デジモンリリカルアドベンチャー   作:のぞむ

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クロノ達がシャマルを拘束しようとするが……


デジモンリリカルアドベンチャー始まります


今、冒険と魔法が進化する


ヴォルケンリッターの秘密

丈(な、なんだろう……

  この人を見てると

  胸が……ドキドキする///)

 

 

丈はシャマルを見て頬を赤らめ

胸を激しく鼓動させる

 

 

空「丈先輩!」

 

クロノ「丈!」

 

丈「えっ!?な、なに?」

 

クロノ「なに?じゃない!

    今はやるべき事に

    集中しろ!」

 

丈「ご、ごめん!」

 

 

丈は再びシャマルの方を向く

やはりドキドキするらしく

頬を赤らめる

 

 

丈「あ……あの……

  で………できれば……

  とと……投降してくだ……さい///」

 

 

丈は緊張でうまく言葉を発せられなかった

 

 

クロノ「はぁ……」

 

 

クロノがため息をついた時だった

 

 

ドカッ!

 

 

空「きゃっ!?」

 

クロノ「空!」

 

 

何者かが空を蹴り飛ばす

クロノはとっさに空を受け止める

襲撃してきたのは仮面をつけた男だった

 

 

丈「誰だ!?」

 

 

丈が男に向かって叫ぶ

しかし男は丈に見向きもせず

シャマルに話しかける

 

 

「闇の書の力を使って

 結界を破壊しろ……」

 

シャマル「でもあれは!」

 

「使用して減ったページは

 また増やせばいい…

 仲間がやられてからでは遅かろう…」

 

 

シャマルは手に持っている闇の書を見つめる

 

 

タケル「闇の書を使う必要はないよ」

 

 

そこへタケルがやってくる

 

 

シャマル「タケルくん!

     あの男の子は?」

 

タケル「隙を見て逃げてきたんだ

    それよりシャマルさん

    ここで闇の書を使うのは

    もったいないよ

    結界は僕が壊す!」

 

シャマル「大丈夫なの?」

 

タケル「大丈夫だよ

    魔力を溜めたヘブンズナックルなら

    結界を壊せるよ

    ちょっと疲れるけど……」

 

シャマル「……わかったわ

     無茶しないでね」

 

タケル「うん」

 

「……構わんさ

 闇の書のページを使わずに済めば

 それに越したことはない

 奴らの足止めは任せてもらおう」

 

 

仮面の男は空、丈、クロノの方を向く

 

 

空「クロノくん!丈先輩!

  気をつけて!この人……強い!」

 

クロノ「ああ!」

 

丈「わかった!」

 

 

空達はデバイスを構える

 

 

タケル「はぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

 

タケルは魔力を溜めていく

そしてその魔力を右手に纏う

 

 

タケル「ヘブンズゥ……ナックルゥゥゥゥ!!!!」

 

 

タケルは通常の倍の威力の

ヘブンズナックルを結界に向け放つ

 

 

バリィン!!

 

 

結界が破壊される

 

 

ヒカリ「結界が!?」

 

 

結界が破壊され待機中の

ヒカリとミミが驚愕する

フェイトと戦闘していたシグナムは

フェイトから離れる

 

 

シグナム「悪いなテスタロッサ

     この勝負、預ける」

 

フェイト「シグナム!」

 

 

シグナムは飛び去っていった

そしてヴィータもなのはとの戦闘を終える

 

 

ヴィータ「ヴォルケンリッター

     鉄槌の騎士ヴィータ!

     あんたの名は?」

 

なのは「なのは、高町なのは」

 

ヴィータ「タカマチナヌ…ナノ……?

     ええい!呼びにくい!」

 

なのは「逆ギレ!?」

 

ヴィータ「ともあれ勝負は預けた!

