デジモンリリカルアドベンチャー   作:のぞむ

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暗い海の世界に迷いこんでしまったヒカリ達
闇の恐怖に打ち勝った時
新たな進化の道が開く


デジモンリリカルアドベンチャー始まります


今、冒険と魔法のゲートが開く


闇の世界

先日Bウォーグレイモンに敗れた大輔達

御台場小組はパソコンルームで

話し合いをしていた

 

 

大輔「パイルドラモンでも倒せなかった…」

 

テイルモン「相手は究極体だもの…

      仕方ないわ」

 

タケル「あと2体、いや

    1体でもジョグレス進化出来れば

    なんとか対抗できる可能性が

    あるかもしれない」

 

ティアナ「リングを持ってる私や

     なのはさん達のデジモンも

     完全体に進化できるみたいだし…」

 

チビモン「みんなも頑張って

     早くジョグレスしなよ!」

 

はやて「せやせや

    リングを持ってるみんなも

    早く進化するんやで!」

 

大輔「お前ら偉そうだよな

   その態度」

 

アリシア「それにしても

     なんでアルケニモン達を

     無視したんだろう?」

 

伊織「それだけ一筋縄では

   いかない相手という事ですね…」

 

ヒカリ「どこに行くんだろう…

    たった1人で…」

 

ギンガ「ヒカリさん?」

 

 

ヒカリは1人窓の外を見つめて呟く

 

 

ヒカリ「Bウォーグレイモン…

    まるで戦う為だけに

    生まれてきたデジモン…」

 

京「ヒカリちゃん

  Bウォーグレイモンの事

  心配してんの?」

 

ヒカリ「別にそういうわけじゃないけど…」

 

大輔「ヒカリちゃんは優しいんだよ

   京と違って」

 

京「なによそれ!?」

 

タケル「まぁまぁ!」

 

大輔「…とにかく!

   早いとこダークタワーを

   ぶっ倒そうぜ!

   ね、ヒカリちゃん」

 

ヒカリ「ええ…」

 

はやて「それじゃあなのはちゃん達に

    合流場所知らせんとな」

 

京(…確かにあたしとは違うんだよね

  ヒカリちゃんって

  心の中にいろんな事抱えてる…

  だから時々、なに考えてんのか

  わからない…)

 

 

京が考えてる中

フェイトは少し思い詰めた表情をする

 

 

アリシア「フェイト?どうしたの?」

 

フェイト「あ、なんでもないよ

     少し考え事してただけ」

 

アリシア「…そっか」

 

 

年齢的にはフェイトの方が上だが

アリシアはフェイトの姉だ

フェイトの考えていることはわかったが

あえて口に出さなかった

 

 

 

そして、デジタルワールドへやってきた大輔達

森のようなエリアを歩いていると

テイルモンが足を止める

 

 

ヒカリ「テイルモン?」

 

テイルモン「ここ、私がホーリーリングを

      無くした所だ!」

 

ヒカリ「ホーリーリングを!?」

 

テイルモン「間違いない!

      あの時、デジモンカイザーが

      暴れていたから探せなかったけど

      ホーリーリングがあれば

      私本来の力が取り戻せるかもしれない」

 

Bテイルモン「よかったじゃない

       もし見つかれば晴れて成長期並みの

       テイルモンちゃんから卒業できるわね?」

 

テイルモン「フン!もし見つかったら覚悟してなさい」

 

 

2匹のテイルモンが火花を散らし合う

 

 

大輔「よーし!じゃあみんなで探そう!」

 

タケル「大輔くんの言う通り

    探してみよ!」

 

ホークモン「善は急げです!」

 

アルマジモン「絶対見つけるだぎゃ!」

 

テイルモン「ありがとう、みんな」

 

アリシア「それじゃあ捜索開始ー!」

 

 

子ども達はチームに分かれ

ホーリーリングを探し始める

 

 

 

 

一方、賢とワームモンも森の中に来ていた

 

