冥次元ゲイムネプテューヌ   作:ロザミア

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どうもぉぉぉ!(挨拶)

京都編は色々な視点が描写されます。
大変だけど頑張るぞい。


京都観光の時間! でも、別の方では?

暑さを気にせずに京都を歩く。

ぶっちゃけ暑ささえ気にしなければいい場所だよね、夏の京都。

まあ、暑さを耐えられるかと聞かれたら難しいんだけどね!

 

というわけで、現在グループに別れて京都を巡ってるネプテューヌだよ!

イカれたメンバーを紹介するぜ!

 

まず、食べるの大好き少女の小猫ちゃん!

 

「ネプテューヌ先輩、このお店はどうですか。この先にありますよ。」

 

「おー、いいね!私は問題ないよ!ギャー君は?」

 

そして、引きこもり系吸血鬼のギャー君!

 

「ぼ、僕も構いません。ネプテューヌさん達についていくだけですから…」

 

「そんなこと言わないで一緒に楽しもう?」

 

「う、はい。」

 

以上、自分が面倒見るメンバーだよ!

一年が小猫ちゃんしかいないから、自然と最上級生なねぷ子さんらへんが一緒にいることになるっていうか。

 

まあ、一緒にスイーツ巡りするの楽しいしね!

ギャー君に関してはリアスちゃん曰く

 

『貴女のコミュニケーション力ならギャスパーも安心して過ごせる筈よ。』

 

とのこと。

それでいいのか王!って感じだけどまだまだ人に不慣れなギャー君には自分みたいなのがついているべきなのかな。

 

ちなみに…

 

「ゲオルグ、そちらはどうだ?…こちらか?今のところは問題ない。この真っ昼間に襲撃があるかどうか。…ああ、油断してなどいないさ。ああ、では引き続き兵藤家及び駒王町の守りを怠るなよ。」

 

「…頑張ってるね。」

 

「…ですね。」

 

「SPみたいですぅ…」

 

少し離れた距離で携帯でのやり取りをしてる曹操もいるよ。

まあ、頼もしいもんね。

こうやって周りを必要最低限の警戒に留めてくれてるのは一応の配慮なのかな。

ペルセウスじゃなくてよかったかもしれない。

 

ゲオルグとの会話だったっぽいね。内容を聞くに手薄…っていうのはあれかな。

自分達がいない間、駒王町をパトロールとかさせてるのかな。

 

ただ、距離を開けられると…何だかね。

 

モヤモヤする気分を解決すべく曹操に近寄る。

 

「ん、どうした?」

 

「離れてないで、一緒に行こう?」

 

「いや、俺は護衛だからな。」

 

「うーん…じゃあ、護衛対象なねぷ子さんが気になるから一緒にいて!何ていうか、すっごい気になる!」

 

「…まあ、それなら仕方ないか。すまない、配慮が足りなかったな。」

 

「ううん、私達を守ってくれてるのは分かってるから謝らないで!でも、ほら。知り合い放って楽しむのはねぷ子さん的にあり得ないっていうか。」

 

「そうだな。なら、仲間に入れてもらおうか。」

 

「うん!」

 

それから曹操も混ざって皆で観光。

色々なお店を巡ったんだけど、やっぱり暑さは誤魔化せなかったよ…

何だかんだで、曹操だけが涼しそうな顔してた。

 

神社とかも、あれだよね。

そこに在るだけなのに何ていうか…厳かな雰囲気があるよね。

 

 

 

「というわけで、大変だけどやってきました!清水寺!」

 

「坂の時点で疲れました。」

 

「まだ階段あるんですかぁ…」

 

「おお、ここが清水の舞台と有名な清水寺…電車で来た甲斐があったな。」

 

「人もいっぱいいるし、観光スポットって感じだよね。」

 

いやぁ、階段多いけどそれもいいよねって思い始めてる自分がいるよ!こういう観光名所はしっかりと巡んないと損だもんね!

