((視線が痛い...))
その心の声は偶然にも一致した二人である。
今、二人がいる場所は「IS学園」で回りには女子ばかりであり、男二人がここにいるのは違和感でなく、場違いというしかない。
視線としては興味津々の者も居れば、敵対心剥き出しの者もいる。
一夏は堪らず横を向くと、見覚えのある顔がいたのだ。だかその人物は目があった瞬間に窓の方にそっぽ向いたのだ。
コウは周りの視線が嫌になり、眉間にシワをよせ腕を組んだまま寝てしまったのだ。
コウが寝て2分後に、教室の扉が開いた。入ってきたのは、山田真耶である。
なにやらテンパっているようだがコウは全く気にせず寝ていた。
だが前の方から「パシンッ!」という強烈な音がコウの耳に響き目を覚ました。
「なにするんだよ千冬姉!?」
千冬姉と呼ばれた女性は一夏をひっぱたいていたのだ。
「千冬姉ではない。織斑先生と呼べ!」
パシンッ!!
「痛てぇ!二度もぶった!こんなことされたことないのに!」
どこぞの天パのニュータイプとは違い、頬ではなく頭なので強烈に痛いのだ。頬も痛いけど
「貴様の自己紹介がいけないんだもっと真面目にやれ!」
「は、はい...」
なにも言えなかった一夏であった。だが次の瞬間、教室が震えたのだ。何故なら、クラスにいる女子達が大きな歓喜の声をあげたからだ。
やれ北九州まで来たとか、やれ姉になって欲しいだとか、やれ付け上がらないように罵って欲しいだとか、普通では信じられないような事が起きていたのだ。
これも「ブリュンヒルデ」という名のお陰でもあるのだ。
本人はその名を嫌っているが
そんな歓喜の声を折り目に千冬はコウを見ていたのだ。
(あれがコウ・ウラキ...第二のIS起動者...)
一夏がISを起動すると日本中の男性に対して、ISの起動できるかの実施を行った。
勿論、誰も起動することが出来なかったが、コウが起動させたのである。ただしガンダムで
これには裏があるのだ。簡単に言えば一夏と同じようにしたのである。※9話参照
表向きは第二のIS起動者であるが、裏向きにはISの実戦データと経験を積んで貰う為である。
この事をIS学園で知っているのはのは学園長&経営者と一夏だけである。
休憩時間に入り一夏はため息をつき疲れきった表情でコウの方に向こうとするが、ある人物が一夏に寄ってきた。
「久しぶりだな、一夏」
「えっと...箒だよな?」
「あぁ、少し話をしないか?ここではちょっとな...」
箒が周りの視線に気にしながらそう言ったのでコウは気になり一夏の耳元に囁いた。
(もしかして彼女かい?)
「えぇ!?違いますよ!?」
「?」
動揺した一夏は箒を連れて逃げるようにどこかに行ってしまった。
「別に冗談で言ったつもりなんだかなぁ」
教室に男性一人残され周囲の視線が強くなりコウは頭の中でガンダムのシュミレーション戦をしていたのだった。
しかしそれを見ていた金髪の縦ロール頭は気に食わないといわんばかりの目をしていたのは誰も気がつかなかった。
この作品を読んでいる読者方は気づいているだろうと思っていますが実は書き方を少し変えてみました。
あれだけ空白だと変な感じなんでよすね...
ちなみに彼女のロール頭を汚すと怒りの鉄拳が飛び出ます