IS~駆け抜ける嵐   作:BD3

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一夏君ガンダム搭乗&VSコウ





11話 前編

 

今日は2人によるIS講座が始まった。先にIS知識を一夏に叩き込むこと。その次に操縦を教え、慣れたら実戦させるつもりであった。

 

だが、2人はあることに驚いた。それは、ISの知識・操縦の飲み込みの早さである。その早さは水をスポンジにつける様な驚異的なものであり、たった3日での事であったのだ。これも、織斑計画の一つの要因なのかもしれない。

 

4日後には、コウによる実戦シュミレーションが始まった。コウは試作1号機、一夏は試作2号機である。

 

実は、2号機に乗るのはコウであったが、一夏が2号機でやりたいと懇願したため、一夏が2号機を選んだのだ。

 

2号機の特徴としては、核の使用を想定した機体であり、全ての装甲に耐熱・耐衝撃処理が施されている。

 

バックパックの代わりに両肩には「フレキシブル・スラスター・バインダー」(FTB)と呼ばれるものであり、2号機の最大の特徴である。

機動性を確保するために特化されたもう1対の「腕」とも言える装備であり、行動が制限されることもなく機体を稼働させる事が出来るのである。

 

ちなみに2号機の武装は

 

 

 

バルカン砲

 

 

ビームサーベル×2

 

 

サイサリス専用ビームバズーカ

 

 

MLRS(多連装ロケットシステム)

 

 

携帯ビームライフル

 

 

ラジエーターシールド

 

 

武装に関してはまぁまぁではあるが、威力の高いビームバズーカとMLRSは封印しており、リミッター解除時は使用出来るようにしているのだ。

なので低火力のビームライフルを持たせて、ある程度射撃戦が出来るようにしているが、遠距離だとビームが届かないのであまり意味が無い。

残る武装はバルカンとビームサーベル×2となる。バルカンは牽制として使えるがこれも上記と同じである。

これだけの武装となると、2号機は格闘戦しか残らないのだが、2号機は格闘がメインであり、1号機より優先されているのだ。

 

ラジエーターシールドに関しては冷却装置は付いているが、破壊されても行動に制限がかからない様にしている他、シールドを外せば2号機の機動性は更に上がり、その巨体とは思えないほどの機動力で相手の懐に飛び込めるのである。もちろん相手の攻撃を防ぐのにも使えたりする。

 

格闘しか無いこの機体を選んだ一夏は思った。

 

(千冬姉も確か接近戦得意じゃなかったけなぁ...あんまり昔の事なんか覚えてないからなぁ俺...)

 

そう心の中で呟きながらも、コウとの実戦の準備にはいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『両者準備完了。開始しますか?』

 

『あぁ、開始させてくれ』

 

その声で実戦開始のブザーが鳴り響いた。

 

先に動いたのはコウの1号機である。1号機はビームライフルを撃ち2号機のシールドエネルギーを減らした。

 

「ちょ、直撃!?・・・ってうわ!?」

 

「遅い!!」

 

コウは容赦なくビームサーベルで斬りつけ2号機のシールドエネルギーがガリガリ削られていく。

 

「ちょっと待って下さいよ!?容赦無くないですか!?」

 

「実戦に容赦なんか必要ない!!体で覚えるんだ!!」

 

そんな無茶苦茶な事を出来る訳がないと一夏が言う前にコウが2号機をおもいっきり蹴飛ばした。まだ2号機のシールドエネルギーは3桁ではあるがもうすぐ2桁になりかけているのだ。

 

一夏はバルカンを撃ちながら後退し、ビームライフルを構えた。

 

(2号機は格闘がメインとはいえ、使用する武装が限られているからキツい・・・!)

 

ビームライフルを撃ち、1号機のシールドエネルギーを減らそうとするが、余裕で避けられ逆にカウンタースナイプを食らった。残りシールドエネルギーは2桁に突入しているがそれでも一夏は諦めなかった。

 

「俺は...俺は諦めない!!」

 

「その意気だ!来い一夏!!」

 

2号機はラジエーターシールドを構えながら真正面に突入した。

1号機はビームライフルで迎撃するが2号機ラジエーターシールドに当たってしまいタックルをモロに受けコウの意識が飛びかけたが、ギリギリ耐えビームサーベルを展開し構えた。

対する2号機はラジエーターシールドを地面にパージ、機動力を上げ、ビームサーベルを最大出力で出し回転するように投げたのだ。

このやり方はガトーがコウにやって見せたもので、ビームサーベルはデコイみたいなものであり、同時に相手の背後に回りこむ技である。

だかこの技は、距離がとても離れていないと相手を欺く事が出来ないものだが一夏は違った。

地面にパージしたラジエーターシールドを1号機に向けておもいっきり投げたのだ。

 

(サーベルを投げ、同時にシールドを投げてどうするつもりだ?)

 

2号機が投げた回転ビームサーベルを避け、ラジエーターシールドも避けたがその先に2号機の姿は無かった。

 

「いない?...まさか!?」

 

横を見ると2号機がビームサーベルを展開し、1号機に迫ってきたのだ。

 

「うおおおおおおおおっ!!」

 

「でぇやあああああああっ!!」

 

2号機がビームサーベルを振りかざすがライフルからビームジュッテを展開させ防いだが、2号機のパワーが勝りライフルが落とされた。1号機はビームサーベルを腰に構え、素早い動きで迫って来る2号機を待ち構えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして2号機がサーベルを振りかざて1号機を斬り、同時に1号機は腰に構えたサーベルを鞘から抜く様に2号機を斬ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




後編にて勝敗を書きます


もう誰が勝ったかはお分かりかな?

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