デジモンリリカルアドベンチャー   作:のぞむ

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闇の書事件から2年…
デジタルワールドに新たな危機が訪れる


デジモンリリカルアドベンチャー始まります


今、冒険と魔法のゲートが開く


02編
勇気を受け継ぐ者達(前編)


-2002年 八神家-

 

 

裕子「はやて!

   太一起こしてくれない?」

 

 

朝食の準備をしていた

太一の母、裕子がはやてに

太一を起こすように頼む

 

 

はやて「わかったお母さん

    私に任せときや!」

 

 

はやては太一の部屋に

フライパンとお玉を持って入る

 

 

はやて「太一兄~!

    起きるんや~!」

 

 

カンカンカンカンカンカン!!

 

 

太一「ふぁあっ!?」

 

 

太一はお玉で叩いたフライパンの音で目を覚ます

太一は目を擦る

 

 

太一「うーん…おはようはやて…」

 

はやて「おはよう!

    朝ご飯の用意が出来てるで

    早く食べよ!」

 

太一「ああ」

 

 

太一は身体を起こし

御台場中学校の制服に着替える

 

 

そう、闇の書事件から2年が経ち

太一は中学生になっていた

他の者も進学、進級していた

着替えを終えた太一はリビングにやって来る

 

 

ヒカリ「お兄ちゃんおはよう」

 

太一「ああ、おはよう」

 

 

2年たった今、変化していった者も

少なからずいた

ヒカリは背が伸び、前髪をヘアピンで止めており

以前より活発になった

はやてはあまり変わらないが

やはり背は伸びていた

そして足も良くなり、今は自分の足で

歩けるようになった

 

 

そしてもう一つ変化したことがある

太一達選ばれし子ども達の

パートナーデジモン達がデジタルワールドに

帰っていった。そのため

今のデジヴァイスの中にはアグモン達はおらず

残っていたのは魔法能力だけだった

そして朝食を食べ終えたところで

 

 

フェイト「おはようございます!」

 

 

フェイトとアリシア

御台場中学校の制服を着たクリスが来た

アリシアも御台場小学校に昨日入学し

1年生になった。ちなみにフェイトと

同じくらい長かった髪は切ってあり

ショートヘアになっていた

 

 

裕子「あらフェイトちゃん、アリシアちゃん

   クリスちゃん。いつもありがとうね

   太一、恋人のフェイトちゃんが来たわよ!

   早く学校に行きなさい!

   ヒカリとはやても早く支度しなさい」

 

太一「へいへい」

 

はやて、ヒカリ「はーい!」

 

 

太一、はやて、ヒカリは玄関を出る

 

 

太一「おはよう

   フェイト、アリシア、クリス」

 

フェイト「おはよう太一」

 

アリシア「おはよう太一!はやて!ヒカリ!」

 

クリス「おはようあなた達」

 

 

軽く挨拶を交わすと太一達は学校に向かう

 

 

フェイト「それじゃあ

     学校が終わった後にね!」

 

太一「ああ!」

 

 

しばらく歩いたところで

御台場中組と御台場小組に分かれる

そして、太一とクリスが御台場中に

向かっていこうとした時

 

 

ピピピピピピピピッ!

 

 

太一「!」

 

クリス「太一?」

 

 

太一が腰につけていたデジヴァイスが鳴り響く

これは、アグモンからのSOS信号だった

太一はクリスの方を向く

 

 

太一「クリス!」

 

クリス「…先生に休むって言っておくわ

    気をつけて行ってきなさい」

 

太一「サンキュー!」

 

 

太一は走り去っていった

パートナーを助けるために……

 

 

そして場所は変わり

御台場小学校5年A組の教室

 

 

太一の後輩、大輔が

フェイトとヒカリに話しかける

ちなみにはやてとはクラスは違う

 

 

大輔「へへッ!

