そうなれば、俺の勝ちだ!(挨拶)
さあ、京都編の戦闘も後数話…ついてこれるか?
やっほー!今猛ダッシュ中のネプテューヌだよ!
あ、今更だけど10周年おめでとう!
曹操にカイネウスを任せて、一度八坂さんの所へ戻る。
リアスちゃんと朱乃ちゃんへの説明と、皆が戻ってるかどうかの確認。
携帯を取り出して時間を見るともう夜だった。
夜だけど、元々薄暗い裏の京都にいるとそんな実感はなかった。
それが何だか、ありがたく感じた。
自分は今日は寝ることはないだろうから。
何処か確信のある予感が自分にはあった。
八坂さんのいるお屋敷に戻った自分達は急ぐように中に入る。
「よくぞ戻った」
八坂さんの労りの言葉が自分達を迎える。
八坂さんの側には…
「いいですか、そんな無茶をしたら私だけでなく他の皆さんにまで心配をかけて精神的なダメージを─」
「はい…すんません…」
「あ、あはは…」
「スヤァ…」
正座させられて説教を受けている一誠と説教をしているあーちゃん。
乾いた笑いしか出ていない木場君と寝てるゼノヴィアの姿があった。
「ただいま!」
「あ、ネプテューヌさん!おかえりなさい。
あ、でも少し待ってくださいね。イッセーさんの無茶を叱ってるところなんです」
「あーうん、それはいいんだけど「姉ちゃん!?」ネプギアは?」
「ネプギアさんですか…」
「先輩、恐らく鏡の世界を乗っ取ったゲオルグさんに転移させられたんだと思います」
「そうなんだ…木場君は怪我ない?」
「僕は大丈夫です。
僕よりも、イッセー君やゼノヴィアの方が無茶をしましたね」
「うーん…あーちゃんが説教してるし、いいかな!」
ネプギアやゲオルグ、曹操は心配だけどここに他の皆がいるってことは勝ったんだよね。
あれ、でもトリスタンと呂布の姿が見えないや。
「あ、呂布とトリスタンなら八坂さんが封印してます」
「事が済み、八百万の神への言及が済めば解放する。
安心するが良い」
「そっか…でも、無事勝って良かったよ!」
「…ねえ、ネプテューヌ?そろそろ事の説明を頼みたいのだけど…」
「そうだった!えっと──」
そこから、座って休憩しながら朱乃ちゃんとリアスちゃんに説明を始める。
その間、シャルバが木場君にネプギアは本当に無事なのかって肩を揺すりながら殺気が漏れるくらい怖い顔をしながら聞いてきて、木場君は分からないなりに大丈夫だと思いますって言うとまだ気になるけど問い詰めても仕方ないと思い直したのか座る。
親馬鹿だなぁ…
説明を終えて、今の状況を整理する。
「呂布とトリスタンの二人は倒して、曹操はカイネウスとの一騎討ちでしょ?ゲオルグはネプギアを呼ぶくらいだから…パンドラかな」
「残るは…」
「パラケルススと頼光ですわ」
「…だが、パラケルススに関しては簡単に倒せるだろう。
奴は禁手という切り札まで晒してきたのだからな」
「…うーん……」
「何だ、女神」
「正直、私としてはそれだけで判断するのは良くないと思うんだ」
「錬金術…それもパラケルススの家系ともなればかなりの使い手。
手の内はまだまだあると思うべきね」
リアスちゃんも同じようで自分の言葉に続くように発言する。
シャルバも、それもそうかと思い直したようで考え込む。
朱乃ちゃんは自分の後ろまで来ると肩を揉み始める。
うん、なんで?
「あの、朱乃ちゃん?」
「あら、どうかしました?」
「なんで肩揉み?」
「凝ってるかと思いまして、案の定少し固いですわ」
「あ、うん…」
あ、そこ気持ちいい。
痛い!?そこは少し痛い!?
待って、その楽しくなってきたぜ!みたいな表情やめて!
段々痛いところを揉み始めるのやめて!?あ、そこは痛気持ちいい!でも痛い!?
