冥次元ゲイムネプテューヌ   作:ロザミア

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全てを繋げ、ネプテューヌ!(挨拶)

パッパと進めるよ! 

最初に一誠視点から始まりますのでご注意ください。




それぞれの戦いだよ!

巨体はまた動き出す。

屈辱だと言わんばかりに小猫ちゃんを狙い出すが、その動きは覚束無い。

当然だぜ。俺達は討伐しに来たんだからな…

アスカロンとグラムを刺しまくったぜ!

 

「テメェこの野郎!逆鱗落とせ!」

 

「いや、宝玉を持ってる可能性がある。」

 

「そういえば、竜の肉って美味しいんですかね。」

 

「…いや、どうだろ。」

 

「だったら食えばいいんだ!」

 

「なるほど、先輩頭いいですね。」

 

「分かった、君達バカだろう?」

 

何度も仕掛けてくる巨体を活かした攻撃は小猫ちゃんのお陰で全部凌いで貰い、グラムとアスカロンがその攻撃の後の隙を突いて斬る。

こっちは倍加を重ねた力だし、ジークのは魔剣の頂点に位置するグラムだ。

何度も食らえば龍王のクローンでも一溜りもない!

 

『相性というのは理不尽なものだ。北欧の災厄…そのコピーであってもそれには逆らえないということだ。

オーディンが如何に強くとも、フェンリルに勝てぬように…絶対的強者は存在しない。

龍もまた、その枠組みを出ることはない…』

 

「■■、■■■…!」

 

「トドメは任せます。こちらは動きを封じます。」

 

「了解。グラムよ、龍を喰らえ…!」

 

「っしゃあ!何かサクサクやれてていい感じぃ!」

 

正直、可哀想だとは思う。

こうして造られて、戦わされて…何かを知るってこともなく死ぬ。

理不尽だと思う。

 

それをする俺達も含めて、全部。

ねぷ姉ちゃんなら…もしかしたら。

そう考えてしまうのは俺の悪い癖なんだろう。

 

でも、俺はねぷ姉ちゃんじゃない。

寧ろ、姉ちゃんがやれないなら、俺がやる。

 

小猫ちゃんが足掻くミドガルズオルムの顎に拳を下から叩き込んだ。

脳が揺さぶられたのか、単にダメージがでかかったのか…

ミドガルズオルムはその巨体を痙攣させながら地面に倒した。

 

苦しそうに呻きながら、俺達を見やる。

 

「…じゃあな。」

 

「終わりだ。」

 

ジークと二人でアスカロンとグラム…二つの剣を頭に突き刺した。

 

「■──」

 

一瞬だけ、苦悶の声をあげた後、ピクリとも動かなくなる。

 

謝ることはしない。

ゲームや漫画の受け売りだけどそれは奪った命への冒涜だそうだ。

なら、俺は謝らない。

 

ジークは死んだミドガルズオルムの頭に手を当てて目を閉じている。

 

「…せめて安らかに。」

 

「死んだ奴に言うのか?」

 

「造られた命…そこに思う処が僕にはあるのさ。

ある意味…僕はコイツだからね。」

 

「龍の手か?」

 

シグルド(・・・・)さ、神器はどうでもいい。」

 

「…英雄シグルドですか。そういえば、北欧繋がりですね。」

 

「何かの巡り合わせか、はたまた何かの悪戯か。

強いて言うなら我等が女神様なんだろうけど…さて、どうなんだか。」

 

ジークの言っていることは良く分からない。

難しい事っていうより、言えない事情って奴だろう。

身の上って部分だと難しいんだろうけど。

何にしても、その思う処ってのがジークにグラムを抜かせた要因なのは間違いない。

 

『戦いはまだ終わってないぞ。一番楽な相手を倒したに過ぎん。』

 

「分かってるよ。ねぷ姉ちゃんの所に行かねえとな。」

 

「あの狼二体はいいのかい?」

 

「あっちもすぐ終わるだろ。」

 

「信頼かい?」

 

「まあな、二人はどうする?」

 

「…徒労になりそうだ、僕はここにいよう。」

 

「同じく、です。」

 

「分かった、サラバダ!」

 

取りあえず、ねぷ姉ちゃんの方まで飛ぶぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガルル…」

 

