冥次元ゲイムネプテューヌ   作:ロザミア

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おはテューヌ?こんにちテューヌ?こんばんテューヌ?(挨拶)

皆お待ちかねの投稿だ!(待ってない)
俺は忙しくても最低限ペースは保つからよ…だからよ、止まるんじゃねぇぞ…





分断された皆!でも、私達は負けないよ!

床が冷たい。

そのまま倒れてたようだ…起き上がり、周りを確認する。

 

「なんだ、こりゃ…!?」

 

周りはガラス張りのような空間。

俺達が映ってる…鏡、か?

そう、鏡だ。

鏡の空間…あの女の子の仕業か…

 

『相棒、気を付けろ。』

 

「あん?」

 

『この空間…非常に厄介だ。』

 

「どういうことだよ。」

 

『この空間の鏡を壊すんじゃあないぞ。

倍にして威力が返ってくる…思い切り叩き付けたスーパーボールが思い切り返ってくる位にな。』

 

「詳しい忠告どうも。」

 

隣ではアーシアがまだ倒れてる。

 

…よかった、アーシアだけでも一緒だ。

木場達は無事か…?

心配だけど、この迷路みたいな空間を歩くしかねぇ。

 

「アーシア、起きろ。」

 

「うぅ……イッセーさん…」

 

「何かされてないか?」

 

「…大丈夫です。」

 

体を揺すって起こす。

目を覚ましたアーシアは立ち上がって、周りを見ると顔をしかめる。

 

「これは…鏡ですか。

イッセーさん…これは良くない事態です。」 

 

「ああ、敵だったなんてな…」

 

「いえ、違います。」

 

「え、違うん?」

 

「はい…一面鏡張りの空間なんて、自分の感覚が狂います。一刻も早く脱出しないと平衡感覚すら儘ならなくなる恐れが…」

 

「な、なるほど…詳しいんだな。」

 

頷くアーシアの言う通り、ずっとこの空間にいたら狂ってしまいそうだ。

そう言えば、ネットの掲示板やらで見たことがある。

 

何でも、何日も暗い空間にいると気が狂ったように金切り声をあげたりするようになり、そこから解放されたい一心で情報を吐いてしまう。

そんな拷問法。

 

…似たようなものだろう。

 

早いところ脱出しないと。

 

そう思って、歩を進めようとする。

 

『相棒!』

 

「っ!」

 

「きゃっ!?」

 

ドライグの声に反応して、俺はアーシアを抱き抱えてその場から後ろへ跳ぶ。

 

すると、俺のいた位置に青い光が突き刺さる。

鏡は音を立てて割れるが、周りの鏡までは一気に割れなかった。

 

…今のは。

 

「奇襲…!」

 

「一体、どこに…」

 

「…今の光が来た方向は…」

 

前方の斜め上…

少し上を見る。

 

…ただの、鏡の天井だな。

 

いや、違う。

 

「分かったぜ、今の奇襲のトリックが…!」

 

なんて合理的な作戦だ。

 

「本当ですか?」

 

「ああ。この空間は操作されてるんだ、今もな。

…そして、鏡を操作することで、奇襲してきた相手の姿を隠してやがる。」

 

今の位置にはいないだろう。

死角を狙った奇襲…というわけでもない。

相手も一撃で仕留められると思ってないってことか。

 

なら…

 

『Boost!』

 

「イッセーさん…?」

 

「アーシア、俺の傍から離れるなよ。」

 

「…はい!お側にいます!」

 

魔力を手に溜める。

倒すとかじゃない。

 

この場面を破壊する!

 

 

「ドラゴンショットォォォォ!!」

 

 

山を吹き飛ばせる威力の魔力を放つ。

鏡を突き破る。

何枚も、何枚も。

 

よし…足場は無事だ。

そして、これで操作されたら違和感に気付ける。

 

「走ろう!」

 

「はい!」

 

手を掴んで、走る。

 

面倒だが、俺にはあの奇襲に対処するための手が足りねぇ。

だから、この迷路を走るしかない。

分断されたなら合流しないと…勝ち目が…!

