太一とアグモンはフェイトとアルフを連れ、
お台場にある自宅マンションに帰ってきた
帰る途中でアルフが狼から人間の姿になり、
太一とアグモンが驚くという事態もあったが
太一「ただいまぁ!」
アグモン「帰ったよぉ!」
フェイト「お、お邪魔します…」
「あっ、お兄ちゃんおかえり」
「遅かったな太一、アグモン」
四人が部屋にあがるとリビングに
太一の妹のヒカリとそのパートナーデジモンの
テイルモンがいた
太一「よっ!ただいまヒカリ!」
ヒカリ「お兄ちゃん?その子は?」
テイルモン「アンタ…まさか誘拐…」
太一「ちげぇよ!この子はフェイト!
海鳴で知り合った子だ!」
フェイト「フェ、フェイト・テスタロッサです…」
アルフ「アタシはアルフだよ
よろしく!」
フェイトは緊張しながらヒカリとテイルモンに
自己紹介をし、アルフはいつもの調子で
自己紹介をする
ヒカリ「私は八神ヒカリ
よろしくねフェイトちゃん、アルフさん」
テイルモン「私はテイルモンだ
よろしく」
ヒカリとテイルモンも自己紹介をする
そして太一が自分の母、裕子がいないことに気づく
太一「ヒカリ
母さんは?」
ヒカリ「お母さんは用事で出掛けてるよ
夜中まで帰らないって
お父さんも今日は残業らしいし…」
太一「まじかよ…しょうがねぇ!
今日の夕飯は俺が作る!
フェイトは良いよな?」
フェイト「あ、はい」
ヒカリ「そういえばお兄ちゃん
はやてちゃん元気だった?」
太一「…え?」
ヒカリ「だから
はやてちゃん元気だった?」
太一「…」
ヒカリ「お兄ちゃん…もしかして…」
太一は顔が真っ青になり、
ヒカリはそんな兄をジト目で見る
太一「は、はやてに電話してくる!!」
太一は大急ぎで電話の受話器を取り
はやてに電話をかける
太一「も、もしもしはや…」
はやて『太一兄!!今どこにおるんや!
私ずっと待っとるんやで!!』
受話器の向こうからはやての怒鳴り声が聞こえ
太一は思わず耳をふさぐ
太一「わりぃはやて!ちょっとゴタゴタがあって
そのままお台場に帰っちまった!」
はやて『なんやて!?』
太一「ホントにすまねぇ!」
太一ははやてにまた怒鳴られると思った
しかしはやては
はやて『…まぁええわ
今回は大目にみるわ』
太一「へ?」
はやて『どないしたんや太一兄?そんな声だして?』
太一「い、いや、てっきり大声で怒鳴るかと思ったから…」
はやて『まぁいつもならそうするけど今日は
気分がいいんや』
太一「?なんかあったのか?」
はやて『私との約束すっぽかした太一兄には
教えんわ』
太一「うっ…」
はやて『それじゃ太一兄、また今度な』
太一「あっ!ちょっとま」
ガチャッ ツーッツーッ
太一「…切りやがった…」
ヒカリ「自業自得だよ…」
テイルモン「まったくだ」
アグモン「太一…今回ばかりは僕も弁護できないよ…」
フェイト「…フフ」
フェイトは太一達のやりとりをみて
思わず笑ってしまう
太一はムッとなり
太一「おいフェイト
笑うなよ…」
フェイト「あっ…ごめんなさい(シュン)」
太一「そ、そんなに落ち込むなよ
そ、そうだ!夕飯食う前にフェイトの事教えてくれよ
フェイトはなんで空飛んだり変な玉だせるんだ?」
フェイト「そ、それは私が魔導師だからです」
アグモン「魔導師?」
フェイト「魔力を操って魔法を使う人の事です」
太一「へぇ!なんかスゴそうだな!魔導師って」
フェイト「え?太一さんは魔導師じゃないんですか?
魔法を使ってましたけど?」
アルフ「確かに…」
ヒカリ「そうなのお兄ちゃん?」
フェイトやヒカリの疑問に太一は首をふる
太一「いやいや!俺は頭に浮かんだ言葉を
とっさに言ったら魔法が使えるようになったんだ」
フェイト「え?そうなんですか?」
太一「ああ」
フェイト「あの、太一さんのデバイスを
見せてもらっていいですか?」
太一「デバイス?ああ!デジヴァイスの事か
ほら!」
太一は腰につけてたデジヴァイスを
フェイトに渡す
フェイト(…見たことないタイプのデバイス…
それに私と戦ったときの
太一さんの戦い方…まだ荒削りだけど
もしかしたら私より強くなるかも…)
太一「フェイト?」
フェイト「あっ!ありがとうございました」
フェイトはデジヴァイスを太一に返す
アルフ「それにしても太一は魔導師じゃなかったのに
なんで使い魔を連れてるんだい?
ヒカリも連れてるし…」
太一「使い魔?」
アルフ「魔導師が使役する1種の人造生物だよ」
太一「へぇ!やっぱ魔導師ってスゴいんだな!
