一乗寺賢がいるサッカーチームと対決
しかし…
デジモンリリカルアドベンチャー始まります
今、冒険と魔法のゲートが開く
先日、大輔達はダークタワーを壊そうと
洗脳されたガードロモンがいるエリアに来たが
そこへかつて太一達を手助けした完全体デジモン
アンドロモンが立ちはだかった
アンドロモンはイービルリングをつけられ
洗脳されていたがイービルリングでは完全体の
アンドロモンを十分に制御できず
アンドロモンは自力で洗脳を解いた
その後光子郎が大輔達のデジヴァイスから
「デジタル」「ディティクト」「ディスカバー」という
3つの名称が解析した時に出てきたと話した
3つとも頭文字がDから始まるということで
これからは大輔達のデジヴァイスを
D-3と呼ぶことになった
そして日曜日、お台場のサッカーグラウンドに
大輔が所属する御台場小サッカークラブがいた
この日は練習試合があり対戦チームは
今話題の天才少年、一乗寺賢が所属する
田町少年F.Cだ
この場には大輔を含むチームメイトの他に
チームのマネージャーであるフェイトもいた
観客席にはなのは、はやて、アリシア、すずか
アリサ、タケル、ヒカリ、京、伊織、ティアナ
かつてサッカークラブに所属していた太一
かつてサッカークラブのマネージャーをしていた
クリスの姿があった
ちなみに現実世界では幼年期のチビモン
ポロモン、ウパモンは抱っこされていた
アリサ「ねぇ、一乗寺賢って
どういう奴なの?」
なのは「ええっ!?アリサちゃん知らないの!?
今話題の天才少年だよ!
テレビや雑誌のインタビューで
引っ張りだこなんだよ!」
アリサ「ごめん、あたしそういうの
あまり見ないから…
田町か…あいつ元気に
やってるかしら?」
すずか「あいつ?」
アリサ「3年くらい前に田町に行った時の
話なんだけどね
公園のベンチで男の子が
泣きながら座ってたの
なんでもお兄さんと喧嘩したらしくて
家を飛び出して泣いてたみたいなの
あたしその時に『男なら泣くんじゃないの!
お兄さんや家族に不満があるなら
それをハッキリ言いなさいよ!』って
言ったの。そしたら決心したように
走り去って行ったわ…
すごく印象に残った奴だったから
今でも覚えてるわ」
はやて「アリサちゃんにそんな過去が
あるなんてなぁ…」
アリサ「でもお互い名前は言わなかったのよ
3年前の事だからあいつも
覚えてるかどうか…」
そんな会話をしていると田町チームを乗せたバスが
到着した。しかし一乗寺賢の姿はなかった
大輔が田町チームに訊ねる
試合があるのは知っているらしいが
来るかどうかわからないとのことだ
大輔は太一とクリスから呼ばれ
2人に駆け寄る
太一「一乗寺が来なくても
相手は優勝チームなんだ
気を抜いてる暇はないぞ」
クリス「太一の言う通り
油断しちゃ駄目よ」
大輔「はい…」
その後試合が始まった
お互い一歩も譲らない戦いが続いたが
大輔がヘディングでシュートを決め
御台場小に1点が入った
そして前半が終わり
大輔達チームのベンチに戻る
フェイト「はい大輔」
大輔「サンキューフェイトちゃん!」
フェイトは大輔にドリンクを渡す
すずか「大輔くん
すごくカッコよかったよ!
後半も頑張ってね!」
大輔「ああ!任せとけ!」
太一「1点リードしてるからって
守りに入るなよ
相手はそこにつけ込んで来るからな」
大輔「大丈夫大丈夫!
