ついに夜天の魔導書が目覚める…!
デジモンリリカルアドベンチャー始まります
今、冒険と魔法が進化する
-12月24日 クリスマスイブ-
太一達ははやてが入院している
海鳴大学病院にやって来た
メンバーは太一、フェイト、光子郎、なのは
空、ミミ、丈、ヒカリ、大輔、すずか
アリサ、アリシア、クリスの13人だ
パートナーデジモン達はデジヴァイスの中にいる
そしてはやての病室に到着する
太一がドアを開ける
太一「よおはやて!」
はやて「あ、太一兄!
ヒカリちゃんにすずかちゃん
アリシアちゃんも!」
太一達が来て喜ぶはやて
空「はやてちゃん久しぶり
私の事覚えてる?」
はやて「あ、空姉!
久しぶりやなぁ!」
太一「今日ははやてが知らない奴もいるから
自己紹介をしようか」
光子郎「初めまして
泉光子郎といいます」
なのは「高町なのはだよ」
ミミ「アタシ太刀川ミミ!」
丈「僕は城戸丈
この中じゃ一番年上だよ」
アリサ「でも年長者の割には
どこか頼りない感じがするのよね」
丈「失礼だなアリサくん!
僕だってやる時はやるんだよ!」
アリサ「わ、わかりましたよ!
そんなに顔を近づけないで!
コホン、アタシはアリサ・バニングスよ」
大輔「俺は本宮大輔
よろしくな!」
クリス「私はクリス・テスタロッサ
フェイトとアリシアの従姉よ」
フェイト「フェイト・テスタロッサ
よろしくね」
はやてと初対面の者が自己紹介をする
はやてはフェイトの名を聞いて笑みを浮かべる
はやて「あ~!君がフェイトちゃんかぁ
確かにアリシアちゃんにそっくりやなぁ」
フェイト「えっ?私の事を知ってるの?」
はやて「前に太一兄から聞いたんや
太一兄のファーストキスを
奪ったんやろ?」
フェイト「た、太一!///
話したの!?///」
太一「お、俺じゃない!///
ヒカリが勝手に話したんだ!///」
ヒカリ「あれ?私そんなこと言ったっけ?」
太一「シラを切るなぁー!!」
このやりとりを聞いていた面々は
思わず笑ってしまう
太一「それじゃあみんな
一斉にあれを出すぞ」
太一は気を取り直してそう言う
全員が頷いた
そして全員がプレゼント箱を
はやてに差し出す
『メリークリスマス!!』
全員が一斉にそう言った
それを見たはやては笑顔になる
はやて「みんなありがとな!
凄く嬉しいで!」
そして太一達はしばらく雑談をしていた
すると
コンコンッ
「はやてちゃん、入りますよ」
はやて「はーい!」
誰かがドアをノックし
病室に入ってきた
選ばれし子ども達、なのは、フェイト
クリス、アリシアははやてにバレないように
警戒心を露にする
入ってきたのはヤマト、タケル、シグナム、
シャマル、ヴィータ、ザフィーラである
ヤマト達は太一達がおり驚いていた
するとヴィータがはやての前に来て
威嚇をする
ヴィータ「う~~!!」
威嚇するヴィータを見てアリサとすずかは
動揺する。なのはは事情を知っているが
少し複雑そうな顔をする
大輔「おい!いきなり来て
何なんだよお前!?」
大輔がヴィータに怒鳴る
はやて「こ~ら!
みんなになんて態度や!」
ヴィータ「うぐっ!」
はやてが丸めた雑誌でヴィータを叩く
クリスがシグナムに小声で話す
クリス「……ここで争うわけにはいかないわ
あなた達の主もいるのだから」
シグナム「…その通りだな」
クリスの言葉にシグナムは承諾する
タケルが大輔、すずか、アリサに近づく
タケル「ねぇ、君たち僕と同い年位だよね?
僕は高石タケルだよ
君たちの名前はなんて言うの?」
大輔「俺、本宮大輔だ」
すずか「私は月村すずか」
ギュッ
すずか「大輔くんの……婚約者だよ///」
大輔「お、おい!///」
すずかが頬を赤くし大輔の腕に抱きつく
突然のことに顔を赤くする大輔
タケル「婚約者って事は将来
結婚するんだ
すごいね!」
大輔「そ、そっか?
あんがとな」
アリサ「全く…こんな大勢の前でイチャイチャして…
アタシ、アリサ・バニングスよ
よろしくタケル」
タケル「うん!よろしくね!
大輔くん…だったよね?」
大輔「ああ」
タケル「大輔くん
そのゴーグル、カッコいいね
なんだか太一さんみたい!」
大輔「た、太一先輩みたい?
スゲー嬉しいぜ!