     次は殺すかんな!ゼッテーだ!」

 

 

ヴィータは疲れはてて

今にも倒れそうなタケルを抱える

 

 

タケル「あ…ありがとう。ヴィータちゃん」

 

ヴィータ「か、勘違いすんなよな

     お前に倒れられたら

     蒐集が大変になるからな……」

 

 

ヴィータはそっぽを向きながらそう言うと

飛び去っていった

 

 

そして太一とヤマトも戦いをやめる

 

 

ヤマト「…今日の所は

    退かせてもらうぞ」

 

太一「そうはさせるか!…って言いたい所だけど

   俺結構疲れてんだよ…お前と一緒でな」

 

ヤマト「気づいてたのか……」

 

太一「それくらい気づけないようじゃ

   お前の親友は務まんないからな」

 

ヤマト「…そうだな」

 

 

ヤマトは飛び去っていこうとする

 

 

太一「ヤマト!

   最後に言いたいことがある!」

 

ヤマト「…なんだ?」

 

太一「…はやてのそばにいてやれよ」

 

ヤマト「…言われなくてもそのつもりだ」

 

 

そう言い残しヤマトは飛び去っていった

 

 

そしてシャマル、ザフィーラ

ガルルモン、エンジェモンも去っていった

それを見た仮面の男も転移していった

 

 

 

------------

 

 

 

その後、太一達は臨時の司令部に戻ってきた

なのはとフェイトはエイミィから

デバイスの説明を受けていた

 

 

エイミィ「カートリッジシステムは

     扱いが難しいの…本来なら

     この子達みたいに繊細な

     インテリジェントデバイスに

     組み込むようなものじゃないんだけどね

     本体破損の危険も大きいし

     危ないって言ったんだけど……

     その子達がどうしてもって…

     よっぽど悔しかったんだね…

     その子達が自分のご主人様を

     守ってあげられなかった事とか

     ご主人様の信頼に

     応えきれなかった事とか……」

 

なのは「ありがとう…レイジングハート」

 

フェイト「バルディッシュ…」

 

エイミィ「モードはそれぞれ3つずつ

     レイジングハートは中距離射撃の

     アクセルと砲撃のバスター

     フルドライブはエクセリオンモード

     バルディッシュは汎用のアサルト

     鎌のハーケン。フルドライブは

     ザンバーフォーム…破損の危険があるから

     フルドライブはなるべく使わないように

     特になのはちゃん

     フレームの強化が済むまで

     エクセリオンモードは起動させないでね」

 

なのは「はい」

 

 

デバイスの説明が済んだところで

リンディが切り出す

 

 

リンディ「…問題は彼らね」

 

クロノ「ええ、どうも腑に落ちません

    彼らはまるで自分の意思で

    闇の書の完成を目指しているようにも

    思えますし……」

 

アルフ「え?それって何かおかしいの?

    闇の書ってのもようは

    ジュエルシードみたく

    すっごい力がほしい人が

    集めるもんなんでしょ?

    だったらその力がほしい人の為に

    あの子達が頑張ってるってのも

    おかしくない気がするんだけども……」

 

 

アルフが疑問に思いクロノ達に聞く

 

 

クロノ「第一に闇の書は

    ジュエルシードみたいに

    自由な制御が効くものじゃ

    ないんだ」

 

リンディ「完成前も完成後も

     純粋な破壊にしか使えない

     少なくともそれ以外に

     使われたという記録は

     一度もないわ」   

 

アルフ「あっ、そっか……」

 

 

二人の説明にアルフは納得する

 

 

クロノ「それからもう一つ……

    あの騎士達は人間でも

    使い魔でもない」

 

なのは「えっ?」

 

クロノ「闇の書に合わせて

    魔法技術で作られた疑似人格…

    主の命令を受けて行動する

    ただそれだけのプログラムに

    過ぎない筈なんだ

    エイミィ、モニターを」

 

エイミィ「はいはーい」

 

 

クロノがそう言うとエイミィは

モニターを映す

 

 

クロノ「守護騎士は闇の書に内蔵された

    プログラムが人の形をとったもの

    闇の書は転生と再生を繰り返すけど

    この4人はずっと闇の書と共に

    あらゆる主の元を渡り歩いている」

 

エイミィ「意志疎通の為の対話能力は

     過去の事件でも確認されて

     いるんだけどね…

     感情を見せたって言う例は

     今までに無いの」

 

リンディ「闇の書の蒐集と主の護衛…

     彼らの役目はそれだけですものね…」

 

 

クロノ達がそう言うと

太一が口を開く

 

 

太一「つまりクロノ達が言いたいのは

   シグナム達はプログラムで

   構成されているから

   心を持ってるのはおかしいって事か?」

 

クロノ「当然だろう?

