デジモンリリカルアドベンチャー   作:のぞむ

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ゲンナイによって集められた子ども達

果たして彼の言う緊急事態とは?


デジモンと時空管理局

太一がプレシアと戦った次の日

太一たち選ばれし子ども達と

パートナーデジモンが

光子郎の家に集まっていた

この場にいるのは太一、空、

光子郎、丈、ミミ、ヒカリの6人

アグモン、ピヨモン、テントモン

ゴマモン、パルモン、テイルモンの6匹だ

 

 

太一「あれ?ヤマトとタケルは?」

 

空「ヤマトとタケルくんは

  今は集まれないって…なんでも

  今連絡取り合ってる友達がいて

  その友達は家族がいないから

  少しでも寂しさを和らげてあげたい

  らしいの」

 

太一「へぇ、まあ無理に呼ぶ必要はねぇよ

   それにしてもその友達家族いないのか…

   なんかはやてみたいだな」

 

ミミ「はやて?」

 

 

初めて聞く名前にミミは首を傾げる

 

 

空「太一とヒカリちゃんの従妹よ

  私も何度か会ったことあるの」

 

丈「へぇ、僕も初めて知ったよ

  太一とヒカリくんに従妹がいたなんて」

 

 

太一を含めた子ども達は知らない

ヤマトとタケルが連絡を取り合ってる友達が

はやてだということを…

そしてパソコンを触っていた光子郎が

全員の方を向き

 

 

光子郎「皆さん、デジタルワールドにいる

    ゲンナイさんと繋がるのは

    まだ時間がかかりそうです

    その間に太一さんに聞きたい事が

    あります」

 

太一「聞きたいこと?」

 

光子郎「フェイトさんの事です

    丈先輩から聞きましたが

    傷だらけになってアグモン達が

    丈先輩の所まで運んで来たそうですね」

 

丈「それだけじゃないよ

  太一も少し元気がない

  いったい何があったんだい?」

 

太一「…」

 

アグモン「太一…みんなには

     あの事話そうよ」

 

太一「アグモン…」

 

 

既に太一から話を聞いているアグモンは

そう言う

 

 

太一「…みんな、今から話すのは

   この場にいる俺たちだけの秘密にしてくれ

   特にフェイトには言わないでくれ

   光子郎も、なのはには話すなよ」

 

光子郎「…わかりました」

 

太一「いいか…フェイトは…」

 

 

 

そして太一は全員に打ち明けた

フェイトがアリシアという少女のクローンだということ

フェイトの母、プレシアがジュエルシードを

集めさせてること、プレシアがフェイトを

虐待してること、忘却の都〟アルハザード〝の秘術で

アリシアを生き返らせようとしてること

 

 

ヒカリ「フェイトちゃんが…!?」

 

丈「クローンだって…!?」

 

 

フェイトと面識があるヒカリと丈は

驚きを隠せないでいた。そして空とミミは

母親でありながらフェイトに虐待しているプレシアに

怒りを覚えていた

 

 

光子郎「人物を元にして

    生物を造り出す…どう考えても

    禁忌…人間が手にしていい技術では

    ありません…」

 

ミミ「それよりそのプレシアって人酷くない!?

   自分の娘を鞭で叩くなんて!!」

 

空「そうよね…いくらアリシアって子を

  亡くしてるからって…流石に私も

  プレシアさんを許すことはできないわ…」

 

 

この場にいるほぼ全員から

プレシアへの批難が飛び交う

しかし太一は浮かない顔をしており

ヒカリが話しかける

 

 

ヒカリ「お兄ちゃん?」

 

太一「…俺さ、わからないんだよ

   どうすればいいのか…」

 

ミミ「太一さん!もしかしてプレシアさんに

   同情してるの!?その人はフェイトちゃんって子を

   痛めつけてたのよ!!」

 

太一「確かにその事は俺も許せないさ!…

   でも、あいつは娘を亡くして…おまけに

   病気なんだ…あんな奴になるのは、

   無理ないと思う…」

 

アグモン「太一…」

 

 

この場の空気が重くなってる時だった

 

 

光子郎「皆さん、ゲンナイさんと

    繋がりました。パソコンの前に

    集まってください」

 

 

子ども達とデジモン達は

パソコンの前に集まる。そしてパソコンの画面に

老人、ゲンナイが映る

 

 

ゲンナイ「久しぶりじゃな

     選ばれし子ども達よ」

 

光子郎「お久しぶりです、ゲンナイさん

    メールを見ましたが緊急事態とは

    何なんですか?」

 

ゲンナイ「お主達、大変じゃ!