「ウォォォン!」

 

二匹の狼が吠える。

月と太陽を追いかける者、スコルとハティ。

僕たちはある種の伝説と相対している。

神殺しの力をフェンリルと同様に持っているがフェンリル程の力はない。

 

速さも親に劣るようだ。

その証拠に爪や牙の攻撃をかわすのが容易い。

 

「伝説の魔獣程じゃない!」

 

「流石、騎士の駒ねぇ。」

 

「その騎士より少し遅いくらいなんだ、流石は英雄派だよ!」

 

魔剣と聖剣。

それぞれ相反する物を持つ僕とジャンヌダルクはスコルとハティをそれぞれの剣の特性を活かして注意を引き付ける。

 

流石は北欧の魔獣だ。

下手な攻撃じゃびくともしない。

これがフェンリルだったら瞬く間に殺されていただろう。

それ程、神殺しの大狼は恐ろしかった。

 

「風よ、吹き荒べ!」

 

「グルゥ!」

 

「ギャオゥ!」

 

「やらせるとでもっ!調子に乗るんじゃないわよ狗が!」

 

風の魔剣で脚を狙ったけど避けられて二体に隙を突くかのように牙を僕へと向けるが…ジャンヌダルクがその隙を埋めるように二本の聖剣ですれ違い様に二体の脚を斬った。

けど、斬り落とすには至らず、決して浅くはない傷が出来た程度。

怯みはしたのでそこを更に狙う。

 

僕じゃないけどね。

 

閃光が二体の狼に降り注いだ。

バチバチと音が聞こえるから雷光が正しいのだろう。

 

何でも、自分の堕天使の力を受け入れたらしい。

バラキエルという堕天使が父親と見て間違いない。

 

上を見上げれば、悪魔の羽と堕天使の翼を片方ずつ展開した姫島先輩の姿があった。

 

二体への効き目は抜群のようで、痺れが残っているが動きが辿々しい。

 

「頭上注意、ですわ。」

 

「流石、副部長だよ。」

 

「堕天使の光と雷の魔力、ねぇ。ちょっと思い付いたわ。」

 

「何を…?」

 

「締めはあのおっさんでしょ?なら試し技くらい許してよね。

ちょっとそこの!えっと、アケノだっけ?」

 

「あら、何でしょう?」

 

「その雷、私に放ちなさい(・・・・・)。」

 

「へぇ?」

 

「じゃ、ジャンヌさん?」

 

「いいから。」

 

聖剣を変えて、挑発するかのように姫島先輩へ告げるジャンヌダルクは勝ち気な笑みだ。

姫島先輩も何だか乗り気だし!

 

「あらあら…なら、無様に這いつくばらないでくださいませ!」

 

「あら、ちょーっと多いかも?ま、いっか。」

 

「いっか、じゃないですよ!」

 

「黙ってなさい。さあ…見せ所よ。」

 

迫る雷にジャンヌダルクは剣を掲げる。

聖剣にぶつかる雷。

 

そうか、雷の聖剣か!

光の属性が大半だと思ってたけど、それもそうか…

魔剣創造と聖剣創造は対の神器だ。

片方しか属性の剣を作れない、なんてことはあり得ない。

 

雷を吸収した聖剣に青白い雷を迸る。

 

「デカイのいくわよ!」

 

未だに痺れの取りきれていない二体に聖剣を向けて…あれ、投げるポージング?

投げる気か!?

 

 

 

「サンダーブレード!ってね。」

 

 

 

一直線へ飛んでいった聖剣はスコルとハティの近くへと刺さり…

 

爆発した。

雷と共に、爆風が二体を包む。

 

「ガァァァ!!」

 

「え、えげつない威力だ…」

 

「あら、父様の出番は無さそうかしら。」

 

「…いや、構えろ!」

 

それまで手出しをしなかったバラキエルさんが一本の光の槍を土煙の中へ投擲した。

そして…

 

「ウオォォォン!!」

 

それに反応したかのようにスコルが土煙からこちらへと駆けてきた。傷は所々見えるけど、まだまだ健在か!