 

ちなみに、ここに来る前に伏見稲荷大社とか行ったよ!

こんこんっ。

 

これからあのお寺に突撃する訳だけど…

 

「よし、記念写真撮ろう!」

 

「中に入ったらにしないか?」

 

「勿論、中から外の景色も撮るけど普通に外見も撮りたいな!

というわけで、カメラ撮ってください!」

 

取り敢えず、見知らぬ人に元気よくお願いする。

笑顔で承諾してくれて、四人でピースピースって感じで写真撮影!

中は下手に撮れないっぽいしね~

 

お礼を言って、いざ清水寺!って感じだったんだけど。

 

─…!?

 

(どうかしたの、いーすん?)

 

─…い、いえ……気のせいでしょう。

 

(?何かあったら言ってね?)

 

─ええ…今は観光を楽しみましょう。

 

どうしたんだろ、いーすん。

さっきまでは楽しんでたのに…

何か、感知した?でもそれなら教えてくれるよね。

うーん…まあ、気にしすぎかな。

 

「ネプテューヌ先輩、なにボーッとしてるんですか?」

 

「い、行くなら行きましょうよぅ…」

 

「あ、うん。ごめんごめん!プリンの事考えてた!」

 

「先輩らしいですね…」

 

「ネプテューヌ、早く行こうじゃないか。」

 

「何気に曹操が一番楽しみなんだね…」

 

「元々、歴史あるものは好きなんだ。

いつかは来たいと思っていたのもあってな…事前リサーチは既に済ませていた。」

 

「心ウキウキじゃないですか。」

 

一番盛り上がってるのは曹操だった。

何なら、神社のパンフレットとか全部貰ってたし。

でも、英雄派の皆のためにおみやげ買ってたのは好感度高いよね。

 

やっぱり頼れるリーダーっていうか、面倒見がいいよね。

 

うんうん、こういうのでいいんだよね。

 

こういう時間が大事だよ。

こうやって、楽しい時間を謳歌する!

どれだけ大事な時間なのかが今となっては凄く理解できるよ。

 

階段を上って、寺の中に入る。

おおー…何ていうか、歴史を感じるね。

 

「スッゴいね~…これってずっと維持してるの?」

 

「いや、創建以来10度を越える大火災にあっている。」

 

「え、じゃあこのお寺は?」

 

「この度に再建されてきたそうだ。

それだけ篤い信仰があるのだろうな。」

 

「へぇ~…」

 

信仰って、凄いんだね。

シェア以外にこうやって信仰を感じるのは久しぶりかも。

神社もそうだけど、物に歴史ありだね!

大事にされてきたんだね。

 

「まあ、あまり騒がないようにな。

マナー違反は許されない。」

 

「はーい。」

 

「それにしても人が多いですね……ん…?」

 

「どしたの小猫ちゃん。」

 

何だか、人混みの中に誰か見つけたかのように一点に目を凝らしてるようでどうしたのか尋ねる。

 

「…いえ、ネプテューヌさんみたいな髪をしてる人もいるんだな、と。」

 

「え、酷くない?それならリアスちゃんだって紅髪だよ!」

 

「疲れてるんですよぅ…こんな暑いと頭も視覚もおかしくなりますよ…」

 

「この口ですか、ギャー君。」

 

「ふぃふぁぁ!?」

 

ギャー君の意外と鋭い言葉に小猫ちゃんが笑顔で頬を引っ張る。

ギャー君に効果は抜群だ!

