デジモンリリカルアドベンチャー始まります
今、冒険と魔法が進化する
ヤマト達との戦いから数日後
臨時本部に太一、光子郎、ヒカリ
なのは、フェイト、アグモン、テントモン
テイルモン、アルフがいた
丈は塾で、空は用事で、ミミは
無限書庫でユーノの補佐をしているため
この場にいなかった
エイミィ「たっだいま~!」
そこへ買い物に行っていたエイミィが
帰ってくる
エイミィ「艦長、もう本局に出かけちゃった?」
フェイト「うん。アースラの武装追加が済んだから
試験航行だって」
エイミィ「武装って言うと……アルカンシェルか
あんな物騒な物、最後まで
使わずに済めばいいけど……」
太一「クロノの奴もいないし…
戻るまではエイミィさんが指揮代行
らしいぞ」
アグモン「責任重大だね」
エイミィ「それもまた物騒な…
でもそうそうに非常事態なんて
起こるわけが……」
エイミィがそう言った瞬間
警報が鳴り響いた
アグモン「……起きちゃったね」
アグモンは思わず声を漏らした
そしてモニター室にきた太一達
エイミィ「文化レベル0
人間は住んでいない
砂漠の世界だね」
モニターには砂漠が映っており
そこにはヤマト、シグナム、
ワーガルルモン、ザフィーラがいた
エイミィ「結界を張れる局員の集合まで
最速で45分……
ああ…不味いなぁ…」
太一「俺が行く
ヤマトがいるんなら
俺がいた方がいいだろ?」
アグモン「僕も行くよ!」
エイミィ「うん、わかった
お願い太一くん、アグモン」
フェイト「私も行く」
アルフ「アタシもだ」
ヒカリ「私も行きます」
テイルモン「私も行く」
フェイトとアルフ、ヒカリとテイルモンが
そう言う
エイミィは少し考えて
エイミィ「うん、お願い
光子郎くんとなのはちゃん
テントモンはここで待機してて」
なのは「はい」
光子郎「わかりました」
テントモン「ほな」
そして砂漠の世界では
ヤマトとシグナム、ワーガルルモンが
巨大なワームを相手に戦っていた
シグナム「はぁ……はぁ……
ヴィータが手こずるわけだな…
少々厄介な相手だ」
シグナムはカートリッジを補給しようとするが
後方の砂中からワームの尾が飛び出し
触手がシグナムに迫る
ヤマト「カイザーネイル!!!!」
ワーガルルフォームのヤマトが
剣で触手を切り裂いた
ヤマト「シグナム!油断するな!」
シグナム「すまない石田!」
二人はワームに向き直りデバイスを構える
メタルグレイモン「ギガデストロイヤー!!!!」
そこへメタルグレイモンが現れ
ワームにギガデストロイヤーを放つ
ワームは倒れる
ヤマト達が空を見ると
メタルグレイフォームの太一、バルディッシュを
構えたフェイト、テイルフォームのヒカリ
エンジェウーモンがいた
エイミィ『ちょっと!助けて
どうするの!?捕まえるんだよ!』
エイミィから通信が入る
太一「ヤマト達なら倒せそうだったけど
時間がかかりそうだったからな」
太一はそう言うと陸に降り
ヤマトと向き合う
太一「ヤマト!今日こそ決着をつけるぞ!
そして…お前らを止める!」
ヤマト「…望むところだ
フォームエボリューション!
メタルガルルフォーム!!」
ヤマトはメタルガルルフォームになる
太一「フォームエボリューション!
ウォーグレイフォーム!!」
太一もウォーグレイフォームになる
太一「ガイアフォース!!!!」
ヤマト「コキュートスブレス!!!!」
互いの技が激しくぶつかり合い
大量の砂が舞い上がった
そして臨時本部にいるエイミィが
別の反応をキャッチする
エイミィ「えっ?もう一ヶ所!?」
モニターには闇の書を持ち空を飛んでいる
タケルとヴィータ、エンジェモンが映っていた
エイミィ「光子郎くん!なのはちゃん!
