月日が経ち、大輔達は
どう過ごしているのだろうか…
デジモンリリカルアドベンチャー始まります
今、冒険と魔法のゲートが開く
-2006年 5月-
ヒカリ「お兄ちゃん!起きなさい!
お兄ちゃーん!」
太一「んあ……?」
八神太一 月島総合高校3年 18歳
八神ヒカリ 御台場中学校3年 15歳
ヒカリ「早く起きないと
朝練遅れるわよ?」
太一「うわっ!?マジ!?」
太一は大慌てで制服に着替える
ベリアルヴァンデモンとの戦いから
4年という月日が経っていた
太一がリビングに行くと
アグモン、テイルモン、クロ、裕子がおり
アグモンとテイルモンは朝食を食べていた
アグモン「おはよ~太一!」
太一「おはよう…あれ?
母さん、はやては?」
裕子「はやては昨日から
ヤマトくんの家に泊まってるじゃない」
太一「あ、そういえば…
ってヤバ!朝練に遅れちまう!」
裕子「太一!朝ごはんは!?」
太一「いらない!いってきます!」
太一は慌てて家を出た
そして石田家では
ヤマトとガブモンが起床していた
裕明はまだ眠っていた
ヤマト達がリビングに行くと
はやてが朝食の準備をしていた
ヤマト「おはようはやて」
はやて「おはようさん、あ・な・た」
石田ヤマト 月島総合高校3年 18歳
八神はやて 御台場中学校3年 14歳
ヤマト「朝からからかうなよ
それを言うのは
本当に結婚した時にしてくれ」
はやて「いややわヤマくん!
照れるやないか~///」
やがて裕明が起き
朝食の準備が出来
食べ始める
裕明「それにしてもはやてちゃん
君本当に料理が上手いなぁ!」
はやて「ありがとうございます!」
裕明「どういたしまして
ヤマトも罪な男だなぁ~
料理が出来てしかも可愛い彼女がいて」
ヤマト「お、親父!///」
裕明「悪い悪い!」
裕明は朝食を食べ終えると
仕事場に向かっていった
やがてヤマトとはやて達も
朝食を食べ終える
ヤマト「それじゃあ俺達も行くか」
はやて「そうやな」
ガブモン「いってらっしゃ~い!」
ヤマトとはやては家を出て
しばらく一緒に歩くと
それぞれの学校に向かっていった
ミッドチルダの病院で
1人の青年が病室に向かっていた
病室には『武之内ハラオウン空様』と
書かれていた
青年もといクロノは病室のドアを開ける
クロノ「空」
空「クロノくん!来てくれたの?」
クロノ・ハラオウン 時空管理局提督 20歳
武之内ハラオウン空 18歳
クロノ「まだ仕事までには時間があるからな…
調子はどうなんだ?」
空「だいぶ落ち着いてきてるわ
この子達のためにも健康でいないとね…」
空は膨らみのある自分の腹を撫でる
空はクロノとの間の子を2人身籠っているのだ
それを期に2人は結婚し、空は高校を自主退学した
クロノ「君と僕の子ども達なんだ
きっといい子に育つ筈だ」
空「そうね…でも私はこの子達が
元気に育ってくれればそれでいいの…」
クロノ「空…」
空とクロノはふと病室の窓から
青空を見始めた…
そして太一の通う高校のサッカー場では
太一とサッカー部が朝練をしていた
太一「よーし!まだまだやるぞ!」
「おい八神…少し休もうぜ」
「さすがに疲れてきたって…」
太一「…わかった
じゃあ休憩だ!」
太一は部員達に休憩を言い渡し
地面に寝転ぶ
すると太一の寝てる場所に人影がくる
フェイト「太一、裕子さんから
忘れ物だって」
フェイト・T・ハラオウン 御台場中学校3年 15歳
フェイトは弁当箱が入った包みを
太一に渡す
太一「悪いなフェイト」
フェイト「それじゃあ、お礼として
最近新発売のパフェ
奢ってね」
太一「はいはい…わかったよ」
「なにしてんだ八神!」
さっきまで休んでいま筈の部員達は
ハキハキと動いていた
太一「え?さっき休むって言ってなかったか?」
「なに言ってるんだ!」
「休む暇なんてないぞ!
常に全力投球!
ね?フェイトさん!」
フェイト「えっ!?…は、はい!
