デジモンリリカルアドベンチャー始まります
今、冒険と魔法が進化する
プレシア「何なの…これ?」
子供になったプレシアは驚いていた
ゲンナイ『おそらく願いの代償じゃろう』
丈「代償で子供の姿に!?
ひ、非常識だ!!」
光子郎「丈先輩…
今更デジタルワールドに
常識を求めても
意味ありませんよ…」
丈「…それもそうだね」
なのはとフェイトは唖然としながら
子供になったプレシアを見ていた
なのは「プレシアさん…子供に
なっちゃったの」
フェイト「うん…でもいいんだ
これからも母さんと
いられるから」
なのは「フェイトちゃん…」
フェイトの顔は嬉しそうだった
アリシア「う………ん………」
すると蘇生されたアリシアが
目を覚ます
プレシア「ア、アリシア!」
アリシア「…お母…さん」
アリシアは起き上がる
そして…
アリシア「馬鹿ぁぁ!!!!」
大声を上げた
この場にいる全員が耳を塞ぐ
モニター越しのゲンナイもだ
アリシア「お母さんの馬鹿!
私ずっと見てたんだからね!
お母さんがフェイトに酷いこと
してたのを!」
プレシア「そ、それは…」
アリシア「…でもお母さんは
その事を反省してるんだよね?」
プレシア「…ええ」
アリシア「じゃあもう何も言わないよ…
お母さんとまたお話ができて
凄く嬉しいよ」
プレシア「アリシア…!」
アリシアの言葉に
プレシアは涙を流す
そしてアリシアはフェイトに近づき
フェイトの手を持つ
アリシア「フェイト、お姉ちゃんだよ」
フェイト「え?」
アリシア「私ね、妹がほしかったの!
だからね、凄く嬉しいの!
これから仲良くしようね!」
フェイト「お姉……ちゃん……」
アリシア「うん…お姉ちゃんだよ…!」
二人は涙を流しながら
見つめ合っていた
そしてアリシアは太一の方を向き
アリシア「全部あなたのおかげだよ…
ありがとう、太一!」
太一「…どういたしまして!」
この場はとても和やかになっていた
丈「…ところでさ
さっきアリシアくん
ずっと見てたって言ってたよね?」
空「もしかして…」
ミミ「アリシアちゃん…
生き返るまで…」
空「…これ以上はやめましょ」
丈「…そうだね」
そしてゲンナイとの通信を切り
太一たちは今後の事を話し合うことになった
リンディ「…それで
プレシアさんの件ですが…
今回の事件は次元断層を
起こしかねない事件です
普通なら数百年の幽閉に
なりますが…」
太一「でも今のプレシアは
どこからどう見ても俺や空と
同い年くらいの女の子だ
誰もプレシア本人だって
信じないだろうさ」
リンディ「太一くんの言う通りよ
なのでプレシアさんには
『プレシア・テスタロッサ』の
姪として本局で事情聴取を
受けてもらいます」
空「ということはプレシアさんは…」
クロノ「おそらく死亡扱いにされるだろう」
リンディ「そしてフェイトさんにも本局で
事情聴取を受けてもらいます
事情が事情ですから罪にとわれる事は
ないでしょう」
光子郎「そうですか。よかったです」
リンディ「そしてアリシアさんは…
元々死人ですから本局には
行かせない方がいいでしょう
もしアリシアさんを蘇生した
デジタルワールドのことが
知れ渡れば色々面倒に
なりますからね」
ミミ「でもフェイトちゃん達が
いない間アリシアちゃんは
どうするの?」
アリシア「確かに…どうしよう」
アリシアの事で困っていると
太一「じゃあしばらく
俺んちに来いよ」
アリシア「えっ?いいの?」
太一「ああ、しばらくの間だから
母さんや父さんも納得する筈だ
ヒカリはいいよな?」
ヒカリ「うん」
アリシア「…それじゃあしばらく
お世話になるね」
こうしてアリシアはしばらくの間
八神家に住むことになった
光子郎「…ところで皆さん
大事な事忘れてませんか?」
テントモン「大事な事?
