デジモンリリカルアドベンチャー   作:のぞむ

13 / 111
今回はジュエルシードが暴走します




わかりあえない気持ち

夜の街のビルの上

そこに太一、フェイト、

アグモン、アルフがいた

太一とフェイトはすでにバリアジャケットを

纏っていた

 

 

太一「ジュエルシードを強制発動させる?」

 

フェイト「うん、ちょっと乱暴だけど

     そうすればすぐに見つかるよ」

 

アルフ「ああ、ちょっと待った

    それ、アタシがやるよ」

 

フェイト「いいの?かなり疲れるよ?」

 

アルフ「誰の使い魔とお思いで?

    任せなよ」

 

フェイト「…わかった、お願い」

 

 

そしてアルフはジュエルシードの強制発動を

実行する

 

 

 

 

 

 

 

 

そして街の中でジュエルシードを探していた

光子郎、なのは、テントモン、ユーノ

 

 

なのは「あ、あれは!?」

 

ユーノ「こんな街中で強制発動!?

    くっ!広域結界!間に合え!」

 

 

ユーノは結界を張る

 

 

光子郎「行きますよ!なのはさん!

    テントモン!ユーノ!

    デジヴァイス、セットアップ!!」

 

なのは「レイジングハート、お願い!」

 

 

光子郎となのははデバイスを起動させ

バリアジャケットを纏う

そしてジュエルシードがある場所に向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

そして太一たちはジュエルシードの反応が

ある場所に向かうがすでに先客がいた

光子郎たちだ。そしてなのはが封印しようとしていた

 

 

ユーノ「なのは、早く封印を」

 

アルフ「そうはさせるかい!!」

 

アグモン「ジュエルシードはもらうよ!!」

 

 

アグモンとアルフが襲いかかる

 

 

テントモン「プチサンダー!!」

 

 

テントモンがプチサンダーを2匹に放つ

 

 

アグモン「ベビーフレイム!!」

 

 

アグモンがベビーフレイムで

プチサンダーを打ち消す

 

 

テントモン「アグモンたちの相手は

      ワテとユーノはんがするで!

      光子郎はんとなのははんは

      太一はん達を!」

 

光子郎「わかりました!」

 

 

そう言うと光子郎となのはは上を見上げる

電灯の上にはフェイトが立っており

その隣では太一が宙を浮いていた

なのはとフェイトはしばらく見つめあっていたが

なのはが一歩踏み出した

 

 

なのは「…私、なのは、高町なのは

    私立聖祥大付属小学校3年生」

 

フェイト「…」

 

 

フェイトは無言でバルディッシュを鎌形態にする

なのはもレイジングハートを構える

 

 

太一「待て、フェイト」

 

フェイト「太一…?」

 

太一「話くらい聞こうぜ。なのはだっけ?

   お前もそれでいいよな?」

 

なのは「は、はい

    ありがとうございます、太一さん」

 

 

なのはは少し嬉しそうな顔をする

フェイトは少し考え、バルディッシュを下ろす

 

 

なのは「ありがとう…」

 

 

なのはもレイジングハートを下ろす

そしてなのはは口を開く

 

 

なのは「フェイトちゃん、話し合うだけじゃ、

    言葉だけじゃ何も変わらないって

    言ってたよね?だけど、話さないと…

    言葉にしないと伝わらない事も

    きっとあるよ!」

 

 

なのはの言葉を聞き、フェイトは目を見開く

 

 

なのは「ぶつかり合ったり、競い合うことは

    仕方がないないのかもしれない…でも

    何もわからないままにぶつかり合うのは

    私は嫌だ…私がジュエルシードを集めるのは

    それがユーノくんの探し物だから

    ジュエルシードを見つけたのはユーノくんで

    ユーノくんはそれを元通りに

    集めなおさないといけないから

    私はそのお手伝いでだけど、

    お手伝いをするようになったのは

    偶然だけど今は自分の意思で

    ジュエルシードを集めてる。自分の

    暮らしてる街や自分の周りの人達に

    危険が降りかかったら嫌だから…

    これが私の理由だよ」

 

 

フェイトはその言葉を聞くと一度目を伏せる

 

 

フェイト「…私は」

 

 

フェイトが言葉を発しようとすると

 

 

アルフ「フェイト!!答えなくていい!!」

 

 

アルフが叫ぶ

 

 

アルフ「優しくしてくれた人たちのとこで

    ぬくぬく甘ったれて暮らしてる

    ガキんちょになんか何も教えなくていい!!

