冥次元ゲイムネプテューヌ   作:ロザミア

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やあ(´・ω・`)
ようこそ、ねぷハウスへ。
このシェアはサービスだからまずは女神化して落ち着いてほしい。
うん、「また投稿」なんだ、済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、この投稿を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「デジャブ」みたいなものを感じてくれたと思う。
和気藹々とした小説界でそういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思ってこの投稿をしたんだ。
じゃあ、見てもらおうか。




主人公降臨の章
記憶喪失系主人公降臨!


ボーッとしながら歩道を歩く。

10分くらいそうしている気がする。

何でだろう?

自分が覚束無いというのだろうか。

 

いつもの自分というのもボンヤリとしか思い出せない。

ただ、目線が低い気がする。

小さい女の子、のような…

 

服装も、特徴的なパーカーを着てるし、下が…

そこまで考えて、やめた。

 

別の事を考える。

体がとても軽い。自分の体じゃないみたいだ。

 

というか、ここどこだろう。

自分はこの町を知らない。都会、というわけでもない。

旅行にでも来ていたのだろうか。

 

気付いたときにはポツンと立っていたから覚えてない。

自分は、誰だったか…

 

うんうんと悩んでも分からない。

 

もう一度、周囲を見渡す。

建物、店、人、人人…いたって普通の光景だ。

 

ふと、店のガラスに目が留まる。

ガラスに人の姿が写ってる。

頭に十字キーのような髪飾りを着けた紫色の髪のパーカーを着た可愛い女の子も自分と同じようにガラスを見て…いる…?

 

少し、手を動かす。

女の子も手を動かす。

ぴょんぴょんとその場で跳んでみる。

女の子もぴょんぴょんと跳んでる。

自分を指差す。

女の子も女の子を指差す。

 

「えっと…」

 

声を出してみる。

可愛い声だ。普通に喋ったら元気に喋るんだろうな…

いや、そうじゃない。

 

「これ…もしかして…」

 

間違いない。

だってきっとこの女の子も自分と同じ表情をしている。

疑いようもない事実を前に、ガラスを見るのをやめてトボトボと歩くことにした。

 

自分はこの女の子になってしまったらしい。

 

…でも、この女の子、何処かで見たことあるような?

知ってるような、知らないような…引っ掛かる。

 

何がきっかけでこんなことになったのか自分でも知りたいくらいで途方に暮れるというレベルよりも骨を埋める場所を探すレベルにまで到達している。

何をどうしたらこんな事態になるのか。

 

女の子になるというのは世界的にあり得るのだろうか?

ついに性転換と若返りが出来るようになってしまったのだろうか。

実は自分が妄想と現実を視覚とかそういうレベルで混同してるんじゃないだろうか?

 

そう思って、頬をつねったりしてみる。

 

「うぅ、痛い…」

 

普通に痛いから夢じゃないし、変わってないから妄想じゃない。

残念ながら現実……これは現実っ……!

 

どうしてこんなことになったんだろうか。

やっぱり思い出せない。

記憶喪失系な自分はこの後どうするべきか歩きながら悩む。

 

そんな時、公園を見つける。

小さい子供が遊んでる公園。

滑り台で遊んだり、砂場で遊んだり。

キャッチボールしてる子もいる。

当然、親も同伴。

 

自分はこんな女の子の姿だけど保護者はいない。

 

ベンチに腰掛けて足をブラブラ、無邪気に遊べるほど精神年齢は低くない…と思う。

何というか、こういう時の異物感凄い。

孤立してる子供ってこんな感じなのかな?

今度見かけたら優しくしよう。

 

お金も何もないけど。

 

「これじゃいけないお兄さんに拐われてゲヘヘな展開になってしまうかも。記憶喪失で拐われ系ヒロイン…ビビっと来た。」

 

これは売れる。

その手の話で一本書けるかもしれない。

 

というか、自分は一人で何を言ってるんだろう。

もしかして、この体の持ち主に引っ張られてる?

