冥次元ゲイムネプテューヌ   作:ロザミア

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ネプギアちゃんLv999(3回目)は気持ちがええのう(挨拶?)

今更だけどうちのねぷ子さん…VⅡっぽい性格かと思ったがどっちかというと無印寄りでは?


喧嘩は良くないよ、仲直り仲直り!

やっほー!皆大好きネプテューヌだよ!

あの後、あーちゃんに治療してもらったんだけど…その時のあーちゃんといーすんがね…

 

『ネプテューヌさんはいつもそうです!すぐ皆さんの前に出て無茶をして…こうして肩に大怪我をして!治療する人の身にもなってください!』

 

『ネプテューヌさんがいてもたってもいられないメガミさまなのはしょうちしていますが、もうすこしみなさんをしんじてコウドウしてもよろしいのでは?そもそも──』

 

うん、お説教の嵐だったよね。

ずっとお説教されてたけど途中でリアスちゃんが止めてくれた。

よ、よかった!他の皆は助けてくれなかったから正座のまま気絶するところだった!

 

『あー…確かに突っ込んだネプテューヌも悪いかもしれないけど対処しきれなかった私達も悪いのだからその辺にしましょう、ね?』

 

あの時は拝んだね…うん、間違いなく天使に見えた、悪魔だけど!

とまあ、そんな感じで重傷といえば重傷だからベッドで寝かされてるよ。

 

ちなみに、オーディンは取りに行くものが出来たとか何とか。

黒歌とも会ったけど、まさか助けを呼んだくれたなんて思わなかったよ。やっぱり、持つべきものは友達だよね。

 

「しっかし、フェンリルがどうにかなったのはでかいよな!」

 

「うん、アーサーには助かったよね。」

 

「はい、エクスカリバー・ルーラーがあるのはいがいでした。

それより、ネプテューヌさん。かたのいたみは?」

 

「だいじょーぶ!ねぷ子さんは痛みに負けないスキル持ちだから出歩ける位元気だよ!」

 

「かまいませんが…イッセーさんかだれかといっしょでないとゆるしませんよ。(`Δ´)」

 

「わ、分かってるって。」

 

「ねぷ姉ちゃんはほっとくと無茶するからな。俺がしっかりしねぇと。」

 

「うう、一誠がそういう考えが出来るようになっててお姉ちゃん嬉しいよぉ!」

 

「誰のせいだよ!?というか、前からこうだったよ!」

 

「え?でもエッチなものは見るじゃん?」

 

「逆に見ないという発想があるんですか?」

 

「あ、もう否定しないんだ…」

 

「俺は、悟った…俺の欲こそが俺自身の力!間違いないぜ。

原作全巻通して俺が欲の解放をしなかったことは1つとしてない!」

 

「メタい!それ以上のメタ発言は主人公特権で禁止だよ!?」

 

一誠がついに同じ境地に立とうとしてる!?

これはまずいよ!

具体的には自分の立ち位置が危うくなる!

 

ポテンシャルとか正義度が意外と高い一誠なら自分から主人公の座を奪うことは出来なくない…くっ、ここでそのメタを使うなんて!

 

「止めてくれるなねぷ姉ちゃん!俺はもう振り切って行くしかないん──」

 

 

 

「しつこい!!」

 

 

 

「ねぷっ!?」「すいません!!」

 

「…そとからのどなりごえですね。」

 

「う、うん…」

 

今の、朱乃ちゃんだよね。

あんな怒鳴り声聞いたことないよ。

もしかして、堕天使的な?

 

一誠と顔を合わせて、頷き合う。

 

一誠が屈んで背中にジャンプ!

これぞ姉弟おんぶ!

 

「ゴーゴー!」

 

「ラジャー!」

 

「あ、ふたりとも!…もう、けっきょくこうなるんですね…(;´д`)」

 

病室から出て、二人でダッシュ…はしないで廊下を少し早めに歩く。

 

幸いそんなに高い階じゃないから外にはすぐに着いた。

声のした方に行くと、朱乃ちゃんと男の人の姿が。

言い合ってる感じかな?

 

「何度も言いますが、もう私には話しかけないでください。

迷惑です。」

 

「朱乃…私は…」

 

「今更父親面ですか?母様を見捨てた癖に。」

 

「それは違う!朱璃を見捨てた訳ではない、お前のことも決して…!」

 

これ以上はちょっと良くないかな…?

家族問題に首を突っ込むようであれかもしれないけど、ここはねぷ子さんのターン!