ハットトリック決めてやりますよ!」
大輔が張り切ってそう言うと
女性達の歓声が聞こえてきた
そう、天才少年一乗寺賢が来たのだ
大輔「…やっと来たな」
フェイト(…やっぱり
あの子どこかで)
フェイトは前にテレビで賢を見た時と
同じような疑問を持つ
一方アリサは賢を見てフェイトとは
違う疑問を抱いていた
アリサ(あいつが一乗寺賢…
でもあいつ……まさかね)
賢はグラウンドに向かう途中に大輔達に気づく
大輔達を見る目は嫌悪に満ちていた
大輔達は気づいていなかったが太一は気づいていた
太一(あいつ…)
クリス(…彼の目
凄く冷えきってて
人を見下してる目よ)
太一(クリスも気づいてたか
まさかあいつ…)
クリス(判断するのはまだ早いわ
もう少し様子を見ましょう)
太一(ああ)
そうしている内に後半が始まろうとしていた
大輔と賢は互いに近づく
大輔「よろしくな
俺、本宮大輔」
賢「…こちらこそよろしく」
後半開始のホイッスルがなると同時に
賢はドリブルを始めた
そのスピードは凄まじくあっという間に
ゴールを決め、相手チームに1点が入った
大輔「…早い」
フェイト「…凄い」
大輔とベンチにいるフェイトが驚きで声を漏らす
そして観客席では
太一「…レベルが違いすぎる」
クリス「…彼、小学生のレベルじゃないわ
テクニックだけなら
ユースの代表クラスよ」
賢は次々とゴールを決めていき
いつの間にか点数は1対9になり
あっという間に引き離された
賢は10点目を決めようとする
大輔「やぁあああああー!!」
賢(なにっ!?)
そこへ大輔がスライディングをして
シュートを防ぐ。その際賢の右足に切り傷ができた
太一「今のは反則じゃない!
ナイス大輔!!」
そして試合終了のホイッスルがなり
結果は1対9で田町少年F.Cの勝利になった
大輔「あの、一乗寺くん!」
大輔が相手チームのベンチにいる賢に駆け寄る
大輔「大丈夫だったか?
さっきの右足…」
賢「ああ、大したことはないよ」
大輔「よかったぁ!
でも、さすが評判になるだけの事はあるな
全然歯が立たなかったよ」
賢「…君こそさっきのプレイは見事だったよ
確か逆サイドにいたはずだけど」
大輔「いやぁ…あそこまで点差がついたら
司令塔を狙うしかないって思って」
賢「ふぅん…でもあのフォーメーションで
点を取れなかったのは初めてだよ
本宮大輔くんだったね?
これからもよろしく」
賢は大輔に手を差し出す
大輔「…よ、よろしく!」
大輔は賢の手を取り握手をした
太一「よかったな大輔」
太一が大輔と賢に近寄る
大輔「太一さん?」
賢「あの、あなたは?」
太一「俺は八神太一
大輔の先輩ってところだ
それで一乗寺
この後予定はないのか?」
賢「いえ、特には」
太一「そっか
実は俺、サッカーの他に剣術も
使えるんだよ。それでスポーツ万能な
君と模擬戦をしたいんだけど
どうだ?」
賢「僕で良ければ構いませんよ」
太一「サンキュー
そんじゃ一度俺のマンションに戻って
審判をできる人も一緒に連れていくからな」
賢「わかりました」
あの後太一と賢はお台場の空き地に来て
お互い木刀を構える
この場にはシグナムも来ていた
太一の頼みで審判として来たのだ
シグナム「太一殿、準備はよろしいですか?」
太一「ああ」
シグナム「一乗寺、準備はいいか?」
賢「はい」
シグナム「…では始め!」
シグナムが試合開始の合図をする
太一と賢は互いに飛び出し
木刀を取っ組み合う
太一「はぁあ!!」
賢「やぁあ!!」
太一と賢は互いに木刀をぶつけ合う
端から見たら賢が押してて太一が
防戦一方に見えていた
2人は互いに距離をおく
賢「どうしました?もう終わりですか?」
賢は余裕の笑みを浮かべそう言う
太一はと言うと目を閉じていた
すると目を開き、驚くべき事を言う
太一「…やめだ」
賢「…やめるという事は
僕の勝ちでいいという事ですね?」
太一「そうじゃない
俺がやめと言ったのは
お前の本質がわかったからだ
一乗寺賢……いや、デジモンカイザー!」
賢「!?」
デジモンカイザーという単語を聞き
賢は一瞬だが動揺する
賢「デジモン……カイザー?