あんがとなタケル!」
その後、雑談を終えた太一達は
はやての病室を出た。大輔、すずか、アリサは
帰っていった
そしてその夜
とあるビルの屋上で太一達選ばれし子ども達
なのは、フェイト、クリス、アリシアと
ヤマト、タケル、ヴォルケンリッター達が
対峙しており、選ばれし子ども達の
パートナーデジモン達は既にデジヴァイスから
出ており、戦闘態勢を取っていた
シグナム「悲願は後僅かで叶う」
シャマル「邪魔をするなら
たとえ太一くんとそのお友達でも!」
なのは「待って!話を聞いてください!
闇の書を完成させたらはやてちゃんは!」
ヴィータ「うらあぁぁぁー!!」
ヴィータがグラーフアイゼンを振りかぶって
なのはに襲いかかる
光子郎「なのは!!」
光子郎がなのはを庇うように
抱き締めて転がりヴィータがグラーフアイゼンで
屋上の床を壊す。その衝撃でなのはを
抱き締めた光子郎が吹き飛び、フェンスに
叩きつけられる
光子郎「ぐっ!…」
なのは「コウくん!」
光子郎「だ、大丈夫だよ……」
フェイト「なのは!光子郎!」
シグナム「はぁっ!」
太一「フェイト!」
シグナムがレヴァンティンを起動させ
フェイトに斬りかかってくるが
寸前で太一がフェイトの前に出て
剣状態のデジヴァイスでレヴァンティンを防ぎ
シグナムを押し飛ばす
シグナム「……さすが太一殿
やりますね…ですが
管理局に我らの主の事を
伝えられては困るのです!」
シャマル「私の通信妨害範囲から
出すわけにはいかない!」
シグナムとシャマルはそう言う
太一「……フェイト、俺はヤマトの相手をするから
お前はシグナムの相手をしてくれ!」
フェイト「うん…!」
なのは「待ってフェイトちゃん!太一さん!
戦う必要はないよ!
ちゃんと話せば」
光子郎「それは無理だよ……なのは」
なのは「え…?」
フェンスに叩きつけられ
よろよろと立ち上がった光子郎は
なのはに言う
光子郎「ヤマトさん達の目は覚悟に満ちている…
今話そうとしても聞く耳は
持たないと思う…だから一度
戦って、勝った後に
話を聞いてもらうしかないよ……
大丈夫かい?なのは」
なのは「……うん!」
なのはは力強く返事をすると
レイジングハートを起動させ
バリアジャケットを纏う
そこへヴィータが立ちはだかる
ヴィータ「……邪魔…すんなよ…
もうあとちょっとで
助けられるんだ……はやてが
元気になって…アタシ達の所に
帰ってくるんだ……そんでもって
太一とヒカリと……仲直りするんだ…!」
そう、ヴィータは最初に太一とヒカリと戦って以降
二人に尖った態度を取っていたが
やはり二人の事を嫌いになれず本心では
また一緒にいたいと思っていた
ヴィータは瞳から涙を流していた
ヴィータ「必死に頑張ってきたんだ……
もうあとちょっとなんだから……
邪魔すんなぁああああーーっ!!!!」
ヴィータはグラーフアイゼンを振りかぶる
その一撃で爆発が起き、なのはがいた一帯を
炎が包んだ。だが、炎の中からなのはが
姿を見せる
ヴィータ「悪魔め……!」
なのは「……悪魔で……いいよ……
悪魔らしいやり方で
話を聞いてもらうから!」
なのはは決意の籠った目でそう言った
そしてなのは達から少し離れたビルで
太一とヤマト、光子郎とタケル
グレイモンとガルルモン
カブテリモンとエンジェモンが戦っていた
太一「うぉおおおおおーー!!!!」
ヤマト「はぁああああーー!!!!」
太一とヤマトは剣をぶつけ合う
ヤマト「あと少しで……
あと少しではやてを助けられるんだ…
邪魔をしないでくれ!」
太一「くっ!」
ヤマトは必死さを露にする
それは太一にも伝わっていた
二人は激しい戦いを繰り広げていたが
ついに決着の時が訪れようとしていた
太一「ガイア……フォーーース!!!!」
ヤマト「コキュートス……ブレス!!!!」
二人は必殺技を放つ
技は相殺され、爆煙が起こる
爆煙が晴れるとそこに太一の姿がなかった
ヤマト「いない……はっ!?」
ヤマトがはっとなり目の前を見ると
太一がデジヴァイスをヤマトの首もとに
突きつけていた
太一「…必死すぎなのが
仇になったみたいだな」
ヤマト「…そうみたいだな
やっぱお前はすごいよ」
そして……
光子郎「……まだ鍛練が足りませんね
タケルくん」
タケル「……悔しいな」
光子郎もタケルにデジヴァイスを突きつけていた
グレイモンとガルルモン
カブテリモンとエンジェモンは
太一達の勝敗が決したのを見て
戦いをやめた
太一「それじゃあ話すぜ……
闇の書……いや、夜天の魔導書の真実を」
太一はヤマトとタケル、ガルルモンとエンジェモンに
夜天の魔導書の真実を話した
夜天の魔導書を完成させても
はやては助からない……更には
夜天の魔導書が完成すれば無差別破壊にしか
使われない……その事実にヤマト達は
驚愕していた
ヤマト「そんな……」
タケル「でも、ヴィータちゃん達は
そんなこと一言も……」
光子郎「……彼女達は元々夜天の魔導書に
組み込まれていたプログラム…
闇の書に都合のいいように
記憶を書き換えられた可能性があります」
ヤマト「…それじゃあ」
タケル「僕たちが……
今までやってきた事は……」
二人は顔を俯かせる
太一「ヤマト!タケル!
