気持ちの整理がつかない大輔達だったが
ダークタワーが世界中に建っていることを
知ることに...
デジモンリリカルアドベンチャー始まります
今、冒険と魔法のゲートが開く
なのはが管理局での任務中に
瀕死の重症を負った…
それを聞いた大輔達は
フェイトとアリシアが住む
自宅マンションにやって来て家に入る
部屋にはクロノがおり、表情は暗かった
クロノ「…来たか」
フェイト「お兄ちゃん…本当なの?
なのはが任務中に
瀕死の重症を負ったって…」
クロノ「…間違いない
一緒に同行したヴィータによると
空中戦をしてる最中に
なのはの動きが突然鈍くなり
そのまま…」
太一「動きが鈍く…?」
丈「…インプモン
なのはくんがなにか無理してるってこと
なかったか?」
インプモン「…そういえば
最近なのは、魔法の特訓を
休まずやってた…
僕は休んだらって言ったんだけど
なのはが大丈夫って…」
丈「…これではっきりしたよ
なのはくんの動きが鈍くなったのは
特訓を頑張りすぎて
そのツケが回ってしまったんだ」
インプモン「それじゃあ…僕がしっかり
休むように言ってれば…っ!」
光子郎「…君だけの責任じゃないよ」
インプモン「え…?」
すずか「私とアリサちゃんも
無理してるって気づかなかった…」
大輔「あいつ…デジタルワールドでも
疲れてる素振りなんか見せなかったのに…」
大輔達の表情は暗くなる一方だった
太一「それでクロノ…
なのはの容態はどうなんだ?」
クロノ「…応急処置は済ませているらしいが
意識が戻っていない
だからまだ油断はできない
地球の病院で本格的な治療が
必要になる…だけど」
伊織「だけど…何なんですか?」
クロノ「…治療が無事に終わっても
満足に身体を動かすことが
できないだろう
それほどなのはは重症なんだ」
ヒカリ「そんな…!」
ヒカリは顔を青ざめ、床に膝をつく
大輔「ヒカリちゃん……」
クロノ「…なのはが戻ってくるのは
早くて明日の昼になるそうだ
今日はもう遅いから
君達は帰ったほうがいい」
ヤマト「そうだな…このまま落ち込んでたって
なのはが回復するわけじゃない…」
大輔「そうっすね…」
光子郎「…」
テントモン「光子郎はん…
ヤマトはんの言うとおりや
今日はもう帰りましょ…」
光子郎「…はい」
大輔達は重たい足取りで
それぞれの自宅に帰っていった
-2002年 12月25日-
朝になり、大輔とチビモンが目を覚ます
大輔とチビモンはまだ眠そうに目を擦る
大輔「…あんまし、気持ちよく寝れなかったな」
チビモン「俺も…」
なのはが瀕死の重症…
あまりにショックな出来事だったのだ
安眠できるわけがない…
ジュン「ちょっと!なによこれ!?」
するとジュンの声が聞こえる
大輔は自室を出る
大輔「なんだようっせぇなぁ…」
ジュン「これ、昨日の…」
テレビのニュース番組を見ると
なんとダークタワーが
世界中に建っている映像が流れていた
大輔(ダーク…タワー!?)
大輔はただただ驚愕していた
ダークタワーは日本でも確認されており
周辺にはデジモン達もいた
そして、ダークタワーは賢が住む田町にも
建っているとの事だった
一旦選ばれし子ども達は
光子郎の家に集合することになった
光子郎の家に向かっていると大輔が突然
足を止める
すずか「大輔くん?」
太一「なにやってんだよ大輔?」
大輔「…俺、田町に行ってきます!」
太一「なんだって?」
大輔「田町には一乗寺が…
賢が住んでるんです!
早く助けにいかないと!」
太一「でもな、大変なのは
田町だけじゃないんだ!
世界中の人達がピンチなんだよ!