    アタシ達の最優先事項は

    ジュエルシードの捕獲だよ!!」

 

 

アルフの言葉に感化されたのか

フェイトはなのはにバルディッシュを構える

 

 

太一(アルフの今の言葉…まるでフェイトが

   優しくされなかったみたいな言い方だった…)

 

 

太一はアルフの言葉に疑問を感じるが

すぐにデジヴァイスを構える

 

 

光子郎「…今の言葉、訂正してください」

 

 

戦いが始まろうとしたところを

光子郎の言葉が聞こえた

 

 

アルフ「訂正?やなこった!

    ほんとのことだろ!?」

 

光子郎「…確かになのはさんのご家族は

    皆さん優しい人たちで

    なのはさんをとても愛していました…

    ですが、その家族仲にも

    必ず亀裂が生じることがあります」

 

なのは「!?…」

 

 

なのはの頭にある記憶が過った

それはなのはが幼いころ、父、士郎が

ある出来事で瀕死の大怪我をした時だ

あれから母、桃子と姉、美由希が店の仕事に

つきっきりで兄、恭也は何かにとりつかれたように

剣の腕を磨いていた。幼かったなのはは孤立し

孤独感を覚えていた

 

 

光子郎「なのはさんはおそらくそれを

    一度は経験してるはずです…

    なのはさんの事をよく知らないのに

    勝手に甘ったれてると

    決めつけないでください!」

 

なのは「光子郎さん…」

 

アルフ「うるさいうるさい!!

    あんたから片付けてやるよ!!」

 

 

アルフは光子郎に攻撃するが

光子郎はそれを難なくかわし

 

 

光子郎「ハァ!!」

 

 

光子郎は複数の魔力玉をだし

アルフを攻撃する

 

 

アルフ「がぁ!?」

 

 

魔力玉はすべてアルフに当たり

吹っ飛ばされる

 

 

フェイト「アルフ!!」

 

太一「光子郎の奴…前より格段に強くなってる

   フェイト、お前はジュエルシードを!」

 

フェイト「うん!」

 

 

フェイトがジュエルシードの方に向かい

光子郎がそれを見て

 

 

光子郎「なのはさん!ジュエルシードを!!」

 

なのは「わ、わかりました!」

 

 

なのはもジュエルシードの方へ向かう

 

 

 

ガキィン!

 

 

2人のデバイスはほぼ同時に

ジュエルシードに組み付いた

 

 

なのは、フェイト「「っ!?」」

 

 

その瞬間、2人のデバイスに罅が入る

そしてジュエルシードから膨大な光が放たれた

光は上空まで伸び、その衝撃で

なのはとフェイトは吹き飛ばされた

太一はフェイトを、光子郎はなのはを受け止める

 

 

光子郎「なのはさん!大丈夫ですか!?」

 

なのは「あ、ありがとう光子郎さん」

 

太一「フェイト!大丈夫か!?」

 

フェイト「うん…戻って、バルディッシュ」

 

 

バルディッシュは光に包まれ待機状態になる

フェイトはジュエルシードを見ると決心した顔をし

ジュエルシードに向かっていった

 

 

太一「おい!フェイト!?」

 

 

太一はフェイトの行動に驚く

なんとフェイトはそのままジュエルシードに

手を伸ばし、掴む

 

 

アルフ「フェイト!!駄目だ!危ない!!」

 

 

アルフは必死にフェイトを止める

 

 

フェイト「くぅ…止まれ…止まれ、止まれ…!」

 

 

フェイトは必死にジュエルシードを抑える

ジュエルシードを掴む手からは血が吹き出ていた

 

 

太一「ええい!もうどうにでもなれ!!」

 

フェイト「太一!?」

 

 

太一はフェイトをジュエルシードから

手を無理やり放す。そして

 

 

太一「ぐっ!?」

 

 

今度は太一がジュエルシードを掴む

太一の手からフェイト同様血が吹き出る

 

 

アグモン「太一ぃ!!」

 

フェイト「太一!やめて!!」

 

光子郎「…なのはさん

    君はここにいてください!」

 

なのは「光子郎さん!?」

 

 

光子郎もジュエルシードの方へ向かい

太一の手の上からジュエルシードを抑える

 

 

太一「光子郎!?お前…」

 

光子郎「ぐっ!?…あなたは本当に

    無茶をしますね!

    一緒に押さえ込みますよ!!」

 

太一「光子郎…」

 

「無茶をするのは光子郎もだろ!」

 

太一、光子郎「「!?」」

 

 

ジュエルシードを抑える2人の手に

更にもう一人の手が重なる

その人物とは…

 

 

光子郎「丈先輩!?」

 

太一「丈!?お前なんでここに!?