 

…ん?あれはっ…!?

 

「こっちじゃ!!」

 

「へ?は、はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剣を振るうものの呆気なく破壊され、追撃される。

斧による暴力の一撃。

僕はそれを速さでもって回避する。

 

一撃でも貰ったら負け…いや、死だ。

目の前の相手はそういう手合いだ。

 

「ゼノヴィア、無事かい。」

 

「何とかな。

しかし…何だここは、目がおかしくなりそうだ。」

 

ゼノヴィアは既にデュランダルを構えている。

けれど、もう何回も打ち合って分かった。

これは、化け物だ。

 

目の前の少女は本当に人間なのか!?

 

赤く短い髪の女の子は自分の身の丈ほどはある斧を軽々と持ち上げる。

 

「…すばしっこい。」

 

「よく避けてると褒めてほしいね…!」

 

「速いだけじゃ、勝てない。」

 

突っ込んでくる。

 

まるで通じない。

技も悪魔としての筋力も、足の速さも。

全部を関係無いとばかりに壊してくる。

 

それに加えて…少女の手を見る。

 

龍の手(トゥワイス・クリティカル)…既に倍加は使ったけど…

違う、重要なのはそっちじゃない。

この強さ、間違いなく至ってる。

 

更に、あの斧もただものじゃない。

あの子に振るわれるためにあるような武器じゃないか。

 

華奢な見た目とは裏腹にその腕力は豪腕といってもいい。

 

ここは…回避に徹して戦うしかない。

 

「デュランダルは打ち合える…が、こちらの体がもたん。」

 

「僕も聖魔剣があるけど、雷も風も意味なかったね。」

 

「消えて。」

 

「…よし、名案を思い付いた。」

 

「め、名案?…君が?」

 

「おいそれはどういう事だ詳しく聞こうじゃないか。」

 

「いや…うん。」

 

「誤魔化すなぁ危なっ!!貴様、会話中の戦闘は厳禁だとRPGに教わらなかったのか!?」

 

二人でまた距離を取る。

鏡を砕き、女の子は外したと溢し斧をまた担いだ。

 

「ゲームは、したこと、ない。」

 

「あ、すまん。」

 

「それで、名案って?」

 

僕は急かすようにゼノヴィアに名案とやらを聞く。

嫌な予感というか、何となく察しがついているからさっさと聞こうと思った。

 

「ああ、この状況をどうにか出来るたった一つの方法だ…」

 

「それは…?」

 

「それは…」

 

「それは…?」

 

 

 

 

 

「逃げるんだよぉ~~!!木場~~ッ!!」

 

 

 

「やっぱりじゃないか!!?」

 

 

後ろを向いて全速力で逃げ出すゼノヴィアに僕も一緒に逃げる。

察しがついていたとはいえこれが最善策なのは笑えない。

後ろを少し振り向く。

 

「逃がさない…」

 

「追ってきてるじゃないか!」

 

「知るか!とにかく逃げるぞ!イッセー達との合流が先決だ!

あれをどうにか出来るのはイッセー位だからな!!」

 

「激しく同感だけど悔しいよ!」

 

くそ…それにしても、全力で逃げているのに引き離せないなんて何て速さだ、あの子!

人間やめてるんじゃないか!?

 

実は人造人間ですって言われた方が信じられる!

 

走っていると、頭上に影が射す。

何だと思って走りながら上を見ると…

 

斧を振りかぶったあの子がいた。

 

「これで、沈む!」

 

「どわぁぁぁ!!?」

 

「跳躍だけで追い付かれたっ…!?」

 

慌てて横に回避してまた駆け出す。

駄目だ、逃亡もいずれは決着がつく。

そもそも、イッセー君と合流できるのか?