 

ワームモン「なんか、やな感じがするね

      ここ…」

 

賢「……」

 

 

賢は辺りを見回す

特に何もなく

前に視線を戻す

 

 

賢「っ!?」

 

 

しかし、賢の視線には

辺りが暗い海が見えていた

それはかつて、賢のデジヴァイスを

暗黒のD-3に変えた海だった

 

 

賢「うわぁああああああああああ!!」

 

ワームモン「賢ちゃん!?どうしたの!?」

 

 

賢は頭を押さえ、叫び声を出してしまう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、チームとなったすずか、ヒカリ、京

Bテイルモン、テイルモン、ホークモンは

ホーリーリングを探していた

 

 

ホークモン「ありませんね…」

 

テイルモン「ここら辺だと思うんだけど…」

 

賢「うわぁあああああああ!!」

 

 

この場所に先ほどの賢の叫び声が聞こえてきた

 

 

すずか「今の叫び声って…!」

 

ヒカリ「一乗寺くん!」

 

 

すずかとヒカリは叫び声が聞こえた方へ

走り出す

 

 

京「ヒカリちゃん?すずかちゃん?」

 

Bテイルモン「どうしたの2人とも!」

 

 

京達も2人の後を追う

 

 

ヒカリ「聞こえなかった!?

    一乗寺くんの声!」

 

京「賢くんの?」

 

 

ヒカリ達は頭を押さえ苦しんでいる賢を見つける

 

 

すずか「一乗寺くん!」

 

ヒカリ「どうしたの!?」

 

賢「海が…海が見えたんだ…

  暗い…海…!」

 

ヒカリ「暗い…海…」

 

京「暗い海って…

  確かにここは暗いけど」

 

賢「もう、大丈夫…」

 

 

賢はフラフラになりながら立ち上がる

 

 

京「大丈夫って…フラフラじゃない!」

 

 

賢はヒカリに支えられる

そしてヒカリ達は移動を始める

 

 

 

 

 

 

謎の空間に迷いこんだとは知らずに…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別の場所で

ホーリーリングを探していた大輔達は

 

 

伊織「ありませんね…」

 

タケル「別の場所を探してみよっか」

 

大輔「そうすっか

   すずか達は今どこかな…」

 

 

大輔はD-3ですずか達の居場所を見るが

すずか達の反応はおかしな感じに移動していた

 

 

大輔「なんだこれ?」

 

タケル「え?」

 

 

タケルもD-3を見る

 

 

タケル「ヒカリちゃん達の身に何か起こったんだ!」

 

大輔「おいタケル!」

 

 

タケルは走り出していった

 

 

 

 

 

ヒカリ「なんだか…さっきから

    同じ所を歩いてるような気がしない?」

 

すずか「私もそう思う…」

 

テイルモン「樹海に迷い込んでしまったのかも…」

 

京「うっそ!ちょっと待ってよ!

  あたし達ここで白骨とかになっちゃうわけ!?」

 

 

京が混乱していると

すずかが大輔とブイモンを見つける

 

 

すずか「大輔くん!」

 

Bテイルモン「ブイモン!」

 

 

大輔とブイモンはすずか達のいるところに

近づいてくる

 

 

すずか「大輔くん!」

 

 

すずかとBテイルモンも大輔達の所へ

駆け寄っていく

 

 

 

 

しかし、大輔はなんと

すずかの体をすり抜けてしまう

ブイモンもBテイルモンの体を

すり抜けてしまった

 

 

すずか「え?」

 

Bテイルモン「これって…」

 

大輔「おかしいな…声が聞こえたような気が

   したんだけど…」

 

ブイモン「俺もそんな気がした…」

 

賢「本宮くん!」

 

 

大輔とブイモンは走り去ってしまう

 

 

ヒカリ「私達…なんだか変な所に

    入り込んでしまったみたい…」

 

京「そんなぁ…」

 

すずか「…とにかく

    先に進んでみようよ」

 

 

すずか達は再び歩き出す

しかし先に進めば進むほど

霧が濃くなってきた

 

 

賢「ますます霧が濃くなってきた…」

 

京「…ねぇ、歌でも歌おっか!」

 

 

京はそう言うが

ヒカリと賢は反応しない

 

 

すずか「み、京さん…」

 

京「じゃ、じゃあしりとりなんかどう?

