フェンリル   作:氷雨蒼空

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第四話

軍事基地のブリーフィングルームにて作戦概要を伝えられたカエデは、準備の為にベースキャリアーが格納されているドックへと足を運んでいた。

アームジャケットを運送する役目もある巨大な移動基地を、更にメンテナンスするために更に大きく造られた格納ドックは、遠くから見ても圧巻の光景と言えた。

アームジャケットが主流の戦場において、ベースキャリアーを運用しているのは王国軍くらいであろう。

 

その理由は、他国の第二世代は単機で任務を遂行できるように設計され、長時間の運用が加納となっており、必要とされる修理部材等の類いは細かくわけて、補給部隊の運搬だけで済んでしまうのだ。

 

それ故に馬鹿高い運用コストのベースキャリアーを建造するよりも、アームジャケットに金をかけた方が利にかなっていると、他国ではそれが常識となっていた。

 

それに第二世代に同時に救援戦いになった場合、必ずどちらかが負け、負けた方は鹵獲を恐れ自爆するために、基本的に大破修理になることはない。

 

そんな戦争がいつまでも続くとこなれていくもので、今となってはアームジャケットの敗北=即時撤退が基本となっているのだ。

 

カエデ曰く『祖国の小説に出てくるクリーンな戦争』とまではいかないまでも、王国軍はそんな戦争の常識から取り残されているのは間違いない。

 

これまで旧式で尚且つ魔導技術すら搭載されない機体しか保有していない弱小国が、どうして侵略されなかったのか?

それは友好国という後ろに控えた存在のお陰であった。

 

つまり今回の戦争はそれが崩壊したのである。

 

 

噂では、友好国の一つでエルテミナ帝国も警戒する軍事力を有する、ラナート公国がレヴナントの開発技術に注目し、エルテミナ帝国と手を組んだとされているが、あくまで噂でしかない。

 

が、今回のエルテミナ帝国からの攻撃があってから、ラナート公国は支援を行うどころか沈黙を続けている。

 

だが疑惑が深まったところで、ブランベルク王国にはそれを追求することは出来ない。

むしろ追求して相手の機嫌を損ねてしまった場合、最悪同盟解除されてしまう可能性がある。

 

今は触れずに放置するしかないのが実情だった。

 

そんな世界情勢の中で、数少ない友好国である海の向こうの和国から来ている少年

が、ベースキャリアー格納庫に顔を出すと、突如筋肉だるまの男達に取り囲まれ、物凄い険しい顔を向けられた。

 

 

「何しにきた」

 

男達の一人、モヒカンドレッドヘアーの屈強な男、レダスが見下ろすようにカエデを覗き込むと、カエデはその背後に仁王立ちしていたファーティスを指差した。

 

「あれのセッティング」

 

カエデが最後まで言葉を吐き出す前に、目の前で腕組みしていた男はつまらなそうな顔で話を遮ってくる。

 

「元訓練機の払い下げ品をか? 軍で既に配備されてるセカーテじゃなくてか?」

「シミュレーターで乗ってみたけど、セカーテよりファーティスの方が乗りやすい」

 

単純な好みの話であれば素人の域であることは言うまでもない。

 

だが戦場において、ましてや第二世代相手では王国軍のマルチロール機とされるセカーテでも太刀打ちできないのは明白。

 

それらひっくるめて、カエデが何故にファーティスをセッティングすると言っているのか理解できずにいると、

 

「おーい! カエデ君じゃないか! どうしたんだい?」

 

カエデの姿を見つけたロイドが慌てて走ってきたのである。屈強な男達に絡まれている姿に、ロイドは何かのトラブルに巻き込まれたのではないかと、心配の顔で駆け寄ってきた。

 

「カエデ? 和国っぽい名前ってことは、お前がシュターダルの英雄か!」

「まじか! だからファーティスか!」

「俺と握手してくれよ!」

まさかの一変した空気を前に、驚いたのはカエデではなくロイドだった。

最もカエデは驚くどころか!

 

「寒天ゼリー食べます?」

 

なんてフレンドリーに接している。流石は海の向こうから見知らぬ国へ一人でやってくる度胸があるだけのことはある。

 

 

「「「「あま!」」」」

 

一斉に男達が和菓子の甘さに驚きつつも、件の英雄を前に興奮冷めやらぬと言った感じであった。

 

「それにしてもファーティスで第二世代に勝つとは、お前は俺達メカニックの間ではヒーローなんだぜ」

 

そう告げるレダスに、そう言えばと思い出したようにカエデがそう尋ねる。

 

 

「・・・・・・そう言えば鹵獲した敵機体はを置いている研究所ってどこです?」

「それならヴァレンタイン少佐の管理地でもある、ヴァレンタイン侯爵家の敷地だな。ここから近いが行ってみるか?」

 