…不安が募る。

ここは敵陣のど真ん中だ。

 

あの女の子みたいにイッセー君とアーシアさんも襲われてないとも限らない。

 

 

 

「ええい、何をしておる、こっちじゃ!」

 

 

 

「「!?」」

 

「…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ」

 

「どうかしましたか、先輩。」

 

「…ううん。」

 

何かを感じた。

…何だろう。

シェアに似てたような…

 

……まさかね。

シェアは自分にだけ搭載されたシステムだ。

自分といーすんだけが知覚できる。

 

でも、何か…起こってる気がする。

主人公的な勘がこの京都で事件発生しましたって言ってる!

 

─ネプテューヌさん。

 

(どうしたの?)

 

─気付きましたか?

 

(…うん。京都に何か起こってる。)

 

─私達に害が無いようであれば報告は控えましたが…非常事態です。

 

(何かあったの?)

 

─凡そ三秒前に二年生組が何者かによって結界か何かに隔離されました。

 

(…分かった!)

 

─データ事態は観測しました。巻き込まれる前に警告が可能です。

 

いーすんの報告が終わり、立ち止まる。

丁度、清水寺の観光が終わったところでこの事態。

 

「曹操。」

 

「悪いが聞けないな。」

 

「まだ何も言ってないよ!?」 

 

「大方非常事態だろう?俺は俺の持ち場を離れるつもりは毛頭ない。」

 

「…それは、護衛だから?」

 

「ああ。」

 

「前までは融通効いてたじゃん!ケチ!」

 

「前まではまだ『何とかなる』見立てがあったからだ。

明確な脅威が分かっていたから、俺の仲間があの場にいたからお前に任せられた。」

 

「それは私達が貴方に認められる程の実力が無いからですか。」

 

静かに聞いていた小猫ちゃんが曹操に近寄って聞く。

曹操は冷ややかな目で小猫ちゃんを射抜く。

 

「君達の努力は認めよう。

だが、実力も認めるとは限らない。

事実、俺は君達をあっという間に倒せるだろう。」

 

「…分かっています。

でも、私もまた先輩に救われた。

そのご恩を返したいんです。だから…だから、私達に任せてくれませんか。」

 

「僕たちだって、や、やれるんです!」

 

「…それは、君達がこの異常事態に立ち向かうということか?」

 

「はい、私達は確かに貴方には勝てない。

…でも、協力することは出来ます。京都について詳しいであろう姉様なら解決策を見つけてくれる筈…後は、死ぬ気で挑みます。」

 

覚悟の目だった。

戦うことをしっかりと覚悟している目。

今までとは違って、ちゃんとした命のやり取りだと頭と心で理解してる。

 

…戦士の目、なんだと思う。

 

曹操はそれを聞いて、ふっと笑う。

 

「ああ、なら俺からも助けをだそう。」

 

「え、で、でも…」

 

「『俺は』持ち場を離れない。」

 

「…えっと、英雄派の人をこっちに貸してくれるんですか?」

 

「でもそしたら、お母さん達は!?」

 

「ハハハ、俺がそれを頭に入れてないとでも?

もう一人の協力者に事前に言ってあるさ。」

 

「…試したんだね?」

 

「謝罪はしないぞ。

こうして仲間の腹の内を知るのも俺の役目だ。

…俺もまた、お前に恩を感じているんだ。忘れないでくれ。」

 

…曹操。

そうだね。

曹操達は恩返しの為に頑張ってるんだ。

まだ、自分達の道が見えないから、そこから何かを見出だそうとしてる。

 

甘いだけじゃ、リーダーは務まらないって事なんだね。

 

「既に皆を魔王に協力して貰って来させた。

だから緊急事態でも対処が出来る。」

 

「へ、どういうこと?ゲオルグとの電話は?」

 

「残念だったな、あれは嘘だ。」

 

「えぇ!?」

 

「俺があんな場でわざわざ声が漏れるくらいの声量で連絡するわけがないだろう?」

 

「う、言われてみれば…敵を騙すなら味方からって奴?何にしたって性格悪いよ!?」

 

「皆に言われたよ。」

 

「だろうね!」

 

「あまりにも酷いですぅ…!」

 

ま、まあ…曹操の期待どおりだったのは良いことだったから…とにかくヨシッ!

