デジモンリリカルアドベンチャー   作:のぞむ

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なぜ自分には心がある…
苦悩するBウォーグレイモンの前に
アグモンが現れ…


デジモンリリカルアドベンチャー始まります


今、冒険と魔法のゲートが開く


ホーリーストーン

Bウォーグレイモンは砂漠をさ迷っていた

彼のまわりには大勢のデジモンが倒れていた

 

 

Bウォーグレイモン「だれか…いないのか

         倒しがいのある

         強い奴が…」

 

 

Bウォーグレイモンの目の前には

大勢のマンモンが立ち塞がっていた

崖の上にはアルケニモンとマミーモンがいる

 

 

アルケニモン「さぁ!おとなしく

       私達の所に戻りなさい!」

 

マミーモン「手こずらせやがって

      こいつらを作るのに使った

      貴重なダークタワーは

      200本だぞ200本!」

 

Bウォーグレイモン「…面白い

         相手にとって不足はない」

 

マミーモン「なんだと!」

 

 

するとマンモンはBウォーグレイモンに

突進し、通りすぎる

 

 

マミーモン「どうなった…」

 

 

砂煙がおさまると

そこには無傷の

Bウォーグレイモンがいた

そして…

 

 

 

パリーン!

 

 

マンモン軍団の内4体を消滅させた

 

 

マミーモン「信じられん!

      一瞬のうちに完全体を4体も!」

 

 

Bウォーグレイモンは次々とマンモンを

消滅させる

 

 

Bウォーグレイモン(倒しても、倒しても

         倒しても虚しい…

         決して弱い相手ではない

         それなのに…)

 

Bウォーグレイモン「この虚しさはなんだ!!」

 

アルケニモン「虚しさだって?

       あははははは!

       そんなもの錯覚だよ!

       お前もそいつらと同じ

       私がダークタワーで作ったんだ

       命のない操り人形さ

       人形はなにも考えない

       感じない…お前が虚しいと

       感じる…そう錯覚する原因は

       そうだね、多分ダークタワーが

       100本合体した時に

       プログラムのカスが混じったか

       なんかってところさ」

 

Bウォーグレイモン「プログラムのカス…

         俺がただの

         ダークタワーデジモンというなら

         どんなに楽か…

         しかし…そうでないから

         苦しいんだ!」

 

マミーモン「苦しさを無くす方法ならあるぜ

      自分を捨てて、俺たちの言うことに

      従うことさ!」

 

Bウォーグレイモン「…俺は自分より弱い奴の

         言いなりになどならない」

 

マミーモン「なんだと!」

 

アルケニモン「およし、挑発にはのらないよ

       お前の勝手すればいい

       もうお前に用はない!

       じゃあね!」

 

マミーモン「お、おい待てよ!」

 

 

アルケニモンとマミーモンは

その場から立ち去る

ダークタワーで出来たマンモン達は

なおもBウォーグレイモンに

突進していた

 

 

Bウォーグレイモン「お前達…

         本当になにも感じていないのか…

         心を持っていないのか…

         答えてくれ!!」

 

 

Bウォーグレイモンは悲痛な声で問いかけ

飛び込んでいく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車で移動していたアルケニモンとマミーモン

 

 

マミーモン「なぁアルケニモン

      例のホーリーストーンの

      事なんだけど…」

  

アルケニモン「ああ、あんたが前から

       探し回ってた奴?」

 

マミーモン「ああ、ユウトの奴から聞いたんだが

      この近くに1個あるらしいんだ

      これから行ってみないか?」

 

アルケニモン「…あんたに任せるよ

       あのガキンチョが教えてくれたのは

       癪にさわるけどね」

 

マミーモン「よーし!…

      ところであいつ

      選ばれし子どもなのに

      なんで俺たちに協力してるんだろ?」

 

アルケニモン「知らないよ

       どのみち興味ないけどね…」

 

 

アルケニモン達は車で走っていく

それを偶然にもテントモンに発見されていた

 

 

テントモン「こりゃあ、みんなに知らせんと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bウォーグレイモンは今だマンモン軍団と

戦っていた

 