「・・・・・・是非」

 

カエデはレダスとロイドの間を視線で往復させながら、何か考え事をしたあとに端的にそう告げる。

「それなら僕も同行しよう。僕も先週からイレブン所属になってね」

 

レダスの案内でカエデとロイドは、軍事基地から離れた、王都内にあるヴァレンタイン侯爵家の敷地へとやって来る。

王国の貴族でも、侯爵家ともなればそれなりに金を持っているのだろう。

だが、それにしてもでかすぎるなと内心で驚いたカエデより先に、その内心の感想をロイドが口に出していた。

 

「凄い広大な土地だね」

「土地だけで町の一区画はあるな。まあいい。すでに連絡をいれてるから入れるぞ」

 

衛兵にレダスが話しかけて幾つかのやりとりを行った後、カエデ達は敷地内にある研究所へと足を運ぶ。

 

赤レンガを積んで建築されたような外観の建物と、その裏に建造された装甲板の外壁の建物に目を丸くしたロイド。

「ここにバラバラに分解された“カロッゾ”が置かれている」

 

軍で正式に認定されたコードネームで呼ぶレダスに、カエデはちょっとばかし興味を示したような態度をみせて。

 

「なるほど。ベルク語では爪の魔神って意味か」

「意外と博識だねカエデ君」

 

元々ほ英才教育の一環で専門書などばかり読んでいたカエデからすれば、海外の文学や語学関連の内容は知っていて当然のことだったのだが、そう言ったものとは無縁のロイドにとって、カエデのこの博識ぶりは心底驚きだった。

 

 

感心するロイドを尻目に、レダスに促されて中にも入ったカエデは、研究所の職員を無視して見えるように置かれたコアへと歩み寄った。

 

「こらこら君!」

「いやいいんだ」

「レダスさんがそう言うのであれば」

職員の態度に驚くも、それ以上にレダスがどんな立場なのか興味を持ったロイドは、少しばかりおどおどした態度で尋ねる。

 

「えーと、レダスさんって、この研究所の関係者なんですか?」

「俺か? 俺は主任研究員だよ。これでもな」

 

真っ白な羽を浮かせてにやりと笑みを浮かべるレダスに、ロイドは思わず腰を抜かしそうになる。

 

屈強な体つきに油まみれの作業服を着ているものだから、手っきり職人肌のメカニックかと思ったが、まさかの、インテリという属性に、そりゃ驚くなと言うほうが難しい。

 

 

「研究員? それじゃコアの解析を?」

 

興味を示したカエデに、レダスは困ったように肩を竦める。

 

「どうしたら起動するのか未だわからずだ。何せ魔導技術の専門家はこの国にはいなくてな。手探り状態だ」

 

コアだけ外れたその合計から、今度は胴部のパーツ群に歩み寄ったカエデは、

 

「なるほど。道理で。魔法を魔法の観点から見るのは常識とされる。でも科学の観点からどうしてみないんだ? 例えば、火を起こす。魔法であれば魔力を呪文詠唱で火属性に転嫁することで現象は起こる。その公式が術式で、バリエーションの数だけ公式は散財する」

 

でもと、そう付け加え、カエデはバケツに組まれた水を指差した。

 

若干意味深な言葉を言っていた言葉に、ロイドは少しばかり気になったものの、研究員達はそれどころでなかったせいか、誰もがカエデの説明に夢中になっている。

 

自分が学生の時は、こんなに教師の言葉に夢中になっただろうか?

目の前の不思議な光景に、昔と照らし合わせて苦笑を浮かべるロイド。

 

「水を電気分解して発生した酸素と水素。これらは可燃性のガスだ。これに引火に必要な熱量を加えれば火は起こる。最も伝播速度が速すぎて爆発に繋がる。では簡単な方法では、乾いた木に対してマグネシウムをそばで削ってやればいい。擦れたマグネシウム粉末は酸化し、その熱が乾いた木を燃やす。これらは目に見える現象であるけれど、視点を変えれば、これらは公式なんだよ」

 

カエデの話を聞いていたレダスは、聞いているうちに目を見張り、いつの間にかカエデの肩を掴んでいた。

 

「こいつの起動の糸口をみつけたなら教えてくれ!」

 

「糸口? 動力のエネルギーを流してしまえば簡単な話じゃないですか」

 

「わかったのかよ!」

 

呆気にとられるレダスをよそに、カエデは研究員達に周囲のパーツを指さす。

 

「様々な命令形とうは魔法術式が使用されている。これらケーブルは銅などが使われているけど、結局は魔法も0と1の魔力信号なのかもしれない。ならそれを電気信号から魔力信号に置き換えてしまえばいい。この部分が発生したエネルギーを信号に変換し、コアに送ってる。こいつにこの研究所にある試験用のアームジャケットの動力を繋いでみて」