「少し、気負っているかと思いまして」
「元とはいえ人間一人を相手にする、それが貴様にとっての重荷なのか」
「…」
朱乃ちゃんの心配する声とシャルバの純粋な疑問に押し黙る。
どうなんだろう。
頼光と戦うことが重荷なのか、それともこのままだと殺し殺されの戦いになるから重荷なのか。
「分からないや」
「ネプテューヌ…」
「ねえ、皆で手を取り合うって…そんなに難しいことなのかな」
「夢物語だ」
「シャルバ!」
「グレモリーの娘、私は現実的な意見を述べたに過ぎん。
あり得ない、出来るわけがない。そういった事実がそれを否定できてしまう」
「そうだけど…」
リアスちゃんはシャルバを責めるように呼び掛けるけど正論によって悔しげに顔を俯かせる。
シャルバは自分を見て、ため息をつく
「貴様はその程度で悩むのか」
「…その程度じゃないよ」
「その程度だろう」
自分の弱い否定も冷静に潰す。
「…女神パープルハートはその程度で折れてしまうのか?」
「ぇ…」
「あまり私を失望させてくれるな。ネプギアもお前のその姿を見て何を思うだろうな」
「何処へ行く?」
「外の空気を吸う。監視をするなら好きにしろ、妖怪」
そう言って、シャルバは出ていった。
終わってくれるなという期待が込められた言葉だった。
自分はその程度の事も壊せないのかと、煽られるようでもあった。
「ネプテューヌ」
「え?ねぷっ」
リアスちゃんに引っ張られて、体が倒れる。
頭が柔らかい何かに乗っかる。
太ももだった。
リアスちゃんの膝枕だった。
「リアスちゃん?」
「今は休みなさい。らしくもなく考えすぎよ」
「…うん、ごめんね」
「謝ることじゃないわ」
「…ありがとう」
「あらあら」
頭を優しく撫でられて、目を閉じる。
重かった心が軽くなる。
支えられているとより感じる。
考えすぎ、かぁ…そうなのかも。
行き当たりばったりが自分なのに、今までの事が怖くて賢いわけでもない頭で考えすぎてた。
気付かせてくれて、ありがとう。
感謝と共に、少しだけ眠る。
起きたら、元気なネプテューヌでいるから、今は少し寝させて…
・
・
・
外に出て、空気を吸う。
自然の多い空気は好きだ。
少なくとも…そう、東京のような澱んでしまった空気に比べ、綺麗だ
悩み、もがき、なお悩む。
それが美徳と取るか、醜悪と取るかは…さて。
それはその人物の性格が出るのだろう。
私には分からない。
悩みというのは時と共に解決するもの。
そう、定義してきた。
無論、時が解決しなければ動くしかないのだが…基本的には時間が解決するものだ。
悩みというのは考えても仕方がないから悩みなのだ。
犯罪の道具がどうとかで考えるのは悩みではなく推理。
少し、意味合いが違う。
聖も魔も関係無く、人々全てと手を取り合う。
ネプテューヌという女神はそれ故に苦悩が多いのか?
しがらみがあまりにも多いのか?
分からない。分からないが、気に食わないと思った。
何かを犠牲にするしかない未来を変えてきた筈なのに、何故悩む?
