デジモンリリカルアドベンチャー   作:のぞむ

70 / 111
ブイモンが黄金の輝きを放つ時
新たなる進化を遂げる


デジモンリリカルアドベンチャー始まります


今、冒険と魔法のゲートが開く


超絶進化!黄金のマグナモン

キメラモンとの戦いから時間が経ち

すでに夜になってしまった

キメラモンは無差別にデジモン達の街を

破壊していった。大輔達はそれを見ていることしか

出来なかった……

 

 

 

 

そして現実世界のキャンプ場では

太一、ヤマト、光子郎、クリスが

パソコンでキメラモンの画像データを見ていた

 

 

太一「これが…キメラモン?」

 

光子郎「カブテリモンの頭部に

    エンジェモンとエアドラモンの翼…」

 

ヤマト「モノクロモンの尻尾に

    ガルルモンの足…」

 

クリス「ボディはグレイモンのようね…」

 

太一「メタルグレイモンの髪に…」

 

光子郎「クワガーモン、スカルグレイモン

    デビモンの腕…ヒカリさんが

    いろんな角度からの写真を

    送ってくれたので

    どう合成されてるかよくわかりますね…」

 

ヤマト「デジモンカイザーの奴…

    自分が創造神にでも

    なったつもりか…!」

 

太一「思い上がりもいいところだぜ!」

 

クリス「そうよね……生物を作り出して

    それを手下のように扱うなんて

    許されないわよね…」

 

 

クリスはかつての自分を思い出したのか

表情が暗くなる

太一とヤマトは思わずはっとなる

 

 

太一「わ、悪いクリス…

   そんなつもりじゃ…」

 

ヤマト「俺も、悪かった…」

 

クリス「いいのよ、事実なんだから…

    光子郎くん、どうやって

    あいつを倒すの?」

 

光子郎「まず、この移動要塞とやらを

    止めることですね……」

 

 

光子郎はパソコンの画像を

カイザー基地の画像に切り替える

 

 

太一「でもどうやって?」

 

光子郎「それは…」

 

 

光子郎が考えていると

デジタルワールドにいる伊織から

メールが届いた

 

 

光子郎「伊織くんからメールです!

    『移動要塞の進行方向に

     パイプラインを発見しました

     何か使えないでしょうか?』だそうです」

 

ヤマト「パイプライン?」

 

太一「どこから来てるんだ?」

 

 

光子郎はパイプラインがどこに繋がっているのか

調べる。繋がっていたのは誠実のデジメンタルと

リングがあった海底油田であった

 

 

光子郎「パイプライン…石油…そうだ!」

 

クリス「何か思い付いたの?」

 

光子郎「上手くすれば移動要塞を止めることが

    出来るかもしれません!」

 

太一「ほんとか!?」

 

光子郎「伊織くん、もうすぐアグモン達が

    そちらに着きます

    そしたら……作戦開始です!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デジタルワールドの移動要塞の中では

デジモンカイザーがキメラモンを見ながら

微笑んでいた

 

 

(フフフッ…)

 

 

カイザー「うっ!」

 

 

謎の声が聞こえた瞬間

カイザーは床に膝をついてしまう

 

 

ワームモン「賢ちゃん!どうしたの!?」

 

カイザー「なんでもない!」

 

(フフフッ…ハハハ!

 もうお前は逃げられない

 闇の世界から…)

 

カイザー「なんだと…!?」

 

(自分の足元をよく見てみろ…)

 

カイザー「っ……!?」

 

 

カイザーは足元を見る

足元には真っ暗でなにも見えない空間が

広がっていた

 

 

カイザー「うわあああああああああああ!!!!」

 

ワームモン「賢ちゃん!」

 

 

ワームモンがカイザーを呼ぶと

足元には何もうつらなくなった

 

 

ワームモン「賢ちゃん!大丈夫!?賢ちゃん!!」

 

カイザー「フフフッ……いけキメラモン

     名実ともに僕は

     このデジタルワールドの……

     皇帝になるんだ……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして要塞の外ではパイプラインの近くに

アグモン、ガブモン、テントモンが来ていた

 

アグモン「間に合ったね!」

 

ガブモン「上手くいくかな…」

 

テントモン「光子郎はんは

      タイミングが勝負やって

      ゆうてはりました!」

 

 

アグモン達はパイプラインに隠れながら

移動中の移動要塞とキメラモンを見る

 

 

ガブモン「あれがキメラモン…」

 

アグモン「ものすごい顔してるね…」

 

テントモン「来ましたで!」

 

 

キメラモンは要塞の前を飛んでおり

要塞より先にパイプラインを通りすぎる

 

