デジモンリリカルアドベンチャー   作:のぞむ

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太一達選ばれし子ども達にとって
特別な日がやってくる


デジモンリリカルアドベンチャー始まります


今、冒険と魔法のゲートが開く


お台場メモリアル

-7月31日 御台場小学校パソコンルーム-

 

 

デジモンカイザーが支配するエリアを

1つ解放した大輔達は

パソコンルームに帰ってきた

 

 

チビモン「腹へった~!」

 

はやて「帰っていきなり腹へるなんて

    チビモンはホントに食いしん坊やなぁ」

 

チビモン「しょうがないじゃん!

     だってホントに腹へったんだもん!」

 

タケル「よし!今日はエリアを1つ取り戻したし

    みんなでおやつにしようよ」

 

京「ビンゴ!アタシ新しいゲーム買ったんだ!

  みんなやりに来ない?」

 

大輔「なになに?なに買ったの?」

 

 

みんなが話で盛り上がる中

伊織は浮かない顔をする

 

 

ティアナ「どうしたの伊織?」

 

伊織「え、ええ…なんだかデジモンカイザーの動きが

   よく見えないなと思って」

 

タケル「そういえばそうだな…

    エリアは広げてはいるけど

    これといった動きがないかもしれない…」

 

大輔「気にすることないさ!

   こっちが優勢なんだよ!」

 

フェイト「でも、明日からパソコン室

     使えないんだよね…」

 

アリシア「え?なんで?」

 

タケル「あっ、そうだった!

    低学年の夏休みパソコン教室に

    使うんだ」

 

大輔「ええッ!聞いてねえよ!」

 

京「じゃあ、明日はデジタルワールドに

  入れないってことね」

 

タケル「あ、でも僕たち明日は用事があるから

    どっち道ここには来れないや」

 

大輔「僕たち?僕たちってもしかして

   タケルとヒカリちゃん?」

 

はやて「それと私とフェイトちゃん、アリシアちゃん

    それになのはちゃん、アリサちゃん

    すずかちゃんもおるで」

 

大輔「なんだ、俺てっきり

   デートかと思ったんだけどな

   でもよく考えたらタケルには

   赤毛の女の子がいたからヒカリちゃんと

   デートなわけないか」

 

タケル「赤毛の女の子…ああ、ヴィータちゃんの事?

    でも僕たち普通の友達っていうだけだから

    デートはしないよ」

 

はやて(…タケルくんとヴィータの先が

    凄く思いやられるなぁ…)

 

 

最近ヴィータがタケルを少しだけ意識していることに

気付いているはやては小さく溜め息をつく

 

 

ヒカリ「私達の用事はこれよ」

 

 

ヒカリが手帳を取り出し

カレンダーのページを大輔達に見せる

8月1日の所に『8/1計画』と書いてあった

 

 

大輔「はちぶんのいち計画?

   なにこれ?」

 

タケル「8月1日の計画だよ

    第一そう読むんだったら

    いちぶんのはち計画じゃないか」

 

伊織「確かにそうですよね!」

 

『アハハハハハ!!』

 

 

大輔以外のメンバーは思わず笑ってしまう

 

 

大輔「なんだよ!どうせ俺は

   分数が苦手だよ!」

 

 

大輔は顔を赤くしてそっぽ向いてしまう

 

 

タケル「大輔くんと京さん

    それに伊織くんとティアナちゃんも

    一緒に行かない?」

 

ティアナ「私はいいですけど

     結局明日って何の日なんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

-8月1日 お台場-

 

 

タケル「8月1日っていうのは

    3年前の1999年の夏…」

 

伊織「わかりました!太一さん達が

   初めてデジタルワールドに行った日ですね!」

 

ヒカリ「私はまだ留守番してたけどね」

 

タケル「ヒカリちゃんはあの時風邪で

    キャンプを休んだからね」

 

パタモン「僕とタケルが初めてあった日が

     今日なんだ!」

 

ティアナ「なるほど…」

 

太一「おーい!!」

 

 

大輔達が会話していると

太一、ヤマト、光子郎、空

ミミ、丈がやってきた

 

 

フェイト「太一!みんな!」

 

太一「お前達も来たんだな」

 

大輔「はい!」

 

なのは「お待たせー!」

 

 

そこへなのは、アリサ、すずかもやってきた

 

 

全員揃ったところで太一達は

デジタルワールドでの過去の出来事を

断片的にしか聞いていなかった大輔、京

伊織、ティアナに多くの話をした

ちなみにこの話は去年の8月1日に

なのは、フェイト、はやて、アリサ、すずか

アリシアにも話している

 

 

そして夕日が沈みそうな時間になり

大輔、京、伊織、ティアナは

呆然としながらお台場の海を眺めていた

 

 

ヒカリ「4人ともどうしたの?」

 

伊織「一度にたくさんの話を聞いて

   なんだか当てられちゃったと言いますか…」

 

京「なんかお腹いっぱいって感じ…」

 

ティアナ「私も…」

 

大輔「もうなに話されても頭入らねえ」

 

空「もう、頼りないわね」

 

太一「今度はお前達が頑張る番だろ?」

 

アリサ「太一と空さんの言うとおり

    アタシ達がしっかり頑張らないと!」

 

大輔「そうかぁ…」

 

ヤマト「大丈夫なのか?」

 

はやて「私は大丈夫やでヤマくん!」

 

京「アタシはダメかも…」

 

丈「しっかりしてくれよっ!」

 

大輔「うわわわっ!?」

 

 

丈に背中を押された拍子に

大輔が海に落ちそうになる

 

 

 

色々あったが夜の時間になり

大輔達はそれぞれ解散していった

 