でもそれぐらいにしておこうと注意する曹操にそれもそうですね、と中断する。

頬を擦るギャー君は涙目だ。

 

メールを見ると、一誠達も楽しんでるっぽい。

よかったよかった。

このまま、楽しく過ごそうね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しい日って、きっとこういう日をいうんだと思う。

階段を下りながら、買ったアクセサリーを見る。

 

「楽しいか?」

 

「はい、とっても!」

 

お父さんが渋々といった様子で一緒に来た京都。

 

初めは、ちょっとした興味だった。

お父さんが度々研究しているシェア。

それは信じる心の力だって言っていた。

 

だから、こういう信仰が集まる場所ならそれがハッキリと分かるんじゃないかと思って頼んでみたら来れました。

…シェアについてはあまり分かりませんでしたが。

 

でも、思い出作りの場としては最適で。

日々頑張ってるお父さんにこういった形で一緒に楽しみたいなって思って。

結果的にお父さんも楽しめているようでよかった。

 

「ネプギア。

信仰について何か分かったか?」

 

「え?な、何の事ですか?」

 

目的がバレて、咄嗟に誤魔化す。

お父さんはふっと微笑む。

 

「娘の考えることなど私にはお見通しということだ。」

 

「…バレてたんですね。

でも、思い出作りに来たのは本当です!こうして、楽しめてますし!」

 

「疑うつもりはない。

それに叱っているわけでもない。

ありがとう、考えるだけの日々よりもこうして見て感じることも必要だと理解できた。」

 

頭を優しく撫でられる。

感謝された…よかった。

お父さんの悩みの解決に貢献できたんだ。

 

嬉しいな。

 

「えへへ…」

 

「さて、次はどこに向かうか。といっても時間もそう無いが……」

 

ピタリ、とお父さんがその場で立ち止まる。

私もそれにつられて止まって、お父さんの顔を伺う。

少し、警戒するような目をして周りを見ている。

 

何か、あるのかな…?

 

…あれ?

 

「お父さん、これは…」

 

「ああ。」

 

 

 

 

 

 

 

「人がいません!」

 

「…高度な隔離か。」

 

私の肩を抱き寄せて周りへの警戒度を引き上げるお父さん。

 

「京都の妖怪どもが早々に手出しをするとは思えんな。」

 

「…隔離って、結界ですか?」

 

「その通り、気付かぬレベルで別空間へと移されたらしい。

相当な従者か、あるいは…」

 

 

 

 

 

「─勘繰りが趣味になったようですね。」

 

 

 

 

 

突然、殺気のような物を感じて普段は別の位相にずらしている武器を取り出す。

スイッチを押すと、ブォンという音と共に光の刃がそれから発生する。

 

それで上から迫る攻撃からお父さんを守るべく防ぐ。

 

…槍の一撃。

 

「ハッ、防ぐかよ!」

 

「貴女、は!」

 

「テメェも女神だな?ならブッ殺す!!」

 

「っ、やぁ!!」

 

強引に槍を振り払うと、凄惨な笑みを浮かべた白髪の女性は後ろへ跳んで距離をとる。

 

「英雄崩れ…カイネウスか。

今更何のようだ。それに…研究者か。」

 

カイネウスと呼ばれた女性の隣に煙が発生して、そこからペストマスクを被った人が現れる。

不気味なのはマスクのせいか、それともその人の雰囲気からなのか…ビームソードを掴む力がより強くなる。

 

「あなた方にこの京都の地に居られては困る、ということです。

今すぐこの地から退くのなら、これ以上手は…」

 

「うるせぇぞ根暗女!そこに俺の殺してぇ奴が居るんだから殺す以外の選択肢はねぇんだよ!!」

 

「ね、根暗…オホン、これは我らのリーダー、頼光の慈悲です。

今息の根を止めることはしないであげましょう。」

 

「…お父さん。」

 

「…クク。」

 

お父さんが肩を震わせる。

ああ、これは。

 

「ハハハハハハハハ!!面白い事を言うではないか。

いやはや、冗談を言うのはそのマスクだけにしてほしいものだ。

交渉の意味を理解していないと見える。」

 

お父さんが、悪い顔をしている。

あまり好きじゃない顔だけど、どこか頼もしい。

そして、こういう顔をする時は。

 

大体、怒っている時だ。

 