ここは一旦、光子郎の家に集まって
今後の対策を考えた方がいい!」
大輔「賢は!俺の大事な仲間なんです!」
大輔の決意は既に固まっていた
賢を…友達を助けると
太一「…そうだよな
わかった!こっちは俺達に任せて
お前は田町に行ってこい!」
大輔「はい!」
はやて「…ごめんな太一兄
私も行かせてもらうわ
賢くんは…大事な友達やからな!」
太一「…ああ、行ってこい!」
はやて「おおきに!いくで大輔くん!」
大輔「ああ!」
すずか「大輔くん…気をつけてね!」
大輔とはやては走りだし
田町に向かい始めた
光子郎の家にやって来た太一達
しかしまだユウトが来ていなかった
太一「そういえば、ユウトがいないけど…」
アリシア「ユウトなら後で合流するって
連絡があったよ」
アリサ「あいつ、こんな時に
なにやってんのよ!」
すずか「アリサちゃん、落ち着いて…」
光子郎がパソコンを操作する
光子郎「見てください
世界中の選ばれし子ども達から
次々にメールが届いてます」
ティアナ「凄い…メールが
200通も!」
アリサ「選ばれし子ども達って
こんなにいたの!?」
光子郎「アメリカのマイケルくんのように
3年前、世界中に現れたデジモンを
目撃した子ども達…
京くんのように2年前
オメガモンに応援メールを送った子ども達
そして、なのはやフェイトさん達のように
選ばれし子ども達と繋がりを持った
子ども達…他にも何らかのきっかけで
世界中に選ばれし子どもが現れたんです」
太一「俺達はこんな時のために
インターネットで時々連絡を
取り合ってた…今こそ
世界中のみんなが力を合わせて
立ち向かう時なんだ!」
一方田町の方では
トリケラモンというデジモンが暴れまわり
人々が逃げ出していた
そんな中、賢とワームモンが路地に入る
賢「頼むワームモン!進化だ!」
ワームモン「うん!…
賢ちゃん、進化できないよ…」
賢「ということは奴らか…あっ!」
賢が見上げたビルの上に
アルケニモンとマミーモンがいた
アルケニモン「残念だったね坊や!」
マミーモン「トリケラモンに踏み潰されない内に
さっさと仲間を呼んだらどうだ?」
賢「くっ…!」
賢は悔しそうに歯を食い縛る
ライドラモン「ライトニングブレード!!」
クロ「フォックスファイアー!!」
そこへライドラモンとクロが駆けつけ
ダークタワーを壊す
背中にはそれぞれ大輔とはやてが乗っていた
大輔は一旦ライドラモンをブイモンに退化させる
賢「本宮!はやてさん!」
大輔「賢!」
はやて「2人とも!
まずはあのデジモンを止めるんや!」
大輔「ああ!いくぞブイモン!」
賢「ワームモン!」
エクスブイモン「ブイモン進化!
エクスブイモン!!」
スティングモン「ワームモン進化!
スティングモン!!」
ブイモンはエクスブイモンに
ワームモンはスティングモンに進化する
スティングモン「スパイキングフィニッシュ!!」
エクスブイモン「エクスレイザー!!」
クロ「フォックスファイアー!!」
3体は必殺技を放つ
しかしトリケラモンは完全体
そう簡単にダメージは入らなかった
3体はトリケラモンになぎ払われる
大輔「賢!ジョグレスだ!」
賢「わかった!」
はやて「クロ!ワーガルルモンに進化や!」
エクスブイモン「エクスブイモン!」
スティングモン「スティングモン!」
『ジョグレス進化!!』
パイルドラモン「パイルドラモン!!」
クロ「ガルルモン超進化!ワーガルルモン!!」
ジョグレス進化でパイルドラモン
超進化でワーガルルモンになる
2体はトリケラモンを押さえようとすり
しかしふりほどかれ
2体はビルにぶつかってしまう
大輔「パイルドラモン!」
はやて「クロ!」
トリケラモンの攻撃が
パイルドラモンとクロに迫る
スティフィルモン「ヴァーミリオンボルテックス!!」
そこへスティフィルモンがやって来て
トリケラモンに必殺技を放つ
トリケラモンは咄嗟にそれをかわす
ユウト「すまねぇ!遅くなった!」
大輔「ユウト!来てくれたのか!」
ユウト「ああ…」
ユウトはビルの上にいる
アルケニモンとマミーモンを見る
2体は本来の姿に戻り
ビルから飛び降りる
そして太一達の方はというと
光子郎がパソコンで
世界地図を見せる。赤く点滅しているのが
ゲートの反応がある地域だが
その数はかなりのものだった
アリサ「こんなにデジモンがいるんなら