 

一誠も同じ意見だったようで朱乃ちゃんと男の人の間に割って入る。

 

「ちょっと待った!」

 

「な、なんだ貴様らは?」

 

「イッセー君、ネプテューヌちゃん…?」

 

片手に持ってた靴を地面に落として、おんぶ状態から降りて、靴を履く。

 

「二人とも、ストップ!あんまり叫ぶと病院の外とはいえ迷惑だよ!」

 

「それに、姫島先輩も先輩のお父さんもヒートアップし過ぎだぜ。それじゃ口喧嘩にしかならないだろ?」

 

「これは私達親子の問題だ。部外者が口出しをするな!」

 

「っ…!」

 

「む、朱乃!」

 

「先輩!」

 

「朱乃ちゃん!」

 

朱乃ちゃんが何処かへ走り出す。

男の人…朱乃ちゃんのお父さんも追おうとする。

 

「とうっ!」

 

「ぐっ!?何をする!」

 

咄嗟に首根っこを掴んで追わせまいとする。

朱乃ちゃんのお父さんは随分お怒りといった様子で詰め寄ってくるけど…こっちはちょっと咄嗟だったから怪我してる方の肩使って痛いんだよね…

 

「いてて…言い争ったばかりでしょ?私に任せてよ。」

 

「お前に?」

 

「友達だし、女の子だからね。こういう時は同姓の方が良かったりするんだよ。まーまー私に任せておけば万事解決!というわけで、一誠ファイト!」

 

「あ!?」

 

一誠にこの場を任せて朱乃ちゃんを追いに行く。

ふっふっふ…これで怖いのはいーすんのみ!

この華麗なるねぷ子さんの作戦に隙はほんのちょっぴりしかないよ!

 

怪我人といえど主人公ねぷ子さんを真に阻める者なんていないんだなぁこれが!

 

少し時間が経って勘だったけど…

 

朱乃ちゃんがベンチの上で座ってる。

あ、あれはイベントベンチ!

説明しよう!

イベントベンチとは何かこう都合の良いタイミングで設置されているベンチのことだよ!ここ、テストに出るからね!

 

朱乃ちゃんの前まで歩いていく。

 

「朱乃ちゃん。」

 

「ネプテューヌちゃん…どうなさいました、と聞くのは野暮ですわね。私のこと、聞きに来たのでしょう?」

 

「違うよ!」

 

「え、あ…ごめんなさい、私ったら。」

 

「うん、嘘だよ!聞きに来たねぷぅ!?」

 

あ、頭叩かれた…!

結構良い音鳴ったよ!?

目の前の朱乃ちゃんは黒い笑み浮かべてるし!

 

「うふふ…いけませんわね、ネプテューヌちゃん?」

 

「あわわわわ、ごめんごめん!」

 

「全く、傷心中の女の子にすることではありませんわ。」

 

「だけど、ちょっと調子戻ったね。」

 

「…もう、ネプテューヌちゃんは。」

 

「あはは、それでどうしたの?護衛の時もだけど…堕天使に対してあんなに当たりが強いのはやっぱりお父さん?」

 

「ええ、まあ…昔、色々とありまして。」

 

「…お父さんのこと嫌い?」

 

「…嫌いです。あんな、母様を見捨てた男なんて…!」

 

さっきもそうだけど、その一言で殆どを察した。

…でも、察するだけじゃだめだと思う。

寄り添ってあげないと勝手に壊れちゃうんじゃないかな。

そんな危うさが朱乃ちゃんにはある。

 

「溜め込むのは良くないよ。私で良ければ、愚痴でも何でも言ってよ!」

 

「…何故、ネプテューヌちゃんはそこまで他人のために何かが出来るのですか?」

 

「何でって…うーん…したいからじゃない?」

 

「打算も何もなく?」

 

「あはは、それを私本人に聞くのは違う気がするけど、うん。

友達だもん、理由はそれで十分じゃない?」

 

「…ネプテューヌちゃんらしいといえばらしいのかしら。」

 

「私はいつでも自分の心に従って動いてるよ。まあ、それが皆の心配の原因になったりするんだけど…でも、その行動で後悔はしないよ。」

 

禍の団に連れてかれた時はどうなることかと思ったけど結果的に良い感じになったし。

結果論といえばそうかもしれないけど、それでいいじゃん?

 

朱乃ちゃんは自分の言葉を聞いて何か思うところがあるのか自分をジッと見つめる。

 

「…そうですね、貴女らしいです。最近だとネプテューヌちゃんがどんどん遠くにいるように感じますわ。」

 

「そんなことないよ~私はいつでも皆と一緒にいるよ?」

 

「分かってますわ。私がそう感じるだけ……ええ、ネプテューヌちゃんになら話そうかしら。」

 

「いいの?」

 

「あまりしたくない話だけど…何となく、ですわ。」

 

「そっか。うん、じゃあ聞いちゃおうかな?」

 

「はい。えー…ほわんほわんほわん…」

 

「えっ、回想!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の家、姫島家は少々特別な家でして…まあ、詳しいことは長くなりますから省きます。

 

私はその姫島家で生まれたのです…堕天使と人の子として。

 

─さっきの堕天使の人と、朱璃って人?