  それともトランプ…

  あ、持ってこなかったんだ!

  こりゃああたしとしたことが~!」

 

賢「…このままどこにも行けず

  どこにも戻れないかもしれない」

 

ヒカリ「大丈夫よ…

    帰りたいと思えば

    帰ってきてほしいと

    思ってくれる人がいれば

    必ずこの世界から抜けられる」

 

 

京は突然足を止める

 

 

すずか「京さん…?」

 

京「ヒカリちゃん

  あたしのこと馬鹿にしてるでしょ?」

 

ヒカリ「そんなこと…」

 

京「馬鹿にしてる」

 

ヒカリ「馬鹿になんかしてないわ!」

 

京「絶対してる!」

 

 

京は先に進んでしまう

 

 

ヒカリ「京さん…」

 

 

ヒカリは辛そうに京の名を呟く

一方京も先ほどの事を後悔していた

 

 

京「はぁ…またやっちゃった

  なにもこのメンバーの時に…」

 

ホークモン「ちょっとだけ、

     浮いちゃいましたね…」

 

 

京は歩いていると

崖の方に来てしまった

 

 

京「あ~!バチ当たっちゃった

  行き止まりだぁ…」

 

 

京は途方に暮れてしまうが

崖の木にある何かを発見する

 

 

京「ねぇねぇ!

  あれホーリーリングじゃない!?」

 

ヒカリ「ホーリーリング!?」

 

 

京はヒカリ達を呼ぶ

 

 

ヒカリ「どう?テイルモン」

 

テイルモン「わからない…」

 

賢(ホーリーリング…

  どこかで見たことがある

  手にしたような気も…

  あれはいつの事だ?

  記憶の所々に穴が空いている…)

 

京「じゃあ、ちょっくら見てくるわ」

 

すずか「京さん、無理しないでください」

 

京「ヘーキヘー…きゃっ!」

 

ヒカリ「京さん!」

 

 

崖に落ちそうになった京の手を

ヒカリがギリギリで掴む

 

 

京「あ、ありがとう

  ヒカリちゃん…」

 

ヒカリ「京さん!だいじょ…!?」

 

賢「ああ…!」

 

すずか「あ、あれは…!」

 

 

ヒカリと賢とすずかの目線には

波が映る

 

 

ヒカリ、京「「きゃああああああああ!!」」

 

 

その際にヒカリと京が崖に落ちてしまう

 

 

すずか「ヒカリちゃん!京さん!」

 

テイルモン「ヒカリ!」

 

ホークモン「京さん!」

 

 

テイルモンとホークモンは

崖の下に飛び降りる

 

 

賢「うわぁあああああああああ!!」

 

ワームモン「賢ちゃん!」

 

 

賢は底知れぬ恐怖感から

叫び声をだしてしまう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒカリ「京さん!京さん!」

 

京「ん………ヒカリちゃん!」

 

ヒカリ「よかった…怪我してない?」

 

京「大丈夫…ここは…

  そうか、あたしホーリーリングを

  取ろうとして…」

 

ホークモン「ほんと、無茶するんですから…」

 

テイルモン「これが引っ掛かってたみたい」

 

 

テイルモンの手のひらには

壊れたイービルリングがあった

これが木に引っ掛かっていた物の正体だ

 

 

京「イービルリング…

  ホーリーリングじゃなかったんだ…」

 

テイルモン「でも、京の気持ち嬉しかったよ

      ありがとう」

 

京「テイルモン…」

 

ヒカリ「さぁ、早くここから出ましょ」

 

京「そうね

  ホークモン、進化よ!」

 

ホークモン「了解!ホークモン進化!」

 

 

しかし、ホークモンはいつまで経っても

進化しなかった

 

 

ホークモン「あれ?おかしい…進化できません」

 

京「ええ!?どうしてよ!