どうしようもないじゃない!?」
アリサは思わず大声を出す
すると伊織は光子郎が
なにかと話してることに気づく
光子郎「皆さん、ちょっと離れてください」
太一達は光子郎の言うとおりに離れる
すると光子郎がノートパソコンの電源を入れ
デスクトップパソコンと向き合わせる
すると画面から光が放たれ
そこからフードを被った青年が
現れる
フェイト「あなたは…?」
光子郎「成功です…ゲンナイさん!」
太一「ゲンナイさん!?」
フェイト「ゲンナイさんって…あの時の!?」
青年、ゲンナイはフードをおろす
ゲンナイ「久しぶりだな、選ばれし子ども達よ
フェイトとアリシアも元気そうだ」
アリシア「うん!元気だったよ!」
京「うっそー!ゲンナイさんって
スッゴいおじいちゃんだって
聞いてたのに
チョーカッコいいじゃない!」
ゲンナイは子ども達を見渡す
ゲンナイ「…なのはのことは
既にこちらで把握済だ
彼女とそのパートナーデジモンには
酷な事だな…」
光子郎「…はい
でも、きっとなのはもインプモンも
大丈夫です!僕は信じています
だから今は、僕達がやるべき事をします!」
ゲンナイ「そうか…」
ゲンナイは宝玉のような物を取り出す
伊織「なんですか、それ?」
ゲンナイ「これは、チンロンモンの持つ
12個のデジコアの1つだ
選ばれし子ども達の危機を救うために
この玉を使えと、チンロンモンから
授かってきた…
さあ、早くデジヴァイスを」
太一達はデジヴァイスを玉に掲げる
すると玉から光が放たれた
テイルモン「なに?この感じ…」
パタモン「なんだか…とっても暖かいよ」
アルマジモン「ウパモン進化!アルマジモン!!」
ホークモン「ポロモン進化!ホークモン!!」
すると今まで現実世界では幼年期だった
ウパモン、ポロモンは
アルマジモン、ホークモンに進化した
一方パイルドラモン、クロ、スティフィルモンは
トリケラモン、アルケニモン、マミーモンに
苦戦を強いられていた
トリケラモンならまだしも
アルケニモンてマミーモンのコンビネーションが
強力で3体は翻弄されていた
パイルドラモン「うわぁあああ!!」
パイルドラモンはトリケラモンに
宙に投げ飛ばされる
大輔「パイルドラモン」
マミーモン「おっと!」
大輔「うわっ!?」
マミーモンが大輔達にビームを放つ
大輔達はなんとかかわす
はやて「ちょっと!危ないやろ!」
ユウト「お前ら!上!」
大輔達は上を見る
先ほどのビームで崩れたビルの瓦礫が
落ちてきているのだ
大輔「うわぁああああ!!」
パイルドラモン「大輔!賢!」
クロ「はやて!」
スティフィルモン「ユウト!
くそ!間に合わない!」
すると先ほど玉から放たれた光が
パイルドラモン、クロ、
スティフィルモンに当たる
パイルドラモン「あ…!」
クロ「なに…これ?」
スティフィルモン「力が……みなぎってくる…!
うおおおおおおおお!!!!」
「パイルドラモン究極進化!
インペリアルドラモン!!」
「ワーガルルモン究極進化!
Bメタルガルルモン!!」
「スティフィルモン究極進化!
ラセンモン!!」
なんと3体はそれぞれ究極体
インペリアルドラモン、Bメタルガルルモン
ラセンモンに進化する
3体は瓦礫から大輔、賢、ユウト、はやてを守る
インペリアルドラモン「大丈夫か!?
大輔!賢!」
クロ「はやて!無事!?」
ラセンモン「ユウト!」
大輔「お前は…」
賢「パイルドラモンが…進化した!?」
はやて「やったでクロ!
究極体や!」
ユウト「スッゲー!」
究極体に進化した3体は
トリケラモン達を見据える
そして、光子郎のパソコンには
テレビ中継が流れており
そこにはインペリアルドラモン
クロ、ラセンモンが映っていた
伊織「あれは…
パイルドラモンが進化した姿!?」
ヤマト「黒いメタルガルルモン…
まさかはやてが!」
アリシア「もう1体は
スティフィルモンの!」
ゲンナイ「チンロンモンの光を浴びて
インペリアルドラモン
Bメタルガルルモン
ラセンモンに究極進化したのだ」
テイルモン「チンロンモンの光…」
ゲンナイ「そうだ、お前達も同じ光を浴びた
今なら、容易に完全体になれるはずだ」
テイルモン「完全体に!?よかった!」
そして究極進化を目の当たりにした
アルケニモンとマミーモンは驚愕していた
マミーモン「また進化したってのか!?