 

はい。

馴れ初めはよく母様から聞かされていたから覚えていますわ。

重傷だった堕天使…バラキエルを助けたことが切欠だったようです。

そこから二人は惹かれあったと。

 

─おお!何だかラブロマンス的な!本当にあるんだね。

 

ええ、私もそのような恋をしてみたいと思っていました。

しかし…五大宗家、姫島からすれば異端な私は邪魔でしかなかったのです。

 

私には姫島としての才覚が無かった。

それだけで私は汚点として扱われた…

 

五大宗家からすれば堕天使は突然現れた敵のような者。

そんな者の血を引く私は一刻も早く消し去りたい娘だったのでしょう。

 

─そんな、で、でも!あの人って護衛の時にもいたし、幹部でしょ?そうそう手出しなんて…

 

ええ、あの人は強い。

そんな強いあの人でも二人と存在できる訳ではありません。

狙うならば、その人がいない時でしょう?

 

私と母はあの人が仕事で留守にしている隙を突かれ、五大宗家からの刺客に襲撃されたのです。

母はその時、私を庇い…

 

あの人が戻ってきた時には母は息絶え、私と父だけとなりました。

 

その時から、私は堕天使を…父を、恨みました。

いえ、この場合は…五大宗家もでしょう。

 

何故、堕天使と人の子なのか。

何故、狙われなければならなかったのか。

何故、母が死ななくてはならなかったのか…

 

多くの疑問を抱いた時にはあの人といることが嫌になった。

 

私はすぐにあの人を拒絶し、家を飛び出したのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…凄惨な過去って言うのかな。

自分じゃ想像できないくらい辛いことがあったんだ。

 

堕天使を恨むのは違う、なんてとてもじゃないけど言えない。

理屈とかじゃなくて…子供が自分の目の前で親を殺されたら、何かを恨んだりするのは当然だと思う。

木場君の時もそう。

周りに振り回されて、自分に何が出来るわけでもないのに振り回されていく。

 

そんなの、朱乃ちゃんにみたいになっても仕方ない。

 

「その後、長い間母から教わった術や雷の力で食いつなぎ追手から逃げながら各地を放浪し、その途中でリアスに出会ったのです。」

 

「それで、悪魔になったんだね。」

 

「ええ。リアス達のお陰で私は追手に怯えずに済んだ…」

 

「お父さんは今でも嫌い?」

 

「…嫌いです。」

 

「…そっか、嫌いなら仕方ないね。」

 

「何か言うかと思いましたわ。」

 

朱乃ちゃんにその通りかもと笑いながら首を横に振る。

 

「本当に嫌いなら私からは何も言わないし、言えないよ。」

 

うん、嫌いなものは嫌い。

当たり前だよね、自分がナスを受け付けないのと同じ。

拒絶するのが一番早い。

 

こう見えて、色々な人生相談は駒王町でしてきてるねぷ子さんだからそういうのは分かってるつもりだよ。

 

「でも、何となく朱乃ちゃんは意地になってると思うよ。」

 

「私が、意地に?そんなこと…!」

 

「私から見てだけど…朱乃ちゃんがお父さんを突っぱねるのはそういうところもあるんじゃないかな。今更拒絶した相手をっていうのはあると思うけど、それだと何も進まないよ。」

 

「っ…私は!」

 

「ねえ、朱乃ちゃん。お父さんとどれくらい話してないの?」

 

「……10年になるかと。」

 

「うん、そっか…朱乃ちゃん。一回お父さんと話してみよう?」

 

「何故そうなったのか聞きたいわね、ネプテューヌちゃん。

言ったわよね?堕天使なんかと話す気は…」

 

「そうやって、お母さんの事でずっと進まないの?」

 

少しキツい言い方かもしれない。

でも、こうしないと朱乃ちゃんは動かないと思う。

自分のその考えに依存しちゃ、何も成長できない。

 

叩かれたりしても仕方無いと思うけど、それでも停滞を選ぶのは…朱乃ちゃんのためにならないよ。

自分の言葉に朱乃ちゃんはぐっと言葉を詰まらせる。

 

10年も話さなかったら、そういう考えが固まるのは仕方無いと思う。でも、しっかりとそこを話した訳じゃないんじゃ?