まあ、それならそれでいいかもしれない。

 

…でもなぁ、こんな何もない状態で戻ったらなぁ。

持ち主平気?野垂れ死ぬよ、これ。

 

「んー、よし!」

 

少し、元気だして頑張ろう。

もし、持ち主が戻ってもいいように少しでも生きやすいようにしよう。

 

「なあ、姉ちゃん。」

 

「ほえ?」

 

おおう、突然男の子に話し掛けられた。

第一村人って奴かな。

いや、町だから町人!

 

「どうしたのかな僕?私は今この転落人生を何処でライズするか考えてるんだけど…」

 

「ライズ?まあいいや、姉ちゃん暗い顔してたから気になって…どうかしたの?」

 

「おお、心がピュアオブピュア!綺麗すぎて眩しいとはこの事か!」

 

優しい男の子の頭を撫でながら感激。

 

にしても、このテンション楽しいな。

性に合ってるとは違うけど、暗くなるよりマシか。

 

「そうだね~…ちょっと記憶喪失で家無き子なんだよね。」

 

「姉ちゃん、帰る家が無いの?」

 

「うん、まさかの展開に天真爛漫を地で行く私もドッキリビックリ状態でこの公園で鬱になってたんだ~」

 

「うーん…姉ちゃんが言ってること半分分かんないけど困ってるんだな!家に来なよ!」

 

「え、いいの?」

 

やだ、この子いい子過ぎて将来心配。

見ず知らずの女の子を家に招待するなんて…現代の引きこもり男子に見習わせたい精神。

 

いや駄目だな、見習わせたら犯罪者続出間違いなし。

 

男の子は笑顔で頷く。

 

「姉ちゃんいい奴っぽいし困ってそうだから、いいぜ!」

 

「何ていい子…!私は今猛烈に感動してるよー!」

 

「わあー!頭ガサガサすんな!」

 

「おっとごめんごめん。嬉しくてつい。よし、そうと決まれば君の家まで全速☆前進DA!」

 

「姉ちゃん、俺の家知らないだろ!」

 

「…あっ。」

 

走り出そうとして男の子の言葉にそうだったと転けそうになる。

何とかこれ以上の醜態を見せまいと堪えて転けないで済んだ。

 

「しょうがねぇ姉ちゃんだなぁ。」

 

男の子は呆れながらも自分の前を歩いて案内してくれる。

そうしてしばらく歩いて、一軒家の前へ辿り着く。

 

『兵藤』

 

名字であろう文字を見て、この子は兵藤という子なんだと理解する。

兵藤君は鍵を使って玄関の扉を開ける。

 

「ただいまー!」

 

「あら、おかえりなさい…あら?」

 

兵藤君の母親と思われる人が玄関まで来ると、自分を見る。

そのまま、歩いて自分のところまで来ると…

 

「可愛い子ね~!」

 

「へ?」

 

何を言われるかと思えば自分の容姿を褒める言葉だった。

もう少し、何か言われるかと思ったけど…そうか、兵藤君の家族も優しい人なのかな。

 

しかし、その笑顔も少しのことで今度は心配そうな表情。

 

「貴女、どうしたの?もう夕方なのに…お家は?」

 

「母さん、姉ちゃんはきおくそーしつなんだって!」

 

「え?…本当?」

 

「え、うん!」

 

取り合えず、元気に返事をする。

 

「まあ…そうなの。それなら、連れてきて正解ね。今日は遅いし、家に泊まっていきなさい。」

 

「いいの?」

 

「いいのよ。それにしても、一誠も偉いわ!人助けをするなんて!」

 

「へへ…うん!」

 

母親に撫でられて、心底嬉しそうな一誠君。

良いお母さんというのだろうか。

 

泊めてもらえるなんて、優しさの権化かよーこの家庭。

 

「そういえば、名前は分かる?」

 

「あ、そうだよ。姉ちゃんの名前、俺知らないや。」

 

「あー…そうだよね。名前…」

 

困った。

名前なんて覚えてない。

嘘だとしても一応名乗っておくべきだ。

 

少し前、店のガラスから見た自分を思い出す。

 

名前…

 

 

 

「─ネプテューヌ。」

 

 

 

「ネプテューヌ?なら…ねぷちゃんね!」

 

「おーねぷ姉ちゃん!」

 

「え、あ…うん!そう、私はネプテューヌ!よろしくね!」

 

咄嗟…というより、無意識に出た名前。

ネプテューヌ、海王星…だったか。

何故そんな名前が無意識とはいえ出たのだろうか。

 

…この体の持ち主の記憶、とか?