頑張ってください!」
クリス「みんな、おはよう!」
クリス・T・ハラオウン 月島総合高校3年
太一「おはようクリス」
クリス「おはよう
みんな、朝練頑張るのよ
後でドリンク用意するから」
クリスはサッカー部のマネージャーも
しているのだ
しばらく朝練をした後、太一達は
学校に入っていき
フェイトは御台場中に向かっていった
そして放課後の時間になっている頃の田町では
「おーい!一乗寺!」
賢「どうしたんだ?」
一乗寺賢 田町中学校3年 15歳
「校門にスゲー可愛い子ちゃんがいて
お前に会いたいってさ」
賢「え?」
賢は校門前に行く
アリサ「賢!」
アリサ・バニングス 聖祥大付属中学校3年 15歳
校門前にいたアリサの髪は
4年前と違いショートになっていた
賢「アリサ?どうしてここに?」
アリサ「ちょっとあたしの家に来てほしいの
さ、乗ってちょうだい」
賢「う、うん…」
賢は言われるがままに迎えの車に乗る
車は走り出した
アリサ「実は、パパ達に
あんたとあたしの事を話そうと思うの…」
賢「そうなんだ…」
そう、賢とアリサは2ヵ月ほど前から
付き合い始めていたのだ
しかしまだアリサの両親や賢の両親には
その事を話していなかった
アリサ「でも…不安なの
あたし達の関係を認めてくれるか…」
賢「…ねぇアリサ
僕がいつから君の事が好きだったか
知ってる?」
アリサ「えっと…わかんないわ…」
賢「それは……」
賢はアリサの両手をそっと持つ
賢「7年前、君と初めて会ったあの日からだよ」
アリサ「賢…//」
アリサの頬はほんのり赤くなる
賢「だから、君との関係を
認めてもらえるように僕も頑張るよ」
アリサ「…なに言ってんの?
絶対認めさせるわよ!」
賢「…ハハッ」
アリサ「な、なに笑ってんのよ!」
賢「ごめんごめん
アリサらしいなって思ってさ」
アリサ「たくっ…」
その後、バニングス家と一乗寺家の両家に
2人の関係を無事に認めてもらえたのは
言うまでもない話である…
ユウト「わりぃなアリシア
買い物に付き合わせちまって」
アリシア「大丈夫だよ
私も学校終わって暇だったし」
天沢ユウト 御台場中学校2年 14歳
アリシア・T・ハラオウン 御台場小学校5年 11歳
ユウト「そうだ、せっかくだし
俺んちで食べてかねぇか?
叔父さんは今日残業で
帰るのが遅いらしいし」
アリシア「いいの?それじゃあ
お母さん達に連絡するね!」
ユウト「おう、わかった」
アリシアはリンディ達に連絡をする
やがて電話を終えるとアリシアは
OKサインを出した
ユウト「そんじゃ行くか」
ユウトとアリシアはユウトの家に
向かい始めた
そして日曜日になり
墓石の前に1人の少年とデジモンがいた
火田伊織 中学1年 13歳
伊織とアルマジモンの目の前にある2つの墓石
1つは父、浩樹の墓
もう1つは及川の墓だった
ティアナ「やっぱりここにいたのね」
伊織「ティアナさん!」
ティアナ・ランスター 12歳
リボルモンも一緒だ
ティアナ「久しぶりね!」
伊織「久しぶりですね!
いつから地球に?」
ティアナ、スバルとギンガ達はあの戦いの後
ミッドチルダに帰っていったのだ
ティアナ「今日地球に着いたの
スバルとギンガさんも来てて
2人とも太一さん達に会いに行ってるの」
伊織「そうだったんですか
そうだ、よかったら京さんの
コンビニで飲み物を買いませんか?」
ティアナ「いいわね
久しぶりに京さんにも
会えるし」
リボルモン「俺も賛成
あそこのプリン
結構美味しいしな」
伊織達は京の家族が経営しているコンビニに
向かった
コンビニに到着し、中に入る
京「いらっしゃいませー!
あ、伊織!ティアナちゃん!
アルマジモン!リボルモン!」
井ノ上京 月島総合高校1年 16歳
ティアナ「久しぶりです、京さん!」
京「久しぶり!
しばらく見ないうちに
おっきくなったわね!」
ティアナ「そ、そうですか…?///」
ティアナは照れくさそうに
頬を赤くする
伊織「今日は店番なんですね」
京「そうなのよ!せっかくの休みなのに!
「京ー!こっち手伝ってちょうだい!」
はーい!じゃあゆっくり見ていってね!」
京は母に呼ばれ
レジの方へ行く
伊織達は飲み物(リボルモンはプリン)を買って
お台場の公園に行き、ベンチに座る
伊織「ティアナさん…失礼かもしれませんけど
暮らしはどうなんですか?」
ティアナ「…なんとか慣れてきてるわ
まだ整理がついてない感じも
あるけど…」
そう、ティアナの兄であるティーダが
2年前に犯罪者を追って
返り討ちにあい、そのまま殉職したのだ
ティーダの葬式にはティアナや伊織の他に
太一、光子郎、大輔等も参加した
そんな中、ティーダの上司が
人とは思えないほどの事を言う
『犯人を追い詰めておきながら
逃がすとは!例え死んでも
取り押さえるべきだった!
