デジモンリリカルアドベンチャー   作:のぞむ

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フジテレビに現れる幽霊の正体とは?


デジモンリリカルアドベンチャー始まります


今、冒険と魔法のゲートが開く


8月3日

-8月2日 八神家-

 

 

太一の自室には大輔、太一、光子郎

なのは、フェイト、すずか

伊織、ティアナ、ヒカリがいた

はやてはヤマトとタケルとヴィータと出かけてるので

この場にはいない

 

 

光子郎「せっかくこうして集まっているので

    ちょっと実験してみたい事があるんです」

 

大輔「えっ?いったい何ですか?」

 

光子郎「実は、デジタルゲートの事なんです」

 

なのは「ゲート?それってデジタルワールドに

    いつも行くときの?」

 

光子郎「はい。いつもは

    パソコンルームのパソコンから

    デジタルワールドへ行き来していましたが

    もしかしたらそれ以外のところでも

    ゲートが開くのではないかと思って」

 

伊織「えっ?そんなこと出来るんですか?」

 

光子郎「いえ、もしかしたら

    出来るかもしれないとしか

    今は言えないんですが…」

 

太一「どういう事だよ?光子郎」

 

光子郎「つまりですね、いつものパソコンに

    ゲートが開く力があるわけではないと

    思うんです。ゲートが開くのは

    皆さんが持っているD-3の力が

    働いてる筈なんです」

 

ヒカリ「これ?」

 

 

ヒカリは自分のD-3を光子郎に見せる

 

 

光子郎「はい。以前から

    気がついてはいたんですが

    確信がなかったので

    口に出さないでいたんです

    しかし、今回のように

    パソコンルームが使えない日が

    あったりした時に

    もしデジモンカイザーに

    何か動きがあったりすると

    まずいと思うんです」

 

太一「なるほど…だとすると

   いったいどこからデジタルワールドに

   行くんだ?」

 

光子郎「ここです」

 

『ここ!?』

 

 

全員が驚いていると

光子郎は太一の部屋にあるパソコンを指差す

 

 

光子郎「パソコンがありさえすれば…いえ

    もしかしたらパソコンがなくても

    D-3があればデジタルワールドに

    行ける筈です。大輔くん

    やってみてください」

 

大輔「えっ?俺!?」

 

 

突然指名された大輔は少し驚いてしまう

 

 

すずか「大輔くん、やってみて!」

 

大輔「わ、わかった!」

 

 

太一の部屋のパソコンが起動し

モニターにデジタルゲートが映る

 

 

大輔「デジタルゲートオープン!」

 

 

大輔がそう言うとなんとデジタルゲートが開いた

 

 

伊織「デジタルゲートが開きました!」

 

大輔「せっかく開いたんだ!行こうぜ!」

 

 

大輔達はデジタルワールドに行こうとする

 

 

裕子「ただいまぁ!」

 

 

しかしタイミング悪く太一とヒカリ、はやての母

裕子が帰ってきた

 

 

太一「大輔、待て!お袋が帰ってきた

   玄関にみんなの靴があるのに

   誰もいなかったら変だろ!?」

 

伊織「そうですね…」

 

 

そうこうしているとゲートが閉まってしまった

 

 

大輔「閉まっちゃった…」

 

光子郎「やっぱり、ここでも開くんですね…」

 

太一「それがもう少し早くわかってれば

   昨日の8月1日にみんなでデジタルワールドに

   行けたかもしれないなぁ…」

 

光子郎「そうですね、気がつかなくてすみません…」

 

太一「い、いいんだよ

   光子郎のせいじゃないよ」

 

なのは「そうだよコウくん

    また来年もあるから!」

 

光子郎「そうだね…」

 

ティアナ「でも、家からデジタルワールドに行くのも

     便利そうで意外と不便かもしれないわね…」

 

フェイト「どうして?」

 

 

コンコンッ

 

 

ティアナの言葉を疑問に思ったフェイトは

ティアナに聞こうとするがドアからノック音が聞こえ

部屋に裕子が入ってくる

 

 

裕子「あら、フェイトちゃん、それにみんなも

   いらっしゃい!」

 

『お邪魔しています!』

 

裕子「ごゆっくりね

   それと太一にお客さんよ」

 

太一「俺に?」

 

 

太一がそう呟くと銀髪の女性が部屋に入ってくる

それは夜天の魔道書の管制人格

リインフォース・アインスだった

アインスが部屋に入ると裕子は部屋を出る

 

 

アインス「すまない太一

     急におしかけてしまって」

 

太一「アインス?