気楽な考えをさらけ出し、下らない思惑を吹き飛ばす。
それが貴様である筈、私の倒したいと願う女神である筈だ。
落ちぶれて視野を狭めるのだけは勘弁して欲しかった。
見苦しく、つまらなくなっていく存在を見るもの程気の冷めるものはない。
故に、此度だけは私なりの激励を送った。
それによって考えを改めるかは女神次第だ。
「あ、お父さーん!」
「帰ってきたか…」
「連戦という形でお借りした。負担をかけすぎたこと、改めて詫びる」
嬉しそうにこちらへ走ってきたネプギアの頭を撫でながら、追い付いたゲオルグの謝罪を聞く。
…背負ってるのは敵だった少女か。
「構わんよ、ネプギアにもいい経験になっただろう」
「はい!それに、助けになれて嬉しいです!」
「…そうか、ならばこれ以上の謝罪はやめておく」
そう言って、ゲオルグは一足先に屋敷へ入る。
ネプギアも疲れたようで、珍しく私の腕を引っ張りながら中へと入る。
…ふむ、成長したかな、これは。
「ネプギア」
「あ、はい、どうかしましたか?」
「お前はネプテューヌが自身の願いをねじ曲げてでも勝利を掴む…そんな女神に見えるか?」
パチパチ、と瞬きを数回。
意味を頭で理解してから、少し考える。
その後、困ったように笑う。
「私もお姉ちゃんと会ったのは今日が初めてです。だから、しっかりとこうだって言えません…でも、お姉ちゃんは全部分かった上で自分の願いを通す。そんな人だと思うんです」
「…そうか、そうだな。流石は我が娘だ」
頭を一度撫でてからまた歩き始める。
貴様はこの程度で立ち止まってしまうちっぽけな存在なのか?
否と私は叫ぼう。
貴様がその程度ならば私は負けなかった筈だ。
ここまで戦おうなど考えもしなかっただろう。
下らない妄執を捨て去り、挑むことすらしなかった。
私に貴様の輝きを見せてくれ。
曇ってばかりの魂でなく、貴様という我を通す姿を。
・
・
・
段々と、意識が覚醒する。
目を開けると、仰向けだったようでリアスちゃんの顔が見えた。
微笑みが自分を出迎える。
「起きたのね」
「うん、ありがとね、リアスちゃん!」
起き上がって、伸びをする。
うん、すっごく休めた。
お陰で、頭がスッキリした!
「…もう大丈夫?」
「大丈夫!すっっっっごく考えてから寝たんだけどね」
「ええ」
「なんっっっっにも分からなかった!」
「あら…そうなの?」
予想外、という感じじゃなくてやっぱりといった感じでリアスちゃんは続きを促す。
他にも聞いてる皆がいるけど、それでも自分はリアスちゃんに話したかった。
「何にも分からないから、取りあえず解決する!」
「頼光は?」
「倒すよ!でも殺さない!私はどんな困難でも手を差し伸べる事を諦めないよ!」
誰も殺さない、もう誰も犠牲にしたくない!
だから、話し合いたい!
誰かを犠牲にするなんて間違ってるもん!
「それが貴女の選んだ道なのね」
「うん…ごめんね」
「無茶をしないなんて思ってないわ。
その無茶に助けられてきたのも事実だから。
だから──絶対に勝ちなさい。貴女の決意を通すために完膚なきまでに頼光を倒しなさい」
「うん!」
信じる心。
それが自分の強さなのに、自分で疑ってた。
自分の道が頼光を殺すことでしか進めない道だと、思い込んでた。
でも違うよね。
だって自分はネプテューヌ!
この作品の主人公オブ主人公で、絶対にハッピーエンドを諦めないって決めた女神なんだから!
もう疑わない、迷わない!
その為にも前に進んで、進めない壁に当たっても壊して進むんだ!
やってみなきゃ分からない、やらないと始まらない!
そうでしょ、皆!
ごめんね、みっともないねぷ子さんを見せ続けて!
ここからはしっかりとムーヴ決めちゃうから見ててよね~!
「目指すは打倒頼光じゃなくて、反英雄派とも手を取り合う未来!レッツゴーだよ!」
「場所分からないでしょ?」
「あ、そうだった」
─ご心配には及びませんよ
そんな声と共にいーすんが自分の中から現れる。
その表情は安心したといった表情で、自分がまた心配させちゃったと理解して反省する。
反省はしたけどまた心配かけちゃうかもしれないから許してね!
