デジモンリリカルアドベンチャー   作:のぞむ

60 / 111
太一は囚われたアグモンを救うため
大輔達とデジタルワールドへ行くが……


デジモンリリカルアドベンチャー始まります


今、冒険と魔法のゲートが開く


敵はメタルグレイモン!

アグモンがデジモンカイザーに囚われた次の日

御台場中の授業を全て終えた太一は

すぐさま御台場小のパソコンルームにやって来た

光子郎も一緒である

既に伊織、ティアナ、アリシアは来ていた

少し遅れて大輔、フェイト、はやて、ヒカリ

タケルの5年生組もやって来た

同じ掃除の班である男子達が悪ふざけをしており

同じ班である大輔達まで先生から説教をくらい

遅くなったとの事だった

しかし京はまだ来ていなかった

 

 

大輔「授業はとっくに終わってるぜ

   たくっ!どこで油売ってんだか」

 

太一「だったら探してきたらどうなんだよ!」

 

大輔「そ、そうですね!」

 

 

大輔と伊織が京を探しに行こうと

パソコンルームを出ると

入口に京がいた。しかしいつもと違い

元気がなかった

 

 

伊織「京さん…」

 

京「ごめん…遅くなって」

 

光子郎「さて、これで全員揃いましたね

    今回ばかりは非常事態なので

    全員で行きます

    なのは達にもメールで言っておきましたので」

 

太一「じゃあ、みんな頼む」

 

はやて「京ちゃん

    いつもの掛け声頼むで」

 

 

はやてが京にそう言うが

京は返事をしない

 

 

大輔「どうしたんだ?」

 

ポロモン「具合でも悪いんですか?」

 

京「そうじゃなくて…」

 

太一「要するに行きたくないんだろ?

   だったら無理についてこなくてもいい」

 

フェイト「太一…」

 

太一「勘違いするな…怒ってる訳じゃないよ

   俺だって、みんなを危険に巻き込みたくない」

 

タケル「いいんですよ京さん

    これは強制でもなんでもないんですから」

 

大輔「そうか?」

 

伊織「そうです」

 

ティアナ「私たちは行きたいから行くんです!」

 

京「泉先輩……私」

 

光子郎「そうしましょう

    みんなもそう言ってくれるんだから

    いざという時の為にここで待機しましょう」

 

京「でも…」

 

ポロモン「京さん。そんな気持ちで行ったって

     みんなに迷惑をかけるだけです」

 

フェイト「…それじゃあいつものコールは

     ヒカリがやって」

 

ヒカリ「うん…デジタルゲートオープン!

    選ばれし子ども達、出動!」

 

 

大輔達はゲートをくぐり

デジタルワールドにやって来た

なのは、アリサ、すずかもほぼ同時にやってくる

 

 

テントモン「皆はん、お待ちしとりました」

 

なのは「テントモン!」

 

 

そこへテントモンもやってくる

大輔達が降り立ったのはアグモンが

スカルグレイモンに暗黒進化した場所だった

 

 

大輔「でも頭来るよな!

   太一さんのパートナーデジモンだと知って

   アグモンを捕まえるだなんて!」

 

太一「全くだ……大方この前の

   仕返しなんだろうぜ……」

 

 

一方伊織は落ちていた木の棒を振り回していた

 

 

伊織「許せん!許せない!

   それに同じ人間として恥ずかしい!」

 

ティアナ「伊織…」

 

伊織「っ……すみません

   つい取り乱したりして…」

 

ティアナ「無理ないわよ…私だって

     デジモンカイザーを許せないから…!」

 

ファルコモン「アグモンは……どこに

       連れていかれたのかな…?」

 

アリサ「そこが問題よね…」

 

ブイモン「心配しなくてもすぐ見つかるさ

     ねぇ大輔」

 

大輔「そーそー!」

 

太一「気休め言うな!!」

 

大輔、ブイモン「「っ!?」」

 

フェイト「太一!大輔達に当たるのは良くないよ!」

 

太一「うるさい!人の気も知らないで!!……!?