 

スコルの速さは今までのそれよりも数段速かった。

加減をしていたのか、はたまた命の危険を察知してリミッターが外れたか。

その速さは親に迫るほどであり、僕らは先程までの二体の速さに慣れすぎた為に反応が送れる。

 

「知恵のあるッ!」

 

バラキエルさんが光の槍を片手に持って僕らの前へと立ち、槍を薙ぐように払った。

 

当たると思ったが、地面を蹴っての後ろへの跳躍でその攻撃を避けた。

なんて反射神経だ!

 

晴れた土煙の方を見ると、ハティがボロボロになって倒れている。

 

「奴め、片割れを盾にしたな。」

 

「兄弟なんじゃ…?」

 

「知恵があるといっても所詮は獣…生存本能が働いたのだろう。」

 

「追い詰められた獣、ねぇ。」

 

「何だ、どういうことだ。負傷者がいないじゃないか。」

 

「あ、ゼノヴィア。」

 

「アーシアが働かなくて済むのは喜ばしいことだが…私の見せ場がないぞ…?」

 

「それを私達に言われてもねぇ。」

 

「ということで、参加させろ。イッセー達はもう倒してるぞ。」

 

「早っ!何したらあのデカブツを、って特効二人もいたわね…」

 

そうか、アスカロンとグラムか。

それならその早さでの討伐も納得だ。

 

僕達もあと一匹だ…早く倒さないとね。

 

スコルは殺意を滾らせ、こちらを睨む。

先に仕掛けたら五人に一気にやられると理解している。

 

「埒が飽きませんわ。状況を動かします。」

 

姫島先輩が雷をスコルへ落とす。

スコルはもう当たるものかと避ける…が、姫島先輩の攻撃を皮切りに僕達も動き出す。

 

ゼノヴィアと僕、ジャンヌダルクがスコルへと駆ける。

 

バラキエルさんが光の槍を何本かスコルへと投げるが避けられる…がその回避が狙いだ。

ジャンヌダルクが回避先へ聖剣を投げる。

 

「グルゥ!」

 

スコルの右前脚に聖剣が刺さる。

魔獣であることも重なってダメージは大きい。

そこへ追撃するようにゼノヴィアと僕が斬りかかる。

 

ご自慢の脚が機能しない今が勝機!

 

確実に葬るために、禁手化をする。

 

双覇の聖魔剣(ソード・オブ・ビトレイヤー)…斬り裂け!」

 

「デュランダル、眼前の敵を破壊しろ!」

 

デュランダルと聖魔剣がスコルを斬り裂く。

 

確実に入った…!

 

「が、ァァ…」

 

スコルは、最後まで憎むかのような目を向けながら倒れた。

二体の魔獣を討伐した瞬間だった。

 

「よし…!」

 

「怪我人はいないようだな。まあ、カッコいい一撃が出来たから私は満足だ。」

 

「あら、終わりましたのね。」

 

「はい、助かりました。」

 

「ジャンヌさんが雷を寄越せと言ってきた時はどうするつもりかと思いましたが…功を奏しましたわね。」

 

「中々いい技だったでしょ?」

 

「父様も、お疲れさまです。」

 

「いや、私は牽制しかしていない。全て朱乃達の功績だ。」

 

「いえ、バラキエルさんがいなければこの早期決着はあり得ませんでした。ありがとうございます。」

 

「…そうか。」

 

少し照れ臭そうに視線をどこかへやるバラキエルさんに姫島先輩も嬉しそうだ。

…姫島先輩も憑き物が落ちたようだね。

 

さて、後は…

 

頑張ってください、ネプテューヌ先輩。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「落ちろ、女神!!」

 

「っ…!」

 

「女神だけと思わないでもらおうか!」

 

「チッ、人の子か…!」

 

ロキの術が自分へ迫る。

それを曹操が聖槍で弾いてくれたけど…消耗はこっちの方が大きい。

 

ロキの術は厄介の一言に尽きる。

雷を出したと思えば炎が出たり。

鎖のようなものがこちらを縛りに飛んできたりもしてきた。

 

奇術師のように杖を振るって術を行使するロキはまさにトリックスターだった。

 

攻めあぐねているのはそれだけじゃない。

 

─ネプテューヌさん、防壁、残り5つです。

 

「まだあるのね…」

 

防壁。

術による膜のようなものを纏っている。

この防壁が曲者なんだ。

一枚防壁を破っても瞬時に次の防壁がロキを守るせいで攻撃が通らない。

 

破壊力が必要なんだ。

強力な防壁を破った上でロキに決定的なダメージを与える破壊力。

それが今要求されている。

 

─ネプテューヌさん、今それを使えば女神化を保てないかと。

 

「分かってる。…後、二枚破れば勝機が見えるんだけど…!」

 

もう既に八枚ある内三枚を破ったけど…警戒もそれにつれて大きくなった。

もう下手に消耗する技は撃てない。

 

だけど、後二枚破ればその技が撃てるんだけど!