 

すると、Bウォーグレイモンの目の前には

一つの花が咲いていた

その花が残り1体のマンモンに

踏み潰されそうになる

 

 

それをなんと、Bウォーグレイモンが

体を張って止める

 

 

Bウォーグレイモン「くっ……ぐぅ……!」

 

 

Bウォーグレイモンは自分でも

なぜこの行動にでたのかわからなかった

Bウォーグレイモンは起き上がり

マンモンの体制を崩す

 

 

Bウォーグレイモン「ガイアフォース!!」

 

 

Bウォーグレイモンのガイアフォースで

最後のマンモンは消滅した

 

 

Bウォーグレイモン「…俺は、何故この花を

         庇ったのだろう

         こんなちっぽけな花なんかを…

         お前達は俺とは逆…

         命はあるのに悩みはしない

         羨ましい…お前達が…く!」

 

 

Bウォーグレイモンは花を踏み潰す

しかしその行動はBウォーグレイモンを

更に苦しめるだけだった

 

 

Bウォーグレイモン「痛みを感じるのは何故だ…

         たかが花一輪だ

         なのに何故、この痛みは

         どこからくるのだ

         心…心とはどこに…!」

 

 

Bウォーグレイモンはあれから歩き続けた

日が沈む時間になっていた

 

 

アグモン「やっと会えた!」

 

Bウォーグレイモン「ん?」

 

 

Bウォーグレイモンの目の前にアグモンが現れる

 

 

アグモン「ずっと君を探していたんだよ」

 

Bウォーグレイモン「俺と戦うためにか?」

 

アグモン「それは、話をしてみてからだね

     ああ!自己紹介がまだだったね

     僕はアグモン!

     究極体にワープ進化したら

     ウォーグレイモンになるんだ」

 

Bウォーグレイモン「まさか…お前もダークタワーから!?」

 

アグモン「いや、僕はデジタマから」

 

Bウォーグレイモン「…では、お前と話をしても…

         いや、話してもいい

         ただし、俺の質問に

         答えてくれたらな」

 

アグモン「質問?」

 

Bウォーグレイモン「心とは、どこにある?」

 

アグモン「えーっと、ここかな…いやここかも

     ごめんよくわかんないよ…」

 

Bウォーグレイモン「…心ある生き物であるお前にも

         わからないことなのか

         心とは、本当にあるものなのか

         もしかしたらそれは

         錯覚なのではないのか!」

 

アグモン「錯覚なんかじゃない!

     だれかを思いやったり

     信じあったり

     そういう気持ちが

     錯覚だなんて事

     絶対にない!」

 

Bウォーグレイモン「では聞く

         心とは、なんのためにあるのだ?」

 

アグモン「デジモンがデジモンらしく

     人間が人間らしく出来る!」

 

Bウォーグレイモン「だが俺は、命のない

         ただの物体だ

         そんな俺に

         何故心があるのだ!」

 

アグモン「うーん…さっきから難しい質問

     ばっかりだなぁ…こういうの僕

     苦手なんだけどな…

     えーっと、それは…」

 

Bウォーグレイモン「それは?」

 

アグモン「…ごめん

     もう一回質問いいかな?」

 

Bウォーグレイモン「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アグモンとBウォーグレイモンが話をしている中

大輔とエクスブイモンがスティフィルと

ダークタワーで出来たナイトモンと戦っていた

先ほどテントモンからアルケニモンの居場所を

教えられ、ヒカリとやってきていたが

スティフィルモンとナイトモンが

ホーリーストーンを壊そうとしていると気付き

ヒカリが賢達を呼びにいっている間

大輔達は持ちこたえていた

 

 

エクスブイモン「くっ!」

 

 

エクスブイモンはナイトモンの剣を

真剣白羽取りで止める

 

 

大輔「頑張れエクスブイモン!」

 

スティフィルモン「おい弱っちいの

         背中に気をつけるんだな」

 

エクスブイモン「しまった!」

 

 

背後からスティフィルモンの攻撃が迫り

なす術のないエクスブイモン

 

 

ペガスモン「シルバーブレイズ!!」

 

グラウモン「エキゾーストフレイム!!」

 

 

そこへ、タケルとペガスモン

アリシアとグラウモンが駆けつけ

スティフィルモンとナイトモンを

怯ませる

後ろからなのは達も駆けつけてきた

 

タケル「大輔くん!」

 

なのは「応援に来たよ!」

 

 

そこにアルケニモンとマミーモンの攻撃が迫り

デジモン達は回避する

 

 

マミーモン「俺の立てた計画だ!

