FGOAチーム所属1部攻略RTA   作:眼帯にロマンを感じる人

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なんかスルト君に書けと言われたので、腹痛に耐えながら書きました。

過去話は書いてないので初投稿です。


他者視点(おまけてきなもの)
輝きに満ちた日曜日/オフェリア視点


私は日曜日が嫌いだった、私の両親は生粋の魔術師で私を魔術師として育てた。そのことに関して私は否定しない、けどある日を境に私に対する親の期待がまるで呪いのように感じるようになった。魔眼を手に入れてからはより一層大きくなり、それはどんどん私の心を弱らせていった、けれど、私は誰かに助けを求めるようなことをしなかったし、逃げることもしなかった。私はどこかで親の期待に応えなくてもいい、皆の願いなんて叶えなくてもいい、そう言ってくれる誰かを探していたのかもしれない。そんな自分自身を私は嫌っていた。

 

でも今は違う、わたしは…あの日会った彼のおかげで日曜日を、そして自分自身を好きになれたのだから…

 

出会った時はあまり彼について良い印象を持っていなかった、私の両親と彼の両親の仲が良くそれなりの頻度で会っていた。そこで出会ったのが本田守…いまの私を支えてくれる存在であり、私が恋をしている人。

 

最初のほうは特に話すこともなかったんだけど、ある日たまたま2人きりになる時があって、

 

「君は何か思い詰めてるようだけど、僕が相談に乗ろうか?」

 

と話しかけてくれた、その時の私は

 

「…別に何もないけど」

 

と返していたけど。

 

「いや、絶対あるね。僕の目はごまかせないぞ!」

 

この時の私は自信満々に言われたことにムッとして、

 

「貴方に他人を心配する余裕なんてあるんですか?」

 

と言った。あの時の私を殴りたい、なんてひどいことを言っているの私は!!

 

「うっ、ま、まぁ、それなりにはやってるから、大丈夫だと思う…よ?」

 

この時彼は勉強をサボることがあったから、こんな感じで最後が疑問形で終わっている。のちにバレて叱られたらしいけど。

 

「そんなんでよく私の心配ができましたね、貴方は親の期待に応えたいと思わないのですか?」

 

…殴りたい、今すぐ私を、殴りたい。

 

「うん?まぁ確かに僕だって君みたいに期待されてはいるけど…でも別にそんなものに応える必要ある?だって自分の人生だよ?それに囚われてたらつまらないじゃん。」

 

この言葉に衝撃を受けた、かつての自分では考えられなかったこと…それを彼は言ったの。

 

「え、で、ですが親の期待に応えることが、魔術師にできる最大の親孝行で、

 

「でも、それで君は苦しんでいるように見えるけど…」

 

「少なくとも僕からしたら、君は親の期待に応えなくてもいいし、皆の願いなんて聞かなくてもいいと思うけどね。なんなら、僕は本来の君を受け入れるよ?たまにはありのままの自分を出してもいいんじゃないかな。」

 

この時の私の顔は凄い顔だったと思う、今まで自分が心の奥底で探していた本来の私を受け入れてくれる人がいること、そして私が言ってほしかったことを言われたから、自然と涙がこぼれていた。

 

「…本当に?いいの?貴方の前では我慢しなくていいの?」

 

「うん、だって…君は君だから!!」

 

この一言で私の心は解放された、今まで我慢してた感情が、思いが、全部出てきて自分でも制御できなくて、私は大声で泣いていた。

 

「うぅ、ありがとう…ありがとう…」

 

「うぇ!?な、なんで泣いてるの!?僕なんかしたかな!?」

 

私は彼に救われた、彼になら自分を抑圧しなくていいんだ…って。

 

「そういえば君の名前は?」

 

「オフェリア、オフェリア・ファムルソローネ。」

 

「そうか!よろしくね!オフェリアちゃん!」

 

今思い出すとかなり恥ずかしいけれど、彼が私を撫でてくれてる時、私の心はとても暖かくて、暖かくて…安心したことは今もなおはっきりと覚えている。

 

あの日から私は自分自身を解放できるようになった、今まで前に一歩も踏み出せなかった自分を彼は引っ張ってくれた。そのおかげで今の私がいる。彼がいなかったら私はきっと不安と恐怖で押しつぶされていただろう、そう考えるととても怖くなる。でも私には彼がいるからきっと大丈夫。それ以来彼のことを異性として意識し始めた、最初のほうは目を合わせることもできなくて…でも少しずつ距離は縮めていっているつもりなんだけど…いまだに告白はできていない。

 

いまでも私は彼を愛している、彼から告白されたらすぐに返事をするレベルで大好き。ただ私がこの思いを伝えられない…これでもよく2人で出かけるんだけど、全然うまくいかないし、手作りの料理食べさせてあげようとしたら、彼のほうが圧倒的に料理上手でショックを受けたりしたけど…親は早く告白して結婚しろ、そして早く孫を見せろって言うから、そのたびに結婚生活を想像して顔が真っ赤になる。けどそんな自分から告白する自信もないし…好きです、なんて恥ずかしすぎて言えない…それに彼は本当に鈍感だから、私の思いには全然気づいてくれもしないし…時計塔では彼を狙う女性魔術師もそれなりにいるし…まぁ彼が他の女と付き合うことになったら…考えただけでもゾッとする。その時は本気を出すしかない、えぇ、ほかの女に渡すものですか…最悪魔眼を使ってでも止める…彼を取ったらどうなるか、思い知らせないと…

 

私も今ではかなりの実力がついてきたと思う、それでも彼には負けるけど…いつの間にか私に現代の戦乙女という二つ名がついていた、私なら守専用の戦乙女にすると思う、今のやつより何倍もいい、今度からこれに変えようかな?…仮に私が戦乙女なら、私は彼を守るために戦う戦乙女になろう。それが私、魔術師としてのオフェリア・ファムルソローネにできる唯一のことだから…

 

足音が聞こえる、ふとその方向を向くと1人の男性が歩いてきた。あれからだいぶ時間が経ったけど、彼はあの日から変わってない。あいも変わらず、落ち着きがないしいつも考えているのは他人のことばっかりで、自分のことは全部後回し。…でもそんな彼が好きで好きでたまらないから、

 

「おはよう、守。」

 

そう言って私は自分を救ってくれた想い人に微笑んだ。

 




これでスルト君も笑顔になれるはず…

ところでこういう感じのおまけはもっと書いたほうがいいのかな?
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