 

「朱乃ちゃんが逃げる気持ちは分かるよ。でも、朱乃ちゃんのお父さんが朱乃ちゃんを娘として想ってるのに嘘はない。

ちゃんと向き合いたいって、お父さんの方は思ってるんだよ!

だから、朱乃ちゃんも結果がどうなるとしても向き合わないと!」

 

「っ!私が、あの人と…でも…!」

 

「一人で向き合うのが怖いなら事情を知っていて信用できる誰かと一緒に!私じゃなくても、一誠やリアスちゃん!オカ研の皆だって朱乃ちゃんを見捨てないよ!」

 

「…ネプテューヌちゃん…」

 

「お母さんがいなくても、お父さんはいる…お母さんが大好きだった二人がこうしてしっかりと話し合いもせずにお別れは悲しいよ。」

 

「……」

 

朱乃ちゃんはそれっきり黙っちゃった。

 

…うん、あくまで決めるのは朱乃ちゃん。

自分はこうして話した方がいいんじゃないかって提案することしか出来ない。

自分で選ばないと、駄目だからね。

 

…少し考える時間が必要かな。

 

「…家族と話せる時間は大事だと思うからこう言っただけだよ。

朱乃ちゃんが、自分でしっかりと決めてね。」

 

「…ネプテューヌちゃんは。」

 

「私?」

 

「ネプテューヌちゃんは、どうなの?」

 

「えっと…お父さんやお母さんとは─「そちらじゃなくて!」聖書の神様?」

 

「もう既に亡くなっているその方とは話せてないのに…貴女は平気なの?」

 

「うーん…朱乃ちゃんが内緒にしてくれるなら話すけど…」

 

「します。」

 

「そ、即決だね。」

 

まあ、朱乃ちゃんの為になるなら話そうかな?

朱乃ちゃんの隣に座って天界の事を話す。

 

「実は、今日おっちゃん達と天界に行ったんだよね。」

 

「…最初の段階で凄いのですが…」

 

「あはは、まあまあ。そこはほら、主人公的に突然の展開的な?

それで、いーすんや皆のお陰でほんの少しだけ神様に会えたんだ。」

 

「せ、聖書の神に?」

 

「うん。少しだったけど、色々と話したよ。」

 

「その、どうでしたか?」

 

「んー…意外と、怖がりだったのかな?後、自分に責任を感じてたかも。」

 

「神が?」

 

「意外かな?でも、神様も一人の親なんだって…話してて分かったよ。私の事やいーすんの事を心配してくれてたし。

それで、矛盾を抱えてた人なんだって事も分かった。

私に自由でいてほしいけど、人に寄り添っていてほしいって願ってて…私の事を娘って言ってくれたんだ。」

 

神様の事をずっととても凄い人だって考えてたから怖がりな所とか…人っぽいところを知って、同じなんだな~って思ったよね。

朱乃ちゃんもそう思ってたみたいで、意外だって感じ。

 

「神は、感情なんて無いのかとばかり。」

 

「結局皆同じで、色んな事を考えて生きているんだ。

ねえ、朱乃ちゃんのお父さんもさ、朱乃ちゃんの事を娘だって言ってた?」

 

「…そう、ですね。」

 

「一部の酷い人を除いてさ、子供の事を想わない親はいないと私は思うな。」

 

…ヴァーリのお父さんはその一部の人。

でも、ヴァーリのお母さんはヴァーリの事を愛してたもんね。

うん、きっとそうだよ。

朱乃ちゃんのお父さんはしっかりと朱乃ちゃんと向き合いたいと思ってるに違いないよ。

 

「難しいのかもしれない。でも、もう一度だけ信じてあげよう?」

 

「…そうですね。」

 

そう言って、立ち上がる朱乃ちゃん。

深呼吸を一回、二回。

そうして、朱乃ちゃんは自分の方へ振り向く。

 

「少し、意地になってたのは認めます。ですから…ここはそれを無くしてもう一回話してみようと思います。ついてきてくれますか?」

 

いつもの優しい笑みで、一緒に来てって言ってくる朱乃ちゃん。

…うん、よかった。

じゃあ、ここはねぷ子さんももう一踏ん張りかな!

 

「うん、私でいいなら付き添うよ!」

 

「ありがとう、ネプテューヌちゃん。」

 

「よーし!そうと決まれば、一誠といーすんの所に─」

 

「ナニがそうときまれば、なんですか?( `ー´)」

 

「あら、イストワールさん。」

 

「はい、どうもアケノさん。」

 

わー、いーすんだー何で怒ってるんだろうなー(棒)

 

冗談は程々にして、無茶苦茶怒ってない?そんなに怒られる事したかな?

