鬼殺の詩人   作:八ッ葉

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駄目だ…もう一回原作を読み返さなきゃ…

今回も駄文でいやいやになりますよぉ

文才…ちょうだい…


対峙

 

 

――悪魔

 

 

それは我々人間とは根本的に違う存在である。

 

 

恐らく今現在我々が戦っている鬼などとは比べ物にならないほどの力を持っていると思われる。

 

 

そして世界は我々人間が生きている世界“人間界”と呼ばれる世界と悪魔が跋扈(ばっこ)している世界“魔界”と呼ばれる世界がある。

 

 

そして今から約2000年前、人間界は悪魔達の侵略によって壊滅的となった。

 

 

 

人々は悪魔の圧倒的すぎる力の前では無力でありこのままでは人間界が悪魔に乗っ取られてしまうと絶望していた。

 

しかしそんな時思いもよらないことが起きた。

 

 

一体の悪魔が悪魔達を裏切り人間に味方したのだ。

 

 

彼は“魔帝”と呼ばれる魔界の王の部下であると同時に魔帝に次ぐ実力を持っていた。

 

 

彼は自分の名前を冠する剣を振るい悪魔達を蹴散らしさらには魔帝をも退け魔界に封印した。

 

そして彼は人間達の世界を救った英雄として崇められ彼はその後姿を消した。

 

 

そして人々は彼をこう呼んだ。

 

 

 

 

 

伝説の魔剣士スパーダ(The Legendary Dark Knight Sparda)と。

 

 

 

 

「これが悪魔という存在。事実彼らのことは伝説でしか語られていないからはっきりしたことは分かっていないんだ」

 

 

 

 

輝哉の話に全員あまりにもスケールの大きい話に固唾を飲んで話を聞いていた。

 

 

 

「しかし…その話はおとぎ話なのでは?」

 

 

行冥がそう聞くと。

 

 

「私もそう思っていたけどそうも思えなくなってね、今我々が探している人物が現れたおかげで」

 

 

「まさか…彼は…」

 

錆兎があることを頭に思い浮かべた。

 

 

「そう恐らく刺青の男ブイは“悪魔”だと思う」

 

 

「そんな…嘘…ブイさんが…」

 

 

「どうした!甘露寺!」

 

 

顔を青くして驚愕の顔を浮かべている蜜璃を煉獄が心配していた。

 

 

「私…ブイさんと…二日前食事処で会ったんです…あんな優しい人が悪魔だなんて思えない…」

 

 

「甘露寺!その男に何かされたのか!?許せん!悪魔だろうが関係ない!殺してやる!」

 

 

「待って!伊黒さん!あの人はそんな人じゃない!あの人は…私のことを誉めてくれた…」

 

 

「蜜璃ちゃん…私もそう思う…あの人は形はどうあれ私を助けてくれた…私をまだ妹達と一緒にいさせてくれた…」

 

 

蜜璃の言葉にカナエはそれに同意しカナエも自分の想いを呟いた

 

 

「お館様ブイが悪魔だと確信付ける動機はなんでしょうか?」

 

 

「いい質問だよ義勇、彼は錆兎の話によると最終選別の時に巨大な鬼を倒したんだ、その際喋る青い鳥と刃物の形状になる黒い豹を従えていたそうだ」

 

 

そう言うと輝哉は持っている本の表紙を撫で言葉を続ける。

 

 

「青い鳥は今のところ分からないけど黒い豹に関しては魔帝が従えていた悪魔だとこの書物に書いてある」

 

 

「なんと!では奴はやはり悪魔!生かしてはおけん!」

 

 

「上等だぁその悪魔ごと刺青の男もぶっ殺してやる…」

 

 

「なら俺がド派手に爆破してやる!ド派手に塵にしてやる!」

 

 

煉獄と不死川と宇髄がブイを討伐しようと過激な事を言い出した。

 

 

「やめて!三人ともやめて!」

 

 

「やめてください!そんな事しないでください!」

 

 

「やめてくれ!俺の命の恩人なんだ!」

 

 

それに対してカナエと蜜璃と錆兎はやめるよう言いはなった。

 

 

その時輝哉は人差し指を唇に当て「しー」と息を吐いた。

 

 

そして六人はハッとして落ち着きを取り戻し輝夜に申し訳なさそうに謝罪をした。

 

 