 

リアスちゃんにも連絡しよう。

携帯を取り出す。

 

2、3回ほどのコール音の後に出てくれた。

 

『どうかしたの?』

 

「緊急事態発生だよ!一誠達が隔離されちゃった!」

 

『…何かの冗談かしら?』

 

「ううん、本当だよ!いーすんが言ってたから間違いないよ。」

 

『…ネプテューヌ。』

 

「何?」

 

 

 

 

 

『事情は何となくだけど理解出来たわ。

ちょっと用が出来たからまた後で。』

 

 

 

 

 

「えっ、ちょっと待っ──」

 

()()()()()()()()()()()()()()()。』

 

「─!」

 

『そっちは頼んだわよ、主人公。』

 

その言葉を最後に、通話は切れた。

 

…リアスちゃんと朱乃ちゃんも既に巻き込まれてる。

なら、ここはもうやるしかない。

 

「曹操!」

 

「動くか?」

 

「うん、ちょっと時間がかかるどころじゃないけど。」

 

「そうか…なら、これを。」

 

「え、何これ?地図?」

 

曹操から色んな箇所に×がされてる地図を貰った。

宝の地図なら要らないんだけど…?

 

「転移魔法陣はこういう時便利な代物だ。

サーゼクス殿から許可と共に何処にあるか分かるようにと渡された。」

 

「…まるで、何かあると分かってたようですね。」

 

「行く先々で事が起これば構えもするさ。」

 

「ある意味ネプテューヌさんのお陰ですぅ…は、早く行きましょう!?」

 

別の意味で信用されてて自分は涙が出そうだよ!

今までの分で色々と根に持たれてるよね?

絶対そうだ!

 

くそぅくそぅ…この緊急事態じゃなければゲームで分からせるのに!

 

っと、こんなこと言ってる場合じゃないね。

 

「とりあえず、行こう!」

 

「途中まで同行します。」

 

「ここからなら…ここが一番近いな。連絡しておくか。」

 

待っててね皆!

いきなりの襲撃じゃ大変よな!ねぷ子、動きます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…」

 

パープルシスターの姿から戻って、走る。

 

まさか、こんな事態になるなんて。

あの人は…まずい。

私じゃ勝てない。

お父さんも、殺されちゃう。

 

ボロボロな状態のお父さんを何とか背負って走る。

女神でよかった…人間だったら背負ったまま走れなかった。

 

「ネプ…ギア…ええい、放さんか。」

 

「放しません!」

 

まさか、ただの旅行でこんなことになるなんて思いもしなかった。

これじゃ…巻き込まれに来たみたいで。

 

取り合えず、逃げないと。

 

この結界の外に出ないと。

 

気付けなかった自身が嫌になる。

私じゃ守れないのかな…?

 

 

 

『悪いが、こちらもお前らに割く時間はない。』

 

『ぐ、ぉぁ…!?』

 

 

 

お父さんが、煙で出来た狼の大群と戦ってる時だった。

数が多くても立ち回りと黒帯で若干優勢だったのに…後ろから背中を斬られた。

 

もう一人いたなんて…!

 

刀で斬られた箇所がかなり痛むようで治療魔法を掛けてもあまり効果がない。

血は止まっても痛みは続いてるようだった。

 

「……結界の外に出るのには骨が折れるぞ。

私を背負って逃げるなど…」

 

「お父さんを見捨てることは出来ません!」

 

「…妙な部分で姉に似たか。私は悪人だぞ?」

 

「お父さんはお父さんです。

私の、ただ一人のお父さんなんです!」

 

「…まったく。」

 

それきり、お父さんは静かになったので走ることに徹しました。

追ってくる気配はあるけど攻撃をしてこない。

…このままの速度じゃ追い付かれるかな。

 

でも、戦いまで温存しないと。

 

「はぁ……はぁ……」

 

特にあの人…カイネウスはしつこそう。

…うう、どうすれば。

 

「おい。」

 

「え?」

 

はじめて聞く声で、足を止めてしまう。

…そこにいたのは、眼鏡を掛けた男の人だった。

 

「…こんな場所に迷い混んだのか?」

 

「ち、違います!カイネウスとパラケルススって人に襲われて…」

 

「……なるほど。差詰め、この結界から出たいということだな。」

 

「は、はい。」

 

眼鏡の人はお父さんを一瞥した後、ため息をつく。

 

知り合い…?