光子郎はん、それって
なんでっか?」
光子郎「プレシアさんの偽名の事ですよ」
なのは「あ、確かに…
プレシアさんって
死んだことになるから
本名は不味いよね…」
フェイト「母さんの偽名か…」
太一「…クリス
『クリス・テスタロッサ』ってのは
どうだ?」
プレシア「クリス…」
太一「パッと出た名前なんだけど
どうだ?」
プレシア「…悪くないわね
それでいいわ」
太一「そっか。そんじゃよろしくな
クリス」
クリス「ええ、よろしく」
プレシア改めクリスは
微笑みながらそう言った
空「太一にしては
まともなネーミングね」
太一「うるせぇやい!」
『アハハハハ!!』
アースラのブリッジで笑い声が
響き渡る。クリス、リンディ、
クロノ、エイミィは
微笑ましそうにその様子を見ていた
その後、太一たちはアースラを降り、
それぞれの帰る場所へと帰っていった
フェイト、アルフ、クリスはそのまま
アースラに残った。そして
太一、アグモン、ヒカリ、テイルモンは
両親にアリシアを紹介した。肉体年齢の関係で
両親にはアリシアはフェイトの妹と言い
しばらくフェイトとは
一緒にいられないと説明すると両親は
快く住むことを承諾した
そして数日後、太一たちにクロノからの
連絡が来る。フェイトとクリスが事情聴取の為
本局に移されることになったのだ
そして移送の前にフェイトが
太一となのはに会いたがってると伝えられた
太一はヒカリとアリシア、
アグモンとテイルモンを連れ自宅マンションを出る
途中で光子郎、なのは、
テントモン、ユーノと合流する
そして太一たちは指定された
海鳴臨海公園にやってきた
そこにはクロノ、アルフ、クリス
そしてフェイトがいた
なのは「フェイトちゃ~ん!」
太一「よぉ!」
なのはは思わずフェイトに駆け寄る
クロノ「しばらく話すといい
僕たちは向こうにいるから」
太一「お前たち
話したいことはしっかり
話しとけよ」
光子郎「それじゃあユーノ
僕の肩に」
ユーノ「はい」
光子郎はフェレット形態のユーノを
自分の肩に乗せる
そして太一たちは二人から離れていく
なのはとフェイトは互いに向き合う
なのは「なんだか話したいこと
いっぱいあったのに…変だね
フェイトちゃんの顔見たら
忘れちゃった」
フェイト「私は…そうだね
私も上手く言葉に出来ない…
だけど嬉しかった」
なのは「え?」
フェイト「まっすぐ向き合ってくれて…」
なのは「うん…友達になれたら
いいなって思ったの…
でも、今日はこれから
出かけちゃうんだよね…?」
なのはは少し暗い顔になっていた
フェイト「そうだね…少し長い旅になる」
なのは「また会えるんだよね?」
フェイト「…少し悲しいけど
やっと本当の自分を
始められるから…
来てもらったのは
返事をするため」
なのは「えっ?」
フェイト「君が言ってくれた言葉…
友達になりたいって…」
なのは「うん!うん!」
フェイト「私に出来るなら…
私でいいならって…
だけど私、どうしていいか
わからない…だから教えてほしいんだ
どうしたら友達になれるのか…」
なのは「…簡単だよ
友達になるの、凄く簡単」
なのはは一呼吸置いて口を開く
なのは「名前を呼んで
初めはそれだけでいいの
君とかあなたとか
そういうのじゃなくて
ちゃんと相手の目を見て
はっきりと相手の名前を呼ぶの
私、高町なのは…なのはだよ!」
フェイト「なの…は?」
なのは「うん!そう!」
フェイト「なのは…」
なのは「うん!」
フェイト「なのは!」
なのは「うん!」
なのははフェイトの手を取る
フェイト「ありがとう…なのは」