「こんなこともあろうかと、ヨリミツさんのイバショをサーチしておきました( ´ー`)b」
「さっすがいーすん!早速乗り込んじゃおう!」
「待て、女神」
黙ってたシャルバが話し掛けてくる。
「どったのシャルバ?これから出撃するって時に?」
「私も行く。あの若造…曹操が居ない以上、マトモな戦力は私くらいだろう」
「待ってください、私も…」
「いいや、貴様は待機だ。そこの吸血鬼の小僧もだ」
「はうぅ、いきなり指名されてビビります!?」
「…何故か聞いても」
「相性が致命的に悪すぎる。貴様は煙を掴めるのか?」
「…」
悔しげに拳を握り締める小猫ちゃんに近付いて、よしよしと頭を撫でる。
「大丈夫大丈夫!小猫ちゃんもギャー君も頑張ったから!最後は主人公の私が決めなきゃね!
ここからは最強無敵なねぷ子さんが頑張っちゃうから安心してよ!」
「…先輩…はい、分かりました。お気を付けて…」
「が、頑張ってください…!」
「姉ちゃん、俺も…」
「皆待機!マトモに動ける子、居ないでしょ?」
朱乃ちゃんやリアスちゃんも待機。
何かあった時、指示を出せる人がいないと。
八坂さんもいるけど、人手があるに越したことはないよね。
シャルバを見て、頷く。
「よろしくね、シャルバ!」
「ふん、借りを返すだけだ。それが終われば…貴様との雌雄を決する」
「うん、それまでは仲間だよ!」
「…ふっ」
「お姉ちゃん…ごめんね、私も呂布と鏡写しの相手に消耗しすぎちゃって…」
「ううん、こっからはお姉ちゃんの活躍だからね!
十分頑張ったから、ネプギアは休んでて!」
申し訳なさそうなネプギアを安心させる。
謝ることなんてないよ。ネプギアがいなきゃ、もっと大変だった筈だからね!
うん、お姉ちゃんが頑張る番だよね。
責任重大って奴!
「よーし、取りあえず、曹操が戻った来たらよろしく!」
そう言ってから、ゲオルグの隣で座布団を枕代わりにして寝る女の子…パンドラを見やる。
「皆、脅かさないようにね?まだ小さい女の子だから」
「安心しろ、そんな奴はここにはいない。ほら、さっさと行け。
頼光を連れて戻ってこい」
「うん、ねぷ子さんにお任せ!」
八坂さんを見ると、ただ微笑んで頷く。
頼んだぞ、といった視線であり…単純に良いものを見れたといった視線でもあった。
そうして、自分はシャルバと共に頼光のいる場所に向かう。
いーすんのナビを頼りにしながら、仕掛けも何もない道を進む。
「…シャルバは、パラケルススと戦うの?」
「二体一がしたいのか?」
「いや、そう言う訳じゃないんだけどね!だったら、殺しちゃダメだよ!」
「……貴様が今のリーダーだ。従うとしよう」
「ありがと!」
「死なない程度には痛め付けるやも知れんがな?」
「ねぷっ!?そういうの良くないと思うなぁ!」
「クックッ…」
そうして、急ぎ目に歩いていると、いつの間にか霧…ううん、煙が立ち込める。
もしかして、と思ってシャルバを見ると気に食わない様子で煙の先を睨んでた。
「女神の姿になって、行け。いいな?」
「…うん」
シャルバの指示に従って、女神化する。
何だか久々な気がするけど、変身だよ!
「シャルバ、どうか気を付けて」
「貴様の方こそ倒されてくれるな」
大丈夫そう。
だって凄い怖い笑み浮かべてるし…
あれから強くなったっぽいし任せても平気だよね!