ううん…今はそれよりも大事なことがある。

 

「あの、私達を出してくれませんか?」

 

「まあ、出来ないことはない。

俺としてはお前達はどちらでもいいが…あいつらに殺られるのは違うだろうからな。」

 

「貴方は、何でここに?」

 

「俺は自分から入った。」

 

「…仲間、何ですか?」

 

「…いいや、()()仲間じゃない。」

 

私の後方を見ながら、眼鏡の人はそう言った。

何処かを見つめるんじゃなくて…思い出すように。

 

私はこの人を信じようと思う。

お父さんも、気を失ってるようだし…判断を謝っちゃいけない。

でも、この人は信じられる。

 

「…そろそろ来るな。

逃げるとしよう。あの突撃馬鹿の相手はごめんだ。」

 

「は、はい!お願いします!」

 

眼鏡の人が指を鳴らす。

すると、霧が立ち込める…

これって…

 

「…神器ですか?」

 

「ああ。結界神器ではあるが…何事も使いようだ。

本命の場所でもなかったからな…これ以上いても仕方がない。

…全く、これだから──」

 

 

 

「待ちなさいゲオルグ!!」

 

 

 

「…準備途中なんだが。」

 

ゲオルグ…この人の名前。

 

パラケルススが肩で息をしながら立っていた。

ゲオルグさんは何かを言おうとして、そして…

 

諦めたようにため息をついた。

 

「優柔不断め。それだからお前はそうなる。」

 

「…どうして、ここにいるの。貴方達は、駒王にいるんじゃ…」

 

「ああ、いたよ。来たのは二時間前だ。」

 

「…読まれていたの…」

 

「いいや、ただの偶然だ。

まあいい、パンドラは何処だ。」

 

「教えるわけないでしょう。」

 

「…そうか、残念だ。

話すことはもう何もない。

お前達は敵だ…かつての仲間であっても。

尊敬はしていたよ。」

 

「ぁ、待っ──」

 

 

 

 

─そうして、景色が変わる。

薄暗い空間から、どこかの建物の中に。

 

誰の視線もない。

 

転移、したんだ。

…転移する直前のパラケルススの表情。

助けを求めるような、そんな表情だった。

 

「さて、着いたな。」

 

「あ、あの、ありがとうございます!」

 

「構わない。」

 

そう言って、ゲオルグさんは歩いて外へ行こうとする。

私も、慌ててついていこうとする。

 

「ここにいろ。

外は暑いからな。」

 

「…はい、何から何までありがとうございます。」

 

ここはお言葉に甘えようかな。

丁度、ソファがあったからお父さんを寝かせる。

 

足がクタクタ…しばらくは走りたくないかな。

 

…それにしても、何が起こってるんだろう。

この京都で…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外へ出る。

暑くて鬱陶しい眩しさだ。

携帯を取り出し、曹操へと通話を掛ける。

 

『こちら、曹操だ。』

 

「報告する──」

 

 

 

 

 

「─シャルバ・ベルセブブ及び奴の実験結果と思わしき少女を保護した。

サーゼクスホテルまで来い。」

 

 

 

悪いが、俺は非情に徹する役目なんでな。

純粋さを利用するようで悪いが…

この状況の打開の為にまだ巻き込まれて貰う。

 

俺達を救ってくれたネプテューヌの為にもな。




さあ、どんどんいこう。
戦いは止まらない、加速する!
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