     お主達の世界に

     時空管理局が向かっておる!」

 

ミミ「時空管理局?」

 

パルモン「何それ?」

 

ゲンナイ「時空管理局とは、お主達が住む世界とは

     違う世界、次元世界を管理する

     お主達の世界で言う警察組織じゃ」

 

丈「じ、次元世界!?な、なんか

  スケールがでかくなってません!?」

 

光子郎「それでゲンナイさん

    なぜその管理局が来ると

    大変なんですか?」

 

ゲンナイ「…少し昔の話になるがの…

     お主達の前にも

     選ばれし子ども達が居る事は知っとるな?」

 

空「はい…」

 

ゲンナイ「…管理局はお主達の世界に来て

     デジモン達は自分達が管理すると言い

     選ばれし子ども達と戦争を起こしたのじゃ」

 

太一「デジモン達を管理だって!?」

 

 

太一は若干怒り顔でそう言う

他の子ども達も驚いている

 

 

ゲンナイ「時空管理局のもうひとつの役割は

     『ロストロギア』と呼ばれる極めて

     危険性が高い技術、古代の技術の結晶を

     管理することじゃ…そして

     データのみで身体が構成され、更に

     進化し強大な力を手にできるデジモンは

     管理局からロストロギアと

     認定されてしまったのじゃ…」

 

 

ゲンナイから衝撃の事実を聞き

太一たちは驚いてばかりである

 

 

光子郎「…それで、その戦争は…

    どちらが勝ったんですか?」

 

ゲンナイ「ギリギリではあったが

     選ばれし子ども達とデジモン達の

     勝利じゃった…

     管理局は魔法と呼ばれる力で

     戦っておったが…」

 

太一「ちょ、ちょっと待ってください!

   その管理局は魔法を使ってるんですか!?」

 

ゲンナイ「そうじゃが?」

 

光子郎「ゲンナイさん、実は

    僕と太一さん、丈先輩は

    魔法を使えるんです

    デジヴァイスを使うことで」

 

ゲンナイ「なんと!?…もしかすると

     お主達全員、魔法を使える可能性が

     あるかもしれぬ…」

 

空「私たちも…」

 

ミミ「魔法を…?」

 

ゲンナイ「では話を戻すぞ

     管理局は魔法を使い戦っていたが

     デジモンたちには魔法はあまり効かなかった

     しかし多勢に無勢…選ばれし子ども達は

     大勢で来た管理局に苦戦していたが

     子ども達のリーダー的存在の子どもが

     管理局をデジタルワールドに誘うことで

     形勢が逆転したのじゃ」

 

ヒカリ「なんでデジタルワールドに?」

 

ゲンナイ「デジタルワールドでは身体がデータに

     構成されるため

     魔法が使えなくなる…

     子ども達はそれを狙ったのじゃ…

     そして子ども達は管理局に勝利し

     二度とデジモンに関わるなと言い

     追い返したのじゃ…

     しかしなぜまた管理局が来るんじゃ?

     奴らはロストロギア反応があるか

     次元震と呼ばれる出来事がないと

     来んはずじゃが…」

 

 

それを聞くと太一、光子郎、丈は

思い当たりがあるという顔をする

 

 

光子郎「…ゲンナイさん

    そのロストロギアの事で

    思い当たる事があります」

 

ゲンナイ「どういう事じゃ?」

 

 

光子郎はジュエルシードと呼ばれるものを巡って

太一と争っていた事を話す

前に起きたジュエルシードの暴走の事も

 

 

ゲンナイ「おそらく…そのジュエルシードは

     ロストロギアじゃ。管理局は

     それに反応したのじゃろう」

 

光子郎「やはりそうですか…」

 

 

コンコン

 

 

光子郎の部屋のドアからノックする音が聞こえる

 

 

佳江「太一くん、お母さんから電話よ」

 

 

光子郎の母、佳江は部屋の外から太一を呼ぶ

 

 

太一「母さんから?わかりました

   わりぃ、ちょっと抜けるな」

 

 

太一は母からの電話にでるため

一度光子郎の部屋からでる

そしてしばらくして太一が

慌てて戻ってきた

 

 

太一「大変だみんな!俺んちで寝てたフェイトと

   一緒にいたアルフが

   いなくなったって!!」

 

丈「何だって!?」

 

 

突然のことで驚く子ども達

 

 

光子郎「ゲンナイさん!!

    時空管理局がこの世界に来るのは

    いつかわかりますか!?」

 

ゲンナイ「おそらく…

     二時間もしないうちに

     この世界に来るはずじゃ」

 

光子郎「二時間ですか…

    わかりました、失礼します」

 

ゲンナイ「ま、まさかお主達(プツッ)」

 

 

光子郎はパソコンの電源を落とし

ゲンナイとの通信を切る

そして太一が全員の方を向き

 

 

太一「みんな、このままじゃフェイトは

   管理局とか言う奴らに捕まるかもしれない!

   頼む!力を貸してくれ!

   俺と一緒にフェイトを助けてくれ!!」

 

 

太一はこの場にいる全員にそう頼む

 

 

空「なに言ってるの

  助けるに決まってるでしょ」

 

ミミ「空さんの言う通り!

   私たちは仲間なんだから!!」

 

丈「一人で背負い込むなよ」

 

ヒカリ「前に言ったでしょ?

    お兄ちゃんとフェイトちゃんに

    協力するって」

 

光子郎「太一さん…あなたがフェイトさんを

    大切に思ってるように僕にも

    大切に思ってる人がいます…

    だからこそ、僕は太一さんに協力します

    もうあなたとの争いは終わりにします」

 

太一「お前たち…」

 

 

全員が決意を固めた目をしている

それぞれのパートナーデジモン達もだ

 

 

アグモン「…行こう、太一!!」

 

太一「アグモン…ああ!!」

 

 

ヤマト、タケルを除いた

六人の選ばれし子ども達は海鳴へと向かう

 

 

太一(フェイト…お前は絶対、俺が守る!!)

 

 

 

 




無理矢理感があるかもしれませんが
デジモンと管理局は関わりがあったという
設定にしました

そして次回は時空管理局介入!
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