   …ごめん、フェイト

   大輔達も……」

 

フェイト「…ううん、いいよ」

 

大輔「いえ、大丈夫です…」

 

Bテイルモン「…ここにいても仕方ないわ

      とにかく近くの町に行って

      情報を仕入れましょ」

 

 

大輔達は移動を始めた

テントモンは情報を仕入れる為に

別行動を始めた

 

 

 

 

道中ダークタワーを倒し、操られていたデジモンに

カイザーの居場所を聞き出した大輔達は

アグモンが囚われているであろう町にやって来た

すると汽車の汽笛が聞こえてきた

汽車の方を見るとなんと囚われてる筈のアグモンが

乗っていた。体にはイービルリングがなかった

 

 

太一「アグモン!」

 

フェイト「アグモン!こっちだよ!」

 

アグモン「太一!フェイト!」

 

 

テイルモンが汽車の軌道を変えて

終点地点まで来て汽車は止まる

 

 

太一「大丈夫かアグモン!」

 

アグモン「太一!」

 

太一「無事でよかった!」

 

アグモン「いててっ!」

 

 

太一が抱きしめるとアグモンは痛がる

 

 

フェイト「アグモン…怪我してるの?」

 

アグモン「大丈夫、すぐ直るって」

 

すずか「太一さん、一旦引き上げた方が

    いいと思います。デジモンカイザーが

    襲ってこない内に」

 

大輔「ちょっと待て!

   せっかくここまで追ってきたんだ

   それなのに引き上げるなんて!」

 

太一「心配するな大輔

   アグモンをこんな目に合わされて

   俺だってこのままじゃ気持ちが収まらない

   いずれ決着はつけてやる!

   でも、今はアグモンを安全な場所に

   戻すことが大事だ」

 

大輔「太一先輩がそう言うなら……」

 

 

そして大輔達は移動を始めた

太一はアグモンをおぶりながら歩いていた

 

 

太一「アグモン、傷は痛まないか?」

 

アグモン「大丈夫、ありがと太一」

 

カイザー「フフフ……」

 

 

声が聞こえ、大輔達が上を見上げる

そこにはデジモンカイザーがいた

 

 

アリサ「一乗寺賢!」

 

カイザー「いくら君でもその名前で呼ばないでくれ

     デジモンカイザーと呼んでくれ」

 

はやて「誰が呼ぶかいな!

    賢賢!太一兄に手も足も出なかった

    一乗寺賢!」

 

カイザー「僕を本気で怒らせたいんだな…!」

 

太一「それはこっちのセリフだ!

   アグモンをこんなにしやがって

   覚悟できてるんだろうな!?」

 

カイザー「フフ…中学生のお兄さんが

     小学生相手にカッカするなんて

     みっともないですよ?」

 

太一「よく言うぜ

   この前はお前がカッカして

   俺に背中取られたくせによ!」

 

伊織「僕はあんたより年下だが

   あんたの事を軽蔑する!

   あんたは人間の恥だ!」

 

 

伊織は持っていた木の棒をカイザーに投げつける

カイザーはそれを鞭で防ぐ

 

 

カイザー「虫けらに言われても

     なんとも思わない!

     出てこい!」

 

 

カイザーはイービルリングをつけた

ダークティラノモン達を呼ぶ

大輔達は囲まれた

 

 

ブイモン「大輔!進化だ!」

 

大輔「わかった!デジメンタルアップ!」

 

フレイドラモン「ブイモンアーマー進化!

        燃え上がる勇気!

        フレイドラモン!!」

 

アルマジモン「俺もやらなきゃ

       収まらないだぎゃ!」

 

伊織「もちろん!デジメンタルアップ!」

 

ディグモン「アルマジモンアーマー進化!

