IS~駆け抜ける嵐   作:BD3

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※この作品の織斑君は魔改造しません


9話

そのラジオを聞いた二人はとても驚いた。だが一番驚いたのはコウスケであった。

 

「・・・当たってしまったな」

 

「言った矢先に当たるって...父さんもしかして未来見てたのか?」

 

コウスケは違うと言うが、そのあとに社長からの呼び出しがあった。二人はすぐさま向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「来たね...二人は知ってるだろうが、今日の藍越学園にて織斑一夏という男がISを起動させたのを知っているね?」

 

「えぇ...正直驚きましたよ、男がIS起動...俺もあり得ないと思いましたよ」

 

「コウスケ・・・私はね。これには裏があるんじゃないかと思うのだよ」

 

「裏...ですか?」

 

「そうだ・・・私の予想では失踪した篠ノ之束が糸を引いているのではないかと予想している」

 

「予想ですか?」

 

「だかこれは、あくまで私の予想だからね。鵜呑みにしてはいけないよ」

 

(社長の予想は大体当たるからなぁ...鵜呑みするなって言われても)

 

「じゃあ本題に入ろうか。君達にしてほしい事をこれから言う。現在織斑一夏の身柄はこのAE社に到着予定である。しばらく彼の面倒を見てほしいのだ」

 

「そ、それだけですか?」

 

「いや、もっと簡単に言えば織斑一夏を鍛えあげてほしいのだ」

 

「鍛えあげる?」

 

「そうだね、彼はISを起動させたのだから入学する場所が変わる。その場所が「IS学園」と呼ばれる学園...」

 

「IS学園といえば女子ばかりの学園じゃないですか!!あんな所に彼を放り込んだら大変な目にあうんじゃ...」

 

「コウスケ落ち着きたまえ。だから彼を鍛え上げてほしいと言ってるのだよ...。もっとも彼がしなければならないことは、ISの知識、ISの操縦等だね。ISの知識についてはコウスケに任せる。ISの操縦等についてはコウに任せようと思うのだか...やってくれるかね?」

 

「分かりました。知識は任せて下さい」

 

「分かりました。操縦は懇切丁寧に教えます!」

 

「・・・二人には感謝しきれないね」

 

トレーズはそう言い時間を見た。もうすぐ一夏の身柄がこちらに着く時間が近づいていたのだ。

 

「さて...そろそろ出迎えの準備をしようか。彼の顔を見なければならないしね」

 

三人は部屋を出て、出迎えの準備しようとする。だがトレーズは「織斑」という名前に嫌な予感を感じさせたのだ。それに気づくのは会ってからの事である。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

織斑一夏は驚きと困惑の狭間にいた。

 

本来なら藍越学園で入学試験を受けようとしたが、間違ってIS学園の試験会場に入ってしまったのだ。そこにあったのは受験者用ISであった。そして好奇心でISを触れ、偶然にも起動させてしまったのだ。

本来なら一夏の身柄は政府によって保護をするが、AE社が一夏の身柄の保護を申し入れたのだ。

当然、政府は拒否するがAE社は政府に対して、「ある」情報で脅したのだ。

その「ある」情報とは政府の信頼を大きく揺るがすものであり、最悪失脚するほどのものであったため、それを恐れた政府は仕方無く、一夏の身柄をAE社に預けたのだ。

 

当然、一夏はその事は知らないのであった。一夏は何処に連れていかれるのかを、その場にいた人間に聞いた。

 

「あ、あのぉ...俺は一体何処に連れていかれるんですか...?」

 

「少なくとも研究施設ではないから安心しろ。行先はAE社だ」

 

「AE社...ですか?」

 

「そうだな。スプーンから兵器まで作っている会社だからな。そこの社長はエレガントで優秀で更に有名人ときた」

 

勿論、一夏はその事は知っていたのだ。AE社は日本の企業の中でトップクラスであり、憧れの場所であった。一夏もその一人であり、藍越学園を卒業すれば、そこに就職するつもりであった。

 

「到着だ。後ろ開けるから待ってろ」

 

男は言い、車の後ろのドアを開けた。開いた先にあったのは、AE社の格納庫の中であり、そこに待っていたのは、三人の男とその後ろに全身装甲のISが鎮座されていた。

 

「ようこそ、AE社へ。君な事を待っていたよ」

 

「エ、エレガント...」

 

心の声が出てしまった一夏は思わず口を手で塞ぎこんだ。

 

「フフッ...構わないよ。よく初対面の人間に言われているからね。自己紹介が遅れたね...私はトレーズ・クシュリーダだ。後ろにいる二人は...」

 

「コウスケ・ウラキだ。よろしく頼むよ織斑一夏君」

 

「コウ・ウラキです。よろしくな一夏君」

 

「もしかして親子で仕事をしてるんですか?」

 

「あぁそうだね。俺は開発エンジニアとしてやってる。コウはガンダムのパイロットとしてやってるな」

 

「ガンダム...?ISじゃなくてですか?」

 

「ISは女性しか乗れないだろ?だからガンダムというモノを作ったのさ。あれがそうだ」

 

コウスケは後ろにあるガンダム達を指で指した。

 

「あれは、男女関係なく乗れるやつでな...ハッキリいえば今の世界に風穴を開ける代物だよ。だがあれは、力が強すぎてリミッターが掛かっていて危険でもあるんだな」

 

「コウスケさん...まるでもう一人の束さんですね...」

 

トレーズは一夏が言った「束さん」という名前に疑問を持った。

 

「束さん...もしかして篠ノ之束氏の事かな?彼女とはどうゆう関係かな?」

 

「そうですけど...どうゆう関係て言われてもなぁ...まぁ、簡単に言えば姉の幼なじみの関係ですかね?」

 

「姉の名前は?」

 

「織斑千冬ですけど...?どうかしたんですか?」

 

(やはり...そうか...これで合点がいった...)

 

「すまないね...こんなつまらない事を聞いて。さて、話を変えようか。いきなりですまないが君にはたくさんやってもらわないことがあるんだ」

 

「やってもらいたい事?」

 

「ISの勉強そして操縦などしてもらうよ。これは重要だからね、しっかりやってもらわないと入学先で苦労する羽目になるからね」

 

「勉強...操縦...」

 

「勉強はコウスケが優しく教えてくれるから安心したまえ。操縦はコウが懇切丁寧に教えてくれるからこれも安心したまえ」

 

「それってもしかして...今からですか?」

 

トレーズは首を横に振った。

 

「今日は色々あっただろうから、休んでくれたまえ。勉強と操縦は明日から始めたいと思う。心して掛かってくれたまえよ?」

 

「は...はい」

 

「今から施設の案内はコウがするから、着いていってくれるかな?」

 

「分かりました」

 

「それでは私は仕事が残っているので先に戻るよ。コウ後は頼んだよ」

 

コウは頷き、トレーズは社長室に帰った。

 

 

 

 

 

トレーズは「織斑」という名前でやっと思い出したのだ。

過去に汚職した人間の中には権力者がいたのだ。その人間は「ある計画」に関わった人物であり幹部だったのだ。

その計画の名は・・・

 

 

 

織斑計画(プロジェクト・モザイカ)

 

俗物どもが考えた計画である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




遅れてすみません

次回は弟絶対ぶっころマンが出ます(修正版)
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