   またヒカリちゃんとフェイトちゃんと

   同じクラスだ!」

 

ヒカリ「よろしくね!」

 

フェイト「よろしく大輔」

 

 

3人は軽く会話すると

担任の教師が来てホームルームが始まる

 

 

「えー……この新学期からの君たちの

 新しい仲間を紹介する

 入ってくれ」

 

「はい!」

 

 

担任が合図を送ると

帽子をかぶった金髪の少年が入ってくる

 

 

タケル「高石タケルです。よろしく!」

 

 

その少年はヤマトの弟、タケルだった

2年前と比べ、背が伸び、声変わりもしていた

 

 

「席は…八神の隣だ」

 

 

タケルはヒカリの隣の席に座る

ちなみに後ろの席にはフェイトもいた

 

 

タケル「二人とも久しぶり!」

 

ヒカリ「背、伸びたね!」

 

フェイト「本当に背が伸びたよね」

 

 

3人は仲良く話をする

 

 

大輔(あいつ、ヒカリちゃんとフェイトちゃんの

   知り合いなのかな……でも

   どっかで会ったような……?)

 

 

大輔は1人考えていた

 

 

 

そしてデジタルワールド

太一が倒れてるアグモンを見つける

デジタルワールドに来た際に

トレードマークのゴーグルをつけてきた

 

 

太一「アグモン!」

 

アグモン「太一ぃ……」

 

 

太一はデジヴァイスを握る

 

 

太一「進化だアグモン!」

 

 

太一はそう言った

しかし、いつまで経っても進化しなかった

太一は驚愕していた

 

 

アグモン「ダメだよ!

     進化できないよ太一!」

 

太一「なぜだ!なぜ進化出来ないんだよ!?

   ひとまず逃げるぞ!」

 

アグモン「うん!」

 

 

 

 

そして、とある部屋のモニターで

太一達を見ていた者がいた

 

 

「無駄だよ…そのエリアはもう僕の物だ

 そこで進化することは…絶対にない」

 

 

そう呟く者は…太一達のとは

形が違う黒に染まったデジヴァイスを

握っていた

 

 

パタモンと合流した太一とアグモン

そこへテイルモンが来る

しかし力の源、ホーリーリングがなかった

 

 

テイルモン「こっちよ!」

 

 

テイルモンに導かれ、

洞窟に隠れる太一達

太一はDターミナルという機器を取り出し

仲間達にSOSメールを送る

 

 

太一「頼む…誰でもいいから

   助けに来てくれ!」

 

 

そして、御台場小学校のパソコンルーム

そこのパソコンに太一からのメールが来ており

眼鏡をかけた光子郎の後輩、井ノ上京が

メールを見る

 

 

京「やだ!泉先輩にメールだ

  もう卒業したのに……」

 

 

京はメールの内容を見て困惑する

 

 

京「何これ…?

  確かこの八神って

  5年生に2人…」

 

 

そして、放課後になり

フェイト、ヒカリ、はやて

アリシア、タケルが下校しようとする

そこへ大輔もやって来る

 

 

はやて「あ、大輔くん」

 

大輔「よおはやて

   なぁお前……」

 

 

大輔がタケルに話しかける

 

 

ヒカリ「お前じゃなくてタケルくん!」

 

 

ヒカリが大輔を怒鳴る

フェイト、はやて、アリシアは

一瞬驚く

 

 

大輔「わ、わりぃ

   タケル、お前

   前にどこかで会わなかったっけ?」

 

タケル「え?……あ!

    ふふっ!」

 

大輔「な、なに笑ってんだよ!」

 

タケル「ごめんごめん!

    つい…」

 

 

そう言った後

タケルは大輔の額のゴーグルを指差す

 

 

タケル「そのゴーグル、カッコいいね

    なんだか太一さんみたいだよ

    大輔くん」

 

大輔「……あぁああああああーー!!」

 

 

大輔はタケルを思い出したのか

大声をあげる

フェイト達は思わず耳を塞ぐ

 

 

大輔「思い出した!確か2年前

   はやての見舞いに行った時に!」

 

タケル「思い出してくれた?

