近づいてきました。
デジモンリリカルアドベンチャー
始まります。
今、冒険と魔法が進化する
アースラのブリッジ
そこには太一、光子郎、空、ミミ、丈、
ヒカリ、なのは、ユーノ、
そしてパートナーデジモン達が立たされており
向かい側には厳しい表情をしたリンディがいた
太一たちは命令違反をしたことで
リンディからの説教を受けていた
リンディ「…指示や命令を守るのは
個人のみならず集団を守るための
ルールです。勝手な判断や行動が
あなた達だけでなく周囲の人たちを
危険に巻き込んだかもしれないという事
それはわかりますね?」
なのは、ユーノ「「はい…」」
太一「…」
リンディ「本来なら厳罰として処すところですが
結果として得るところがいくつか
ありました。よって今回のことについては
不問とします…ただし
二度目はありませんよ
いいですね?」
なのは「はい…すみませんでし」
太一「その言葉、そっくりそのまま
お返しするぜ、リンディさん」
丈「お、おい太一!」
なのはが謝ろうとしたところへ
先ほどからだんまりしていた太一が
口を開く
太一「リンディさん
俺が管理局に協力する条件の1つに
フェイトを拘束せずに保護するってこと
覚えてるか?」
リンディ「はい…」
太一「でもあんた達はそれを破ろうとした
言った筈だ、約束を一つでも破ったら
俺は管理局と敵対するってな…
言っとくけど俺がマジになったら
こんな船、ぶっ壊せるからな」
ユーノ「アースラを壊すだなんて…
そんなこと、いくら強力な魔力を
持っていても…」
光子郎「…太一さんが言ってる事はあながち
間違いではありません
メタルグレイフォームより更に上の
形態になればそれくらい簡単だと
思います」
なのは「あの姿より強い姿が!?」
なのはは驚いていた
先ほどの海上での戦いで圧倒的な強さを見せた
メタルグレイフォームより更に上があることに
太一「今はなれねぇけどな
名付けるならウォーグレイフォームだ
今回は未遂だったから見逃すけど…
二度目はねぇからな…!」
太一の怒りがこもった声にこの場にいる全員が
圧巻する。リンディは表情を崩さなかったが
冷や汗をかいていた
太一「そんじゃ俺、自分の部屋に戻るわ」
太一は笑みを浮かべこの場をブリッジを出る
しかしリンディは気づいていた
太一は確かに笑っていたが
目が笑ってないことに…
リンディ(八神太一くん…敵になれば
間違いなく管理局の脅威に
なるわね…)
丈「…空くん、ヒカリくん、アグモン
君たちは太一の側に居てあげて
少しでも太一の怒りを柔和出来るのは
君たちだと思うから」
空「は、はい」
ヒカリ「わかりました」
アグモン「わかったよ」
丈にそう言われ空とヒカリ、ピヨモンとテイルモン
アグモンはブリッジを出て
太一の自室に向かう
光子郎「リンディさん、確かに命令違反については
僕たちにも非はあります。
ですが僕たちはあなたの部下になったわけでは
ありません。僕たちはあくまでも
管理局に協力しているだけです。
そこのところは理解してください
でないと僕たち全員
あなた方管理局と敵対しますので」
リンディ「…肝に命じておきます
私達もあなた達とは敵対したく
ありませんから…皆さんは
それぞれの部屋に一度戻って
休んでてください」
光子郎「そうさせてもらいます
行きましょう皆さん」
光子郎たちはブリッジを出て
それぞれの自室に戻っていった
そして空とヒカリとアグモンは太一の自室の前に
来ていた。空はドアをノックする
空「太一、私、空よ
ヒカリちゃんとアグモン
ピヨモンとテイルモンもいるけど
入っていい?」
太一「…ああ」
空たちは太一の部屋に入る
太一はベッドの上で寝転んでいた
テイルモン「珍しいわね
あんたがあんなに怒るなんて」
太一「…俺、この組織は嫌いだ」
ヒカリ「お兄ちゃん…」
太一「クロノやリンディさんの言ってた事は
正しいよ。でも納得はできねぇんだ」
空「太一、それは私達も一緒よ
私達も納得はできない
だから太一に協力したの」
太一「空…」
空「それに太一はフェイトちゃんを
助けたいから管理局に協力してるのよね?
だからあの行動は正しかったと思うわ」
アグモン「太一は自分が正しいと思った事をしなよ
僕はそれについていくから」
太一「空…アグモン
ありがとな」
太一は空とアグモンに礼を言う
するとヒカリが爆弾発言をする
ヒカリ「…ねぇ、お兄ちゃんって
もしかしてフェイトちゃんの事
好きなの?」
突然のヒカリの質問に
太一は顔を赤くしベッドから起き上がる
太一「はぁ!?///
なんでそうなるんだよ!!///」
ヒカリ「だってお兄ちゃん
フェイトちゃんに凄く優しくしてるから
もしかしたらそうかなって」
空「そうなの太一?」
太一「ちげぇよ!