   どうしたんだよ?」

 

 

太一とアインスが会話している中

アインスを初めて見る伊織とティアナは

首をかしげる

 

 

光子郎「伊織くん、ティアナさん

    この人はリインフォース・アインスさん

    前に話したはやてさんの

    夜天の魔導書の管制人格です」

 

伊織、ティアナ「「よ、よろしくお願いします!」」

 

アインス「ああ、よろしく頼む」

 

 

アインスが笑みを浮かべると

思わず伊織が赤面してしまう

そんな伊織を見てティアナが肘で伊織の腹を叩く

 

 

伊織「うっ!」

 

ティアナ「バッカみたい

     デレデレしちゃって…」

 

伊織「ティ、ティアナさん…?」

 

 

ティアナはそっぽ向いてしまう

腹を押さえてる伊織はなぜティアナが

そっぽ向いたのかわからなかった

 

 

アインス「太一、実は君に折り入って

     頼みたいことがあるんだ」

 

太一「頼みたいこと?」

 

アインス「私に、料理を教えてほしい!」

 

 

アインスは真剣な顔でそう言う

 

 

太一「料理を?でもお前確か前に

   はやてとヤマトから教わっただろ?」

 

アインス「確かに教わったのだが

     主と石田の料理と比べると

     私の料理はどうしても見劣りしてしまう…

     だから君からも教わって

     もっと上手くなって主達に

     料理を振る舞いたいんだ!」

 

 

アインスがそう言うとその熱意にひかれたのか

太一が笑みを浮かべる

 

 

太一「わかった!役にたてるかわからないけど

   やってみるよ」

 

アインス「ありがとう太一!」

 

太一「って訳だから俺抜けるな」

 

 

太一とアインスは部屋から出る

 

 

大輔「アインスさんって

   凄く家族想いだよな」

 

すずか「そうだね…」

 

光子郎「…それはそうと

    ティアナさんの言うとおりです

    家のパソコンで出入りする時は

    前以上に家族の目を気にしないと」

 

ヒカリ「うん…部屋から突然

    私達がいなくなっちゃったら

    お母さんビックリして

    警察に通報しちゃうかも……」

 

光子郎「対策を立てておかなければなりませんね…」

 

 

その後大輔達は解散し

それぞれの家に帰っていった

 

 

 

-8月3日 お台場フジテレビ前-

 

 

フジテレビの前に太一達選ばれし子ども達が来ていた

ヒカリは手に花束を持ってきていた

 

 

しかし突然雲行きが怪しくなってしまった

 

 

アリシア「あれ?さっきまで天気良かったのに……」

 

 

すると突然雷が鳴り響き

フジテレビの建物に落雷する

その影響で建物は停電してしまう

 

 

中から大勢の従業員が出てくる中

テイルモンは突然走りだし、中に入る

 

 

ヒカリ「テイルモン!?」

 

 

ヒカリ達はテイルモンを追いかけ

フジテレビの球体部屋にやってくる

なんと天井には謎の黒い影がうごめいていた

 

 

太一「これは!?」

 

アリサ「いったい何なのよ!?」

 

 

太一達が困惑する中

テイルモンは前に出る

 

 

テイルモン「私は、ここよ

      もういい、私はここよ!」

 

チビモン「これは、デジモンの仕業だ!」

 

大輔「何だって!?」

 

ウパモン「間違いないだギャ!」

 

京「どうしてそんなことわかるのよ!?」

 

ポロモン「同じデジモンです!わかります!」

 

 

大輔、京、伊織のD-3が光輝き

チビモン、ウパモン、ポロモンが

光に包まれる

 

 

ブイモン「チビモン進化!ブイモン!!」

 

アルマジモン「ウパモン進化!アルマジモン!!」

 

ホークモン「ポロモン進化!ホークモン!!」

 

 

チビモン達は成長期に進化した

 

 

京「進化した!」

 

