---宮藤真一---
救援を待てと指示が来たが、もう二日だよ。飽きてきたよ。どうするかな?あの時の女性で妄想でもするか?まず、女性をこの部屋に『強奪』して、意識を刈り取る。この部屋に結界を張らないとダメだな。余計なジャマは妄想の妨げである。下着を強奪して、女豹のポーズをしてもらおうかな?
う~ん、妄想が飽きてきた。帰ろうかな?逃げるなら、密室にしない方が良いらしいので、窓を開けてから、家に転移した。
「心配したんだよ~」
家に帰ると真由美さんが泣き縋ってきた。心配してくれたんだ。もっと、早く帰ってくれば良かったかな。
「ちょっと、顔を貸して」
真由美さんと感動な再会をしていると、美琴が僕を連れ出した。連れ出したと行っても、敷地内であるけど。連れて行かれたのは、『実験室』と描かれた部屋だった。僕の実験室、様々な実験をしている。何の実験って…何だっけ?まぁ、いいか。
中には知らない少女が台の上に拘束されていた。何故か全裸で、ラオが何かしている。
「やめてよ~!」
少女が目に涙を溜めている。ラオは少女の特定部位を指で突っついたり、棒で突っついたり、箸で摘まんだりしていた。何の遊ぶだ?
「彼女の記憶を読み取ってくれる?」
美琴に言われた。言われた通り、記憶を読み取るが…うん?少女の推定年齢と記憶した年数に開きが大きすぎる。どういうことだ?
「どうだった?」
「見た目年齢よりも、記憶した年数が大幅に多い。いや、多すぎる」
「じゃ、当たりだわ。コイツも、薬で小さくなったってことだよ」
なるほど…ラオよりも幼い少女、だけど、記憶は18年以上あった。もう一度、記憶を読み取り、薬に関して、詳細に読み取っていく。結果、彼女が薬を作り上げた張本人であり、自殺目的で飲んだ結果、幼児化したようであった。彼女が製造過程で書き上げた化学式をメモに書き、弘一おじさん、かっちゃん、バァバ、ジィジ、ニィニに、情報の呼び掛けを行った。これで解毒剤が出来るかな?
「ねぇね、見た目幼女だけど、子供ってつくれるの?」
少女に訊いてみた。
「物理的には無理よ…無理!入らないわよ…痛いって…裂けちゃう…よ~」
入らなかった。出来無いらしい。
「ねぇ、その子には出来て、私にはしないのは何でかな?」
美琴の全身に磁気嵐が発生している。何故か怒っているようだ。
「美琴は身内、身内とはダメなんだって」
「身内…血縁では無いわよ」
翌朝、全裸の美琴が上に載っていた。何故?
---江戸川コナン---
灰原が行方不明になったらしい。黒の組織に攫われたのか?蘭の様子もおかしい。何が闇で蠢いているんだ?
「ねぇ、コナン君…」
蘭の声で振り返ると、全裸の蘭が立っていた。
「私って魅力が無いかな?」
蘭に抱きかかえられた。マズい、子供姿の俺では、振りほどけない。
「乳首を舐めていいわよ。それともこっちに興味があるかな?」
えっ!股間に顔を埋められた。近すぎて、何も見えない…おいおい、俺の服を脱がし始めたぞ。何がしたいんだ?しっかりしろ!蘭!
「おい!蘭!何をしているんだ?そのガキ、窒息するぞ!」
おっちゃんの声…遠くへと遠ざかっていく。
意識が覚醒すると、俺は病院のベッドの上にいた。窒息状態でチアノーゼを起こしたらしい。危うく、蘭が殺人者になるところだったらしい。蘭は、俺の偽者を見てから、精神が蝕まれていたらしい。大丈夫か?
頭がぼんやりして、身体が重い。動けないか、これでは…灰原がいれば…アイツ、今どうしているんだ?
---毛利蘭---
新一に抱かれている。すっごく幸せである。
「もう、どこへも行かないでね」
「何をいっているんだ?蘭がどこにも行かなければいいんだよ」
「そうだね。新一の傍にずっといるよ。私の事は、好きにしていいから…」
新一の身体と愛を奏でていく。新一のエキスを零さずに、私がもらう。幸せである。夢だったら、覚めないで…
---宮藤真一---
工藤新一を演じる。精神を病んでしまった彼女の為に。まぁ、気持ちが良いのが報酬ってことで…
「魔法でどうにかならないの?」
美琴が怒っている。どうしてよ?
「肉体の損傷なら修復出来るけど、精神ダメージの回復は無理だよ。精々、記憶を弄ることくらいかな」
弄りすぎると、廃人になっちゃうけど…
あの少女の記憶では工藤新一は死んでいた。死ぬ場面の記憶は無かったけど、名前の後ろに死亡と書かれた何かのリストを見た記憶が残っていたのだ。
「その男の死亡は確定?」
真由美さんに訊かれた。
「死体が無いから、どうかな?幼児化して、生きながらえている可能性はあるよね」
幼児化して人物を見つけるのは難しい。指紋でチェックするのが手軽なのだが、幼児だと警察のデータベースに指紋の登録が無いので、チェックデータが無いのだった。なので、今は顔認証をしている。工藤新一の幼少期の顔写真を元に、監視カメラ映像から探しているのだ。