ログ確認したけど…え、特にしてないよ?

 

「わかってませんね?」

 

「う、うん。私、普通に主人公ムーヴしてただけだよ?」

 

「ネプテューヌさん…あなたは、けがにんですよ?」

 

「……あ」

 

「ネ プ テ ュ ー ヌ さ ん ?」

 

「ひいぃ!?」

 

あ、これは説教される…イベント取り逃し!?

サブイベだってこなしてきたねぷ子さんがこんな大事なイベントを取り逃したらトゥルーエンド的な条件達成が出来なくなるかもしれない!

 

な、何とかしないと…

 

内心慌てていると、いーすんがため息をつく。

 

「…おせっきょうはアトでもできます。」

 

「え、じゃ、じゃあ?」

 

「ええ、コンドはムリしないようにナカでカンシさせてもらいます(#・∀・)」

 

「えー…」

 

「い い で す ね ?」

 

「ハイ」

 

いーすんはそう言って自分の中へと入る。

うわぁ、怒ってるよ…自分が悪いんだけど…忘れてた。

怪我人だって思い出したら肩の痛みも思い出してきたよ~…

 

「ふふ、イストワールさんにはネプテューヌちゃんも頭が上がらないようで。」

 

「あ、ははは…」

 

「ネプテューヌちゃんのお姉ちゃん、といったところでしょうか?」

 

「えー?私は長女だよ!?急に姉設定生やされても読者も私も困るよ!」

 

「あら、そうですか?ですがこの章の終わりに人物設定を作ると言ってましたし、そこに生やされる可能性はあるのでは?」

 

「何か途端にメタくなったね!?」

 

「残念ながら、時折メタいのがこのシリーズ…貴女だけの特権ではないということですわ。」

 

「ま、まっさかぁ…」

 

─知らぬは本人ばかりですね。

 

(え、本当なの?ほ、他に誰が!?)

 

─それを知るには3日かかりますよ?

 

(何でこう言う時にポンコツになるのいーすん!)

 

─残念ながら、史書の力全てを使っても3日かかるのです。

 

(うわーん、鬼!悪魔!いーすん!)

 

うー…これは陰謀!作品による陰謀に違いないよ!

 

少し、理不尽さを感じながらも朱乃ちゃんと一緒に一誠達の所に戻ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朱乃ちゃんと一緒に戻ってきた、んだけど…

 

「貴様に娘はやらんぞ!」

 

「何の話!?え、悩み相談みたいな雰囲気からいきなり戦闘に突入するの!?」

 

「喧しい!少し考えれば分かることだった…貴様のような男が朱乃の近くにいるのはそういう目的があるからだろう!

貴様の魂胆は丸分かりだぞ?私に取り入ろうという魂胆だろう?」

 

「待って、ちょっと待って!真面目にシリアスな悩みだなぁと思ってたら打ち明けてた本人がギャグに突入するのは流石におかしい!俺にだって展開の自由は許されてもいいじゃん!」

 

なんか、槍で攻撃してる朱乃ちゃんのお父さんとそれを必死に涙目になりながらも避けてる一誠の姿がそこにあった。

…えっと、どゆこと?

 

「朱乃ちゃん?」

 

「…父が、すいません。」

 

「いやそれはいいんだけど、一誠を助けないと…」

 

「そうですわね。」

 

朱乃ちゃんが申し訳なさそうにしてたけど、切り替えて一誠の前に出る。

光の槍が寸でのところで止まる。

朱乃ちゃんのお父さん…バラキエルは驚いた様子。

 

「あ、朱乃!?」

 

「…取り敢えず、勘違いなのでイッセー君に謝ってもらっても?」

 

「…すまない。」

 

「い、いや、いいんすけど…」

 

朱乃ちゃんの言葉に冷静になったのかバラキエルは素直に謝った。

一誠…頑張ったのに可哀想に。

後で甘えさせてあげようかな。

 

朱乃ちゃんは冷たい顔をしてたけど、また深呼吸を一回してから表情がいつもの優しげなものへ戻る。

 

「ふぅ…私が意地になってました。」

 

「朱乃?」

 

「姫島先輩…?」

 

 

 

「一度、しっかりと話し合いませんか?」

 

 

 

そういって、穏やかな声でバラキエルに提案する朱乃ちゃんに何となく安心感を抱いた。

…多分、これなら大丈夫じゃないかな?

 

まあ、色々とあるから油断はできないけど…

ロキの件もあるし、しっかりしないとね。




一誠「(相談をしていたのにあの展開で)かなり恐怖を感じた。」
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