 

アグモン「今だ!」

 

 

アグモン達はパイプラインの上に乗って

栓を回す。すると石油が勢いよく噴き出した

 

 

アグモン「ベビーフレイム!!」

 

ガブモン「プチファイヤー!!」

 

 

アグモンとガブモンの必殺技が石油に引火する

要塞は勢いよく燃え盛る

 

 

そして要塞の動きが鈍くなる

崖の上では大輔達がそれぞれのパートナーに乗り

待機していた。体格的な関係で

パートナーに乗れないすずかはペックモン

ティアナはクロ、なのははネフェルティモンに乗り

パートナーがいないフェイトはグラウモンに乗っていた

 

 

大輔「よし!カイザーが気を取られてる内に

   突入してやる!」

 

 

大輔とライドラモンはタイミングを見て

要塞の入口に飛びうつる

 

 

大輔「いっちばんのり!」

 

タケル「突撃隊長には

    うってつけだな!」

 

京「バカなだけよ…」

 

すずか「……京さん

    今、大輔くんのことを

    バカって言いました……?」

 

 

すずかは笑みを浮かべながら京に聞く

すずかの笑みに恐怖を感じた京は

震え上がる

 

 

京「ご、ごめんなさああああい!!!!」

 

なのは「にゃはは…」

 

 

なのははその光景を見て苦笑いする

 

 

そして全員が要塞に潜入した頃

アグモン達はパイプラインの栓を閉め

飛んでいく要塞を見据えていた

 

 

 

 

 

そして現実世界の太一達に

上手くいったという連絡が入った

 

 

光子郎「上手くいったようです…」

 

ヤマト「でも大丈夫か?

    敵の本拠地に乗り込むなんて…」

 

太一「あとは待つしかない

   あいつらを信じて!」

 

光子郎「そうですね…」

 

クリス「まぁ、もしデジモンカイザーが

    私の娘達に何かしたら…フフフ」

 

 

バチバチ!

 

 

クリスは手のひらに電気を浮かべ

微笑みながらそう言う

3人は思わずビビってしまう

 

 

太一「眠れない夜になりそうだ…

   俺達も、フェイト達も

   デジモンカイザーにとっても…」

 

 

太一は夜空を見上げながら呟いた……

 

 

 

 

 

一方要塞に乗り込んだ大輔達は

動力室が見える部屋にたどり着く

 

 

アリサ「あそこにあるのが

    動力室のはずよ!」

 

大輔「よーし!あそこへ行けば!

   このどでかいのを止められるんだな!

   行こう!」

 

 

大輔達は先へ進もうとする

そこへイービルリングをつけられてる

バケモン軍団が現れる

 

 

伊織「ずいぶん大歓迎してくれますね…」

 

ティアナ「ホントね…」

 

大輔「でも…邪魔させるか!」

 

ライドラモン「ブルーサンダー!!」

 

グラウモン「プラズマブレイド!!」

 

ウィザーモン「サンダークラウド!!」

 

 

ライドラモン達はバケモン軍団のイービルリングを

壊し、先へ進む

しばらく進んでいると格納庫らしき部屋に

たどり着く

 

 

はやて「ここは格納庫みたいやな…」

 

大輔「サッカー場くらいあるな…」

 

 

ピシッピシッ!

 

 

突然天井が崩れ

大輔達が驚いていると

なんとキメラモンとバケモン軍団が降りてきた

 

 

キメラモン「シャアアアアアアア!!!!」

 

なのは「キメラモン!」

 

アリシア「動力室まであとちょっとだったのに!」

 

ライドラモン「大輔、下りて隠れてて!」

 

大輔「えっ!」

 

ライドラモン「キメラモンは強い…

       俺達全員が力を合わせないと無理だ!」

 

クロ「はやて!ここは僕達に任せて!」

 

はやて「クロ…」

 

アリサ「…わかった!

    気を付けなさいよ!」

 

 

子ども達はデジモンから下りて隠れる

 

 

ライドラモン「行くぞ!」

 

クロ「フォックスファイアー!!」

 

ペックモン「スパイラルクロー!!」

 

Bテイルモン「ネコパンチ!!」

 

リボルモン「ジャスティスブリット!!」

 

 

ライドラモン達はバケモン軍団のイービルリングを

難なく破壊していく

そしていっせいにキメラモンに突撃する

キメラモンは口から技を放つ

 

 

『うわああああっ!!』

 

 

ライドラモン達は避けることには成功したが

技の衝撃を受け、壁に叩きつけられる

 

 

大輔「なんてパワーだ!」

 