テントモン!」
光子郎「わかりました!」
なのは「はい!」
テントモン「ほなさっさ!」
光子郎達も転移していった
砂漠世界で太一とヤマトが戦う中
フェイトとヒカリとシグナムが対峙する
シグナム「太一殿と石田……
あの二人の強さは底知れないな……」
シグナムは二人の戦いを見てそう言う
そしてフェイトとヒカリの方を向く
フェイト「ヒカリ
私にシグナムの相手をさせて」
ヒカリ「フェイトちゃん…油断しないでね」
フェイト「うん」
シグナム「預けた決着はできれば
今暫く先にしたいが…
速度はお前の方が上だ
逃げられないなら
戦うしかないな」
フェイト「はい…私もそのつもりで来ました」
二人は同時にデバイスを構える
次の瞬間、デバイスをぶつけ合った
そして別の世界にいるタケルとヴィータに
シャマルから連絡が来る
タケル(お兄ちゃん達が?)
シャマル(うん、砂漠で交戦してるの
フェイトちゃんと
その守護獣の子…
それから太一くんとメタルグレイモン
ヒカリちゃんとエンジェウーモンもいるわ)
タケル(このままじゃ不味いかもね…
助けに行った方が……)
エンジェモン「タケル!ヴィータ!
前を見ろ!」
エンジェモンの声を聞き、
タケルとヴィータが前を見ると
そこには光子郎となのは、カブテリモンがいた
シャマル(ヴィータちゃん?タケルくん?)
タケル(シャマルさん!こっちにも来たよ!
光子郎さんとカブテリモン
白い服の女の子が!)
ヴィータ「お前は……高町なんとか!」
なのは「なのはだってばー!
高町なのは!」
なのははそう言った後
気を取り直して口を開く
なのは「ヴィータちゃん、タケルくん
やっぱりお話聞かせてもらうわけには
いかない?もしかしたらだけど…
手伝える事とか、あるかもしれないよ」
ヴィータ「!?……」
ヴィータは一瞬なのはの微笑みが
はやての笑顔とかぶった
しかしすぐに気を取り直す
ヴィータ「ウルセー!!
管理局の人間の言うことなんて
信用出来るか!!」
タケル「…なのはちゃんがそう言ってくれるのは
嬉しいよ。でもこれは僕たちがやるしか
ないんだよ……魔力の蒐集が
いけないことだっていうのは
僕もお兄ちゃんもわかってるよ
だから、なのはちゃんにも…
光子郎さんにも僕たちのようなことを
してほしくないんだよ……」
なのは「でも……」
タケル「ヴィータちゃん、目眩ましをして」
ヴィータ「おっしゃ!」
ヴィータは魔力弾をグラーフアイゼンで叩く
すると魔力が爆発のような音と光を放ち
光子郎となのは、カブテリモンの目と耳を塞ぐ
光子郎達の視界が戻るとタケル達は
かなりの距離をとっていた
光子郎「なのは…」
なのは「うん…」
光子郎達から距離を取ったタケル達は
次元転送の為の魔方陣を展開させる
しかし
タケル「ヴィータちゃん!あれ!」
タケルが光子郎達の方を指差す
ヴィータが光子郎達を見ると
なのはがレイジングハート
バスターモードを構えていた
なのは「行くよ!
久しぶりの長距離砲撃!!」
それをみたヴィータは驚愕する
ヴィータ「まさか……撃つのか!?