 

「天の崩雷!」

 

─広範囲の術が来ます!

 

ロキが杖を掲げるとロキの頭上に大きな魔法陣が現れ、そこから雷が無差別に降り注ぐ。

危険だけど、逆に好機!

 

刀で弾きながらロキへと近づく。

ロキの近くに向かう度に雷の落ちる頻度は上がる。

近づけさせるつもりがないんだ。

 

「無理矢理にでも!」

 

「一人で先行するな。」

 

「その通りだ。お前の護衛ということを忘れてないか?」

 

「ごめんなさい、二人とも。」

 

「小賢しい女神どもが…!業火に焼かれろ!」

 

新しい術…!

炎の球がいくつも迫ってくる。

 

「32式エクスブレイド…3本、展開!!」

 

信頼する技の1つ、エクスブレイドの応用。

自分の後ろに自分の刀と同じぐらいの大きさの剣を3本創造する。

 

3本を射出し、迫る炎の球を破壊する。

 

「○ージルから学んで正解ね。」

 

「ツッコミはしないでおこう。助かった、礼を言う!」

 

ロキまでの距離はここくらいで十分!

 

刀に光を纏わせる。

更に更に、新技いくよ!

 

「フラッシュピアース!」

 

刀を突き出す。

すると、刀の先端から一筋の光…俗に言うビームが放たれる。

 

「聖槍よ、貫け!」

 

「成長が早いな、流石俺の妻だ!」

 

「結婚はしてない!」

 

曹操も合わせるように聖槍の光のオーラをビームにして発射する。

ヴァーリは魔力を槍状にして放つ。

 

「何っ…!」

 

ロキの驚愕の表情。

杖で防ごうとするより先に自分の放ったビームがロキにぶつかる。

防壁のお陰で貫くような事になってない、けどこれじゃ割れない!

そこに曹操の聖なるオーラのビームも当たる。

そのすぐ後にヴァーリの槍がぶつかる。

 

パリン、という音が聞こえた。

 

防壁、残り4枚!

 

でも─

 

 

 

「─後一手足りない、そう思っただろ、姉ちゃん!!」

 

 

 

「えっ─」

 

声が聞こえたと思ったら自分の横を誰かが横切る。

ううん、誰かじゃない。

大きなハンマーを持った赤い鎧…間違いない!

 

「一誠!」

 

「俺が、その一手をくれてやる!!」

 

「ぬ、ぅ!悪魔の小僧、それはっ!?」

 

横へ回転しながら接近する。

 

「そうさ、ロキ!これはお前への目覚まし第一だ!

遠慮するなよ!」

 

ハンマーが応えるように雷を纏う。

魔法の雷とは違う、聖なる力を感じるハンマー。

感じたこともない程の力。

 

 

 

「─ミョルニルッ!!」

 

 

 

ロキが回避しようとしても間に合わない。

それよりも速く一誠がミョルニルを叩きつける。

 

そして、ミョルニルが雷を爆発させる。

バチバチと、音を立てながら神の雷がロキを襲う。

 

「ぐ、おぉぉぉぉ!!?」

 

パリン、と音が聞こえる。

 

防壁、残り3!

 

雷はまだ止まらない。

後一枚だけでも剥いでやると聞こえる程雷は強さを保ったままだ。

 

「オォォオォォ!!」

 

─ネプテューヌさん、準備出来ました!

 

「─ええ!」

 

刀を消して、膝を抱えて浮き上がる。

 

自分を中心に光が発生する。

目を閉じていても分かる。

シェアが自分を作り替えている。

 

破壊力に特化するなら、こっちだとばかりに。

 

そして、その光が止むと同時に─

 

紅い光が、ロキへとぶつかった。

 

パリン、ともう一度防壁の壊れる音がした。

 

残り、2。

終わらせるよ!