      鋼の英知!ディグモン!!」

 

 

ブイモンはフレイドラモン

アルマジモンはディグモンにアーマー進化する

 

 

フレイドラモン「ファイアロケット!!」

 

ディグモン「ビッククラック!!」

 

 

フレイドラモンとディグモンは次々に

ダークティラノモンにつけられた

イービルリングを破壊する

するとカイザーを乗せたエアドラモン達も

襲いかかる

 

 

テイルモン「私も」

 

パタモン「僕も!」

 

ファルコモン「俺も行くぜ!」

 

アリサ「頑張ってファルコモン!」

 

タケル、ヒカリ「「デジメンタルアップ!」」

 

ネフェルティモン「テイルモンアーマー進化!

         微笑みの光!

         ネフェルティモン!!」

 

ペガスモン「パタモンアーマー進化!

      天駆ける希望!ペガスモン!」

 

ペックモン「ファルコモン進化!ペックモン!!」

 

 

パタモンとテイルモンも

ペガスモンとネフェルティモンにアーマー進化し

ファルコモンもペックモンに進化する

 

 

ネフェルティモン「カースオブクィーン!!」

 

ペガスモン「シルバーブレイズ!!」

 

ペックモン「スパイラルクロー!!」

 

 

3匹は必殺技でエアドラモン達を倒していく

その際カイザーはエアドラモンから落ち

地面に着地する

 

 

アグモン「後は僕が!」

 

太一「待てアグモン!!」

 

 

アグモンはカイザーに近づく

しかしカイザーは不適な笑みを浮かべていた

 

 

カイザー「ちょっと遅かったかな

     イービルスパイラルが

     完成したんだよ」

 

 

カイザーはイービルスパイラルという物を取り出す

それを投げてアグモンに装着される

 

 

アグモン「な、なんだこれ!?……ぐぅっ!」

 

カイザー「イービルリングを改良した

     イービルスパイラルだ!」

 

大輔「危ない!」

 

 

アグモンは太一にベビーフレイムを放つが

間一髪で大輔が太一を突き飛ばし、回避する

 

 

カイザー「さぁアグモン!暗黒進化だ!!」

 

 

アグモンはどす黒い光に包まれ

メタルグレイモンに進化した

しかしいつものオレンジ色の体ではなく

青色の体にはなっていた

 

 

フェイト「メタル…グレイモン」

 

なのは「でも、私たちが知ってる

    メタルグレイモンと色が違うの!」

 

カイザー「計算通りだ!今度は思った通り

     進化できた!」

 

太一「アグモン!俺だ!わかるよな!?」

 

カイザー「話しかけても無駄だよ

     もうお前のパートナーデジモンではない…

     僕の下僕だ!さぁメタルグレイモン!

     完全体のパワーを見せてやれ!」

 

大輔「危ない!」

 

 

大輔が太一を突き飛ばし、回避する

 

 

ペックモン「お前ら!メタルグレイモンを止めるぞ!」

 

 

ペックモンがそう言うと

ペガスモンとネフェルティモンが

バインドのようなものでメタルグレイモンの動きを

止める。

 

 

伊織「ディグモン!イービルスパイラルだけ

   攻撃するってできます!?」

 

ディグモン「どうだぎゃ…あんなに動きまわっとたら」

 

フレイドラモン「俺、やってみる!」

 

太一「よせ!アグモンを攻撃するな!」

 

はやて「せやけど太一兄!

    このままじゃ!」

 

伊織「もう限界です!やるだけ

   やってみませんか!?」

 

太一「待て!頼むから

   ちょっと待ってくれ!」

 

伊織「待てません!」

 

大輔「太一さんが待てと言ってるんだから

   待てよ!」

 

 

そうこうしている内にメタルグレイモンは

バインドを引きちぎる

 

 

メタルグレイモン「ギガデストロイヤー!!」

 

『うわぁああー!!』

 

 

メタルグレイモンのギガデストロイヤーを

まともに喰らい、デジモン達は倒れる

その際に爆炎が起き、大輔達の視界が塞がれる

 

 

カイザー「ハハハハー!

     流石完全体だ!あっけなくけりがついた!

     メタルグレイモン!お前の力があれば

     デジタルワールド征服もすぐ終わる!