  どうして進化出来ないの!?

  じゃあどうやってここから出るの!?

  あたし達一生ここから出られないの!?」

 

ホークモン「京さん…?」

 

京「たとえここから出られたとしても

  ワケわかんない樹海だし!」

 

テイルモン「京…」

 

京「大輔達はあたし達の事

  気づかなかったし!」

 

ヒカリ「京さん…」

 

京「うわぁあ!もうだめ!

  おしまいよ!あたしの人生

  ここで強制終了しちゃうんだ!」

 

 

パァン!

 

 

京がパニックに陥り、叫んでいると

京の頬に痛みが走る

ヒカリが京にビンタをしたのだ

 

 

ヒカリ「ご、ごめんなさい…」

 

京「ううん…あたしこそ…」

 

ホークモン「…なにか、ロープの代わりになる物を

      見つけてきます!」

 

テイルモン「待ってて!」

 

 

ホークモンとテイルモンは

崖の上に上がっていく

それにより、京とヒカリは

二人きりになった

 

 

ヒカリ「…京さんって、結構世話焼けますよね」

 

京「…やっぱり、そういう風に思ってたんだ」

 

ヒカリ「でも私、ずっとうらやましいって

    思ってた…」

 

京「え?」

 

ヒカリ「私は京さんみたいに

    素直に怖いって言ったり

    叫んだりできないから…」

 

京「ヒカリちゃん…」

 

ヒカリ「だから、闇の世界に

    囚われたりするのかな…」

 

京「闇の世界?」

 

ヒカリ「行きたくないのに…拒めない…!」

 

 

ヒカリの話を聞いていた京

そこへつるで出来たロープが下りてくる

 

 

ホークモン「京さーん!」

 

テイルモン「ヒカリー!」

 

 

ホークモンとテイルモンに呼ばれ

2人はロープを使い、崖の上に行く

 

 

 

京「やっと出られたぁ!」

 

賢「あの、ごめんなさい…

  助けにいけなくて」

 

すずか「私もごめんなさい…

    なんだか怖くて…」

 

京「ううん、もし賢くんとすずかちゃんまで

  落ちてたら大変だったよ

  叫びまくっちゃって

  あ、でも賢くんはデジモンカイザー

  やってたんだし、度胸はあんだよね!

  すずかちゃんもなんか暗い所

  平気そうだし!」

 

ヒカリ「京さん!」

 

京「あ、あたしってば、思い出したくない事

  思い出させちゃった?

  ああそうだ!さっき引っ掛かってたの

  イービルリングだったのよ

  紛らわしいわね!よりによって

  イービルリングだったなんて!

  あ、でもこれ賢くんのこと責めてるんじゃないよ」

 

ヒカリ「フフフッ!」

 

京「笑うことないじゃんヒカリちゃん!」

 

ヒカリ「だって…フフッ!」

 

京「やっぱ笑っちゃうか…あはは!」

 

すずか「…なんだかヒカリちゃんと京さん

    前より仲良くなってるね」

 

Bテイルモン「そうね…」

 

 

和やかな空気になっていたが

ヒカリが表情が突然変わる

 

 

京「ヒカリちゃん?どうしたの?」

 

ヒカリ「聞こえる…波の音!」

 

 

ヒカリは突然走り出す

 

 

京「ヒカリちゃん!」

 

 

京達もヒカリの後を追う

 

 

 

しばらく走っていると

ヒカリの姿が見えた

 

 

テイルモン「ヒカリ!」

 

京「ヒカリちゃん!」

 

賢「…海だ」

 

京「海?」

 

すずか「この海…いったいなんなのかな…」

 

京「海なんてどこにあるの?