そして、はやてとタケル

クロとパタモンは

ヤマトの自宅マンションにやってきていた

 

 

タケル「久しぶりだなぁ…」

 

はやて「そうやなぁ…それにしても

    相変わらず汚いなぁ…」

 

 

はやての言うとおり

ヤマトが暮らしている部屋は

衣服が散乱し、所々散らかっていた

 

 

ヤマト「しょうがないだろ

    男2人で暮らしていればこうなる」

 

タケル「僕が洗濯しようか?」

 

 

タケルは床に散らかっている衣服を持つが

ヤマトがそれを取り上げる

 

 

ヤマト「余計な心配はいいって!」

 

タケル「でも、よくはやてちゃんに

    洗濯や部屋の掃除してもらってるんでしょ?」

 

ヤマト「な、何でお前が知ってるんだよ!?」

 

タケル「だってはやてちゃんが話してたから」

 

はやて「ごめんなぁヤマくん」

 

 

はやてはいたずらっ子の笑みを浮かべ謝る

 

 

ヤマト「まあいい

    メシ何食う?もっとも俺が作るもんだから

    あまり期待されても困るけどな」

 

はやて「なんでもいいで

    私、ヤマくんが作った料理なら

    なんでも食べれるから!」

 

タケル「僕もお兄ちゃんが作ってくれるものなら

    なんでもいいよ!」

 

ヤマト「フッ、言ったな?

    覚悟しろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて、タケル「「……ぷはぁっ!」」

 

ヤマト「クククッ!」

 

 

はやてとタケルは水を一気に飲み干す

ヤマトが作った料理はなんと激辛カレーだった

ヤマトは思わず笑ってしまう

 

 

はやて「ご、ごちそうさま!」

 

タケル「父さんいつもこんなの食べてるの!?」

 

ヤマト「いや、今日は特別!

    はやて様タケル様ご招待

    スペシャルディナーだ!」

 

はやて「スペシャルやて……!?」

 

タケル「普通でよかったのに……!」

 

ヤマト「そういうわけにはいかないだろ?」

 

 

ガチャ!

 

 

玄関のドアが開く音が聞こえてきた

ヤマトとタケルの父、裕明が帰宅したのだ

裕明は疲れた表情でリビングにやってくる

 

 

タケル「おかえり父さん!」

 

はやて「お邪魔してます!」

 

裕明「おお、タケルにはやてちゃん

   来てたのか…今日だったんだな」

 

 

裕明は椅子に座る

 

 

ヤマト「なんだよ、忘れてたのかよ…」

 

裕明「いやいやいや…そうだよな

   今日だよ今日…はぁ…」

 

はやて「おじさん?何かあったんです?」

 

裕明「あったもなにも…ああ…!」

 

ヤマト「なんだよ気味悪い声出して…」

 

裕明「気味悪い…そうなんだよ

   気味が悪いんだよ…!」

 

ヤマト「何言ってんだよ?」

 

 

裕明は椅子から立ち歩き出す

 

 

裕明「なぁ、こう廊下を歩いてる人がいたら

   どう思う?」

 

タケル「どうって…どこ行くんだろうなとかさ」

 

裕明「そうだよな!思うよな!

   それで覗きこむわけだ

   するとさ……」

 

はやて「すると?」

 

 

少しためると裕明はおっかない顔で振り返る

 

 

裕明「…今人が歩いてたと思った廊下に

   誰もいないんだよ…!」

 

タケル「最初に人がいると思ったのが

    錯覚だったんでしょ?」

 

裕明「そうだよなぁ…錯覚だよなぁ…

   じゃあさ、これはどう思うよ?

   いいか?編集している画面に

   写した筈のない影が写ってる…」

 

ヤマト「収録した時に気付かなかっただけだろ?」

 

裕明「…そう思う?」

 

はやて「そうじゃないです普通?」

 

裕明「そうだよなぁ…

   そうだといいなぁ…」

 

タケル「何?幽霊騒ぎ?」

 

裕明「そうなんだよ

   それが1人2人だったら

   錯覚で済むんだけどな

   10人20人となるとこりゃあ…」

 

はやて「おじさん、そのMDなんなんです?」

 

 

はやては裕明が持っていたMDを見つけ

裕明に聞く

 

 

裕明「ああ、これ桜田って奴が

   コピーしてくれたお経だ」

 

「「「お経?」」」

 

裕明「いやぁ、やっぱ化け物系には

   これだろうって聞いてるんだが

   全然ダメなんだよなぁ…」

 

ヤマト「馬鹿馬鹿しい…」

 

裕明「えっ?」

 

 

ヤマトは呆れながら自室に入る

 

 

タケル「…そうだ!お風呂に入ってこよ!」

 

はやて「あ、タケルくん

    私ヤマくんの部屋に居るから

    風呂出たら言ってや

    私も入らせてもらうから」

 

タケル「わかった!」

 

 

はやてはヤマトの自室に

タケルは風呂場に行く

 

 

裕明「…じゃあ、メシでも食うか」

 

 

1人取り残された裕明は椅子に座り

机に置いてあるカレーを食べる

一口食べたとたん、裕明の顔は真っ赤になる

 

 

裕明「辛-い!!おい!辛いぞおおおおおお!!」

 

 

 

裕明の叫び声が部屋中に響き渡った……

 

 

 

しかしヤマト達も、そして他の選ばれし子ども達も

その幽霊騒ぎが重要な出来事になるのを

知らなかった……




久しぶりに更新出来ました!

それと前にアップした番外編は
モチベ的に長続きしそうにないので削除しました
急な事ですみません…


次回もお楽しみに!
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