なのは「うん…!」
なのはは瞳に涙を滲ませる
フェイト「…君の手は暖かいね、なのは」
なのははとうとう泣き出してしまう
フェイト「少しわかったことがある
友達が泣いてると
同じように自分も悲しいんだ」
なのは「フェイトちゃん!」
なのははフェイトに抱きつく
フェイト「ありがとう…なのは、今は
別れてしまうけど、きっとまた会える
そうしたら、また君の名を
呼んでいい?」
なのは「うん!…うん!」
フェイト「会いたくなったら
きっと名前を呼ぶ
だから…なのはも私を呼んで…
なのはが困ったことがあったら
今度は私が助けに行くから…」
なのはは声を出して泣いた…
そしてなのは達と離れた場所では
太一たちが微笑ましそうに
二人を見ていた。アルフは泣きながら
光子郎に話しかける
アルフ「あんたんとこの子は…
なのははホントに…いい子だね…
フェイトが…あんなに笑ってるよ…」
光子郎「…はい
なのはさんは…とてもいい子で…
僕の自慢の友達です…!」
光子郎も思わず涙を流していた
そしてクリスとアリシアも涙を流していた
クリス「あんなに嬉しそうなフェイト…
初めて見たわ…」
アリシア「フェイト…」
太一「フェイト…よかったな」
クロノ「…すまないがそろそろ時間だ
もういいか?」
フェイト「うん…」
クロノからそう告げられ
フェイトは頷く
なのは「フェイトちゃん!」
なのははフェイトの名前を呼ぶ
するとなのはは自分の髪を
止めていたリボンを外し、フェイトに差し出す
なのは「思い出に出来るの…
こんなのしかないんだけど」
フェイト「…じゃあ、私も」
フェイトも自分のリボンを外し
なのはに差し出す
二人は同時に相手のリボンに手を出す
フェイト「ありがとう…なのは」
なのは「うん…フェイトちゃん」
フェイト「きっとまた…」
なのは「うん…きっとまた」
そして二人は差し出されたリボンを
受けとる。そして太一が
フェイトに近づく
太一「フェイト…
俺はお前が帰ってくるのを
ずっと待ってるからな…
だからサヨナラは言わないぜ」
アグモン「待ってるからね!」
ヒカリ「今度会ったら
一緒にお話しようね」
テイルモン「待ってるわね」
フェイト「太一…ヒカリ…
アグモン…テイルモン…
うん!」
そしてフェイト、クリス、
アルフ、クロノの足元に魔方陣が
展開される。するとフェイトは
決心したような顔をし太一に近づく
すると…
太一「!?///」
フェイトは太一の唇にキスをした
思わず太一は顔を赤くする
しばらくするとフェイトはキスを終え
魔方陣に戻る
フェイト「太一!…またね!!」
太一はしばらくフェイトに
見惚れていたがすぐに笑顔になり
太一「ああ!またな!!」
そしてフェイトたちは転移していった
なのは「…行っちゃったね」
光子郎「はい…それにしても
キスをするなんて…
フェイトさんは大胆ですね」
なのは「…私もフェイトちゃんに
負けてられないの!」
光子郎「なのはさん?
それってどういう…!?///」
なのはもフェイト同様
光子郎の唇にキスをした
少ししてなのははキスを終える
なのは「…こういう事だよ///
私、初めて会った時から
光子郎さんの事が…
好きなの///」
光子郎「なのはさん…///」
なのは「…返事はまだいいの
心の整理ができたら…
返事…聞かせてね?」
光子郎「…はい!」
太一「…そんじゃ、帰るか」
こうして太一たちのジュエルシードを
巡る物語は終わりを告げた…
太一たちは休息を終えた後に
新たな物語が始まる…
無印編終わりました!
次回からはすぐにA.s編に入らず
日常編に入ります