IS~駆け抜ける嵐   作:BD3

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セシリア対決前の話
一部修正


13話

「ちょっとよろしくて?」

 

「へ?」

 

授業が終わり次の準備に取りかかろうとするが、後ろから声を掛けられた。振り向けば、金髪の縦ロール髪の美少女が立っていたのだ。敵対心剥き出しではあるが

 

「まぁ!なんですの、その返事?わたくしに声を掛けられるだけ光栄なのですから、それ相応の態度があるんじゃなくて?それと貴方何故返事をしなかったのかしら?」

 

返事をしたのは一夏であり、コウはしてないのだ。

その答えがすぐ帰って来ず苛立ちが増したセシリアはコウの前に立った。

 

「貴方聞いてますの!?」

 

「悪いが“今“は忙しい」

 

「“今“は忙しい?可笑しな事は言わないでくださいまし!“今“なにもしてないじゃないですか!」

 

セシリアの言う通りでありコウはなにもしていないのだ。ただ腕を組んで考えている様な仕草ではあるが

 

一夏を除けばこの仕草は誰だって分からないものである。簡単に言えばガンダムのシュミレーション戦である。1号機のシュミレーション戦は終わり3号機のシュミレーション戦を頭の中で繰り広げているのだ。

ちなみに3号機が完成するのは夏らしい

 

「それで?えっと名前は確か...セシリア・チョロコットだったけな?」

 

一夏はそう言いセシリアの血管が切れた音が聞こえたが、コウは腹から出る笑いを押さえながら言った。

 

「ち、違う...な、名前はセシリア・オルコットさんだよ...一夏名前間違えたらし、失礼だぞ...」

 

セシリアは二人がふざけているのをを敢えて無視し、高らかに言った。

 

「そうですわ!私はセシリア・オルコット!イギリス代表候補生ですわ!」

 

一夏はセシリアの顔に詰め寄り疑問を投げた。

 

「代表候補生....って何だ?」

 

一夏がそう言い、周りの人間はずっこけ、セシリアの動きが固まった。

一夏にはISの知識だけ覚えさせており、代表候補生等は覚えさていないのだ。

 

「分かりやすく言えば“エリート“ってことだな」

 

「そう!私はエリートなのですわ!」

 

「そのエリート様が俺に何の用で?」

 

一夏の皮肉むいた声はセシリアの上機嫌でかき消された。

 

「最初にISを起動させた貴方にISというものをこの私が教えて差し上げねばならないと思いましてね?ただし、地面に這いつくばって泣きながら教えて下さいと言えば話は別ですわ」

 

一夏はその傲慢な物言いに腹を立てたが、丁度いいぐらいに始業のチャイムがなった。

その時、自分の席に戻るセシリアが二人を見て嘲笑っていたのだった。

 

一夏は我慢ならず立ち上がるがコウにより宥められたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、授業を始める前に再来週行われるクラス対抗戦の代表を決めなければならない」

 

ちなみにクラス代表になった時は、クラス対抗戦の他に

生徒会の会議・委員会への出席など様々なものが含まれる。

 

「自薦他薦は問わないが...誰かいないか?」

 

“自薦他薦“と言う言葉にクラスがざわめきが広がった。つまり・・・

 

「はい!私は織斑君を推薦します!」

 

「私も織斑君で!」

 

「私も~」

 

殆どが一夏ばかりであるがコウにも推薦が来たが一夏の方が多かった。

恐らく理由は“珍しい“という理由なのかも知れない。だがそれに対して苛立ちを隠せないエリートが机を叩き声を上げた。

 

「納得が行きませんわ!そのような選出は認められません!男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!このセシリアオルコットに、1年間そのような屈辱を味わえと言うのですか!?」

 

セシリアの言葉は段々ヒートアップしていく。

 

「大体!文化も何もかも後進的な国で暮らさなくてはいけない事が、私にとって耐え難い苦痛で・・・!」

 

「・・・・そんなに言うなら日本を出たらどうだ?」

 

セシリアの聴くに耐え難い国辱を聞いたコウは、立ち上がりセシリアの方に向いた。

 

「何の為にここに来てるんだか知らないが、あまり調子に乗るなよ小娘が...」

 

「なんですの、その口の聞き方は!私はエリートなのだから自分の立場を弁えたらどうです!」

 

コウはこの発言に対してため息が出てしまった。

何故なら今、立場的に悪いのはセシリアで、日本という国を侮辱したことによりクラス全体の空気がとても悪い他、この発言によりイギリスの質が落ちるのは間違いない。

 

本来なら、一夏がキレる場面であるが、コウがそれを制止。自分に任せろと言ったのである。もし一夏が立ち上がれば、セシリアの国を侮辱するかもしれない予感があったのだ。

 

「後進的...それは教卓の前にいる先生にも同じことが言えるのか?」

 

教卓の前...つまり眉間にシワを寄せた千冬の事を指しているのだ。

セシリアは小さい悲鳴を上げ、自身の過ちを悟ったのだ。

だがしかし、彼女のつまらないプライドがそれを許さなかった。

 

「けっ、決闘ですわ!!」

 

彼女からの決闘が申し込まれたが、コウにとっては都合がよかったのだ。

 

「決闘...いいだろう受けて立つ。一夏もやるぞ」

 

「俺もですか!?」

 

「真っ先に立ち上がろうとしたのは一夏だけだ。お前も決闘を申し込まれたら受けるだろ?先生、どうですか?」

 

「いいだろう。では、対決は次の月曜、第三アリーナで行う。織斑、ウラキ、オルコットはそれぞれの準備をしておくように」

 

決闘の場所は第三アリーナそこでクラス代表が決まるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全ての授業が終わり、教室には女子は居ないが男子2名がいた。

 

「織斑君、ウラキ君、いたんですね!よかったぁ...実は二人に渡しておきたい物があったんです!」

 

渡しておきたい物・・・それは数字の書かれた鍵であった。

一夏は1025室、コウは0083室であった。

 

「先生?どうゆうことです?」

 

「えっと、それはですね...IS学園は寮制度なんです」

 

2人は山田が言うことに顔を青ざめた。つまり、2人は女子達の生活に放り込まれる事になるのだ。

 

だが、それに関してはIS学園というものなので仕方無い。

 

山田と教室で別れたあと、重い足で寮に向かっていった2人であった。この時に2人は別々の寮なのでここで別れることになったのだ。

 

コウは0083室の扉の前に着いた。コウの願いとしては誰も居ないということを祈るばかりであった。しかしそれはむなしくも壊される事になった。

 

 

扉を開けると....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お帰りなさぁい❤️ご飯にする?お風呂にする?それとも...ワ・タ・シ?」

 

 

 

コウは全力で扉を閉めすぐさま110番(織斑先生召還)をした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




早朝テンションは書き辛ぇ...


最後に出た彼女は誰だ?(すっとぼけ
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