      邪魔はさせないぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bウォーグレイモン「俺は命のない…

         生き物ではない存在だ…

         そんな俺に心があって

         何が得られるのだ?」

 

アグモン「得られる?…

     それだったら仲間だ!」

 

Bウォーグレイモン「仲間…?」

 

アグモン「そう!もし君に心があるのなら

     君はもうただの物なんかじゃない

     僕達とおんなじ生き物だ!

     だったら仲間になれるでしょ?」

 

Bウォーグレイモン「仲間か…他には?

         それ以上の物は

         得られないのか?」

 

アグモン「それ以上の物って…

     いったい何が欲しいのさ?」

 

Bウォーグレイモン「わからん…

         仲間とかじゃない

         もちろん名誉とか金とか

         そういう物でもない

         もっと大事な物…

         そう、俺が俺であるべき理由!」

 

アグモン「君が君であるべき理由…?」

 

Bウォーグレイモン「そうだ

         俺はこの世界で何をすればいい?

         いや、何をすべきだろうか!

         もし強い奴と戦う事だと言うなら

         それでいい…しかし、心があるかぎり

         それが戦いの邪魔になるというのなら

         俺は心を捨てる!」

 

アグモン「…ダメだよ!

     心を捨てちゃいけない!!」

 

 

アグモンの叫び声が

荒野に木霊する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方大輔達は4体の完全体デジモンに

苦戦を強いられていた

エクスブイモン達はアルケニモンの糸

マミーモンの包帯に絡めとられ

身動きが取れなかった

動けるデジモン達もスティフィルモン

ナイトモンの2体に手も足も出なかった

 

 

スティフィルモン「どうした?

         早く本気をださないと

         僕達には勝てないよ?」

 

ユウト「…ここまでかもな」

 

クロ「くっ!」

 

グラウモン「こいつら…つえぇ…」

 

 

 

絶体絶命の大輔達

 

 

 

スティングモン「スパイキングフィニッシュ!!」

 

マミーモン「どわぁ!?」

 

 

そこへスティングモンが駆けつけ

マミーモンを攻撃する

その際にエクスブイモンは自由になる

 

 

エクスブイモン「エクスレイザー!!」

 

アルケニモン「ぐうぅ!?」

 

 

アルケニモンに拘束されていたデジモン達も

自由になる

 

 

大輔「やったぁ!」

 

アリサ「賢!」

 

賢「遅くなってすまない!」

 

テイルモン「みんな!今のうちよ!」

 

 

 

エクスブイモン「エクスブイモン!」

 

スティングモン「スティングモン!」

 

『ジョグレス進化!!』

 

パイルドラモン「パイルドラモン!!」

 

 

アクィラモン「アクィラモン!」

 

テイルモン「テイルモン!」

 

『ジョグレス進化!!』

 

シルフィーモン「シルフィーモン!!」

 

 

クロ「ガルルモン超進化!

   ワーガルルモン!!」

 

 

レディーデビモン「Bテイルモン超進化!

         レディーデビモン!!」

 

 

それぞれがジョグレス進化、超進化をし

完全体になる

 

 

パイルドラモン「デスペラードブラスター!!」

 

 

パイルドラモンはナイトモンに

必殺技を放つ

 

 

クロ「スティフィルモン!

   この前のお返しだ!

   カイザーネイル!!」

 

スティフィルモン「ぐっ!」

 

はやて「ええでクロ!」

 

スティフィルモン「…前より少し

         強くなってんじゃん

         そうでないとな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アグモン「ダメだよ!心を捨てるなんて!

     君が心を持てたのは

     偶然なんかじゃないはずだよ!