   それにその格好…」

 

 

その人物は選ばれし子どもの最年長

『城戸丈』だった

眼鏡をかけてるのは普段と変わらないが

今の姿は丈のパートナーデジモン『ゴマモン』が

進化した『イッカクモン』に酷似した衣服を

纏っていた

 

 

丈「話は後だ!

  今はこれを押さえ込むんだ!」

 

光子郎「わ、わかりました!

    力を一気に解放しましょう!!」

 

太一「おう!」

 

 

三人は魔力を一気に解放する

 

 

「「「はぁぁぁぁぁぁ!!」」」

 

 

光を放っていたジュエルシードは

光が収まり暴走が止まった

 

 

太一「ふぅ…」

 

 

太一は魔力を解放した疲労で尻餅をつく

光子郎と丈も疲れ果てていた

 

 

丈「二人とも…大丈夫かい…?」

 

光子郎「はい…」

 

太一「なんとかな…それより丈

   なんで魔導師に?」

 

丈「僕も…よくわからないんだ

  塾の帰りだったんだけど

  突然頭にある言葉が浮かんで

  その言葉を言ったらこの格好に…

  そして何か気配を感じてここに来たら

  君達がいたんだ」

 

太一「丈も?俺が魔導師になった時と一緒だ」

 

光子郎「僕もです…」

 

太一「どうなってんだ…?」

 

 

太一が考えていると

 

 

フェイト「太一!!」

 

アグモン「太一!大丈夫!?」

 

アルフ「あんた!なんて無茶を!!」

 

 

フェイト、アグモン、人間形態のアルフが

太一に駆け寄る

 

 

丈「太一、光子郎。手の怪我がひどいよ

  僕が手当てするよ。君も」

 

フェイト「え?は、はい…」

 

アルフ「…信用していいんだろうね?」

 

 

アルフは丈を少し警戒する

 

 

太一「大丈夫だよアルフ

   こいつは丈、俺と光子郎と同じ

   選ばれし子どもだ」

 

丈「城戸丈、中学1年だ

  君達は?」

 

フェイト「フェイト、フェイト・テスタロッサです」

 

アルフ「…アタシはアルフ」

 

丈「フェイト君とアルフさんだね

  フェイト君も怪我がひどいから手当てするよ」

 

 

丈は太一、光子郎、フェイトの手を手当てする

 

 

アルフ「あんた、手際がいいね」

 

丈「一応医者を目指してますから」

 

 

三人の手当てが終わった

三人共手に包帯を巻かれていた

 

 

太一「サンキュー丈

   フェイト、アグモン、アルフ

   今日のところは帰ろう

   光子郎、お前はなのはのとこに戻ってやれ

   ジュエルシード…貰ってくけどいいか?」

 

光子郎「…今日のところはいいですよ

    最初にジュエルシードを掴んだのは

    太一さんとフェイトさんですから」

 

太一「サンキュー…行こう」

 

フェイト「うん…」

 

 

太一たちはジュエルシードを回収して

その場から去っていった

残された光子郎と丈はなのは達の元に駆け寄る

 

 

光子郎「すいませんなのはさん…

    ジュエルシード、渡してしまいました」

 

なのは「大丈夫です…光子郎さんが

    無事でよかったです」

 

丈「…おっと、もうこんな時間

  早く帰らないと…君達も

  帰った方がいいよ。それじゃあ!」

 

 

丈はバリアジャケットから中学の制服に戻り

その場から去っていった

 

 

光子郎「帰りましょう、なのはさん」

 

なのは「うん…」

 

 

 

光子郎たちもそれぞれの家に

帰っていった

 

 

 

 

一方太一とアグモンはフェイト達と別れ

お台場の自宅マンションに帰る途中だった

 

 

太一「アグモン」

 

アグモン「何、太一?」

 

太一「俺たち、なんでフェイトが

   ジュエルシードを集めてるのか

   知らないんだよな…」

 

アグモン「…確かにそうだね」

 

太一「俺、今度フェイトの住みか探して

   フェイトがなんでジュエルシードを

   集めてるのか聞こうと思う

   アグモン、一緒に来てくれるか?」

 

アグモン「もちろんだよ!」

 

太一「サンキュー」

 

 

 

しかし、太一は知らなかった

その行動でフェイトの残酷な真実を

知ることになるのを…

 

 




ついに丈が登場!

これで選ばれし子どもが全員登場しました!

そして次回は…太一がぶちギレます…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。