そう思って上に飛んで、頼光の所まで全速力で向かう。
多分、邪魔になるだろうから。
・
・
・
女神の気配が行ったのを確認し、黒帯を展開する。
「そちらも一騎討ちが望みだったということか」
「…答えることはありません。これから、貴方は死ぬのですから」
「臆病者がよく吠えた。だが、貴様の仲間は貴様を救わんぞ」
「…パンドラも敗れてしまったのね」
姿は見えない。
だが、女の声はよく聞こえた。
近いのか、遠いのか。
反響しているかのような声を聞く。
結局、己を出すことの出来ない愚か者だ。
寄り添おうとして、寄り添うことの出来ない人間。
分からないなりに理解しようと学んできた。
故に、私には分かる。
良心に押し潰されそうになっているのだ。
ならば放棄すれば良いものを。
「実に下らない。故に、貴様は私に敗れるのだ」
「…どうでしょうね」
「ほう?」
「愚か者で、臆病者な私ですが…それでも戦う覚悟は出来ている。
貴方を倒して、あの女神も倒す…それだけなのですから」
「倒す?倒すだと?クックク…笑わせるのも程々にしてくれ。
私はともかく、女神を倒す?貴様がか?」
これ程可笑しい言葉を吐くとは…
道化ここに極まれりというものだ。
私を差し置いて、あの女神を倒すときた。
「図に乗るなよ人間。
あの女神は私の獲物だ。あの堕落した超越者にすら渡してなるものか。あれを倒すのは私だ。
それを貴様ごときが倒すなど…身の程を弁えるべきだ」
「…狂った悪魔、貴方は救えない。
生物として破綻する前に、私が地獄へ誘いましょう」
「ハッ、己も救えぬ愚者がよく吠えた。
ならばその心、私が砕いてやろう」
不様に倒れ伏す貴様を、私が嘲笑ってやろう。
故に、その傲慢が口を開く前に倒れた方が身のためだ。
私の機嫌がこれ以上損ねられれば…さて、どう潰すかを考えてしまうやも知れんぞ?
黒帯が私の感情に呼応するように私の周りを這い回る。
実体のない軍勢で何処まで足掻くか、今一度確かめるとしよう。
・
・
・
(いーすん、こっちで合ってるの?)
─はい、問題ありません。そのまま進んでください
(分かった!)
いーすんのナビの通りに進んでいく。
まさか、裏の京都に潜んでたなんて思わないよ。
でも、考えておくべきだったね。
パンドラっていう鏡を経由して移動が出来る子がいるんだからそんな芸当も出来るってことだよね。
うーん、ゲオルグ居なかったら詰んでたねこれ。
シャルバは大丈夫として、問題は自分かな。
前はジャンヌが一緒だったからいけたけど、今回は正真正銘自分一人。まあ、自分から一人で行くって言ったんだけどね!
─彼も禁手に至ってると思われます。お気を付けて
(うん、ありがとう、いーすん!)
そうして飛んで、森の中に一つの開けた場所を見つける。
そして、その中心に立つ人を見つける。
目が合った。
とても穏やかな笑みを浮かべてるのが分かる。
そこに降り立つ。
待っていたんだね、ここで。
「待たせたわね、頼光」
「ああ、随分と待った」
何気ないような会話をする。
それは、まるで最初から敵じゃなかったかのような形。
でも戦わなきゃいけなくて。
頼光は悟ったように、残念そうな顔をする。
「俺と彼女を除いて、皆やられたか…」
「安心して、捕縛しているだけよ。色々と聞いた後は監視とかは免れないと思うけど、それでも生きられるように皆にお願いする」
「…そうか、ありがとう。お前が敵でよかった」
こんなに穏やかな会話が出来るのは、自分が認められているからだと思う。
じゃなきゃ、人じゃない自分を頼光が受け入れる筈がない。
だからこそ、ここで止める。
頼光は刀を手に持つ。
「構えろ、ネプテューヌ。既に理想は語った、果ても過程も語った…ならば、これ以上の問答は不要」
「…そうね。私は、貴方を止めるわ」
自分も刀を構える。
人と人外が手を取り合う…その為にもこの戦い、押し通るよ。
絶対に負けられないし、勝たせない。
「日ノ本から貴様らを排斥する。
その為にも…勝たせて貰うぞ、ネプテューヌ!!」
「いいえ。勝つのは私よ、頼光」
勝って、皆と共に未来に進む。
自分は勝つ。
あっちは殺す気で来る。
でも、自分は殺し合いをしに来たんじゃない。
手を取り合う為に来たんだ。
だって自分は主人公だからね!
勝つと決めた戦いは勝つし、やると決めたことはやり通す!
ねぷ子さんは欲深いんだよ!
さあ、しっかりと決めちゃうよ!!