 

あり得ない話ではない。

とはいえ、そうか…ネプテューヌ。

 

自分は今日からネプテューヌだ。

 

「俺は兵藤一誠、よろしくな、ねぷ姉ちゃん!」

 

「うん、よろしくね!」

 

その後、帰ってきた一誠のお父さんに自己紹介をして、可愛い子だと褒められ、夕飯を皆で食べた。

流石に風呂は自分だけで入ったけど…本当に女の子になったんだなと理解した。

 

少し羞恥心を感じる辺り、前世は男?

…まあ、どうでもいいことだ。

 

その日はとてもよく寝れた。

ちなみに、一誠とは一緒に寝た。

立派に育つのだぞ少年!

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、早7年。

え、早い?そんなこと言われても時の流れは早いから仕方ないね!

一誠も大きく育って、自分の背をあっさりと越してしまった。

何だか嬉しいような寂しいような。

 

一日だけ泊まったんじゃなかったのかって?

そうしようと思ったんだけどさ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この子の身元が判明しない?」

 

「ええ…ネプテューヌさんの捜索願い等も出されていませんね。

もしかしたら…」

 

「孤児…?」

 

後日、一誠と一誠の両親と市役所に出向いても分からなくて、自分は捨てられた子供…所謂孤児って扱いに当たるらしい。

 

「どうされますか?近くの孤児院に預けるという事も…」

 

「…ねぷちゃん、もし貴女がいいなら、ウチの子にならない?」

 

「おばさん…?」

 

「折角出会ったのも縁だと思うの。一誠も喜ぶと思うわ、ね?」

 

「ネプテューヌさえ良ければだが…」

 

「えっと…俺もねぷ姉ちゃんと一緒が良い!」

 

優しい家族だと思ってたけど…まさかここまでとは思わなかったよね。こんな見ず知らずの…赤の他人の自分をここまで想ってくれるなんてさ。

だから、嬉しくて。

 

「うん…私も、皆といたいな!」

 

そう言って、自分は兵藤家の家族として生きることになったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、そんなこんなで一誠も高校2年生!

今日も元気に登校させるべく朝を自分が起こすようにおばさんに頼まれたんだよね。…おばさんってのもおかしいか。お母さん、かな?

 

扉を勢いよく開けて膨らんでるベッドに飛び込む。

 

「イエーイ、グッモーニン!!」

 

「ぐえぇ!?」

 

「朝だよー!気持ちの良い朝でまだ寝ていたい気持ちは分かるけど悲しいけど学校なんだよね、これが!」

 

「ね"、ねぷ姉ちゃん…!お、起こし方が殺しにきてるぞ…!」

 

「あれ?痛かった?」

 

「いや鳩尾にクリーンヒットしたわ!朝から死にかける目覚ましとかそれこそ死んでもごめんだわ!」

 

「えー?でも、そうでもしないと一誠起きないしなぁ。」

 

「起きるよ!タイマーだってほら!」

 

一誠がタイマーを指差した瞬間、タイマーが鳴る。

 

…うん。

 

「てへぺろ?」

 

「疑問系!?可愛いけど疑問系で謝る気ゼロ!うっそだぁ少しは非を認めても良くない!?」

 

「いやータイマー使えるようになるなんて一誠も大きくなったね~」

 

「しみじみと言っても殺しかけた事実は消えねぇからな!」

 

「あ、ばれた?ごめんね?」

 

「ったく…おはよう、ねぷ姉ちゃん。」

 

「うん!おはよう一誠!」

 

背が大きくなっても自分を姉と慕ってくれる一誠に嬉しくなる。

うーん、中々のナイスガイ。

これはモテモテ間違いなしだね!