お前は我が隊の恥だ!役立たず!!』
ティアナ『!?』
上司の言葉でティアナはショックを受け
顔を俯かせる
ティアナの目からは大粒の悔し涙が流れていた
伊織『今の言葉、取り消せ!!』
伊織が上司の元へ行く
『なんだお前は?』
伊織『ティーダさんは役立たずなんかじゃない!
ティーダさんは犯罪者を捕まえるために
命を懸けたんだ!なのにそんな言い方
ないじゃないか!あんたは管理局の…
人間の恥だ!!』
ティアナ『伊織……っ』
『貴様!私が人間の恥だと!?
もう一度言ってみろ!』
伊織『何度だって言う…あんたは人間の恥だ!!』
『ゆ、許さーーーん!!』
上司は逆上し
伊織を殴ろうとする
パシッ!
その手を太一が掴む
『なっ!?』
太一『俺の後輩に手を出そうなんて
いい度胸してんな!』
伊織『太一さん…』
太一『あんた、ティーダさんのことを
役立たず呼ばわりするって事は
そうとう腕が立つんだろ?
俺と模擬戦しないか?』
『フン!いいだろう!』
大輔『あんたバカだな』
『なんだと!?』
大輔『あんたは怒らせちゃ
いけねぇ人を怒らせたんだぜ?』
『!?』
上司は大輔の言葉に冷や汗をかく
その後の模擬戦は太一の圧勝で終わり
ティーダの上司は階級を格下げされた
そして現在…
ティアナ「あの時の伊織
凄く怒ってたわよね…」
伊織「…怖かったですよね」
ティアナ「…怖くなかったわ
むしろ嬉しかった」
伊織「え?」
ティアナ「兄さんの事
役立たずじゃないって言ってくれて
私、嬉しかった」
伊織「ティアナさん…」
ティアナ「私、執務官になろうと思うの
兄さんが目指してたものを目指して
兄さんの分まで頑張りたいの
伊織はなにか夢は見つかった?」
伊織「実は僕、弁護士になろうと思うんです
及川さんのように孤独になって
苦しんでいる人が沢山いる…
そんな人達の力になりたいんです」
ティアナ「そう…あんたならきっと…ううん
必ずなれるわ…がんばるのよ!」
伊織「はい!」
あるオフィスで
パソコンを触っている少年がいた
コンコン
光子郎「はい、どうぞ」
なのは「失礼します」
泉光子郎 月島総合高校2年 17歳
高町なのは 聖祥大付属中学校3年 15歳
光子郎が借りているオフィスに
なのはとインプモンが入ってくる
4年前に瀕死の重傷を負い
身体も満足に動かせないと言われていたが
厳しいリハビリを乗り越え
今ではちゃんと身体を動かせるようになった
光子郎「いらっしゃいなのは、インプモン」
テントモン「よう来はりました!」
なのは「こんにちはコウくん!テントモン!」
インプモン「こんにちは!」
光子郎達は互いに挨拶する
なのはとインプモンはソファーに座る
なのは「コウくん
ゲートのほうはどうなの?」
光子郎「まだまだ七転八倒…
先は長そうだよ」
光子郎は現在、D-3無しでも
デジタルワールドと現実世界を
自由に行き来できるゲートを開発中なのだが
試行錯誤の毎日である
すると光子郎が突然パソコンの電源を落とす
なのは「コウくん?」
光子郎「…たまには息抜きが必要だからね
なのは、一緒に出かけないかい?」
なのは「…うん!」
光子郎「テントモン達は
ここで待っててください」
インプモン「うん!わかった!」
テントモン「楽しんで来なはれ~」
お台場湾に眼鏡をかけた青年がおり
医学書を読んでいた
シャマル「丈くーん!」
丈「シャマルさん!」
城戸丈 医大生 19歳
シャマル「丈くん、2人だけの時は?」
丈「シャ、シャマル…///」
丈とシャマルは去年から恋人同士になっていた
告白したのは丈の方であり
シャマルはそれを快く受け入れた
しばらく経ち、仲間達に彼女が出来たと打ち明けたが
誰にも信じてもらえずタケルからも
『相手…人間?』と聞かれる始末だった
シャマルが彼女だと伝えると
ようやく信じてもらえたが…
シャマル「大学の方はどうなの?」
丈「まずまずってところだよ
確かシャマルも管理局の医務官を
やってるんだろ?是非学ばせてもらいたいよ」
シャマル「私から学ぶ事なんて
なにもないわ
丈くんは、丈くんの思うように
学んでいくべきよ」
丈「シャマル…そうだね
でもいつかシャマルの手伝いも
したいんだ。その時は言ってくれ
力になるからさ」
シャマル「丈くん…ありがとう//」
シャマルは丈の言葉を聞き
頬を少し赤くし、微笑んだ
太刀川家では…
サトエ「ミミちゃ~ん!