「先程も言った通り彼は悪魔である可能性が非常に高い、しかし必ずしも悪とは限らない」

 

 

本の表紙に目を下ろして。

 

 

「彼もまたスパーダのような誇り高い魂を持っていると私は自信を持って言えるよ、現に錆兎やカナエを助けてくれて、蜜璃も優しい人と言っていたしね」

 

 

そして輝哉はあることを柱と継子達に言う。

 

 

「皆、可能な限り彼をブイを私のもとに連れてきて貰いたいんだ彼とは一度話してみたい」

 

 

「お館様!?危険です!その男がどうであれ悪魔であることには!「実弥、それはダメだよ」っ…!」

 

 

「彼のことを我々は知らなすぎる、彼は本当に悪なのか皆の目でも確かめて貰いたい」

 

 

一部の者は渋々だが「御意…」と承諾した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やめてくれ……」

 

 

月が満ちている夜、山の中の家にて二人の少年が鬼に拘束されていた。

 

 

「クックックッ…あぁ…久しぶりの子供の肉だぁお前を食ったらお前の弟も食ってやる…」

 

「ダメだ…!せめて俺だけにしてくれ…!」

 

 

「兄さん!お前ぇ!兄さんを離せ!」

 

 

その少年達は双子であり姿が中性的で腰まで髪を伸ばし、毛先が少し水色がかっている色をしており二人とも瓜二つなほど似ている顔立ちをしていた。

 

 

双子は眠ろうとしていた時に玄関の戸を叩かれたため戸を開けたら異形の存在が襲いかかり、そのまま二人は鬼に生えている触手に拘束された。

 

 

「せめて…“無一郎”だけは…お願いします…」

 

 

「兄さん! やめろ!やめてくれ!」

 

 

双子の弟“時透無一郎”は鬼に向かってやめろと声を荒げた。

 

 

「ッチ…うるさい!少し黙ってろ!」

 

 

「…っぐ!……ゥゥ…」

 

 

無一郎は頭を強く叩かれそのまま意識を失った。

 

 

「あぁ…そんな…無一郎…」

 

 

「安心しろ殺してはおらん!鮮度が少しでもいい状態で食いたいのでね!お前を踊り食いしたらすぐにそいつを食うがな!」

 

 

そして鬼は口を大きく開け双子の兄“時透有一郎”の頭部に食らいつくそうとしていた。

 

 

(あぁ…父さん…母さん…俺無一郎を守れなかったよ…本当に俺ってどうしようもないな…)

 

 

有一郎が絶望していた時。

 

 

シャキン

 

 

 

そんな音が聞こえたと同時に鬼の上顎から上が消えていた。

 

 

「……え?」

 

 

そして有一郎の拘束が解け床に体がついた。

 

 

「何が…起きたんだ」

 

 

『グルルルル…』

 

 

「…ッ!?」

 

 

有一郎の耳が獣のような唸り声をとらえそちらを見ると。

 

 

「……お前は…?」

 

 

シャドウが鬼を睨みつけていた。

 

 

「なんだぁ!糞が!食事の邪魔をしやがって!ぶっ殺すぞ!」

 

 

鬼が頭部の再生を終えこちらも豹を睨みつけていた。

 

 

そして鬼は奇声をあげながらシャドウに飛びついたがシャドウはなんなく交わしそのまま外に出ていった。

 

 

「逃がすか!」

 

 

鬼はそのままシャドウを追いかけるように外に出ていった。

 

 

「…っは!無一郎!おい!」

 

 

有一郎は弟に近づき様子を確かめた。

 

 

(よかった…息はしてる…あぁ無一郎…生きてて良かった…!)

 

 

有一郎は大切な家族がまだ生きていることに安堵し涙を流した。

 

 

「そういえば!あいつは!?」

 

 

先程鬼を睨み付けていた豹のことを思い出した。

 

 

有一郎は助けてくれたのがあの豹だと確信付けて外を覗き見た。

 

 

 

『グルァァァァ!!ガルルルル!!』

 

 

「この猫が!」

 

 

鬼は背中に生えている触手をシャドウに伸ばしていたがシャドウも同じように背中に生えた触手をトゲのような形状にして応戦していた。

 

 

そして鬼の触手が使い物にならなくなったときシャドウが影のように地面に溶け込み触手を出しながら鬼に疾走していった。

 