    それじゃあ聞くけど

    すずかちゃんと上手くいってる?」

 

 

タケルは意地悪そうに聞いてくる

 

 

大輔「なーに言ってんだよ!

   上手くいってるに決まってるじゃんか!」

 

タケル「うっ!」

 

 

大輔は照れながらタケルの背中を何回も叩く

そうしている中

 

 

京「あ、いた!」

 

大輔「あれ?京じゃんか」

 

 

京ははやてとヒカリに近づく

 

 

京「八神ヒカリさんと八神はやてさんって

  あなた達?」

 

ヒカリ「はい?」

 

はやて「そうやけど?」

 

京「八神太一って知ってる?」

 

 

京はコピーした太一からのメールを

はやてとヒカリに見せる

それを見たフェイト、はやて、ヒカリは

驚く

 

 

フェイト「太一!」

 

ヒカリ「お兄ちゃん!」

 

はやて「太一兄!」

 

 

大輔達はパソコンルームに向かっていった

 

 

京「あ!泉先輩!なのはちゃん!」

 

 

そこへ中学生になり、背が伸び

髪型が2年前よりクセがなくなった光子郎と

聖祥大付属小学校の制服を着て

背が伸びたなのはがやって来た

2人はどこか慌てる様子だった

 

 

光子郎「京くん!部室のパソコン

    使わせてください!」

 

なのは「緊急事態なんです!」

 

京「どうぞどうぞ!

  泉先輩、卒業しても

  顔出してくれるなんて

  感激です!」

 

フェイト「なのは!光子郎!」

 

ヒカリ「お兄ちゃんからメールが!」

 

光子郎「皆さん!

    一緒に来てください!」

 

 

パソコンルームにやって来た大輔達

光子郎によると太一からのメールを見て

返信しようとしたが

Dターミナルのバッテリーが切れ

パソコンで返信するために来たとの事だった

たまたま一緒にいたなのはと一緒に

そして太一にメールの返信をした

 

 

京「ねぇ、デジタルワールドってどこ?

  新しいテーマパーク?」

 

なのは「え、えっと……」

 

はやて「なんて……言いましょか?」

 

 

そこへ低学年ほどの男子生徒が来た

 

 

「京さん。うちのパソコンの修理……」

 

京「あ、そうだったわね」

 

 

男子生徒に呼ばれ

京はパソコンルームから去っていく

 

 

光子郎「やっぱり……ゲートが開いてる」

 

 

パソコンを見ていた光子郎は

そう呟いた

 

 

そしてデジタルワールドにいる太一達は

洞窟の奥にある球体とリングを見て

驚いていた

 

 

太一「これは……勇気の紋章!?」

 

 

そう、球体とリングには

勇気の紋章が刻まれていた

 

 

テイルモン「ずっとここに

      あったらしいんだけど…」

 

太一「…確かにこれは、勇気の紋章だけど」

 

 

太一は球体の方に触れる

 

 

 

ピカァァアアア!!

 

 

太一「うわっ!?」

 

 

球体から光が放たれる

光が収まると球体から

10個の光が現れ、飛んでいった…

 

 

 

そしてパソコンルーム

 

 

大輔「俺も行かせてくれよ!

   太一先輩とアグモン達がピンチなんだろ!?」

 

タケル「それは無理だよ

    誰でも簡単に行けるところじゃ

    ないんだ…」

 

フェイト「タケルの言う通りだよ…

     私達にはデジヴァイスがないんだ」

 

 

フェイトは悔しそうに呟く

なのは、はやて、アリシアも悔しそうだった

 

 

その時、パソコンから7つの光が現れた

光はそれぞれ大輔、なのは、フェイト、はやて

アリシアに飛んできて、キャッチする

それを先ほど去っていった

京と男子生徒もキャッチしていた

 

 

大輔「こ、これは!?」

 

『デジヴァイス!?』

 

フェイト「でもこれ、太一達の

     デジヴァイスと違う」

 

 