 

言われるがままに研究員達は作業を行い、レダスも時にそれに加わって手伝った。

 

そうして三時間ほど接続に苦戦したところで起動テストを開始すると、

 

 

「まじかよ! コアにエネルギーが流れたぞ!」

 

一応エネルギーを通すことには成功したのである。ようやくの第一歩を前に、その場に集まっていた研究員達が、互いに抱き締め合い感動に浸る。

 

「お前がいたお陰で研究が進みそうだ! 感謝する!」

 

そう言ってカエデの手をがっしりと手を握るレダス。

そんな二人の姿を前に、ロイドは感動で思わず泣きそうになっていたのだが、

 

「それじゃあ、とりあえず目の前の問題が解決したところで、突貫作業でファーティスの足回りと内部のケーブル交換お願いしますね」

 

 

「「「「へ?」」」」

 

カエデが背負っていたバッグから、タブレット端末を取り出すとベースキャリアー格納庫を訪れた理由を口にし始める。

 

「ヴァレンタイン少佐にファーティスの反応が悪いから、足回りと信号回りの改修を頼んだら、主な専門の技術屋の手が足りないとか。原因をきけば、研究所でコア研究に割かれてるし、遅々として研究が進んでないとぼやかれまして。いい加減成果が上がらないと、他の部隊の研究所に持っていかれるとか嘆いてました。一応これ、鹵獲したのはイレブンでも所有管理は国ですからね。成果が上がらなければ他に回されるのは道理です。なので、これをどうにか出来たらファーティス一機好きにしていいと言われたので。それとこいつの装甲のミスリルは1度溶かして、グラフェンと混ぜで内部フレームに流用します。それと電装系も改良します。これが設計図です」

 

これまでの会話をロイドは少しずつ思い出す。思えばあの時格納庫を訪れたのも、機体がどうなったのかではなく研究所の場所を尋ねたのも、真っ先にコアを確認したのも、全てはこれの為であったと知り、レダスとロイドは互いに顔を見合せ苦笑した。

 

普通であれば目にするまで絶対的な自信など持てない。むしろ好奇心の方が勝っていて、興奮したりするものだが、ここにくるまでの間、彼が興味をしめしたのはヴァレンタイン侯爵家の所有する敷地が広かったことのみ。

 

そして、今に至るまで対して面白くなさそうに見える態度であった。

 

つまるところ、彼は始めからこれを確実にコアにエネルギーを流す方法を思い付いていた。

 

だから、起動方法すらもわかっている。

 

想像以上の腕と知識を披露して見せたカエデだが、彼の容赦のなさを初めて思い知らされたのはこのあとだった。

 

カエデに渡されたタブレット端末を眺める。

 

 

それは一機の第一世代機の外観形状そのままの、中身がほぼ全く違うファーティスの設計図と、それを完成させるまでの全工程を記したロードマップであった。

 

その工程期間は、今朝がた話し合われた作戦が行われる三週間後がタイムリミット。

 

レダスとロイドは言葉を一瞬失ったところで、

 

「できるかぁぁぁぁぁぁぁ」

 

絶叫するのだった。

 

 

 

 

ブランク王国と隣接する隣国、エルテミナ帝国。

シュターダルから北にある、エルテミナ帝国領のバイラスの地を治めるカタール=プリーシュケルト伯爵は、部下からの報告に自分の耳を疑った。

 

「オーウェン卿のネイルアートが鹵獲されただと?」

「はい。シュターダル基地襲撃の際に同行した者の報告によれば、敵の第一世代機と交戦中に、突如機能不全に陥ったのか、起動停止して動かなくなったそうです。辺りでは霧や土煙が立ち込め、敵がいかなる魔法を使ったのか詳細は確認出来なかったようですが、」

 

「たわけ! 王国の旧式が魔法など使えるわけがなかろう! おまけに魔法障壁をこちらは有している! 王国の技術で魔法障壁を打ち破る兵器が造れる筈もない。してオーウェン卿はどうなった!」

 

「そのまま機体が運ばれたので、安否については未確認とのことです」

いよいよ報告の内容に不満しか募らなくなったプリーシュケルトは、持っていたワイングラスを床に叩きつける。

 

 

「おのれ! 我がエルテミナ族より劣る劣等種族め! こうなれば私直々に」

 

 

エルテミナ帝国は、その昔流浪の民であった。遊牧民と言ってもよいその部族は、一人の強い部族長が従えていた。

 

移動先で時には他種族と戦い、そして強い者だけを一族に率いれ、そうして大きくしていった。

が、大きくなりすぎた部族を維持するには、一つの定住先が必要であった。

 

同時に“篩”も必要であった。

 

これまで強い者達を集めてきたエルテミナ族であったが、それでも生まれてくる子供が決して逞しく育つとは限らない。

 