  樹海が広がってるだけじゃない」

 

ホークモン「そうですよね…」

 

 

そう、京とホークモンの目線には

樹海しかうつっていなかった

 

 

テイルモン「なんでこの海は

      何度もヒカリを呼ぶんだ!」

 

賢「ヒカリさんも

  この海に来たことが

  あるんですか?

  僕だけじゃなかったのか…」

 

京「もーっ!

  なんであたしには

  見えないのよー!」

 

 

京が叫んだ直後

京の目にも海が見えるようになった

 

 

京「ほんとだ!海!」

 

賢「何か変だ…

  世界がずれてるような

  感じがする」

 

京「それって、デジタルワールドを

  守護する力が弱まっているから?」

 

賢「え?」

 

すずか「前に光子郎さんが

    言っていたの」

 

賢「デジタルワールドを守護する力…」

 

 

賢は呟く

するとヒカリが膝をつき

頭を押さえる

 

 

ヒカリ「ここにはいたくない…

    帰りたい…!」

 

京「大丈夫!あたし達

  絶対帰れるよ!」

 

Bテイルモン「あなた達!あれ!」

 

すずか「えっ?」

 

 

Bテイルモンはすずか達に呼び掛ける

なんと空間が破られ、植物デジモン

ブロッサモンが現れる

 

 

京「何あれ~!!」

 

テイルモン「空間に穴が空いて

      奥に森が見える!」

 

 

空間から光が漏れ出て

少しだけまわりに光が戻る

 

 

京「今なら進化出来るかも!」

 

賢「ワームモン!」

 

ワームモン「任せて!

      ワームモン進化!スティングモン!!」

 

アクィラモン「ホークモン進化!アクィラモン!!」

 

すずか「Bテイルモン!」

 

Bテイルモン「任せなさい!」

 

テイルモン「ヒカリ!」

 

ヒカリ「…」

 

 

ヒカリはD-3を持ち

テイルモンをアーマー進化させようとする

しかし…

 

 

ヒカリ「いやぁあああああああ!!」

 

テイルモン「ヒカリ!?」

 

京「ヒカリちゃん!」

 

すずか「ヒカリちゃん!しっかりして!」

 

 

ヒカリはD-3を落とし

頭を押さえ、悲鳴をあげる

 

 

ヒカリ「いや、やめて!

    私を連れていかないで!」

 

京「ヒカリちゃん!」

 

 

スティングモン「スパイキングフィニッシュ!!

        ぐわぁ!?」

 

賢「スティングモン!」

 

アクィラモン「グライドホーン!!

       うわぁ!?」

 

京「アクィラモン!」

 

Bテイルモン「ネコパンチ!!きゃあ!?」

 

すずか「Bテイルモン!」

 

 

ブロッサモンは完全体…

成熟期デジモンでは歯が立たなかった

 

 

京「ヒカリちゃん!しっかりして!」

 

ヒカリ「闇の声が聞こえる…!

    闇に呑み込まれる!

    もうダメ!!」

 

 

パァン!

 

 

ヒカリの頬に痛みが走る

京がヒカリにビンタをしたのだ

 

 

京「しっかりして!闇の声が聞こえたら

  あたしがギャーギャー叫んであげる!

  闇に呑み込まれそうになったら

  あたしがヒカリちゃんの手を握って

  必ず連れ戻す!だから、もうダメだなんて

  言わないで!」

 

すずか「ヒカリちゃん…

    ヒカリちゃんは1人じゃないよ

    京さんと私、それに大輔くん達もいるから

    だから、諦めないで!」

 

ヒカリ「京さん…すずかちゃん…ありがとう……」

 

 

するとヒカリと京、すずかの周りが

光で照らされる

 

 

ヒカリ「光…?」

 

京「そうよ、ヒカリちゃんは光なんだから

  闇だって照らしちゃう光なんだから!」

 

テイルモン「京の言う通りよ、ヒカリ」

 

Bテイルモン「あなたが私を…

       私達を照らす光なのよ」

 

ヒカリ「…うん!」

 

 

ピカァアアアアア!!