ヒカリ「ちゃんと避けたのに!」

 

ライドラモン「まだだ!ブルーサンダー!!」

 

ディグモン「ゴールドラッシュ!!」

 

ホルスモン「テンペストウィング!!」

 

ペガスモン「シューティングスター!!」

 

ネフェルティモン「ロゼッタストーン!!」

 

ウィザーモン「サンダークラウド!!」

 

クロ「フォックスファイアー!!」

 

Bテイルモン「ネコパンチ!!」

 

ペックモン「スパイラルクロー!!」

 

リボルモン「ジャスティスブリット!!」

 

グラウモン「エキゾーストフレイム!!」

 

 

再びキメラモンを攻撃するが

キメラモンには傷1つ

ついていなかった

 

 

すずか「技が効かないよ!」

 

大輔「なんて奴だ…!」

 

 

キメラモンの激しい攻撃になす術もなく

やられていくデジモン達

そしてとうとうエネルギーが切れ

ライドラモン、ホルスモン、ディグモン

ペガスモン、ネフェルティモン、ウィザーモン

クロ、ペックモン、グラウモンが退化してしまう

ライドラモン、ホルスモン、ディグモンは

幼年期のチビモン、ポロモン、ウパモンに退化する

 

 

 

 

 

その様子を見ていたカイザーは

幼年期の3匹を見て違和感を持っていた

 

 

カイザー「あのチビども、どこかで…!」

 

 

カイザーは前に大輔のチームと

サッカーの試合した日に

見ていたのだ…ぬいぐるみのふりをしていた

チビモン、ポロモン、ウパモンを

 

 

カイザー「あの時の……!?」

 

ワームモン「生身の身体にあれだけ攻撃されれば

      持たないよ」

 

カイザー「生身の…身体……生きている?

     キメラモン!攻撃中止!」

 

 

カイザーが攻撃中止を言い渡すと

キメラモンは動かなくなった

 

 

カイザー「あんな奴ら

     僕がこの手で叩き潰してやる!」

 

ワームモン「賢ちゃん……」

 

 

 

 

 

キメラモンが動かなくなった隙に

チビモン達を助け出した大輔達は

隠れていた

 

 

タケル「…脱出しよう」

 

なのは「脱出……!?」

 

タケル「これじゃもう

    戦うことすら出来ない

    作戦は失敗したんだ…

    一旦引き上げてまたチャンスを待とう!」

 

ヒカリ「そうね…そうするしかないわ」

 

ティアナ「わかりました…」

 

大輔「嫌だ!」

 

すずか「大輔くん?」

 

はやて「私もイヤや!」

 

フェイト「またなんて悠長なことは

     言っていられないよ!

     このまま逃げたらまたキメラモンは

     無差別にデジモン達を攻撃する!」

 

アリサ「無茶言わないでよ!」

 

伊織「そうです!」

 

大輔「だけど…みんな見ただろ?

   街が破壊されていくのを…

   俺達は黙ってみているしかなかった

   もうあんな光景は二度と見たくない!

   もうこれ以上、こいつらの好きになんて

   させてたまるか!

   だから俺だけでも行く!

   ここで諦めるわけにはいかないんだ!

   ここまで来たら、前に進むしかないんだ!」

 

 

大輔の言葉をフェイト達が聞いてる中

チビモンが大輔の頭に乗る

 

 

チビモン「行こう、だいしゅけ」

 

大輔「チビモン…」

 

チビモン「だいしゅけが行くなら俺も行く!」

 

アリサ「…しょうがないわね

    あたしも行くわよ!」

 

ファルコモン「ア、アリサが行くなら僕も…行くよ!」

 

大輔「アリサ、ファルコモン…

   よーし!チビモン!

   しっかり掴まってろよ!」

 

アリサ「ファルコモン!

    あんたもしっかり

    掴まってるのよ!」

 

 

大輔とアリサが近くにある鎖に掴まり

動力室があるところまで下がる

大輔とアリサは鎖から手を離す

 

 

フェイト「私達も行こう」

 

タケル「そうだね」

 

京「大輔達だけにいい格好

  させられないもんね!」

 

ヒカリ「ホント突撃隊長なんだから」

 

すずか「でも、それが大輔くんなんだよね」

 

 

全員が頷くと鎖のところに駆け出す

 

 

カイザー「キメラモン!攻撃開始!!」

 

はやて「デジモンカイザー!!」

 

 

しかし運悪くカイザーがやってきて

キメラモンに攻撃命令をだす

キメラモンはフェイト達の方を向くが

すぐに目をそらし上へと飛び

天井の穴の中へと消えた

 

 

カイザー「どこへ行くキメラモン!」

 

(フハハハ!)