あんな遠くから!?」
なのは「ディバイン………バスタァーーーー!!!!」
強力な魔法砲撃がヴィータに迫る
砲撃はヴィータに当たると思われたが
タケル「ヴィータちゃん!!」
タケルがヴィータの前に来て
手を前に出し砲撃を
受け止めようとする
タケル「ぐぐぐっ……!」
タケルは砲撃に押されていたが
ギリギリで受け止めた
その際に手がボロボロになったが
タケル「こんなにすごい砲撃を撃てるなんて…
すごいねなのはちゃん」
光子郎「…なのはは本当にすごいよ
僕もあの子には驚かされてばかりです」
タケル「えっ!?」
後ろから光子郎の声が聞こえ
タケルとヴィータは後ろを振り向く
光子郎はデジヴァイスを構えていた
光子郎「メガ……ブラス……なっ!?」
光子郎はメガブラスターを放とうとするが
突如現れたバインドに絡め取られる
なのは「コウくん!……きゃあ!?」
カブテリモン「光子郎はん!なのははん!…
しもうた!?」
なのはとカブテリモンもバインドに絡め取られる
タケル達の側に以前クロノ達の邪魔をした
仮面の男がいた
仮面の男はタケル達に告げた
「行け…闇の書を完成させるのだ」
タケル「またあなた……
いったいどういうつもりなの?」
仮面の男はタケルの問いに何も答えない
タケル「……ヴィータちゃん
転送準備をお願い」
ヴィータ「あ、ああ…」
タケルとヴィータは転送魔法で転移した
仮面の男も転移しようとするが
光子郎「フォームエボリューション!
アトラーカブテリフォーム!!」
「なっ!?」
光子郎はアトラーカブテリフォームになり
魔力を高まるのを利用し、バインドを引きちぎる
光子郎「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「ぐっ!?」
光子郎は杖丈のデジヴァイスを
仮面の男に振る。その際に男に
左腕に切り傷ができ、血が流れる
「おのれ!!」
仮面の男は手に魔力刃を作り
光子郎に振り下ろす
しかし光子郎は難なくデジヴァイスで
受け止める
光子郎は距離を取り、デジヴァイスを構える
光子郎「ホーンバスター!!!!」
光子郎は仮面の男目掛けて
ホーンバスターを放つ
そして爆煙が起こる
爆煙が晴れた時には仮面の男の姿は
既になかった
光子郎「逃げられたか……」
光子郎はなのはとカブテリモンを拘束してる
バインドを引きちぎり、転移した
そして砂漠世界でも太一とヤマト
フェイトとシグナム
メタルグレイモンとワーガルルモン
アルフとザフィーラの戦いが続いていた
しかしその戦いの中、待機していたヒカリは
妙な胸騒ぎに襲われていた
エンジェウーモン「どうしたのヒカリ?」
ヒカリの様子を見ていたエンジェウーモンは
心配になり、声をかける
ヒカリ「…何か、嫌な予感がするの」
エンジェウーモン「嫌な予感?……
ヒカリ!大変よ!」
ヒカリ「どうしたの?」
エンジェウーモン「太一達以外の誰かの気配を
感じる……その気配…
フェイトを狙ってるわ!」
ヒカリ「えっ!?……フェイトちゃん!!」
エンジェウーモン「ヒカリ!?」
ヒカリはフェイトに向かって飛んでいった
そして、フェイトとシグナムは
シグナム(ここに来て尚速い……
目で追えない攻撃が出てきた
早めに決めないと不味いな……)
フェイト(強い…ミドルレンジもクロスレンジも
圧倒されっぱなしだ…
今はスピードで誤魔化してるだけ…
まともに喰らったら叩き潰される……)
シグナム(シュツルムフォルケン……
当てられるか?)
フェイト(ソニックフォーム……
やるしかないかな?)
フェイトとシグナムがそれぞれの考えを巡らす
二人がお互いに飛び出そうとした時
ヒカリ「フェイトちゃん!!」
フェイト「きゃっ!?」
突然ヒカリが飛んできて
フェイトを突き飛ばす
次の瞬間
ドスッ!