ホークモン「この現実世界にデジモンがいるとしたら

      まず間違いなく敵です!」

 

大輔「じゃあ本当にデジモンなのか!」

 

ヒカリ「デジモン…?」

 

ブイモン「よし!行くぜ!」

 

テイルモン「待って!」

 

 

ブイモン達が戦おうとすると

テイルモンがブイモン達の前に立ちはだかる

 

 

リボルモン「テイルモンの言うとおりだ

      なんでも敵だって

      決めつけない方がいいぜ」

 

テイルモン「ここよ…私はここ」

 

 

-テイルモン………-

 

 

伊織「テイルモンを呼んでいます!」

 

 

黒い影はテイルモンの元にやってくる

 

 

テイルモン「…ウィザーモン!!」

 

『なっ!?』

 

 

テイルモンが呼んだ名は

かつてヴァンデモンとの戦いの時に

命を落としたウィザーモンの名であった

太一達が驚愕していると黒い影は

半透明のウィザーモンになった

 

 

ウィザーモン『テイルモン…』

 

ヒカリ「ウィザーモン!」

 

なのは「このデジモンが…あのウィザーモン…」

 

 

なのはのパートナー、インプモンも

ウィザーモンに進化出来るからか

なのはは不思議な気持ちになる

 

 

テイルモン「ウィザーモン

      私を呼んでいたのね?」

 

ウィザーモン『どうしても伝えたい事があって…』

 

テイルモン「伝えたいこと?なに?」

 

ウィザーモン『敵には、今君たちが持っている

       力だけでは勝てない』

 

テイルモン「えっ!?」

 

大輔「敵!?デジモンカイザーの事か!?」

 

ウィザーモン『敵は今見えてるだけの相手だけではない

       もっともっと大きな闇を

       引き込んでいる。闇は力だけでは

       追い払うことはできない

       闇に呑み込まれた者を

       本来の姿に戻すには…』

 

テイルモン「戻すには?」

 

ウィザーモン『…優しさが黄金の輝きを放つ』

 

アリシア「優しさが黄金の輝きを放つ…」

 

ウィザーモン『優しさだけではいけない

       それだけでは…

       黄金の輝きが必要なんだ』

 

テイルモン「…わかったわ!」

 

ウィザーモン『…伝えなければならないことは

       もう1つある、君に』

 

フェイト「私に…?」

 

 

ウィザーモンはフェイトを見ながらそう言う

 

 

ウィザーモン『…1つの黒い影が現れる

       その影、運命の乙女に心を浄化されし…

       この言葉がどういう意味なのかまでは

       わからないが必ず君のその後の運命に

       関わってくる…覚えておいてほしい』

 

フェイト「う、うん。わかったよ」

 

 

フェイトはウィザーモンの言葉を聞いて困惑するが

返事をする

 

 

ウィザーモン『時は迫っている

       急いで、君たち

       テイルモンを頼むよ!』

 

テイルモン「ウィザーモン!」

 

 

テイルモンはウィザーモンに手を伸ばす

ウィザーモンもテイルモンに触れようとするが

半透明のウィザーモンはテイルモンの手に

触れられなかった

自分の手を見るウィザーモンはどこか悲しそうだった

そしてウィザーモンはテイルモンから離れていく

 

 

テイルモン「ウィザーモン!ウィザーモン!!」

 

ウィザーモン『急いで……!』

 

 

ウィザーモンはそう言い残し消えていった

 

 

テイルモン「う……う……っ!」

 

ヒカリ「テイルモン…っ!」

 

 

涙を流すテイルモンの傍にヒカリが来る

ヒカリも目から涙を流していた

 

 

空「…私達のために知らせてくれたのね」

 

タケル「今日は…ウィザーモンがここで…」

 

ヒカリ「もう…会えないのかな…」

 

太一「きっと会えるさ…」

 

ヤマト「そうだよ…」

 

テイルモン「ウィザーモン…ありがとう

      あなたがくれた命は

      決してムダにはしない…!」

 

 

 

 

ウィザーモンが残したメッセージ…

はたしてそれが意味するものとは…

 

 

 

デジモンカイザーとの決戦は刻一刻と迫っていた




ウィザーモンが残した言葉の意味とは?


次回もお楽しみに!
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