究極体!?そんなのありかよ!」
アルケニモン「マミーモン!撤退よ!」
マミーモン「ケッ!」
アルケニモンとマミーモンは退却する
3体の前にトリケラモンが迫る
ラセンモン「へっ!弱っちい走りだ…な!」
ラセンモンのパンチ一発で
トリケラモンは地面に倒れる
その隙にインペリアルドラモンは
片手でトリケラモンを掴む
インペリアルドラモン「今だ!ゲートを!」
賢「わかった!
本宮…いや、大輔!」
大輔「ああ!デジタルゲートオープン!!」
賢が持っていたノートパソコンにゲートを開く
トリケラモンはゲートに吸い込まれた
大輔「やったな!」
賢「うん!」
インペリアルドラモン「急げみんな!
他の場所のダークタワーを
破壊するんだ!」
はやて「せやけどどうやって…てなんや!?」
大輔達はインペリアルドラモンに近づくと
なんとインペリアルドラモンの背中にできた光に
吸い込まれる
クロとラセンモンもだ
インペリアルドラモン「俺にはわかるんだ
ダークタワーの位置が!」
インペリアルドラモンは遥か上空へ飛ぶ
インペリアルドラモン「ポジトロンレーザー!!」
インペリアルドラモンはレーザーを
3分割して放つ
そのレーザーは日本にある3つ全ての
ダークタワーを破壊する
インペリアルドラモン達は
その場所にいるデジモン達の回収にむかった
そしてそれは光子郎宅にいる太一達にも
見えていた
タケル「大輔くん達が…」
ゲンナイ「4人だけに任せるのではない
お前達にも役割はある
選ばれし子ども達が
力を合わせる時だ!」
しばらくしてデジモン達を
デジタルワールドに帰し終えた大輔達は
お台場に帰ってくる
太一達とも合流し、ゲンナイが
これからするべきことを話し始める
ゲンナイ「デジタルワールドはD-3でなければ
開けない。そこでお前達は
インペリアルドラモンで
これから世界の特定の6ヶ所に飛び
現地の選ばれし子ども達と力を合わせて
デジモン達をデジタルワールドに
追い返してほしいのだ
特定の場所とはニューヨーク、香港
モスクワ、メキシコ、シドニー、パリだ」
大輔「あっという間に日本中回ってきたんだ!
世界一周だって対したことねえさ!」
ゲンナイ「インペリアルドラモンなら
世界中を回るのに30分も
掛からないだろう
さあ、現地では私の仲間が待っている
いけ!選ばれし子ども達よ!」
ゲンナイはそう言い残し
この場から消えた
京「ゲンナイさん!?」
伊織「消えた…!?」
光子郎「きっとまた、自分の任務に
戻ったんでしょう」
太一「よーし!俺達も行こうぜ!
世界へ!」
フェイト「うん!」
太一の掛け声に
全員が頷く
佳江「光子郎…」
光子郎「お母さん…」
そこへ光子郎の母、佳江が
包み箱を持ってやってきていた
光子郎「心配しないでください…
その…なるべく早く帰ってきますから
これは…?」
佳江「なんか…みんなが出かけるような気がして
おにぎり、作ってきたの」
光子郎「…ありがとう、お母さん」
光子郎はおにぎりが入った包み箱を
受けとる
「久しぶりだな、光子郎くん」
そこへ男性の声が聞こえてくる
光子郎「士郎さん!
それに桃子さん、恭也さん
美由希さんも」
美由希「光子郎くん!久しぶり!」
忍「私もいるわよ」
すずか「お姉ちゃん!」
この場になのはの家族、すずかの家族が
集まっていた
佳江「偶然そこで
高町さん達と会ったのよ」
光子郎「士郎さん…その…」
士郎「いや、君が気に病むことはない
僕もこんなことになるとは
思わなかったからな…
でも、なのははきっと元気になる
だから君もいつまでも
落ち込むんじゃないぞ」
光子郎「…はい!」
恭也「光子郎…」
光子郎「恭也さん…」
恭也は光子郎に近づく
恭也「…無事に帰ってこい
待ってるからな!」
光子郎「はい!」
桃子「それとこれも
うちのシュークリーム
みんなで食べるのよ」
光子郎「ありがとうございます!」
光子郎はシュークリームが入ったタッパーを
受けとる
忍「大輔、すずかをお願いね」
大輔「任せてください忍さ「じゃなくて?」
お義姉さん…///」
太一「よーし!出発だ!」
『オーっ!!』
大輔達は世界の危機を救うため
世界を巡る旅を始めた……
世界を巡る旅が始まった…
ニューヨークに降り立った大輔とすずかは
ミミとマイケルに再会する
次回もお楽しみに!