今日もビデオレター来てるわよ~!」
ミミ「はーい!」
太刀川ミミ 月島総合高校2年 17歳
4年前はアメリカに住んでいたミミだったが
去年日本に帰国したのだ
そしてミミに届いたビデオレターは
無限書庫で働いているユーノからの物である
2人は最近こうやって連絡を取り合っているのだ
ただ2人は友達以上恋人未満の関係であり
まだ一歩踏み出せないでいた
ミミ「ユーノくん、元気そうでよかった!
雰囲気もなんだかカッコよくなってたし…」
パルモン「どうしたのミミ?顔赤いわよ」
ミミ「…なんでもないわ!」
ミミは満面の笑みを浮かべそう答えた
ピンポーン!
ユウト「はーい!
スバル!ギンガ!
久しぶりだな!」
スバル「久しぶりユウトさん!」
ギンガ「お久しぶりです」
スバル・ナカジマ 11歳
ギンガ・ナカジマ 13歳
ユウト「まぁここじゃなんだし
中に上がってくれ」
スバル「お邪魔しまーす!」
スバルとギンガはユウトに言われ
家の中に入る
ケント「あ、スバルちゃん!ギンガさん!
久しぶりだね!」
天沢ケント 御台場小学校5年 11歳
リビングにはユウトの弟ケントもいた
スバル「久しぶりケント!」
ギンガ「久しぶりケントくん
すっかり元気になったんだね」
ケント「うん!」
「ん?お客さん?」
するとリビングに
デジモンが現れる
ケント「紹介するよ
僕のパートナーデジモン
ガオスモンだよ」
ガオスモン「ガオスモンだ!よろしくな!」
スバル「よろしく!スバル・ナカジマだよ!」
ギンガ「ギンガ・ナカジマだよ
よろしくね」
互いに自己紹介をするスバル達
ナカジマ姉妹はしばらく天沢家で
ゆっくりしたのだった
とあるゲームセンターのクレーンゲームを
金髪の少年がやっていた
クレーンゲームで取った
のろいうさぎのぬいぐるみを持つ
タケル「はいヴィータちゃん」
ヴィータ「よっしゃー!
ありがとなタケル!!」
高石タケル 御台場中学校3年 15歳
タケル「どういたしまして
ヴィータちゃん、次は
あれで遊ばない?」
タケルはレースゲームができるマシンを指差す
ヴィータ「おう!負けねぇぞ!」
ヴィータはマシンに向かって行くが
急に足を止める
ヴィータ「そういや、大輔とすずかを
昨日から見ねーんだけど
どこにいるんだ?」
タケル「ああ、大輔くんとすずかちゃんなら…」
-アメリカ ニューヨーク-
ニューヨークのラーメン屋に
頭にゴーグルを着けた少年と
紫髪の少女がいた
大輔「いっただきまーす!!」
すずか「いただきます」
本宮大輔 御台場中学校3年 15歳
月村すずか 聖祥大付属中学校3年 15歳
大輔とすずかはラーメンをすする
膝にはそれぞれブイモンとBテイルモンがいた
大輔「美味い!」
すずか「美味しいね!」
ブイモン「大輔!俺にもちょうだい!」
Bテイルモン「すずか、私もいいかしら?」
大輔「ほら」
大輔とすずかは
ブイモン達にラーメンを食べさせる
Bテイルモン「ところで大輔
どうしてラーメン屋に来たの?」
大輔「将来俺はここに
ラーメン屋を開こうと思っている
つまり敵情視察ってやつさ!」
大輔はそう答えた
ラーメンを食べ終えた大輔達は
店を出る。その際にブイモンとBテイルモンを
それぞれのD-3に入れた。アメリカはまだ夜であり
空は暗かったが辺りは電気がついており
明るかった
大輔達は公園に来ていた
大輔「あ~!食った食った!」
すずか「大輔くん…ありがとう」
大輔「ん?」
すずか「4年前にニューヨークに来た時に
また一緒に来ようねって
約束したでしょ?」
大輔「ああ、そうだったな」
すずか「それで、やっと約束を果たせたから
嬉しいの
大輔くん…ありがとう」
チュッ
すずかは大輔のほっぺにキスをする
大輔「すずか……違う」
すずか「え……」
チュッ
大輔はすずかの唇にキスをする
大輔「キスは……こうするんだろ?///」
すずか「大輔くん///」
2人は顔を赤くしながら見つめ合う
大輔、太一、その仲間達は
平穏に過ごしていた
それぞれの最愛の人と共に
そして、さらに月日が経とうとしていた…
02編完結!!
次回からいよいよ青年に成長した
太一達の物語、StrikerS編が始まります!
はたしてどんな物語が待っているのだろうか?
次回からの新章をお楽しみに!