    AIは別として

    プログラムそのものが

    意思を持つなどありえない」

 

太一「…なぁクロノ

   お前アグモン達が何で構成されてるか

   忘れたのか?」

 

 

太一は食べ物を頬張っている

アグモン達を親指で指差す

 

 

クロノ「…あっ」

 

エイミィ「そっか…

     デジモンって確か

     データで構成されてるん

     だったよね」

 

空「だから私達からみたら

  シグナムさん達が心を持ってても

  おかしくないのよ」

 

 

空がそう言う

 

 

クロノ「そうだな……それはそうと

    闇の書について

    もう少しデータが欲しい…ユーノ」

 

ユーノ「うん、無限書庫を使って

    調べればいいんだね」

 

ミミ「無限書庫?」

 

 

初めて聞く単語に首をかしげるミミ

 

 

クロノ「管理局が保有する

    巨大データベースだ

    そこでなら闇の書についての

    データがある筈だ

    ユーノの補佐には僕の師匠の

    リーゼロッテ、リーゼアリアをつける

    性格に多少難があるが頼んだ」

 

ユーノ「……今の一言で不安になってきたんだけど」

 

ミミ「ねぇ、アタシもユーノくんの補佐に

   なってもいい?」

 

『……え?』

 

 

ミミの一言で全員が思わず声を漏らす

パートナーのパルモンでさえも

 

 

ミミ「ちょ、ちょっと!

   何でみんなして

   そんな顔するのよ!」

 

太一「だってさ…ミミちゃんって

   調べものとかしなさそうじゃん」

 

クロノ「…無限書庫のデータの数は

    膨大なんだ。ハッキリ言うが

    君には向いてないと思う」

 

ミミ「ちょっと!アタシは別に

   一緒に調べるなんて

   言ってないわよ!アタシがするのは

   ユーノくんに料理を振る舞うことよ!」

 

ユーノ「ミ、ミミさん?それって

    どういう事ですか?」

 

ミミ「だってユーノくんってずぅっと

   闇の書について調べるのよね?

   でもその合間にお腹に何か

   入れないと体が持たないでしょ?

   だからアタシの手作り料理を

   振る舞いたいの……どう?」

 

ユーノ「そういうことなら……

    よろしくお願いします」

 

ミミ「ホントに!

   ありがとう!

   アタシ、張り切っちゃうわよ!」

 

ユーノ「…(ぼそっ)まぁミミさんが

    いてくれるだけで元気に

    なれるんだけどね…」

 

ミミ「ユーノくん?何か言った?」

 

ユーノ「な、何でもありません!///」

 

 

ユーノは顔を赤くしてそう言う

その光景を見ていた太一は

光子郎に念話を飛ばす

 

 

太一(…なぁ光子郎

   ミミちゃんの料理って確か)

 

光子郎(…色々な意味で壊滅的ですね

    前の家庭科の授業の時に

    ミミさんだけとてつもない料理が

    出来ましたからね……違う意味で

    ユーノの事が心配です…)

 

太一(マジかよ……そう言う意味じゃ

   シャマルと通じるところが

   あるんだな……) 

 

光子郎(シャマル…確か守護騎士の一人でしたね

    あの人も料理が……?)

 

太一(ああ……初めてあいつの料理を

   食べた時に三途の川を渡りかけたんだ…

   もうシャマルの料理だけは

   食べたくないぜ……)

 

光子郎(ハハハ……)

 

 

太一の言葉に光子郎が苦笑いする

ちなみにそのシャマルに一目惚れした丈は

 

 

丈(あの人……すごい美人だったなぁ

  シャマルさんかぁ……また会いたいな……)

 

ゴマモン「丈?」

 

 

一思いにふけていた

そんな丈をゴマモンは

不思議そうに見ていた

 

 




ミミとシャマルって料理の面では
通じるものがありますね……

時々言ってましたが
ユーノのヒロインはミミです


それではまた次回!
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