大輔達がキャッチしたのは

太一達と形が違うデジヴァイスだった

配色は大輔が白と青、なのはが白と桃色

フェイトが白と金色、はやてが

白と銀色、アリシアが白と紫だった

光子郎はハッとなりパソコンの画面を見る

 

 

光子郎「ゲートが、このモニターに開いてる!?」

 

 

そう告げた……

 

 

 

そして場所は変わり

私立聖祥大付属小学校のパソコンルーム

そこにはパソコンで調べものをしている

すずかがいた

 

 

アリサ「すずか!そろそろ帰るわよ!」

 

すずか「うん!少し待って」

 

 

すずかがパソコンの電源を切ろうとする

すると画面から2つの光が飛び出してきた

 

 

すずか「わっ!?」

 

アリサ「わわっ!?」

 

 

2人は咄嗟にそれをキャッチする

手に持ったものを見て2人は驚愕する

 

 

アリサ「これって…もしかして」

 

すずか「…デジヴァイス?」

 

 

アリサが白と真紅のデジヴァイス

すずかが白と深緑のデジヴァイスを

持っていた

 

 

 

 

そして、大輔達が住む街よりかなり

発展した風景の街

 

 

「今日もいい天気ね」

 

 

オレンジ色の髪の少女が

道を歩きながら空を見上げていた

その空からなんと一つの光が

少女に落ちてきた

少女はそれを咄嗟にキャッチする

 

 

「何…これ?」

 

 

少女が手にしたのは

白とオレンジ色のデジヴァイスだった

 

 

「ティアナー!何してるの?

 一緒に遊ぼ!」

 

ティアナ「わかった!今行くわ!」

 

 

ティアナと呼ばれた少女は

友達に駆け寄って行った

 

 

そして、大輔達がいるパソコンルーム

 

パソコンの画面に

デジタルワールドのゲートが開いていた

 

 

 

タケル「それじゃあ、

    ここからすぐに

    デジタルワールドに?」

 

フェイト「太一!今助けに行くよ!」

 

大輔「俺も行く!

   これで行けるんだろ?」

 

光子郎「…そうですね

    もしなのは達が持っているものが本当に

    デジヴァイスなら…」

 

 

光子郎は大輔のデジヴァイスを見てそう言った

するとフェイトがモニターの前に来る

 

 

フェイト「私は行くよ!」

 

 

フェイトはモニターにデジヴァイスを出す

するとモニターから光が出てきて

フェイトはモニターに吸い込まれる

 

 

タケル「僕も!」

 

ヒカリ「私も!」

 

はやて「太一兄!今行くで!」

 

アリシア「あっ!待ってよみんな!」

 

 

はやて達もデジヴァイスを前に出し

モニターに吸い込まれる

それを見た大輔は目を見開いていた

 

 

光子郎「どうします?大輔くん」

 

大輔「…俺だって!」

 

 

大輔はデジヴァイスを前に出し

モニターに吸い込まれていった

 

 

なのは「コウくん!」

 

光子郎「うん」

 

 

光子郎となのははデジヴァイスを持ち

デジタルワールドに行こうとする

 

 

京「泉先輩!なのはちゃん!」

 

光子郎「わわわっ!」

 

なのは「にゃっ!」

 

 

そこへ京と男子生徒が戻ってきた

光子郎となのはは咄嗟にデジヴァイスを隠す

 

 

京「何ですか!?今の光!」

 

光子郎「さあ?なんだろうねなのは?…」

 

なのは「さ、さあ?何なのかな?

    にゃはは……」

 

 

 

大輔達はゲートを通り

デジタルワールドに着こうとしていた

 

 

はたして、大輔達は選ばれし子どもなのか?

そして、デジタルワールドを襲っている危機は

何なのか…?

 

 

 

 

 

……後編に続く




なのは達が選ばれし子どもに?


そしてなんとstrikersの主力メンバー
ティアナ・ランスターが早くも参戦!?
この先どうなっていくのか…?


後編をお楽しみに!
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