 

…性格があれじゃなければなぁ。

 

起きた一誠と一緒にリビングに向かう。

リビングには、一誠の両親…私にとっても、今や両親となる二人がそこにいた。

 

「朝からドタバタしてたわね。おはよう、一誠。」

 

「おはよう、仲が良いのは良いことだぞ二人とも。」

 

「そうでしょそうでしょ?何たって私と一誠は駒王町最高の姉弟だからね!」

 

「おはよう、母さん、父さん。」

 

いつもの朝食の風景。

朝はパンに限る。

サクッとした食感の後に来るバターとマッチするあの味!

これこそ至高の朝食!

でも、そんなパンでも敵わないものがあるんだな、これが。

 

「プリン、プリン♪」

 

「ねぷちゃんは本当にプリンが好きね~」

 

「一日に一個は食べてるからなぁ。」

 

「その内、朝昼晩をプリンだけで済ませそうだよな、ねぷ姉ちゃん。」

 

「そんなことないよ!?私だってプリン以外の味を堪能したいんだからね!そんなこと言うから一誠はモテないんだよ!」

 

「プリンどうこうとモテるは関係無いだろ!」

 

「はいはい、食べたら支度して遅刻しないよう行くのよ。」

 

「はーい!」

 

その後、支度して家を出る。

遅刻しないよう余裕を持って出るのは学生の嗜みなのだ。

にしても、本当ならだらけてたいんだけどなぁ…

ゲームしてたい。

 

「にしても、ねぷ姉ちゃんは本当に背が変わらねぇな。」

 

「そんなことないよ!きっと5センチは伸びてるよ!」

 

「いや微妙だな5センチって…」

 

「そんなことより、毎度思うんだけどこの制服って変だよね~」

 

「おっぱいがどれくらい大きいか分かりやすいからいいじゃないか!」

 

「それ私以外の女子に言うとドン引きされるからちゃんと取り繕おうね!ネプテューヌとの約束だよ!」

 

一誠は何がどうしてこんな胸好きになってしまったのか…

自分が順当に成長していたら美少女ボンキュッボン間違いなしなのでその目を向けられていただろう。

全く身長は変わらないけど、変わらないけど!

 

見た目変わんないのには最初自分含めて家族全員が疑問を持ったけどそんな子もいるでしょってなってからそのまま。

まあ、気にしてもしょうがないよ。

 

ちなみに、自分は3年生である。

 

「流石にねぷ姉ちゃんにまで迷惑掛かるから控えるよ。」

 

「んー本当かなー。どうせ友達とエッチなDVD見てるんでしょ~?」

 

「そそそそんなことないよ!?一誠さん真面目だからそんな宝、じゃない不純なもの見ないよ!?」

 

あこれは見てるな。

友達と何するのは勝手だけど、自分がいなかったら覗き魔とかになってたんじゃないだろうか、この子。

 

ねぷ子さん的に、危機回避した感じ?

流石自分。

 

「ねぷ姉ちゃんこそ、どうなんだよ。友達とかさ。」

 

「私を見くびらないで欲しいね!友達作りなら百戦錬磨のねぷ子さんにかかれば友達なんてすぐ出来ちゃうもんね!」

 

「で、実際何人?」

 

「五人かな~」

 

「わーハイライト消えた目。」

 

まさかね、押せ押せが通じにくいとは思わなかったよ。

クラスだとマスコットみたいな扱い受けてるのになぁ。

ま、まあ…自分は駒王町のアイドル的存在ですから、町の人を入れて良いなら仲良し多いし!

 

「あ、もう着いちゃったね。ちゃんと授業受けて青春を謳歌するんだよ一誠!」

 

「いや台詞が年寄りだし、歳1つしか離れてないし。

ねぷ姉ちゃんこそはしゃぎすぎるなよな。」

 

「約束できないかな!じゃ、またねー!」

 

一誠とも別れて、いつもの学校生活が始まる。

ぶっちゃけ、いつも通り過ぎるからカットするよ!

