帰して後日再会して熱血バトルって展開だったよ!」
「だがそれは起こらない…悲しいが、ここは現実だ。」
「酷いや!」
「ネプ助は悩むのも多いが吹っ切れるのも早いぜぃ。」
「良いことだと思うにゃん。」
その後はオーフィスも来て、皆でゲームをした。
大乱闘でスマッシュなゲームなら、ねぷ子さんに勝てるものなど存在しないよ。
美猴もヴァーリも黒歌もオーフィスも、自分にボコボコにされる様を見るのは胸がスッとしたぜ…。
悔しそうな顔でもう一回って言われるからそれを繰り返してたら夜になってた。
というか、あんなに大量にあったプリンが結構減ってるんだけどこっそりと誰かが食べてる?
視線をオーフィスにやるとオーフィスが目をそらしていた。
取りあえず、食いしん坊なのは分かったけど…良く食べるね。
残りの半分にねぷのって書いておいて書いてないプリンを食べるんだよって言うと無表情で目を輝かせてた、器用だなぁ。
いーすんも加えて続きをしたけど、いーすん小さいせいでボコボコである…
・
・
・
【速報】いーすんへの罰ゲームでヴァーリと二人きりになる。
なんで?と思ったけど、さっきの大乱闘ゲームでビリに罰ゲームにしようってなって皆で必死に勝ち残ろうとして最初に負けたのがいーすんだから。
それで、自分とヴァーリはそれでウケるかどうかの判定をするためにどんな内容なのか分からないって感じ。
でも、いーすんに何するんだろう…
「ヴァーリってお笑いみたいなの見るの?」
「まあ、見てたが…合わなかった。」
「何かそれより他の見てそうだもんね。」
「そういうことだ。…折角二人だけだというのに聞きたいのはそれだけか?」
バレてる。
うーん、もう少し緩い雰囲気で聞きたかったけど…仕方ないか。
「じゃあ、聞くね。ヴァーリはなんでそんなに強くなりたいの?」
「なぜ強くなりたいか、か…この世界が弱肉強食の世界だから…という理由では納得しないだろう?」
「絶対そんな理由じゃないでしょ。」
「まあそうなんだが。となると、俺の事を話さないといけないな…」
「話さないって選択肢はないんだ?」
「お前には俺を知ってもらいたい。」
「そ、そうなんだ。」
すごいド直球で流石の自分もたじろぐといいますか…
こう、何かしら重い理由じゃないのかな?って思っちゃったけど…ここまで強くなろうって意思が強いとそれは違うよね。
良し、覚悟して聞こう!
「まず、俺の名前を教えないといけないな。」
「名前?もしかして、ヴァーリは偽名なの?」
「いいや。フルネームを言ってないだろう?俺はヴァーリ・ルシファー…どこかで聞き覚えは?」
「え、そんなこと言われても…あっ!」
ヴァーリは知らないけど、ルシファーは知ってる!
サーゼクスさんもルシファーを名乗ってたじゃん!
「じゃあ、サーゼクスさんの親戚?」
「それは違うな。第一、リアス・グレモリーの兄だというのにグレモリー姓じゃないのはおかしいだろう?サーゼクスは元々グレモリー家の悪魔だ。ルシファーを襲名したのは魔王だからに他ならない。他の魔王もそうだと思うがな。」
「そ、そうなんだ…じゃあ、ヴァーリは悪魔なの?」
「半分正解だ。俺は…人と悪魔、両方の子なのさ。」
「人と、悪魔の?」
ゲームとかアニメである半人半魔ってやつ?
でも、悪魔って貴族社会じゃないの?
「当然、俺は悪魔社会からしたら不要な存在だ。人間である母もな…だから、まあ…捨てられたのさ。」
「…そう、なんだ。お母さんは?」
「母は俺や他の悪魔の記憶を消されて人間界のどこかにいるだろうさ。」
「…辛くない?」
「幸い、アザゼルが親として俺に接してきたからあまり辛くはなかった。…ここまで話せば、何と無く分かるだろうが、俺にはどうしても倒さなければならない奴がいる。」
それは父親なのか、別の誰かなのかは分からないけど…
暗い過去だ。自分は恵まれてるから余計にそう思う。
母親が息子の顔も覚えてないなんて、悲しいよ。
…そっか、だからあんなに強くなろうとしたんだね。
「とまあ、こんな理由だ。」
「ありがとね、話してくれて。」
「お前の過去を知っていて、俺の過去を知らないのは何だか不平等な気もしてな。」
「それは、惚れてるから?」
「…そうだな、そうなる。」
「なんでそんなに好かれてるのか分からないんだけど…」
「俺にも分からない。」
変なの。
なんかむず痒い気分になるなぁ…よし、気にしないことにしよう。
それより、いーすんはまだなのかな?
あ、でも何か扉の向こうからいーすんの嫌そうな声が聞こえる。
何するんだろう?
罰ゲームだし、気になるなぁ…
扉が開いて、皆が戻ってくる。
「真面目すぎるんだぜぃ、もっとこう、弾けてだな。」
「そうにゃん、罰ゲームだから甘んじて受け入れるにゃん。」
「ん、苦しみは一瞬。」
「うう…やりますよ…(T_T)」
皆がいーすんを隠してて、いーすんのすすり泣く声が聞こえるだけ。
何があったし…?
美猴がやれやれといった感じで、黒歌は愉快そうにしてる。
オーフィス?平常運転だよ。
「よし、イストワールの罰ゲームの時間だぜぃ。」
美猴が退くと…そこには!
黒いサングラスを掛けてがら悪そうないーすんが本に座ってた。
よくあったねそのサイズのグラサン…
「い、いーすん…」
「あ?んだよ。」
「ふぁっ!?」
ねぷ!?いーすんが、いーすんがぁ!
スッゴい怖い!ヤクザみたいになっちゃったよ!
罰ゲーム…おそろしや!
「というわけで、いーすんにはがら悪く振る舞ってもらうにゃん。」
「こうやってる間も本人の心はズタズタ。」
「ひ、酷いや!」
「うっせぇぞメガミぃ!かじくらいしろや!」
「ねぷぅ!?」
いーすんが体当たりをしてきてねぷ子さんベッドに頭からダイブ!
い、意外と痛い…!
というか、何かノリノリじゃない…?
ヴァーリは何かプルプル震えてるし…あ、笑い堪えてる。
「ふっ…く…何でもない、続けて構わない…」
「笑ってない?」
「笑ってない。」
嘘だよね絶対笑ってたよね。
スン…って真顔になっても遅いよ。
それから30分程いーすんのドつきは続いた。
今度からあのいーすんをグラサンいーすんと名付け、出てきたら逃げることにしよう。
ま、まあ…楽しかったし、いいや。
いーすんも鬱憤たまってたんだね~…
いーすんの たいあたり!
こうかは ばつぐんだ!
ネプテューヌは プリンをたべて かいふくした!