 

「全てを壊して、救う──」

 

 

 

「ハード:ネプテューヌ!!」

 

 

 

自分の考え付いた技。

シェアの新しい応用。

 

自分が、戦闘機の姿に変身する。

紫と黒の機体…これなら!

 

─変身残り時間3分です!

 

十分だよ!

 

「何だと!?」

 

「ハハハ、何だあれは!ハハハ!」

 

一誠はミョルニルを持って後ろに全力で下がった。

 

戦闘機になった自分は超高速でロキへと突貫する。

 

「ミサイル発射、全弾持ってけ!!」

 

ミサイルを発射する。

計25発、全部くらっちゃってよ!

 

ロキもやられるばかりじゃなく、雷を発して何発か落とすけど…足りないよ!

 

「おのれ、女神…!」

 

残り17発がロキへと降り注ぎ、爆発する。

 

残り2枚、割れちゃってよね!!

 

 

「ぬ、ぐ、ァァァァ!!!」

 

 

連続で防壁の割れる音が響いた後、ロキがようやく直接ダメージをくらう。

ミョルニルでもくらっていたようだけど今回はその比じゃないよ!

 

爆風による土煙。

変身をすぐに解除して女神化も解除される。

 

「よっと!…どうかな?」

 

土煙が晴れると、そこには…

 

「ぐ、ぐぅあ…」

 

ボロボロになって横たわるロキの姿があった。

やりすぎ…じゃないよね。

精神汚染を解くためにも必要だし…

 

(いーすん、どう?)

 

─……はい、ミョルニルとシェアが上手く作用したようです。殆ど精神汚染は消えています。

 

(よ、よかった!)

 

急いでロキの元へ駆け寄る。

ヴァーリと曹操、一誠も一緒に。

 

横たわるロキは自分を見ると痛そうだけど苦笑い。

 

「…ぐっ、手荒が過ぎるぞ…」

 

「それぐらい許してよ。…大丈夫?」

 

「ああ…何とか。まさか、ミサイルが来るとは思わなかったが…」

 

ロキを起こす。

辛そうだけど、治療をすれば…

 

「感謝する、ネプテューヌ…」

 

「ううん、私だけじゃないよ。ロキを助けようって思ったのは…きっとここにいる全員だから。」

 

「…そうか。」

 

「もうすっからかんだよー」

 

「戻るぞ、ネプテューヌ。」

 

「うん!」

 

曹操がロキに肩を貸す。

 

自分はヴァーリの隣を歩く。

まだまだ余力のあるっぽいし、守ってよね~なんて。

 

「一誠、頑張ったね!」

 

「っ、ああ!」

 

「どしたの?」

 

「いや…やっと役に立てたなって。」

 

「そんなこと考えてたの?もー…こうして頑張れてるのは一誠のお陰でもあるんだよ?」

 

「へ?」

 

「一誠やあーちゃんっていう弟と妹がいるからお姉ちゃんは頑張れるんだからね。そりゃ、二人が頑張っても嬉しいけど…あんまり無理しないでね?」

 

「ね、姉ちゃぁぁぁん!!」

 

「わー!大きい子供だな~」

 

「ふっ…」

 

まあ、何にしても、一件落着だよね!

あーちゃんに治療して貰おうね、皆!

 

 

 

 

 

「─これで終わり、そう思われるのは困るな。」

 

 

 

「っ──!」

 

その声が聞こえると共に、何とか刀を生成して後ろを振り向く。

 

そこには、前に一度相対した敵の姿、そして…

見ているだけでゾッとする黒い帯のような物が迫ってきていた。

 

刀でそれを弾いてその人、に…

 

弾いてすぐに、また黒い帯が自分に迫ってくる。

反応、出来ない。

 

そして、その帯は自分の胸に──




先が気になる(察しのいい人は気付く)展開だなぁ!

あ、それとですね。

エクソダス氏の『大人ピーシェが頑張る話。』とコラボすることになりました!どんどんパフパフ!

ただいま一生懸命コラボシナリオを練っておりますもうしばらくお時間を…
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