なんですかそれは?」
太一「惚けるなよ
お前がデジタルワールドを
支配しようとしてる
最低な奴だってのはわかってるんだぜ」
賢「…では聞きます
なぜ僕がその最低な奴だと
思うんですか?」
太一「…お前の太刀筋だ」
賢「は?」
太一「前にシグナムから聞いたんだけど
人の本質は剣術はもちろん
あらゆるスポーツなんかで
見抜けるらしいんだ
それで試しにお前の太刀筋を見てみたら
スッゴくどす黒いお前の本質を感じたんだ
まぁそれだけじゃ証明にはならないから
これを見ろ」
太一はポケットからある写真を取り出す
その写真を見て賢は驚愕する
賢「き、貴様!なぜそれを……!?」
賢はしまったと言わんばかりの表情をする
写真に写っているのはカイザーがつけている
仮面だった
太一「ボロを出したな
あとこの写真に関してだけど
俺の知り合いに優秀なオペレーターがいて
その人にお前のパソコンを
ハッキングしてもらったらデータとして
出てきたんだよ
これでもシラを切るのか
デジモンカイザーさんよぉ?」
賢「…クククッ
ハーッハハハハ!!
その通りだよ!
僕がデジモンカイザーだよ!」
賢は開き直ったかのように本性を露にする
賢「それにしてもお前みたいな凡人が
僕の正体を見破るとはね
そこに関しては誉めてあげるよ」
太一「お前に誉められても
これっぽっちも嬉しくないぜ」
太一は賢に背を向ける
太一「…この事は大輔達にも話すからな
せいぜい今のうちに
世界征服ゴッコを楽しんでろよ」
賢「なんだ?逃げるのか?
この腰抜け!」
太一「…どうとでも言え
俺はお前みたいなガキの相手をしてやる程
暇じゃないんだよ」
賢「ガ、ガキだと!?」
太一「ホントの事だろ?11歳の癖に
世界征服ゴッコしてるだろ?
今時の小5はそんなことしてないぜ?」
賢「この僕を……この僕をバカにするなぁあああ!!」
賢は木刀を握り太一に突っ込んでいく
しかし太一は一瞬で賢の背後を取り
木刀を賢の首筋に当てる
賢「き、貴様!?いつの間に!?」
太一「だから言ったろ?
俺はガキの相手をする程
暇じゃないって」
太一はそう言うと木刀を賢から離す
太一「シグナム
今日はありがとな」
シグナム「いえ、また何かあったら
言ってください」
太一「わかった」
太一はその場から立ち去っていった
賢「ま、待て!」
シグナム「はぁあ!!」
賢「ぐわっ!?」
太一を追いかけようとする賢にシグナムは
木刀を振り、転ばせる
賢「き、貴様!!」
シグナム「その程度の実力で
太一殿と戦うなど
身の程をわきまえろ」
賢「何を言ってるんだ?
僕は奴と互角だったんだ
本気を出せば「だからお前は
その程度の人間なのだ!」なにっ!?」
シグナム「天才少年と呼ばれてるお前が
気づいていないとはな
太一殿は実力の半分も出していない」
賢「なんだとっ!?」
シグナム「そして太一殿に剣の術を教えたのは
私だ。太一殿には悪いが今でも
私の方が強いと言える
私より実力が下の太一殿に
背中を取られるようでは
太一殿、そして私にも到底勝てはしない!」
シグナムは賢に向けていた木刀を引き
背を向ける
シグナム「せいぜい自分の思い高ぶりを
理解するといい…
今の貴様には無理だがな」
シグナムはそう言い残し去っていった
賢「……虫けらが
虫けらがぁああああああああああー!!!!」
1人取り残された賢は叫ぶ
賢「八神太一……!
僕に最大の屈辱を与えた貴様を
絶対に許さん!貴様の大事なパートナーも
貴様が愛する女も
全て僕が奪い去ってやる!!」
賢は1人叫び続けた
後半はオリジナル展開で行きました
それとアンドロモンの話を飛ばしてしまいましたが
今後も飛ばす話はあるかもしれませんので
ご了承ください
次回、アグモンに一乗寺賢の魔の手が迫る…!