 

 

「ぐ…!うぉぉぉ…!」

 

 

鬼はそのまま腕や脚に深い切り傷をつけられたが。

 

 

「効くと思ってんのか!こんなものがよぉ!」

 

 

鬼は腕と脚を再生しさらには先程の触手も再生していた。

 

 

「この糞猫が!お前より俺の方が強いんだよ!」

 

 

そして鬼はシャドウに向けて触手を伸ばしていった。

 

 

「ヤバい!やられる!」

 

 

有一郎がシャドウが殺されると思い、焦った表情をして身を乗り出した。

 

 

すると。

 

 

『バーベキューだー!!』

 

 

そんな声が聞こえたと同時に鬼の体に赤い閃光が走った。

 

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

鬼は断末魔を挙げており、閃光が止むと鬼の体は黒く焼け焦げていた。

 

 

「ぐ…うぅ!…なにが!」

 

 

『よーし!一丁上がりー!鬼の丸焼きってなぁ!』

 

 

上から声が聞こえ有一郎は上を見上げると口をあんぐり開けていた。

 

 

「と…鳥が…喋ってる…」

 

 

『ん?なんか前もあったなこんなの、まあいいや』

 

 

グリフォンはいつかの宍色の髪をした子供を思い出していたがそれを一蹴した。

 

 

『んな事より坊主さっさと離れてな、あいつまだやるぞ』

 

 

「っな!まだ死んでないのか!あいつは!」

 

 

有一郎が鬼の方を向くと体を再生しながら此方を睨み付けていた。

 

 

「糞が!鳥といい猫といい邪魔をしおって!」

 

 

『ほれもう一丁!』

 

 

グリフォンがそう言うと先程の赤い閃光を放っていた。

 

閃光の正体は赤い稲妻であり鬼の体をまたもや直撃した。

 

 

 

「あががががががが!!」

 

 

断末魔の声を挙げて倒れ込むと鬼の体が青白く輝いた。

 

 

「なんだ…?」

 

 

有一郎がなぜ鬼の体が青白くなっているのか疑問を浮かべていると。

 

 

「ヤバい!…このままでは!何か知らんがヤバい!」

 

鬼は本能的にヤバいと悟りグリフォンとシャドウに背を向け逃げようとしたが。

 

 

グサ!

「…っぐお!」

 

 

突然先の尖った杖が鬼の体を貫いたと同時に。

 

 

「これで幕引きだ」

 

 

刺青がびっしり入っている細身の男が突如出現し鬼に突き刺さっている杖を引き抜いた。

 

 

「ぐおぉ…」

 

 

そして鬼はそのまま灰となっていった。

 

 

「……何が…」

 

 

有一郎はあんな再生する化け物を倒したことに驚いていた。

 

 

『んーしかしこんだけやっても尻尾がつかめねぇとはな』

 

 

「よほど慎重かよほど臆病なのだろう鬼の初祖は」

 

 

『それにしたって十二鬼月だっけか?それすら出てこねぇじゃねぇか』

 

 

「あ…あの〜」

 

 

有一郎は自分を余所に話していた一人と一羽に声をかけた。

 

 

「なんだ?」

 

 

「いや…なんだって…俺が聞きたいんだけど…あんたらは一体…」

 

 

「俺らは…」

 

 

そんな時。

 

 

「へぇー君が最近鬼を殺し回ってる男かーすごい刺青だね!」

 

 

突如男の声が聞こえそちらを向くと。

 

 

「お前は…?」

 

感情のない笑みを浮かべた男が立っていた。

 

 

「自己紹介しようか 俺の名は“童磨”十二鬼月の上弦の弐だ」

 

 

「あ…あぁ…」

 

 

有一郎は先程の化け物以上の恐怖を肌で感じ取り失神してしまった。

 

 

「お前が…」

 

 

 

Vは相手が鬼舞辻の直属の鬼だというのを感じた。

 

 

「ん?」

 

 

それと同時に童磨の方からありえない気配を感じ取った。

 

 

「ねえねえ君の名は何て言うんだい?名無しくんじゃあまりにも可哀想だから教え「それよりもだ」…ん?」

 

 

童磨は話を遮られ首を傾げていたがVは杖を童磨に向け。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前からなぜ悪魔の気配がする?」

 

 

 

Vはそう言うと童磨は涙を流していた。

 