     さて…メタルグレイモン!奴を捕らえろ!」

 

 

カイザーはメタルグレイモンに命令する

メタルグレイモンが見ていたのは

なんとフェイトだった

 

 

フェイト「!?」

 

 

フェイトは自分が狙われていることに気付き

逃げようとするがあっけなく

メタルグレイモンの手に捕まった

 

 

フェイト「キャッ!?」

 

なのは「フェイトちゃん!?」

 

アリシア「フェイト!」

 

太一「フェイト!

   お前!なんの真似だ!?」

 

カイザー「お前は僕に耐え難い屈辱を与えた

     その報いとして

     お前のパートナーとお前の愛する女は

     僕がもらっていく

     なに、心配いらないよ

     彼女には僕の家来として

     うんと働いてもらうから

     さあ行けメタルグレイモン!

     次のエリアへ!」

 

フェイト「太一!!」

 

太一「フェイト!!アグモン!!」

 

 

カイザーを乗せ、手にフェイトを掴んでる

メタルグレイモンは飛び去っていった

大輔達は唖然としていた

 

 

太一「ちくしょう…アグモンだけじゃなくて

   フェイトまで…どうすれば…」

 

京「みんなぁー!!」

 

 

そこへ京がトロッコに乗ってやって来た

トロッコにはヤマトとクリスも乗っていた

 

 

伊織「京さん!」

 

はやて「ヤマくん!」

 

アリシア「おかあ…じゃなくてお姉ちゃん!」

 

京「さっきはだだこねてごめんね!」

 

ティアナ「いえ!きっと来てくれるって

     信じてました!」

 

ヤマト「俺とクリスからすれば

    京ちゃんが残っててくれて

    助かったよ

    ところで一体今

    どういう状況なんだ?」

 

クリス「…太一、フェイトはどうしたの?」

 

アリシア「お姉ちゃん…その事なんだけど」

 

 

大輔達はこれまでの事を全て話した

アグモンが操られ、更にはフェイトも

拐われたことも全て

 

 

ヤマト「…そういう事か」

 

太一「どうすれば…どうすれば…!」

 

クリス「…ヤマトくん、お願い」

 

ヤマト「わかってる…太一」

 

太一「えっ?」

 

 

ドカッ!

 

 

ヤマトは突然太一の頬を殴る

その拍子で太一は尻餅をつく

 

 

大輔「なんで殴るんだよ!

   フェイトちゃんとアグモンを拐われて

   太一さん今すげぇショックを受けてんだぜ!

   なのになんで!」

 

はやて「待つんや大輔くん!」

 

ヤマト「太一…」

 

太一「ヤマト…ありがとう」

 

ヤマト「なに、どういたしまして」

 

 

このやり取りを聞いていた大輔は

ポカーンとしていた

 

 

太一「おかげで目が覚めたよ…

   俺が躊躇しちゃダメなんだ

   普通にやっても敵うかどうか

   わからないのに…

   躊躇なんかしてたら

   絶対敵いっこないし

   フェイトも助けられない…

   全力で戦わなきゃ、アグモンも取り戻せない!」

 

ヤマト「そう、アグモンもきっとそれを望んでる

    デジモンカイザーの手先になって

    利用されるくらいなら、倒される方が

    マシだってな!…それにフェイトだって

    きっとお前が助けてくれると

    信じている筈だ」

 

太一「ああ…みんな

   頼みがある!今度メタルグレイモンと

   戦うときは遠慮なんかしないでくれ!」

 

ヒカリ「…それでいいの?」

 

太一「ああ!でないとアグモンもフェイトも

   助け出せない!」

 

ファルコモン「太一の言う通りだぜ!

       いいかテメェら!

       アグモンの事を思ってんなら

       躊躇なんかするんじゃねぇぞ!」

 

 

ファルコモンの言葉を聞き、デジモン達は頷く

 

 

京「よーし!選ばれし子ども達、出動!」

 

 

京の掛け声の後、大輔達はトロッコに乗った

フェイトとアグモンを助ける為に… 




フェイトとアグモンを救えるのか?
そして、ついに友情を受け継ぐ者達が現れる



次回、お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。