バディファイトJokerseeker   作:辻 逆月

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実は、ここだけの話。
本当なら、5話ぐらいかけてやりたかった話を2、3話に分けてやります。
だって…、無理っぽいから。


雨の中

6月7日 曇り

 

登校した後、探は春乃に先日逃げた件を弁明した。

春乃の方は、警備会社でも探と耕助の目的を把握したらしく、Eトリガーとの関わりは無いと分かってくれていた。

そして現在は昼休み、教室で耕助も含めた3人で昼食を摂り、近頃発生している誘拐事件について春乃から説明されていた。

 

探「連続誘拐事件か、俺もバディモンスターが居ないから危ないのか。」

 

耕助「僕も、アサシンラビットが帰省中だしね。春乃ちゃんはバディ居るんだっけ?」

 

春乃「うん、ヒーローワールドのフブキちゃん。今は家で遊んでると思うけど、いつでも来れるよ。」

 

耕助「じゃあ、今日は人気の多そうな場所を歩いて帰ろうか。警備会社では対策するの?」

 

春乃「今日は見回りを強化するんだ。だから放課後から飛び回るよ。」

 

探「なら、安心だな。…お、予鈴。」

 

授業5分前のチャイムが鳴り、ゆっくりと食べていた耕助が焦りだす。

そして、学校に付く時計を見たとき探は何か違和感のようなものを覚えた。

 

耕助「うわ!急がなきゃ。」

 

探「…桜木。今の話、何か変な感じがしないか?」

 

春乃「変な感じって?」

 

探「よく分からんのだが、違和感が……。」

 

耕助「そんなのより授業授業!先行くよ!」

 

その後は古文、化学の授業を受けながら違和感の正体を考えるも、探には分からない。

放課後になっても同じだった。

 

耕助「今日は仕事の依頼無いし、真っ直ぐ帰ろうよ。さっきの話もあるし。」

 

探「ああ…。」

 

氷華「失礼するよ。」

 

帰りの支度を終えた二人の所に氷華が歩いてくる。氷華は2年生なので、下級生である1年の教室に来るのは珍しいことだった。

 

耕助「先輩、どうしたんですか?」

 

氷華「いや、君達確かバディが近くに居なかったからね。伝えたい話があったんだ。」

 

探「誘拐事件のことなら、桜木に聞いた。」

 

氷華「ああ、そうだったのか。なら、要らない世話だったね。それじゃあ、例の件も考えておいてくれたまえ。」

 

探「だから俺は…。」

 

探が口を開く前に氷華は足早に行ってしまった。

 

耕助「…かえろか。明日までに考えて言おう?」

 

 

 

 

 

探「…なんだろうな、さっきから何か見落としてる気が。」

 

耕助「犯人が誰だー、とか?」

 

探「いや、そういうんじゃなくて被害者がバディ居ない人間って聞いたときに変な引っ掛かりが。」

 

耕助「?実は探にバディが居たとか?」

 

探「いや、それは無…」

 

い…と言おうとした次の瞬間、探は違和感の正体に気がついた。

 

探「…探偵!あいつもバディが居ない。」

 

耕助「あ、本当だ。けど、警備会社の見回りとかもあるし。」

 

探「耕助、俺ちょっと寄るところができた!」

 

耕助「ちょ、探!」

 

 

 

 

 

 

探は探偵事務所へ走る。

雨が降り出し、ずぶ濡れになっても走り続ける。

探偵事務所が見えてきたあたりでビルに入ろうとする氷華を見つけ、その近くに氷華を見つめる黒いフードの人間が目に入る。

 

探「おい、そこのフード!探偵に何か用か!」

 

黒フード「!?」

 

探「バディファイト、ロックオン!」

 

黒フードの腰にデッキケースを見つけた探はポケットから取り出したデッキケースを構える。

バディファイトシステムで相手を強制的にファイトに引き込み、その間に警察とバディポリスに電話をかけるつもりなのだ。

だが、スマホの画面には圏外の文字が表示されている。

 

黒フード「あーあ。まさか、狙ってた女の子が餌になって変な奴が釣れるとはねぇ。ついてない。」

 

探「あれ、なんでスマホの電波が!?」

 

黒フード「俺さ、コアデッキケースにジャミング機能つけてるのけど、スリルを楽しみたいんだ。俺が負けたら、ケースの破壊でジャミングが解除される。お前は警察に通報できる。けど」

 

黒フードはポケットから「Eトリガー」を取り出す。

 

探「何!?」

 

黒フード「お前が負けたら、行方不明になってもらうよぉ!フンバルティス!」

 