あいつは俺にとって…」
空「太一にとって?」
ヒカリ「お兄ちゃんにとって?」
太一「な、何でもねぇ!!///」
太一は顔を真っ赤にし顔をそらす
空とヒカリは顔を見合わせ
脈ありと言わんばかりにニヤニヤする
アグモン「ねぇ?太一たち
どういう話してるのかな?」
ピヨモン「私全然分からない…」
テイルモン「同じくだ」
性別の概念がないデジモン達には
太一たちの会話はちんぷんかんぷんであった
一方フェイトとアルフは時の庭園におり
目の前にはプレシアがいた
プレシア「それで回収してきたジュエルシードは
3個なの?」
プレシアの言葉にフェイトは目を瞑って震える
しかしいつまで経ってもいつもの痛みが来なかった
目を開けるとプレシアはフェイトになにもせず
フェイトの隣を通りすぎていった
フェイト「母さん…?」
プレシア「残りのジュエルシードも集めてくるのよ…」
そう言い残しプレシアは部屋から出た
アルフ「あいつ…
どういう風のふきまわしなんだい…?」
フェイト「母さん…」
プレシア「フェイト…あなたの未来は私が…」
部屋を出たプレシアはそう呟いた
場所は戻りアースラのブリッジ
太一たちは今後の事を話し合う為に
集まっていた
リンディ「クロノ、事件の大元について
心当たりが?」
クロノ「はい
エイミィ、モニターに」
エイミィ「はいは~い!」
エイミィがモニターを開く
モニターにはプレシアが写っていた
光子郎(太一さん…
もしかしてこの人が…?)
太一(…ああ、こいつがフェイトの母さんだ)
丈(この人がフェイトくんの…)
太一、光子郎、丈はリンディ達にばれないように
念話で会話する
クロノ「僕らと同じくミッドチルダ出身の魔導師
プレシア・テスタロッサ。専門は
次元航行エネルギーの開発で偉大な魔導師で
ありながら違法な研究と事故で
放逐された人物です」
太一「…そんでもって
フェイトの母さんだ」
なのは「この人が…フェイトちゃんのお母さん…」
クロノ「太一、君はプレシア・テスタロッサを
知ってるのか?」
太一「ああ…一応」
クロノ「…できればプレシア・テスタロッサの事を
話してもらいたい、どうだろうか?」
太一は少し考え、口を開く
太一「ああ、話すよ」
光子郎「…いいんですか?話しても」
太一「どうせいつか知ることになるんだ…
プレシアの事を話す前に
なのはに確認したいことがある」
なのは「え?…なんですか?」
太一「これから話すのはプレシアの事だけじゃなくて
フェイトの重大な秘密の話でもあるんだ
それを聞いたらお前は
フェイトとは友達になりたくないって
思うかもしれねぇ…それでも聞くか?」
なのは「えっ…!?」
なのはは目を見開く
少し躊躇ったがすぐに決心した
なのは「…聞きます!
私はフェイトちゃんと友達になりたいです!
だからフェイトちゃんの事を知った上で
向き合って友達になりたいんです!」
太一はなのはの言葉を聞き微笑む
太一「…わかった!
みんな、聞いてくれ」
太一は自分が知っているフェイトとプレシアの
真実を語った
なのは「…そん…な
そんなのっ…あんまりだよ…っ!」
光子郎「なのはさん…」
あまりに残酷な真実になのはは涙を流す
光子郎はなのはを慰めようと背中を擦る
クロノ「フェイト・テスタロッサは
アリシア・テスタロッサのクローン…
アリシア・テスタロッサはおそらく
過去の事故で亡くなったのだろう…」
リンディ「…エイミィ、プレシア女史について、
もう少し詳しいデータを探してみて
放逐後の足取り、フェイトさんと
アリシアさんの事、その他何でも!」
エイミィ「はいはい!すぐ探します!」
エイミィはプレシアの事を調べ始めた
そしてなのはが泣き止み、それを見た太一は
なのはに近寄る
太一「ごめんななのは
辛いこと聞かせちまって…」
なのは「…大丈夫です
聞きたいって言ったのは私ですから…」
太一「そっか…それで
お前はこれからどうすんだ?」
なのは「…私、やっぱりフェイトちゃんと
友達になりたい!それでフェイトちゃんを
助けてあげたい!」
太一「そっか…頑張れよ」
なのは「はい!」
光子郎「…リンディさん、クロノくん
エイミィさん。プレシアさんは無理ですが
フェイトさんを見つける方法ならありますよ」
クロノ「何だって!?」
リンディ「光子郎くん、その方法とは?」
光子郎「僕たちが持っているジュエルシードを
餌にするんです。そうしたらフェイトさんは
きっと来ます。フェイトさんに会ったら
ジュエルシードを賭けて戦って勝つんです
フェイトさんと戦うのは…
なのはさん、君です」
なのは「わ、私!?…でも私、勝てるかな…」
光子郎「なのはさんなら大丈夫です
あれだけ特訓したんですよ…
今の君なら大丈夫です
頑張ってください」
なのは「…はい!!」
太一「…それでどうでしょう?
光子郎の提案は?」
リンディ「…少し危険な賭けではありますが
光子郎くんの案を採用します」
光子郎「ありがとうございます」
なのは「それじゃあ、早速特訓を」
光子郎「駄目です。特訓しすぎて倒れたら
元も子もありません。今日は戦いに備えて
休んでてください」
なのは「私は大丈夫だよ!」
ミミ「なのはちゃん?いいのかな~?
休まないと光子郎くんに言っちゃおうかな?
なのはちゃんが光子郎くんの事す」
なのは「今日はもう休むの!!///」
光子郎「そ、それでいいんですよ…
(ミミさんはなのはさんに何を言おうと
したんだろ?)」
フェイトとの決戦に備え
なのはは休む為に自室に戻る
太一たちも明日に備え自室に戻っていった
なのはが原作より早くフェイトの真実を知りました
次回はいよいよなのはVSフェイトです
そういえば来週からいよいよ
新作アニメ『デジモンアドベンチャー:』が
始まりますね!とても楽しみです!