ほら、文字数にだって限りはあるんだからね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも通り授業を受けて(寝て)部活に入ってるわけでもないので放課後になったので帰る。

 

笑っちゃうくらい普通の日常だ。

靴に履き替えて、一誠を待つべく校門まで歩く。

 

いつも帰りは弟と帰らないと寂しくなってしまうねぷ子さんなのだ。

 

「んーおかしいなぁ、記憶喪失系主人公なのに何も起こらないなんてこんなの絶対おかしいよ。何かの陰謀に違いないよ!」

 

「おおう、何だかいつもより元気だな。」

 

「あれ、一誠?早いね、どうしたの?」

 

「あ、そうだよ!ねぷ姉ちゃん聞いてくれよ!」

 

「う、うん、珍しくハイテンションで吃驚だけど聞くよ。」

 

「なんと俺、彼女が出来ました!」

 

「へえ~一誠に彼女が…」

 

いやー一誠にも春が来たか。

もしかしたら一生出来ないで自分が貰うことになるのではと心配してたが、まさか出来てしまうとは思わなかったな~

 

ちょっと待て、彼女?

 

 

「嘘ぉぉぉぉぉ!!?」

 

 

「そんな叫ぶくらい衝撃的なの?俺に彼女出来ないって確信してた感じなの?泣くよ?一誠さん人生最大の泣きを見せるよ?」

 

「いやいやいやいや!彼女だよ?あのスケベで胸が大好きで毎日エッチな妄想してそうな一誠に彼女だよ?叫ぶに決まってるじゃん!」

 

「凄い罵られてるぅ!半分どころか8割当たってるけど姉に直にここまでキッパリ言われると辛い過ぎる!いいだろ俺に彼女出来てもさ!」

 

「妄想かもしれないじゃん、ちょっと写真見せてみ?持っとるんやろジャンプしてみ?」

 

「いや小銭とかの話に変わってんじゃん!俺の彼女は五千円じゃねぇよ!…ほら!」

 

一誠が携帯を取り出して写真を見せてくる。

わー可愛い黒髪女子~まさかの本当だというのか?

リアリィ?

 

「い、一誠の理想像みたいな子だこれぇ!?」

 

「俺にも運が回ってきたみたいだぜ…俺の勝ち!何で彼氏出来ないか明日まで考えてきてください。」

 

「ぐ、ぐぬぬ…な、名前!名前は?」

 

「まだ食い下がるかこの姉。天野夕麻ちゃんだ、どうだ参ったか!」

 

「アイドルみたいな名前してるぅ!」

 

敗けを認めるしかないじゃないか。

嘘だぁ、一誠の方が春来るの早いなんて嘘だぁ!

高校3年生の時点で行き遅れが確定していた…?

く、やはり普通の高校にしていればよかったのか!

 

…何はともあれ、一誠に彼女が出来たのは喜ばしいよね。

 

「うぅ…一誠、しゃがんで!」

 

「えーしょうがないな、これでいいか?」

 

「んー、流石は我が弟!完璧な高さ調整だよ。」

 

手を伸ばして、頭を撫でる。

最近やってあげてなかったから何だか新鮮だなぁ。

 

「おめでとう、一誠。」

 

「…お、おう。」

 

「胸の事ばっか考えて別れないようにね!」

 

「感動を返してぇ!」

 

そうして、二人で家に帰った。

一誠は大はしゃぎで両親にも彼女が出来たことを写真を見せて伝えると両親はとても喜んで今日は赤飯だった。

自分もお祝いの気持ちですっっっごい残念だけどプリンを渡した。

期間限定プリンだ、味わって食え!

 

 

でも、まさかこの彼女…天野夕麻がきっかけであんな事になるなんて、この時は私は─多分一誠も─思っても見なかったんだ。

 

 




反省なんかしないぜ。
反省したら敗けだぜ!
妄想をぶちまけるのが小説なんだから反省しちゃいけないんだぜ!

…はいあのですね、書きたい衝動がですね。
許してください。
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