 

 

するとヒカリ、京、すずかのD-3が光り

すずかの持つ知識のリングが光輝く

 

 

京「D-3が…」

 

すずか「リングが…Bテイルモン!

    私はあなたと一緒に

    デジタルワールドの事を知っていきたい!

    だから、これからも一緒にいてね!」

 

Bテイルモン「ええ、当然よ!」

 

 

Bテイルモン、そしてテイルモン

アクィラモンが光輝く

 

 

アクィラモン「アクィラモン!」

 

テイルモン「テイルモン!」

 

『ジョグレス進化!!』

 

シルフィーモン「シルフィーモン!!」

 

 

 

レディーデビモン「Bテイルモン超進化!

         レディーデビモン!!」

 

 

アクィラモンとテイルモンはジョグレス進化で

シルフィーモンに

Bテイルモンは超進化でレディーデビモンに進化した

どちらも完全体だ

 

 

ヒカリ「テイルモンと…」

 

京「アクィラモンが…」

 

賢「ジョグレス進化…」

 

すずか「Bテイルモンが進化…

    レディーデビモン!」

 

ヒカリ「私の知ってる

    レディーデビモンとは違う…

    強くて気高い、光と闇を纏ったデジモン」

 

 

かつてのデジタルワールドの冒険で

敵として戦ったレディーデビモン…しかし

今目の前にいるレディーデビモンは

光と闇の中立、心強い仲間だ

 

 

シルフィーモンとレディーデビモンが

ブロッサモンを見据える

 

 

レディーデビモン「奴はダークタワーデジモンよ

         私とシルフィーモンにはわかるわ」

 

シルフィーモン「成敗してやる!」

 

 

シルフィーモンとレディーデビモンは構える

 

 

シルフィーモン「トップガン!!」

 

レディーデビモン「ダークネスウェーブ!!」

 

ブロッサモン「ギャアアアアアアア!!」

 

 

2体の必殺技でブロッサモンはあっけなく

消滅する

それと同時にすずか達は元の世界に戻ってきた

そしてレディーデビモンはBテイルモン

シルフィーモンはプロットモン、プルルモンに

退化する

プロットモンはテイルモンが成長期に

プルルモンはホークモンが

幼年期に退化したデジモンだ

 

 

大輔「みんなー!」

 

すずか「大輔くん!みんな!」

 

アリサ「あんた達!いったいどこに…

    賢!なんであんたも?」

 

 

すずか達は大輔達に

これまでのいきさつを話す

 

 

なのは「シルフィーモンと

    レディーデビモン?」

 

大輔「そっか!

   ヒカリちゃんのジョグレスの相手は

   京だったのか!」

 

アリサ「それにBテイルモンも

    完全体に進化できて

    よかったじゃない」

 

すずか「うん!」

 

賢「…それじゃあ、僕はこれで」

 

 

賢とワームモンは去っていく

 

 

京「あたし、ちょっとだけ賢くんのこと

  わかったような気がする

  それから、ヒカリちゃんの事も…」

 

京はヒカリと去っていく賢を見てそう言う

Bテイルモンはすずかに近寄る

 

 

Bテイルモン「すずか」

 

すずか「どうしたの?」

 

Bテイルモン「レディーデビモンは

       闇の力が強いデジモンよ

       でも安心してちょうだい

       私は闇の力に呑み込まれないわ

       あなたが側にいてくれる限り」

 

すずか「…うん」

 

 

すずかとBテイルモンは互いに微笑み合う

 

 

夕日が沈みかけ、大輔達は現実世界に

帰っていった




心があることに苦悩するBウォーグレイモン
アグモンとの出会いで何が起こるのか…


次回お楽しみ!
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