「私に、闘争から逃げるなと言いたい訳だな。

ふざけるのも大概にしろ、人間。

あの女神を越えるのは私…私達だ。

それを邪魔立てするというのならば容赦はしない。

貴様らこそ私とネプギアの前から失せろ。」

 

何匹もの蝿と、ゾッとする黒の帯を周りに展開してお父さんが二人に告げる。

お父さんはお姉ちゃんと実力争いをしているみたいで、戦いから逃げることが嫌いになったって前に言ってました。

 

だから、この人達はお父さんの嫌っている行動をさせようとしたから…怒られて当然ですよね。

かくいう私も、ここで京都観光を理不尽な理由で止めるつもりはありません。

 

「そうですか…ならば、この場でその子ごと消えていただきます…!」

 

「ふん、従うだけの傀儡が…私を倒すのは貴様ではない。

盤上に上がり込むなよ、人間。これは私とあの女神のゲームだ…!」

 

煙の怪物がお父さんに迫るけど、お父さんが手を翳すと黒の帯が独りでに動き出して煙の怪物を切り裂く。

怪物は悲鳴をあげながら消えていく。

 

ペストマスクの人はお父さんが相手するようだ。

 

なら、私の相手は…

 

意識をそちらにやると、槍が迫っていた。

 

「っ!」

 

ビームソードを振るって槍を弾く。

カイネウスが舌打ちをしながらも槍を振るって攻めてくる。

 

早いけど…早さなら、私だって!

 

「ブルーソニック!」

 

軽快なステップと共にビームソードを振るい、槍と打ち合う。

力はあっちだけど、勢いは、私の方が!

 

「チッ、あの女神に似てるだけあってやるじゃねぇか…!」

 

「あの女神…お姉ちゃんを知ってるんですか!?」

 

「あ?姉だぁ?…調べだと弟がいる程度じゃなかったのかよ。」

 

「お姉ちゃんを知ってるのなら…聞かせてもらいます!」

 

理由を手にいれました。

この人を倒したら、一度会いたいお姉ちゃんの情報が聞き出せる。

なら、全力でいきます!

 

力を解放する。

私の力…すなわち。

 

 

 

 

 

「刮目してください、これが私の女神の力!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…どういう事か、聞いても?」

 

サーゼクスの疑問の声が部屋に木霊するような錯覚を覚える。

 

俺はネプ子達を旅館に置いた後、さっさと日本神話のお偉いさん…

天照大神の元へと向かった。

ミカエル、サーゼクスと共に俺は向かったものの…

 

『お主らは、自らの罪と対面する。

その罪を確と見、打ち克ったのであれば…日本神話は三勢力と同盟を結ぼう。』

 

長い沈黙の末の天照の第一声がそれだった。

俺たちの罪。

何となく察しはついていたが…俺も聞きたかったからサーゼクスには感謝だった。

 

神気をこっちに影響が出ないように抑えた天照は俺達へ閉じていた目を開く。

 

「そのままの意味である。

我らは、お主らが来る前に一人の男の謁見を許した。」

 

「謁見…」

 

「その者は…かつて、我が国の軍人であった男だ。」

 

…俺の予想通りか。

俺は手を軽く挙げて、発言の許可を貰う。

 

「名前は頼光か?」

 

「…左様。」

 

「確か、反英雄派のリーダーの名前でしたか。」

 

「反英雄派…そのように呼んでいたのだな。

頼光は我に言ったのだ。」

 

 

 

『天照大神よ、ご照覧あれ。

この日ノ本に蔓延る三勢力を滅して見せましょう。』

 

 

 

「…あれは復讐に囚われた者だ。

だが、我が国の者の言葉だ。苦しみの声であり、怒りの声だ。

我が国にお主らが少々勝手をしてきたのは隠しようのない事実。

…ならばこそ、ここで勝手の結果を知るべきだ。

情報でなく、事実でなく…感情をぶつけられる事がお主らに必要なことだ。」

 

「…」

 

それは、何よりも重い言葉だった。

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