カードから出現した頭と尻尾に斧がついた赤いティラノサウルス型のモンスターフンバルティスの背中にEトリガーが刺される。

黒フードが引き金を引くと、フンバルティスの体は大きく変化する。

足の筋肉が異様に発達し体の表面の皮が割れ隙間が青く光る、体が全体的に緑に変色。背中から巨大な斧が飛び出す。

 

黒フード「兄弟竜フンバルティスにトリガー使用、記録開始!ルミナイズ!」

 

探「速攻でぶっ飛ばす!ルミナイズ、ディメンジョンブラスト!」

 

黒フード「バディファイト!」

 

探&黒フード『オープン・ザ・フラッグ!』

 

黒フード「デンジャーワールドぉ!」

 

???

デンジャーワールド

兄斧竜 アックスバルティス

ライフ10 手札6 ゲージ2

 

探「スタードラゴンワールド」

 

速水探

スタードラゴンワールド

超剰元竜 EXA・ディメンジョン

ライフ10 手札6 ゲージ2

 

探「くそ、俺が先行か…。ドロー、チャージ&ドロー。キャスト、ドラグアームズ・ファクトリーで手札のトリプルバスターを捨てて2ドロー。」

手札6→7→5→7 ゲージ2→3

 

探「そして、レフトに超星竜 ディメンジョン・Eをコール、ライトに超星護 ジャックナイフ“Re:B”をコール。登場時にデッキ上から3枚をドロップに置いてその中のモンスター好きな枚数をソウルに入れる。」

手札7→6 ゲージ3

 

超星竜 ディメンジョン・E

サイズ1 攻撃力4000 防御力1000 打撃力1

 

超星護 ジャックナイフ“Re:B”

サイズ2 攻撃力5000 防御力6000 打撃力3

「ソウルガード」

 

ドロップに置いたカード

竜装機 エルガーカノン

スターオルタネート

超星護 ジャックナイフ“Re:B”

 

探「俺はスターオルタネートをジャックナイフのソウルに入れて、ディメンジョンの能力で1ドロー。」

手札6→7 ゲージ3

 

探「ドロップから3枚ソウルに入れて、センターにバディコール!超剰元竜 EXA・ディメンジョン!」

手札7→6 ゲージ3→1

 

超剰元竜 EXA・ディメンジョン

サイズ3 攻撃力10000 防御力6000 打撃力2

『ソウルガード』

↓ソウル

竜装機 エルガーカノン

大竜装機 トリプルバスター

超星護 ジャックナイフ“Re:B”

 

サイズオーバー→超星竜 ディメンジョン・E ドロップ

 

 

ーーアタックフェイズ

 

探「ディメンジョンでファイターに攻撃!打撃力はドラグアームズの能力で上がって、更に能力でダメージ1!」

 

黒フード「うぐっ。」ライフ10→5

 

探「くそっ!ターン終了!」

 

 

黒フード「じゃあ、俺のターンだ。ドロー、チャージ&ドロー!キャスト!死中活路で2ドロー…!」

手札6→7→8 ゲージ2→3

 

黒フード「あっはっは!君、終わったよ。」

 

探「何だと?」

 

黒フード「手札2枚をソウルに入れて、ライトにバディコール!兄斧竜 アックスバルティス!」

手札8→5 ゲージ3→0

 

 

アックスバルティス「ババババールデース!!」

 

兄斧竜 アックスバルティス

サイズ2 攻撃力10000 防御力3000 打撃力3

「ソウルガード」「2回攻撃」「貫通」

 

 

探「何なんだよ…。Eトリガーって…!?」

 

 

 

 

数分後、探の目の前には0になった自分のライフが表示されていた。

更に、後ろから黒フードの仲間に羽交い締めにされ、逃げられない。

 

探「くそ、離せ!」

 

黒フード「ったく、もっと早く来いよ。」

 

黒フードの仲間「すまんすまん、それよりも早くずらかろう。ここに警察が向かってきてる。」

 

黒フード「了解。じゃあ、そういうことで、おねんねしてくれ!」

 

探「かハッ!?」

 

頭に蹴りを入れられ、意識が朦朧とする。

探は気を失った。

 

 

 

 

 

ーー数分後

 

耕助「探!どこだ!」

 

耕助が警察を連れて来たものの、付近に探の姿は無かった。

そして、「速水探」という人間が、戻ることは無かった。




いかがでしたか。
アックスバルティスは後でまた出てくるので、そこで能力がわかると思います。

感想、お待ちしています。

兄斧竜 アックスバルティス
サイズ2 攻撃力10000 防御力3000 打撃力3
■???
■???
「ソウルガード」「2回攻撃」「貫通」
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