ヒカリ「うっ……あ…………」
ヒカリの胸部が腕に貫かれていた
ヒカリの後ろには仮面の男がいた
フェイト「ヒカリ!」
エンジェウーモン「ヒカリ!」
シグナム「ヒカリ殿!貴様!!」
「狙いが外れたか……まあいい
貴様の魔力、闇の書の糧に…」
仮面の男は腕に力を入れると
魔力光が光る
ヒカリ「ああああああぁぁーー!!!!」
ヒカリは苦痛で叫び声を上げる
フェイト「ヒカリ!」
フェイト、シグナムが
デバイスを構え、エンジェウーモンが
攻撃体勢を取る
「動くな!動けばこの娘の命は
ないぞ」
エンジェウーモン「お前……!!」
ヒカリは全身の力が抜ける
仮面の男はヒカリを貫いた腕の拳を広げる
そこにはヒカリのリンカーコアがあり
リンカーコアには光の紋章が浮かび上がっていた
「さぁ……奪え」
仮面の男はシグナムにリンカーコアを
差し出すようにする
そこへ……
太一「ヒカリを放せぇぇぇぇー!!」
「なっ!?」
太一が後ろから仮面の男を剣で切り裂く
仮面の男はギリギリでかわしたが
右腕に切り傷ができ、血が流れる
「くそっ!……なにっ!?」
仮面の男は自分の手を見るが
そこには既にヒカリはいなかった
ヤマトがヒカリを抱えていた
「貴様ら!!」
ヤマト「…失せろ」
「なに?…」
ヤマト「失せろって言ってるんだ!!!!」
「!?」
仮面の男はヤマトの気迫に圧倒され
すぐさま転移していった
ヤマトは気を失ったヒカリを太一に預ける
太一「ありがとなヤマト」
ヤマト「どういたしまして」
フェイト「太一!」
フェイトが太一とヤマトの側に行く
ヤマトはフェイトを見る
ヤマト「…君としっかり顔を合わせるのは
初めてだな…フェイト」
フェイト「えっ?…私の事を知ってるの?」
ヤマト「君の事は太一から聞いてる
半年前にあった出来事もだ」
フェイト「そうなんだ…」
ヤマト「…それよりフェイト
それと太一に聞きたいことがある」
太一「なんだよ?」
ヤマト「…お前らって付き合ってたりしてるのか?」
太一「はぁ!?///」
ヤマトの質問に太一は顔を赤くして叫ぶ
フェイトも顔を赤くしていた
太一「なに言ってんだよお前!
俺たちはまだ付き合ってねぇよ!」
ヤマト「…〟まだ〝って事は
いずれ付き合うつもりなんだな?」
太一「うっ……///」
しまったと言わんばかりの声を漏らす太一
フェイトは先ほどより顔を真っ赤にする
ヤマト「まぁ、俺にも好きな子が
いるんだけどな」
太一「えっ?」
ヤマト「…今日のところは退かせてもらうぞ
次に会うときは容赦しない
行くぞ、シグナム」
シグナム「ああ、テスタロッサ
いずれ決着をつけよう」
そう言ってヤマト達は去っていった
太一達もこの場から転移していった
そしてヤマト達は
シグナム「石田
聞きたいことがある」
ヤマト「どうしたんだシグナム?」
シグナム「お前の言っていた
好きな子とは
主の事ではないのか?」
ヤマト「……気づいてたのか」
シグナム「近頃の主への態度を見れば
なんとなくだがわかる」
ヤマト「確かに俺ははやての事が好きだ
最初はどちらかと言うと
妹として見てた…だけど
あいつの独りで頑張る姿と
あいつの笑顔に段々
惹かれていったんだ」
シグナム「…そうか」
ヤマト「俺、いつかはやてに
想いを告げるつもりだ
例え俺の片想いだとしても」
シグナム「…もしその恋が実れば
その時は祝福しよう」
ヤマト「…ありがとな」
ヤマトはシグナムに礼を言う
シグナム(石田…お前は知らないが
主はやてもお前に好意を
抱いている。片想いではなく
両想いなんだ……)
シグナムは一人心の中でそう言った
ヤマトははやてに好意を抱き
はやてもヤマトに好意を抱いていた
果たして二人の恋の行方は……
次回もお楽しみに!