 

はやて「なんや…この声?」

 

 

声が響き渡るとカイザーは地に膝をつき

苦しみ始める

 

 

ワームモン「賢ちゃん!しっかりして!」

 

カイザー(怖くない!暗黒の力など

     恐ろしいものか!

     僕はこの世界の王なんだ!

     闇の力だって使いこなしてやる!)

 

ワームモン(やっぱり…闇のデータを

      回収しようとした時に

      もっと強く止めればよかったんだ…

      賢ちゃんを守ってあげられるのは

      僕しかいないのに…!)

 

 

カイザーが苦しむ様子を見ているフェイト達

 

 

タケル「闇の力を利用しようとして

    逆に利用されたんだ奴は…」

 

ティアナ「…今のうちに

     私達も行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

大輔とアリサ達は

動力室を見る

 

 

大輔「あそこが動力室だな…」

 

 

大輔達は動力室に向かおうとした時

目の前にデジモンが現れる

ワームモンだ

 

 

アリサ「あんた…一乗寺の」

 

ワームモン「…こっちだよ」

 

大輔「へ?」

 

 

ワームモンを警戒していた大輔達は

目を丸くする

 

 

ワームモン「早く、動力室を探してるんだろ?」

 

大輔「なんでお前が教えてくれるんだよ!

   罠にはめる気だな!?」

 

ワームモン「違う!!

      僕はただ賢ちゃんを救いたいんだ!

      キメラモンは恐ろしい…

      あいつを生み出したばっかりに

      賢ちゃんは手の届かないところに

      行ってしまいそうな気がするんだ…

      キメラモンを早く倒さないと

      きっと、とりかえしの

      つかないことになる!

      お願い…僕を信じて!」

 

大輔「…わかった」

 

ワームモン「えっ?」

 

大輔「お前の事、信じるよ」

 

アリサ「あたしも信じるわ

    あんたの目

    嘘をついてる目じゃないから」

 

ワームモン「ありがとう…!

      さ、こっちだよ!」

 

 

大輔達はワームモンについていく

動力室の中に入る大輔達

チビモンとファルコモンは

なにやら感じた様子だった

 

 

チビモン「なんだろ…なんかすごいエネルギーが

     満ちてるような…」

 

ファルコモン「あの黒い物体から出てる…」

 

 

動力室の中には

黒い物体のようなものが置かれており

周りをガラスで覆っていた

 

 

ワームモン「賢ちゃんが見つけたんだ

      これがこの要塞を

      動かしてる」

 

アリサ「それじゃあ、これを外せば

    この要塞は止まるのね」

 

大輔「でも、どうやって…」

 

 

大輔がそう呟くと

なんと物体が浮いてしまった

それと同時に要塞の明かりがが消え

要塞自体も動きを止める

 

 

大輔「な、なんなんだこれ!?」

 

 

大輔達が戸惑っていると

物体は眩い光を放つ

 

 

チビモン「だいしゅけ!アリサ!

     見て!」

 

 

大輔とアリサは物体を見る

物体には見たことのない紋章が浮かんでいた

チビモンが光に包まれ、ブイモンに進化する

 

 

アリサ「進化したわよ!?」

 

大輔「何でだ…うわあ!?」

 

 

物体が放つ光は強くなり

周りの壁や物体を覆っていたガラスは

消えていた

そして物体は黄金のデジメンタルへと

姿を変えた

 

 

大輔「これは…黄金のデジメンタル…」

 

 

黄金のデジメンタルは

大輔の元に行く

 

 

大輔「なんか今…声が聞こえた」

 

アリサ「声?なにも聞こえないわよ?」

 

大輔「俺の、デジメンタルなのか?

   ブイモン、やってみるか?」

 

ブイモン「うん!」

 

大輔「デジメンタルアップ!!!!」

 

ブイモン「ブイモン!アーマー進化!!!!」

 

 

ブイモンはデジメンタルの放つ光に包まれる

ブイモンは黄金の鎧を纏ったデジモンに

姿を変えた。デジモンは黄金の光を放っていた

 

 

マグナモン「奇跡の輝き!マグナモン!!」

 

大輔「進化…した」

 

アリサ「綺麗…」

 

ワームモン「すごい…」

 

 

その様子はフェイト達にもカイザーにも

見られていた

 

 

 

 

マグナモンの出現と同時に

外の方では朝日が照らし出していた……




マグナモンは果たしてキメラモンを
倒せるのか……
そして、賢とワームモンは……


次回、ついに決着!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。