     それなのに、戦いのために

     心を捨てるなんて馬鹿げてる!」

 

Bウォーグレイモン「…」

 

アグモン「それに、僕の友達に

     君と似たような生まれ方をした

     人間がいるんだ

     だけどあの子にはちゃんと心がある

     君のように!

     僕たち、友達になれると思う…

     いや、きっとそのために

     君は心を持ったんだ!」

 

Bウォーグレイモン「…それを証明できるか?」

 

アグモン「してみせるさ!

     ちょっと時間は

     かかるかもしれないけどね」

 

 

アグモンはBウォーグレイモンに

手を差し伸べる

 

 

Bウォーグレイモンはアグモンに手を

差し出そうとする

 

 

 

 

しかし一方、大輔達のいる場所では…

 

 

レディーデビモン「ダークネスウェーブ!!」

 

シルフィーモン「トップガン!!」

 

 

レディーデビモンと

シルフィーモンの必殺技をかき消す

スティフィルモンとナイトモン

 

 

スティフィルモン「はぁ!」

 

 

スティフィルモンは2体に攻撃を仕掛けるが

それは難なくかわされる

その際にホーリーストーンの一部が

破壊されてしまう

 

 

 

 

 

 

Bウォーグレイモン「ぐ…うっ…!」

 

 

それと同時にBウォーグレイモンにも

異変が起きる

 

 

アグモン「ど、どうしたの!?」

 

Bウォーグレイモン「苦しい…何かが俺を…

         苦しめる…!

         グワァアアアアアア!!」

 

 

Bウォーグレイモンは叫び声をあげながら

飛び去っていく

 

 

アグモン「どこに行くの!?

     待ってよー-!!」

 

 

アグモンの呼び止める声は

Bウォーグレイモンには届かなかった

アグモンはBウォーグレイモンが

飛んでいった空をただ見ている事しか

出来なかった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、大輔達がいる場所に

Bウォーグレイモンが近づいてきていた

アルケニモンはそれに気づく

 

 

アルケニモン「Bウォーグレイモン!

       マミーモン、ひとまず撤退よ!」

 

マミーモン「お、おう!」

 

 

アルケニモンとマミーモンは

この場から立ち去っていく

 

 

ユウト「スティフィルモン

    俺達も行くぞ」

 

スティフィルモン「わかった

         じゃあなお前ら」

 

 

ユウトとスティフィルモンも

去っていった

 

 

大輔「なんだあいつら?」

 

京「敵わないから

  逃げ出したんじゃない?」

 

賢「!?いや違う!」

 

フェイト「…Bウォーグレイモン!」

 

 

Bウォーグレイモンはナイトモンを切り裂き

一瞬で消滅させる

 

そして、なんとホーリーストーンに

攻撃を始める

 

 

シルフィーモン「まずい!」

 

パイルドラモン「止めるぞ!」

 

Bウォーグレイモン「ガイアフォース!!」

 

『うわぁああああああああ!!』

 

なのは「みんな!」

 

 

Bウォーグレイモンの一撃で

呆気なく退化するデジモン達

 

 

スバル「ガオモン!しっかりしてよ!」

 

ティアナ「リボルモン!」

 

大輔「嘘だろ!?」

 

賢「まったく相手にならない…」

 

Bウォーグレイモン「ガイアフォース!!」

 

 

そして、とうとうホーリーストーンは破壊され

その周辺に大きな竜巻が起きる

 

 

はやて「みんな!早く逃げるんや!」

 

フェイト「Bウォーグレイモン…なんで…?」

 

アリサ「フェイト!

    ボサッとするんじゃないわよ!

    早く逃げるわよ!」

 

 

呆然とするフェイトの手を

アリサが引っ張る

 

 

 

 

大輔達が撤退した後

Bウォーグレイモンは

竜巻を見上げていた

 

 

Bウォーグレイモン「これが…

         俺が俺である理由なのか…!」

 

 

 




ホーリーストーンの破壊を続ける
Bウォーグレイモン…
はたして大輔達はBウォーグレイモンを
止めることが出来るのか…?

次回もお楽しみに!
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