なので、過酷な環境に身を置き、そこで生き残った者達で国家を形成すれば良いという答に帰結した。

 

結果、ブランベルク王国の北にある、年の半分は雪に埋もれている不毛の大地にエルテミナ部族は定住し、長い年月を掛けて帝国を形成していった。

 

その過酷な自然環境の中で息抜き、かつ戦争で功績をあげ実力を示すことで、現在の帝国内の貴族の家系は生き残ってきた。

 

プリーシュケルト伯爵家も、この国境線の守備を任されるほどの、皇帝から信頼を寄せられる家柄である。

その家に仕える者がまさか敗れたばかりか、アームジャケットを鹵獲までされる失態を犯したことに、プリーシュケルト伯爵焦りと怒りにうち震える。

 

皇帝や、皇帝の長子でもあり帝国の将軍である皇姫アルテナの耳に入れば、間違いなく粛清対象となる。もっとも既に情報は本国に伝わっている可能性がある。

 

「伯爵閣下、敵はシュターダル基地の防備を再編している模様です。それに合わせ南西のゼーレバルト伯爵が侵攻作戦を開始するとのこと」

 

「ゼーレバルト伯爵は我が盟友。汚名を返上する機会を与えてくれるやもしれん。すぐに使いを出せ!」

 

「は!」

 

 

 

エルテミナ帝国が再度の侵攻作戦の準備を行っている中で、ブランベルク王国国内は至って侵攻直後と何ら変わらなかった。

 

本来であればエルテミナ帝国を押し返したという情報で、国内は活気付く筈である。

 

そうならないのは情報統制がなされていたせいでもある。

 

その理由は、

 

「たまたまの偶然かも知れません」

 

ヴェロニカ=ヴァレンタイン少佐は、直属の上司であるメイオール=グランド准将にそう進言し、今後のことを踏まえ、今回の先勝の詳細非公開を要求していた。

 

貴族達にはお(つぼね)様と皮肉られる老婆は、目の前の若き少佐の言葉にコクりとうなずく。

 

「確かにあんたの言うとおりさね。和国からの留学生が活躍した。一見ヒーローであるが、それをエルテミナ帝国が知れば、真っ先に狙ってくるじゃろ。今後、その少年が再び奇跡を起こした時、初めて本格的に少年の存在を表沙汰にするかどうか決めれば良いの。国王様に悪いが、今は国内からエルテミナ帝国に情報が漏れるのは困る。軍内部での箝口令もしいておけ。もっとも和国の言葉ではないが、人の口に戸は立てられん」

 

「進言聞き入れてくださり有難うございます閣下」

「ふん。して、そのカエデという少年はどうじゃ?」

「中々に有能です。鹵獲した敵アームジャケットの魔導コアの技術解析に成功し、更に彼の母国にはない、彼独自の考案した技術もイレブンで試験運用始めたところです。最も、こちらがわのスタッフの知識と技術力不足で、次回作戦には間に合わないようですが」

 

ヴェロニカの報告に盛大にため息をつくメイオール。

 

「少年の能力なぞきいとらん。最初の報告だけで十分有能であることは理解しておる! 異性としてどうなのじゃと聞いておるんじゃ」

「はぁ」

 

気のない返事にいよいよ頭を抱え始めるメイオール。

 

「その少年が有能であれば、国内の貴族連中は率いれようと動くじゃろう。しかも少年は既に母国では英雄扱い。今のうちに少年に女を見繕おうとするのは当然じゃ。お主さえ良ければ解決なんじゃがな」

 

「私に色仕掛けをしろと?」

 

無感情で無表情の声音のヴェロニカを、今一度頭の先から爪先まで眺めたメイオールは、首を横に振って盛大にため息をつく。

 

「見てくれは好みを抜かせば引く手数多じゃろうが、無愛想すぎる。駄目じゃな」

 

ぷち。

 

「おまけに仕事一辺倒。男を立てたことも無さそうじゃ。お前の母親スカーレットも思い出してみれば見てくれだけの仕事人間じゃったな。はぁ。お主に相談した私が悪かったよ。下がってよい」

 

ぷつーん。

 

暫くメイオールをじっと見ていたヴェロニカが、ばん! とテーブルを叩いてメイオールの顔を覗き混む。

 

「やって見せましょう。その色仕掛け」

 

「そ、そうか・・・・ま、まああまり無理は」

 

 

最後までメイオールの言葉を聞くことなく、彼女は自分の首の前で、親指で横線を引くジェスチャーをし、

 

「イチコロです」

 

そう告げて出ていった。

 

「ヴェロニカ・・・・・お主誰を殺すつもりじゃ」

 

 

若干恋愛に対してズレた部下に、これから襲撃を受けるだろう少年の運命に同情するメイオールだった。

 

 

 

 

 


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