でもアグモンとテイルモンは使い魔じゃないぞ」
アグモン「僕とテイルモンはデジモンだよ」
フェイト、アルフ「「デジモン?」」
フェイトとアルフは首をかしげる
テイルモン「デジモンはデジタルモンスターの略で
身体はデータで出来てるんだ
普段はデジタルワールドで過ごしてるんだ」
フェイト「アグモンとテイルモンがデータ…」
太一「まぁデジモンは確かにデータだけど
ちゃんと自分の意志があるんだ
仲良くしてやってくれ」
フェイト「あっ、はい」
太一「それよりジュエルシードだっけ?
なんでそんなもん集めてんだ?」
フェイト「そ、それは…」
太一「あっ、話したくなかったらいいんだ」
フェイト「す、すいません…」
太一「いや、いいんだ…なんならジュエルシード探し
俺も手伝うぜ!」
ヒカリ「お兄ちゃん!?」
突然の兄の発言にヒカリは驚く
フェイトも当然驚いている
フェイト「た、太一さんの気持ちは嬉しいです…
でもこれは私とアルフがやらないと…」
アルフ「フェイト…」
フェイトが悲痛な顔でそう言い
アルフはそんな主を悲しそうに見る
太一「はぁ…」
太一はため息をつきフェイトに近づき
ぽんっ
フェイト「っ!?」
フェイトの頭に手をのせる
突然の太一の行動にフェイトは固まる
太一「フェイト
お前今何歳だ?」
フェイト「…9才です」
太一「なんだ、俺の従妹とヒカリと同い年じゃん
そんな年でなんでも抱え込むなよ
お前は1人じゃない。アルフもいるし…
それに俺やヒカリ、アグモンとテイルモンがいる
なんでも1人で抱えるな
俺たちを頼れよな!」
フェイト「っ…」
太一の言葉を聞き、フェイトは涙を流していた
太一「泣いたっていいんだぜ」
この言葉のあと、フェイトは太一の胸で
泣きじゃくる
そしてフェイトが泣き止み
太一「落ち着いたか?」
フェイト「はい…すいませんでした
急に泣いたりして…」
太一「いいんだよ。それよりどうだ?
ジュエルシード探し手伝おうか?」
アルフ「フェイト…」
ヒカリ「フェイトちゃん…」
この場にいる全員がフェイトの答えを待つ
そしてフェイトの答えは…
フェイト「…太一さん!ジュエルシード探し
よろしければ手伝ってください!」
太一「…おう!わかった!」
フェイト「!ありがとうございました!!」
太一「…あのさ、もうこれから仲間になるわけだし
敬語にしなくていいぜ
あと呼び捨てで」
フェイト「あっ、うん…わかったよ太一」
ヒカリ「もう、一人で勝手に決めないでよ!」
テイルモン「まったくだ!」
太一「ヒ、ヒカリ?テイルモン?」
ヒカリ「私たちも手伝うよ」
テイルモン「出来ることがあれば言ってくれ」
アルフ「ア、アンタら…」
太一「サンキューヒカリ!テイルモン!」
ヒカリとテイルモンもジュエルシード探しを
手伝ってくれることになり、太一は喜ぶ
フェイト「あ、ありがとうヒカリ、テイルモン」
太一「さて!夕飯にするけどもう夜だし
フェイトとアルフは泊まっていけ
母さんや父さんには電話で話すからよ」
フェイト「うん。わかった」
アルフ「ありがとね太一」
こうしてフェイトとアルフは八神家に一泊する事になり
夕飯を食べた。ちなみにこの日のメニューは
太一特性オムライスだった
オマケ
太一「もしもし母さん?」
裕子『あら太一?どうしたの?』
太一「あのさ、今日友達の女の子とそのペットを
家に泊めたいんだけどいいかな?」
裕子『あらそうなの?全然OKよ
その子によろしく言っててちょうだい』
太一「おう、わかった」
裕子『ところで…その女の子ってどんな子?』
太一「どんなって…ちょっと引っ込み思案だけど
すげぇ良い子だぜ」
裕子『そうなの…じゃあなおさら大事にしないと
いけないわね!』
太一「そ、そうだな…」
裕子『それじゃ切るわね
夜更かししないのよ?』
太一「へいへい…」
太一は裕子との電話を済ませ
受話器を戻す
太一「それにしても母さん…
なんか途中からテンション高かったような…」
一方裕子は…
裕子「それにしても太一が恋人を作るなんて…
その子と会うのが楽しみね♪」
盛大な誤解をしていた…
オマケ2
太一「さて…フェイトの寝床は
どうすっかな…」
アグモン「なんなら今日は太一のベッド
で寝たらいいんじゃないの?
もちろん太一も一緒に」
太一、フェイト「「!?/////」」
アグモンの発言で太一とフェイトは顔を
赤くする。
アグモン「あれ?僕なんか変な事言った?」
テイルモン「いや、特に言ってないぞ?」
デジモンには性別という概念は無いため
二匹はちんぷんかんぷんである
そして太一とフェイトは
太一「フェ、フェイト!べ、別に無理して
俺と寝なくていいからな!
お、俺は床で寝るから!////」
フェイト「べ、別に大丈夫だよ!
私は気にしないから!////」
太一(まじかよ…)
結局二人は同じベッドで寝ることになった
当然異性と寝ることがなかった二人は
しばらくゆっくり眠れなかったという…
太一とフェイトの話は終わりです
次回からヤマトとはやての話です