自分たちのやってきた間違いは
お前達の行動で償えばいい!」
タケル「太一さん……」
ヤマト「太一……お前の言う通りだな
……今まで、悪かったな」
タケル「僕も……ごめんね」
太一「……いいんだよ
おかえりヤマト、タケル!」
太一の言葉に二人は笑みを浮かべた
そして太一はフェイトに説得が上手くいった事を
念話で知らせようとする
太一(フェイト、聞こえるか?……
おい、フェイト!おい!)
しかしいくら念話を送っても
フェイトから返事が来なかった
光子郎「太一さん?
どうしたんですか?」
太一「フェイトに念話を送っても
返事が来ないんだ!」
光子郎「なんですって?……太一さん!
なのはからも返事が来ません!
いえ、他の皆さんとも
連絡が取れません!」
太一「なんだって!?」
ヤマト「…シグナム達とも
念話ができない…!?」
タケル(ヴィータちゃん!ヴィータちゃん!)
太一「みんな!急いで戻ろう!」
太一達はなのは達がいるビルに急いで戻った
そしてビルに到着すると上空に
クリスタルケージが二つあり
中にはなのは、フェイト、空、ミミ、丈
ヒカリ、クリス、アリシアがバインドで
縛られ、閉じ込められていた
もう一つにはピヨモン、パルモン、ゴマモン
テイルモンが閉じ込められていた
太一「フェイト!みんな!」
太一がクリスタルケージに近づき
クリスタルケージを難なく切り裂き
全員のバインドも切り裂く
グレイモン「うらぁあ!!」
グレイモンがデジモン達が閉じ込められた
クリスタルケージを破壊する
太一「フェイト!みんな!
大丈夫か!?」
フェイト「うん
ありがとう太一」
光子郎「なのは!
いったい何があったんだ!?」
なのは「あの二人に
不意を突かれて……」
なのはが少し離れたビルの屋上を指差す
そこにはなのはとフェイトの姿をした何者か
その二人の間に空中に
吊り下げられているような姿のヴィータ
屋上に倒れてるザフィーラ
そして、それを唖然と見つめるはやて
ヤマト「はやて!」
タケル「ヴィータちゃん!」
ガルルモン「ザフィーラ!」
光子郎「あの二人は……
まさかリーゼ姉妹!」
太一「あいつら!
性懲りもなく!」
丈「あいつら……
僕らを閉じ込めた後に……
シャマルさんとシグナムさんを…
闇の書に吸収したんだ…!」
ヤマト「なんだって!?」
なのはとフェイトに化けたリーゼ姉妹は
はやてに何やら言っていたが
二人は手に持っていた輝くカードを
ヴィータに向かって振り上げる
タケル「やめろぉおおおー!!!!」
タケルが飛び出していく
しかし、距離がありすぎて間に合わず
手が振り下ろされた
そして辺りを閃光される
光が収まるとヴィータとザフィーラの姿は
どこにもなかった
タケル「そんな……ヴィータちゃん……っ!」
タケルは悔しそうに涙を流す
そしてそれを間近で見たはやては
下を向き、震えていた
そこに闇の書が現れる
ヤマト「はやて!」
ヤマトははやてに近づこうとする
しかし……
はやて「うわぁああああああああっ!!!!」
はやてが悲痛な叫びをすると
凄まじい魔力がはやてを包む
リーゼ姉妹は仮面の男の姿になる
そして、はやての身体が
急速に成長していく
髪は伸び、銀色になる
黒い衣を纏い
漆黒の翼を背中に生やす
はやてだった者は
空を見上げ、涙を流す
「また……全てが終わってしまった……
いったい幾度……このような悲しみを
繰り返せばよいのか……」
太一「お前は……」
「我は闇の書……
我が力の全ては……
主の願いの……そのままに!」
闇の書と名乗った女性はそう言った
そして太一が離脱するリーゼ姉妹を
見つける。そして仲間達の方に向く
太一「皆…俺はあの馬鹿猫どもを
追う……お前達はあいつを頼む
グレイモンはここに残れ」
グレイモン「……わかった」
太一「…サンキュー」
太一はそう言い残し飛び去っていった
次回は闇の書の意思との対決!