 

「あぁ…可哀想に…そんなものを信じているんだね…そんなものは存在しないのに…」

 

 

童磨は目を閉じ頭を右手で覆い可哀想と何度も呟いていた。

 

 

(悪魔を知らないのか?ではこの気配は…一体)

 

 

Vは童磨の発言を聞き訳がわからず思案していた。

 

 

「これは…救わなくちゃね…大丈夫!俺は新興宗教の教祖だから!悪魔なんて考えなくていいよ!俺が救ってあげるから!」

 

 

童磨はそう言って黄金色の扇を取り出して戦闘態勢に入った。

 

 

 

すると。

 

 

 

 

ベベン

 

 

 

琵琶の音が聞こえた瞬間、童磨の足元に障子が現れた。

 

 

 

「…え?」

 

 

童磨は呆けた表情を晒しもう一度琵琶の音が響くと障子が開きそこに童磨は落ちていった。

 

 

そしてもう一度琵琶の音が響くと障子が閉じ消えていった。

 

 

『な、なんだぁ?逃げたのか?』

 

 

グリフォンは童磨が消えた場所を見て呟いた。

 

 

「ふむ…なぜかは知らんが奴自信が逃げたのではなく他の奴に強制的に連れていかれたのか」

 

 

Vは先程の童磨のやり取りで奴は逃げると考えていなかったため強制的に転移させられたと結論付けた。

 

 

 

「…さて」

 

 

Vは有一郎の方に向かった。

 

 

『あーあー失神してやがる、とりあえず家に置いておくか』

 

 

「そうだな」

 

 

Vは有一郎を抱え家に入り無一郎の横に寝かせた。

 

 

「双子か…」

 

 

『お?Vちゃんノスタルジック感じちゃった?』

 

 

「かもな……行くぞ」

 

 

『え!?おいおい予想外だぜ!…って待てよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

 

 

そこは異常な場所だった。

 

 

襖や障子が四方八方にあり様々な部屋が設置されているがそれが縦に続いており下を見ると底無しで今にも吸い込まれそうなほどだった。

 

 

そして先程Vと対峙していた童磨がいた

 

 

「なんでここに呼ばれたんだろうねぇ琵琶の君なにか知ってる?」

 

童磨がある鬼に尋ねた、そこには黒い髪を伸ばし顔は口元しか見えない女の鬼がいた、琵琶を抱えていていつでもならせる状態でいる鬼”鳴女“がいた

 

 

「私はあの方の命令であなたをここに呼んだだけです」

 

 

鳴女がそう言うと。

 

 

「随分勝手な事をしてくれたな童磨よ」

 

 

低い声で童磨を威圧的な声で攻めている鬼がいる。

 

 

顔立ちは整っておりスーツを着てネクタイをきっちりしめ、白いハットを被っていた。

 

 

この男こそが鬼の初祖“鬼舞辻無惨”である

 

 

「私がいつお前にあの男と接触しろといった」

 

「申し訳ございませぬ!少しばかり興味があったので!このお詫びはどういたしましょう!」

 

 

童磨はそう言うが決して笑みを崩していなかった。

 

 

「ッチ…まあよい…貴様の詫びなどたかが知れている…失せろ今はその顔を見せるな」

 

 

無惨がそう言うとまた琵琶の音が響いた瞬間足元に障子が現れそこに落ちていった。

 

 

 

(ふーん…無惨様が一人の人間に対してそこまでするとはね…ますます気になってきたな…)

 

 

童磨は落ちている間Vの顔を思い浮かべ不適な笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「奴は…いや…ありえない」

 

 

鬼舞辻は部屋の一室で椅子に座って足を組みブツブツと独り言を発していた。

 

 

「悪魔なぞ…いないはずだ…」

 

 

童磨と対峙していた男Vのただよらぬ気配を童磨を通じて感じていた。

 

 

かつて自身を鬼にした医者と一緒にいた男と同じ気配を感じていたからだ。

 

 

「私が…震えているだと…!」

 

 

自分の手が震えていたことに気付くと額に青筋を浮かべて拳を握りしめた。

 

 

「許せん!!許せん」

 

 

鬼舞辻はそのまましばらく怒りに震えていた。

 

 

 

 

 




おおう…鬼サイドが雑になった…鬼殺隊サイドもだけど



次回も不定期です
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